個人的主観ですが、世界で一番の自動車メーカーはメルセデスベンツだと思ってます。一部の人からは「お前本当に車好きなの?」と言われそうだけど、やっぱり王道メルセデスベンツは一周回って車好きからしても良い!世界で一番のクルマづくりをしていると思っています。ということで、僕が一番好きなメルセデスベンツの車について特徴を個人的にまとめてみました!これを読んだらメルセデスベンツの車の良さ少しは分かってもらえるかも?
新車で買えるメルセデスベンツ現行車種一覧
Aクラス
328〜489万円
ベンツの中で最も安く最も小さいコンパクトカー。1997年のデビュー当時、一番安く買えるCクラスでさえ400万円だったベンツが200万円台から買える車を出したということでかなり話題になった。が!報道発表会での横転事故からのリコールとメルセデスベンツ車にプレミア感を求めるユーザーニーズトの乖離であまり売れなかった。ということでモデルチェンジごとにかなりのテコ入れが図られたAクラス。4台目の現行モデルは先代とは全く別物と言えるほどの車になっており、世界的なベストセラー車フォルクスワーゲン・ゴルフに真っ向から張り合える車となっている。
Bクラス
384〜422万円
Aクラスと共通のプラットフォームを使っているのでほぼAクラスの派生車種みたいなもの。全高のあるスタイリングから分かるように居住性が高くAクラスよりも実用性重視の車になっている。輸入車には珍しい小さなミニバン的な見た目。全高以外は全てAクラスと同じサイズなので日本でも普通に運転しやすいサイズ。ただ日本のメルセデスベンツ購入層はベンツには高級感やプレミア感を求める人が多いため、実用性は十分なのだがあまり売れていない。
GLAクラス
414〜533万円
ベンツのSUVの中で最も安くてコンパクトな車。Aクラスをベースに作られており、全長が延長されているので後席居住性もラゲッジスペース容量もAクラスに比べて使い勝手が良い。ということで特にSUVが欲しいという訳ではなく、Aクラスではちょっと狭いと考える人におすすめしたい車。日本ではスーパーマリオとコラボしたCMが記憶にある人も多いのでは?Wii Uのマリオカートで選べるベンツのカートはこのGLAクラスがモデルになっている。
Cクラス
463〜698万円
ベンツの販売台数の5台に1台はCクラスという現状。ということで、現行モデルはついにベンツが本気入れて改良してきた。まず見た目が上位モデルのEクラス、Sクラスとすっかり同じになった。正直、遠目には全く見た目の違いが分からない。また内装もステアリング、メーター周りはSクラスとほぼ同じデザイン。半額以下の車両価格でこのデザインなのでかなりの高級感がある。ということでベンツの中でも屈指のコスパを誇るCクラス。日本車でいうとトヨタ・クラウンあたりが対抗車種にあたるが、上質感などは世界一と言える小さな高級車。
CLAクラス
472〜534万円
Aクラス、Bクラス、Cクラスと同じぐらいの価格帯でありながら、見た目にかなり力を入れている4ドアクーペ。ということでまるでスポーツカーのような流線型の見た目は独特。Cクラスが小さな高級車であまり走りとしては面白くないのとは対照的に、走りはこっちの方が断然楽しい。ライバルのBMW、Audi共に現在対抗車種を販売しておらず、この価格帯で遊び心あるクーペが欲しいと思ったらこのCLA一択。
SLCクラス
552〜707万円
Cクラスをベースに作った二人乗りオープンカー。電動ハードトップが装備されており、40km/hまでなら走りながらでも屋根の開閉が出来る。販売は結構苦戦気味だったようで、ランクを下げてAクラスをベースに新型を開発するなどの噂も流れたが、BMW・Z4、ポルシェ・ボクスターの牙城を崩すことが出来ず、2019年生産中止が決定した。
GLCクラス
621〜799万円
Cクラスをベースに作ったSUV。価格もサイズも中ぐらいということもあり、メルセデスベンツのSUVの中で一番売れている。発売から4年経った2019年10月、マイナーチェンジによりメルセデスベンツの最新性能が惜しみなく盛り込まれ、さらに商品力が高まった。
Eクラス
715〜1074万円
大型セダンのSクラス、小型セダンのCクラスに挟まれた中ぐらいのセダンがこのEクラス。見た目は他の2車種とすっかり同じ。
Vクラス
738万円
ベンツが作るミニバン。ミニバン価格帯的には世界最高レベル。日本車がベンツに勝つなど普通はありえないのだが、ミニバンだけにおいてはトヨタ・ヴェルファイアが販売数で圧倒的な差を付けている。ということで、商用車の生産ラインで作るなどあまり力を入れていなかったVクラスだが、メルセデスベンツの他車種の良いところを取り込みまくって、本気で新型開発してきた。果たして今後ヴェルファイアに勝てるのか要注目。
CLSクラス
815〜1059万円
デザイン、デザイン、デザイン。真面目なメルセデスベンツが機能<デザインに踏み込んだ衝撃的な趣味車。2004年に初代が登場し、ポルシェ・パナメーラなど各社が4ドアクーペを作るというきっかけを生み出した。流れるような美しいデザインに何より力を入れているが、改造すると世界最速4ドア車になるなど、ポテンシャルも十分に高い。
GLEクラス
940〜1132万円
かつてのMクラスの後継車で3列7人乗りのSUV。ベンツの中で一番歴史あるSUVなので悪路走破性も一般道を快適に走れる装備も詰め込まれて充実している。
EQC
1080〜1200万円
メルセデスベンツ初の電気自動車。GLCクラスの販売台数と設計ポテンシャルの高さからGLCをベースに作られている。航続距離が450kmを超えており普通に使用には問題ない水準を達成している電気自動車だが、600kg近いバッテリーを積んでおり、サイズの割に車重はかなり重い。しかしそれをうまく利用するのがさすがメルセデスベンツ。側方衝突時バッテリーを保護材に使い乗員の安全を確保することや重心の安定により乗り心地の改善など、ネックの重さを上手く車の性能向上に使ってきた自信作。
GLSクラス
1113〜1561万円
ベンツの最高級SUV。全長5.1m、車重2.6tという日本ではとてもじゃないが運転しにくいサイズ。元々はGLクラスという名前だったが、MクラスがGLEクラスに変更されたのと同様、GLSクラスという名前に変更になった。ということで名前通り、Sクラス並の快適性を備えたSUVを目指して作られている。ラダーフレームを装備し何よりも悪路走破性を重視しているGクラスとは対照的にある存在で、モノコックボディを採用するGLSクラスは悪路走破性よりも乗り心地を何より重視しており快適。
Sクラス
1138〜2404万円
ベンツの最高級モデルであり、世界最高級セダン。世界中の政府の首脳、企業のトップなどのVIPがこぞって乗っている車であり、基本的に付いていないものは何もないと言えてしまう完璧な車。自動車の象徴みたいな車であり、その時代の最先端の装備や技術はSクラスを見れば分かると言われるほどで、世界中の自動車メーカーがベンチマークに使用している。
Gクラス
1170〜1593万円
ベンツが作るガチのSUV。本当はGLSクラスの登場により、役目を終える予定だったが、Gクラスのあまりの人気の高さに両極の販売をすることになっている。ということで、快適装備満載シティユースのGLSクラスに対して、戦地にも行けるガチの悪路走破性のGクラス。日本でもあまりにも人気過ぎて、2019年現在納車2年待ちという異常事態。日本だとジャニーズ、芸能人、DJ、カメラマンなどキラキラしている人たちが六本木あたりで乗っているイメージが強いが、ローマ法王がパレードで乗るほど由緒ある車。
SLクラス
1305〜1751万円
最高級2シーターオープンカー。現在ベンツが販売する車種の中で最も長い歴史を持っている車。サンルーフのガラスの透明率を電子制御で変えられたり、シートの首元にエアコンの吹き出し口あったり、ワイパー本体からウォッシャー液出たり無駄とも言える最新機能がいっぱい搭載されている。とにかく楽チンなさすが世界最高級オープンカー。
まとめ
BMWに比べて面白くない車ばかり作っているとか言われるベンツだが、それは車がひたすら真面目に裏方に徹しているから。絶え間なくさりげない気遣いをしている車の仕事に気付いたら、メルセデスベンツの車のすごさにも気付けるはず。ということで、面白さでは負けるが快適に移動するにはやっぱりベンツ一択!新車だと高いけど中古ではびっくりするぐらい安くなる車種もあるので、少しでもベンツの車良いと思った人は検討してみては?