僕は中学生の頃から、
お金持ちになるのが夢だった。
港区のタワーマンションに住む。
そして隣には可愛い恋人。
そのためには多少のリスクがあっても起業して社長になる・・・
しかし、この話を他人にすると大抵怪訝そうな目で見られてきた。
地元ではこんな夢持っている人間一人も会ったことないし、
大学に来て起業を志す仲間に出会ってちらほら似た者に会ったぐらいだ。
どうやら世の中には大成功を目指している人間はあまり多くないようだ。
そして大抵の人はもっと現実的な成功を夢見ている。
それはいわゆる一生安定。
「良い大学に入って、良い会社に入ってちゃんと一生安定した生活ができる。それで十分じゃないか?」
「せっかく大企業に入ったのに自分からそのレールを降りるなんて馬鹿げてる」
起業して、ランボルギーニ買うと言うと、
大抵の人にはこう言われる。
ということで、最近はもう自分の夢を周りに言わないことにした。
どうせ理解してもらえないから。
そして逆に僕は、
大企業サラリーマンとして一生安定するという夢が理解できない。
一度しかない人生、どうせなら普通には終わりたくない。
身を削ってでも、リスクを取ってでも大成功を収める方が幸せだと思っている。
もちろん幸せの形は人それぞれ違って当たりまえ。
自分の幸せの形を他人に押し付けるつもりもないし、
逆に自分の夢にとやかく言われる筋合いもない。
しかし、もうちょっと大きな夢を持っても良いのではないか?
というのが個人的な考え。
どうしてみんな小学生、中学生、高校生と歳をとるにつれて、
どんどん夢が小さくなっていくのだろう?と、
「いつまで夢見てるんだ?」とよく言われる25歳の独り言。