みなさんMINIって車知ってますか??そう!車好きじゃない人からも大人気、可愛い見た目してる「女性が男性に乗って欲しい車ランキング1位」のあの車!!ただミニってどれも見た目もそっくりだし、正直違いって分からないですよね・・・。ということで、今回はこれを読めばミニの違いが全て理解できる!ボディタイプ・年式・グレードの3つの視点から種類分けしてみました!ミニの購入を考えている人には必見の記事ですよー!
【車好きが徹底解説!】70種類あるミニの違いとおすすめモデルをまとめてみた
ミニ現行車種(第三世代)一覧
まずは2019年現在、新車で買えるミニの現行車種5種類について見てみましょう!
MINI 3DOOR
ミニの最もスタンダードなモデル。1959年から続くミニの伝統的な見た目を受け継いでおり、2ドア+ハッチバックなので合計3ドアからモデル名が取られている。正直後席はとっても狭い。「コンパクトで運転が楽な車が欲しい!」「ミニが欲しいけどたいてい1〜2人しか乗らない」という人におすすめ!
MINI 5DOOR
「ミニのデザインは好きだけどもうちょっとだけ大きいといいな〜」という市場の声を元に2014年に新たに誕生したモデル。後部座席にドアが2枚追加されたので、「5DOOR」という名前になった。伝統ある3DOORをベースに作られているので、ボディサイズの拡大は最小限に収めながら、後部座席が格段に快適になっており、ファミリーカーとしても使える実用性を備えた。「4人乗りじゃなくて5人乗れるミニが欲しい!」「後部座席が広くて快適なミニが欲しい」という人におすすめ!
MINI クラブマン
MINI 3DOORのお世辞にも実用性が高いと言えない積載性、ということで「ゴルフバッグとかテント積めるようなミニがあったらいいなー」という市場の声を元に2007年に誕生したのがクラブマン。3DOORをベースに全長が244mm延長されているので、ラゲッジスペースが約100L増加している。トランクのドアは観音開きになっており、中々見ないユニークな形状の車。雨の時は荷物が濡れてすごく大変。5DOORに比べて全体的に「大人なイメージ」のデザインがされており、走りもミニが得意とするキビキビとした走りではなく上質な乗り心地を重視した走り。「ミニの運転しやすいサイズ感はそのままで、もっと荷物をいっぱい積みたい!」という人におすすめ!
MINI クロスオーバー
ミニの中で最大の大きさのミニ。スタンダードなMINI 3DOORよりも全長で380mmも大きいのでもはやミニではない。ただ5ドアによる抜群の積載性と4WDでどこでも走れる実用性を備えており、大きささえ気にしなければミニの中で最も使い勝手の良いミニ。歴代ミニに親しんでいるミニ好きからしたら感動的な広さ。同グループであるBMW・X1と共通のプラットフォームを使っており、車格サイズのイメージは、BMW・X1やトヨタ・CH-Rと同じぐらい。ミニの中では最大だが、世間ではコンパクトSUVと呼ばれるサイズ感。「かわいい」ミニとは対照的なイカツイ見た目をしているので、ミニ好きからは賛否両論のデザイン。
MINI コンバーチブル
2004年に誕生した電動ソフトトップを持つオープンカー。オープンカーということ以外はMINI 3DDORとすっかり同じ。第1世代では停車時のみ可能だったソフトトップの開閉が第2世代以降は30km/h以下であれば走行中でも開閉可能になった。
中古でミニを買いたい方へ!第1世代、第2世代、第3世代の違い
次に中古車でミニの購入を考えている人のために年式による違いを見てみましょう!
第1世代:2002〜2007年モデル
2002年に蘇った現代版ミニの初代モデル。50万円以下で購入できるなど中古相場は安いが、年式がかなり古いため消耗品や故障など維持費が高めにかかる覚悟は必須。ハンドリングが重くクイックな操作感がミニ通には人気だが、CVTが故障しやすいという傾向があり、中古車購入の時は対策の取られている個体を選びたい。乗り心地はかなり硬く、ゴーカートっぽい第2世代よりもさらにゴーカートっぽい。お世辞にも良いとは言えない乗り心地は現代の車とは言えないレベルかも?
第2世代:2007〜2014年モデル
初代に比べて車の作りもしっかりしている。中古車のタマ数が最も多く、ミニらしいちょうどいい大きさに、高い信頼性とお手頃な価格ということで、中古で買うならこの第2世代を狙うのが一番のおすすめ!最もミニらしいやんちゃで可愛らしいデザインや、荒っぽいけどまるで遊園地のゴーカートのように楽しい運転感覚など趣味性は最新の第3世代より高く、あえてこっちを選択するミニ好きも多い。
第3世代:2014年〜モデル
現行モデル。車の作りは過去最高の出来。そしてボディサイズも大きめになっている。大型化のおかげで乗り心地や実用性は大幅にアップした。やんちゃなイメージのあった第2世代に比べて、BMWらしいプレミアムなイメージにイメチェンしたのがこの第3世代。まだ新車で販売されているので、中古車相場はかなり高め。
ミニクーパー?ミニONE?ってなんだ??ミニのグレードの違いまとめ
最後にミニのグレードについて見てみましょう!
ワン:一番安いグレード
ワンヴィクトリア:ワンよりちょっとだけ装備が豪華なグレード
クーパー:エンジンがちょっとだけ強化されて車内装備も豪華になっているグレード
クーパーS:エンジンがかなり強化されて車内装備も結構豪華になっているグレード
ジョンクーパーワークス:エンジンがものすごく強化されているグレード
クーパーD:クーパーのディーゼルエンジン版
クーパーSD:クーパーSのディーゼルエンジン版
中古で買うならおすすめは?筆者が個人的におすすめするミニの中古車
ということで、ボディタイプ・年式・グレードを組み合わせると全部で70種類ぐらいあって正直どれを選べば良いのか分からなくなってくるミニ・・・。ここでは筆者が個人的におすすめする中古車を紹介したいと思います!
MINI 3DOOR クーパー (第3世代)
予算:190〜230万円ぐらい
ミニの全モデルの中でもっともスタンダードな選択肢がこれ!とりあえずこれを選んでおけば、ミニの全ての要素が詰まっている。3DOORの特徴であるミニらしいキビキビとした走り、そして走りや装備もちょうどいいクーパー、また上質感や乗り心地が格段に上がった第3世代ということから、初めてミニを買う人やとりあえずなんでもいいからミニが欲しいという人におすすめ!
MINI 3DOOR クーパーS(第2世代)
予算:100〜150万円ぐらい
とにかく安くミニが欲しいならこれがおすすめ!下位グレードのワンやクーパーでも良いけど、あまり価格が変わらないのでどうせ買うならクーパーSを買っておくのがおすすめ!184馬力を発生するターボエンジンは意外に速くて、第2世代特有のゴーカートフィーリングも感じられる最高の趣味車。とにかく安いミニやとにかく楽しいミニを欲しいという人におすすめ!
MINI クロスオーバー クーパー(第2世代)
予算:150〜190万円ぐらい
一番実用的なミニが欲しいならこれがおすすめ!ミニ史上最大を誇る室内空間と4WDの悪路走破性で普段の街乗りはもちろん、キャンプからスキーまでどこでも使えるミニになっている。またイカツイ見た目になった第3世代のクロスオーバーとは異なり、第2世代はまだ可愛らしさが残されているので、ミニらしい見た目からもおすすめ!
まとめ
見た目も似てるし、種類もたくさんあって車にあまり興味ない人からしたらよく分からないミニ。だけど、こんな感じでボディタイプ5種類、年式3種類、グレード7種類に分けて考えればいとも簡単!自分の欲しい車もすぐに分かるはず!ということで男女問わず大人気のミニ!みなさんの購入の助けになれば幸いです。