ゆとり世代の象徴と言われている筆者です!
「若い頃の苦労は買ってでもしろ」
残業せず一人だけ毎日定時で帰っている筆者、そんな僕に課長が口癖のようにかける言葉です。
非常に良い言葉!僕も間違いないと思います!確かに20代のうちは出来るだけ多くの苦労しておくべき!
だけど、課長にこの言葉を言われた時だけは別!
「うるせー!バーカ!!」
ニコニコして表面上は「そうですねー!」って言っておきながら、心の中ではこう叫んでます!
とういのも課長の言う「若い時の苦労は買ってでもしろ」
これはいまの会社で働くというのが何よりも前提。
確かに僕の将来を案じている面もあると思いますが、課長の本心は、
「人手が足りないのに定時で帰ってんじゃねーよ!新卒3年目なら会社に残ってバリバリ働け!!」
というのがこの言葉の本当の意味。
要は、僕の将来のために働け。というよりも、会社の利益のためにその若い労働力を使え。ということ。
ふざけんな!
こちとらいち早くブログ収入で暮らせるようになって、こんな会社辞めてやるんだ!誰がこんな会社のために残業なんかするもんか!!
「若い頃の苦労は買ってでもしろ」の本当の意味について上司と自分の考えの違いをまとめてみた
課長の考える 「若い頃の苦労は買ってでもしろ」の意味
そんな僕のやっている仕事の一つがデータ入力
紙に書いてあるデータをPCのデータベースに入力するという、タイピングの出来る中学生でも出来る作業。
正直、大卒が時給1800円でこんな作業をしているうちの会社は相当終わっていると思いながら、日々仕事に取り組んでいる。
そしてその仕事をしている時に、課長がよく言うのが、
「昔はこのデータ登録は手書きで記録しファイリングしていたんだぞ」
「少しでも多くのデータを目にし、どんなデータが会社の業務に関係するのか学べ」
「若い時は血眼になって働いて、苦労するべきだ」
はあ?
まず一番最初のやつ、
「俺が若い頃はこれを全て人の手でやっていたんだぞ!だからお前も手作業でやれ!!」
さすがにこういうことはうちの課長言わないので、とりあえずOK!
世の中のブラック企業にはこんな奇妙なこと言う上司もいるらしいから、そんな上司に比べたら一段階レベル上、よくできた課長!
問題は次!
「少しでも多くのデータを入力して、どんなデータがあるのか学べ」
もし仮に今やっているデータ入力が将来の僕のため。一つでも多くのデータを覚えなくちゃいけないなら、データ一覧リストでも作って覚えれば良いだけ。
要は本心は、少しでも多くのデータ入力させたいだけでしょ!
誰がそんなことやるもーんか!僕の20代の貴重な時間、そんなことに使ってられるか。こっちはとっとと帰ってこのブログの記事少しでも増やしたいんじゃ!
それに、昔手書きでファイリングしていたデータ入力が、今現在PCのデータベースにタイピングで入力という感じで進化したように、こんなバカみたいなデータ入力作業もいつかは次の段階へと進化するだろう。
これからの時代AIやロボットの普及で多くの仕事が自動化されるが、こんなデータ入力は真っ先に消える作業。それを勉強のためとは言え、時給1800円かかる大卒総合職にやらせている、まずそれがおかしい。
ということで、課長の
「若い時は血眼になって働いて、苦労するべきだ」
は
「もっとよく回る会社の歯車になって、その若い労働力を活かせ」
という意味だと解釈し完全に無視している。
僕の考える「若い頃の苦労は買ってでもしろ」の本当の意味
先にも書いたように、「若い頃の苦労は買ってでもしろ」この言葉には僕も全面同意!20代の力のあるうちに少しでも多くの人生経験を積んで、その先のより良い人生を作るために努力するべき。
だからこそ、僕はデータ入力なんて僕の将来にとって全く意味のない苦労に20代の貴重な時間を費やす気にはなれない。
・なるべく若くしてフェラーリに乗る
・サラリーマン辞めて不労所得で生活する
・目標とする与沢翼のようになる
・大好きな女性と結婚する
ここにあるような僕の夢を叶えるためには、時間はいくらあっても足りない。体力ある20代の今のうちに寝る間も惜しんで将来の土台作りをするべきだ。
ブログで不労所得を得る、起業する、転職する等々・・・。
20代の若さがあればどんなに失敗しても、いくらでももう一度挑戦できる。そしてその挑戦から得た経験値は30代、40代になった時に自分にとって何よりもの資産となるはずだ。
若い頃の苦労から得られるもの。過去の経験が未来の自分を作る
あの時の苦労を乗り越えたという自信
もし20代で苦労した結果、僕が30代、40代で成功したとする。
成功したからといっても、人生生きている限り、また何かしら新たな困難が生じるはずだ。そしてその困難は20代の苦労で経験した困難よりもよっぽど大きな困難かもしれない。
しかし、20代の時に苦労した経験があれば、少なくともその時並みの努力は出来るだろう。そしてそうやって最善を尽くせば、新たな困難も乗り越えられるかもしれない。
僕の具体例をあげると、
僕は高校時代、浪人時代と大学入試のために1日13時間勉強していた。
(1日13時間も勉強しないと大学入れないなんてよっぽど地頭悪いんだな(笑)という批判は置いておいて・・・)
そしてあれから8年近く経った今もその時の経験が役立っていると思うことが結構ある。
1日13時間机に向かうことが苦じゃなくなった
例えば、いまこうやってこのブログの記事数を一つでも増やそうとしている時、土日朝起きてから夜寝るまで一日中PCを叩いている。
だけど、これも大学入試の時にやりたくもない勉強をいやいややっていたのに比べたら全然苦でもない。
いまの気持ちはあの頃の自分と同じ。
「良い大学に入ってお金持ちになるぞ」が「ブログで収入作って早くこのくだらないサラリーマン辞めるぞ」に変わっただけ。
そして無事志望校に合格できた入試と同じように、僕のいまの努力と夢はきっとまた叶うと確信している。
どうせ苦労するなら苦労は早いうちの方が良い。やっぱり若い頃に買え!
とまあこんな感じで、僕の場合、18歳の時の苦労が26歳のいま役立っている。そして人生はひたすらこれの繰り返しだと思う。
以前同じぐらいの大きさの苦労を経験したことがあれば乗り越えられる。
だからこそ、なるべく若いうちにたくさんの苦労をしておいて、その後の人生の苦労に備える。
どうせ同じ苦労をするのなら、人生残り30年の50代で苦労するよりも、まだまだこの先何が起きるか分からない20代のうちに苦労しておいた方が良いに決まっている。
また20代のうちに苦労しておくべきもう一つの理由が体力
体力ある20代なら、身体で痛いところなんて皆無だし、物覚えや吸収能力も良いし、睡眠も4時間ぐらいでもどうにかなる。
しかし20代と比べて、40代、50代はどうだろうか?
どうあがいても20代に体力面で勝てるはずはない。歳をとってから頑張って努力しても、20代と同じレベルの努力はできない。唯一勝っているといったら、人生経験の長さによる経験ぐらいか。
人生経験の長さによる経験・・・
そうこれ!
体力というアドバンテージがあるうちに少しでも多くの経験値を積んでおく。20代が今後より良い人生を送りたいと思うなら、やるべきことはこれに尽きると思う。
まとめ
「若い頃の苦労は買ってでもしろ」
20代を送る若者全てが覚えておくべき人生の鉄則と言っても良いぐらい良い言葉だと思う。ただ、この言葉の意味の本質を理解していないと、その苦労は意味のない苦労になってしまうかもしれない。
年上の日本人に多い考え方だが、
「苦労することは美学」
こんな考えを持っている人に、この言葉をかけられたら要注意。年上があなたを都合よく動かすための言葉として利用しているだけかもしれない。
20代が本当にすべき苦労は、自分の将来をより良くするための苦労。それ以外の苦労なんかはやる必要はない。くれぐれも苦労することを目的としないように。あくまで苦労は将来のより良い自分を形成するための手段であって、目的ではない。大事なことは、自分の未来がよくなること。それを常に心がけて生活するようにすれば、あなたの将来はきっと幸せが待っている。