ぴろのウイスキーブログ

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言うことを聞かない部下に疲れたとある課長の話

とある自動車メーカーで課長をしております佐藤と申します。

実は最近悩みがあり、今回このブログの場を借り書かせていただきます。

その悩みというのが、3年前に配属されてきた部下が言うことを聞かず、正直手を焼いております。今日も遅刻を注意したら逆ギレされてしまい、もうどう指導したら良いか分かりません。

ということで、今日は部下の問題行動について皆さんにお伝えできればと思います。

 

部下が6時間40分の遅刻をしてきた。注意したら逆ギレされて、就業規則を盾に反論された。

 

年に一度レベルの台風が上陸!通勤電車の架線が切れて部下が通勤困難に

これは今日あった出来事です。

今日、都内では年に一度レベルの猛烈な台風が上陸し、朝の通勤網は壊滅的でした。そんな中、とある電車の架線が切れてしまい復旧にかなりの時間がかかるというニュースが入ってきました。問題の部下はその電車で通勤しており、朝に電話で私に「復旧次第出社します!」と連絡を入れてきました。

今思えば、この時「せいぜいお昼ぐらいには出社するだろう」と思っていたのがトラブルの始まりでした・・・。

 

他の部下は出社困難と判断し全員有給の連絡をしてきた

架線の復旧は予想外に難航したらしく、当初の完了予定だった11時を大幅に超え、結局全線復旧したのは13時でした。

この電車を使用する部下は他にも居り、復旧に時間がかかると分かると、出社は困難と判断し、全員が有給の連絡を入れてきました。

そして、私はてっきりあの問題の部下もさすがに出社は諦めたのだろうと思っていました。

 

15時20分、6時間40分の遅刻をして問題の部下が出社してきた

15時20分、今日の業務も一通り終わりにさしかかっている頃、私は目を疑いました。

どういう訳か、あの問題の部下が出社してきたのです。

定時まであと1時間40分。いまさら出社して何をやると言うのでしょうか?

思わず私は「何しに来た?」と言ってしまいました。

それがよほど気に食わなかったのか、部下は猛反発。

 

部下に遅刻を注意したら逆ギレ!就業規則を持ち出して屁理屈を言ってきた

「私、今日出社するって言いましたよね?中途半端な時間に来て欲しくないなら、会社来る前に連絡してくれればいいじゃないですか!」

確かに、部下は朝の時点では「電車が復旧次第出社する」とは言っていたものの、こんな時間に出社するとは思ってもいませんでした。

もうてっきりお昼を回ったぐらいに、出社は諦めて今日は休むのだろうと思い込んでいました。

そして売り言葉に買いことばで「他の人たちはみんな有給取ったぞ」と私も口調を強めてしまったところ、

就業規則に不可抗力の遅刻の場合は遅刻にしない。と書いてあります!他の人がなんで有給取ったのか知りませんが、今日の私は不可抗力なので、遅刻にはなりませんよね?」とまたもや反論。

3年間手を焼かされてきた部下なので、もうこうなると手が付けられないことは分かっているのですが、今日は一段とすさまじかった。私も完全にお手上げでした。

 

問題部下の指導、私の手には負えず、本社労務部に相談することに

確かに後ほど就業規則を確認したところ、

「交通障害等のやむを得ない事情があり遅刻した場合、出勤扱いとみなす」

と書いてありました。正直、こんなことが書いてあるなんて今日部下に言われるまで知りませんでした。

私が若かった頃は、台風が来ると分かったら、「3時間早く家を出てでも定刻通りに会社に到着するように」と先輩から言われて育ちました。現に他の部下は、私の思いを汲み取って、今日の出社が不可能だと分かった時点で有給の連絡を入れてくれました。

そして、あの問題の部下の言うことにも一理あるのは分かっているのですが、やはり他の部下の手前、立場上あの部下の言い分を認めるわけにはいきません。自動車通勤の部下たちは普段より1時間も早く家を出て、通常通り出勤していたり、今日有給を消費して休んだ社員もいたりと、部下同士の間に不公平感が生じてしまいます。

ということで、私はついに本社の労務部に相談することにしました。

回答は近日中にもらえるとのことです。

はあ。明日もあの部下の顔を見ないといけないと思うと、気が重くてしょうがないです・・・。

 

最近の若者は権利ばかり。もっと熱い思いを持って欲しい

おそらく労務部の回答は「遅刻にしない」でしょう。

あの部下も言っていましたが、就業規則は絶対です。あれほどはっきりと書いてあったら言い訳のしようもありません。

しかし私はもっとあの部下に熱い思いを持って欲しいと思っています。

私が彼ぐらいの歳だった頃は仕事が楽しくてしょうがなく、毎日会社に来るのが楽しみでした。だから台風の日も3時間近く早く出社して、誰よりも一番最初に職場に着こうと思っていたりしたものです。

それを、あの部下は、権利ばかり主張して、会社に尽くすといった思いが全く感じられません。いまの若者は皆そうなのでしょうか?

しかもあの部下といったら、あー言ったらこう言う。こう言ったらあー言う。的なところがあるとは思っていたのですが、私が知らない就業規則まで読んでいたようで、もう私の手には負えません。

せめてもの救いは、今回判断を本社労務部に委ねたことで、他の部下に対する私のメンツが立つことです。本社労務部がどんな判断をしようが、私個人は、あの部下の遅刻は許せません。

あー。次はどんな厄介ごとを起こすのかと思うと、会社に行くのも億劫になります。私はどうしたら良いのでしょうか・・・。

 

以上、佐藤課長の守護霊を降臨し、お話を聞かせていただきました!

3年付き合ってるおかげで、課長の考え方はだいたい分かるようになったけど、

1ミリも共感できない!

非効率的、非論理的、精神論、感情論、事なかれ主義。

問題部下を上手く扱いこなしたいなら、まずはここら辺に気付くべきだ。

ま。こんな宇宙人級に面倒な部下持ったことだけは同情するけど・・・。

 

※ちなみにこの話が実話かどうかの判断は、読んでいただいている方に任せます。

もしかしたらフィクションかもしれません。こんなヤバい部下本当にいると思いますか(笑)?

 

元ネタ↓

saikootoko.hatenablog.com