「オートマのスポーツカーなんてダサい!」ってのは世のクルマ好きに会うとみんなが口を揃えて言う言葉ですが、本当にそう?現代のオートマって技術の進歩により変速スピードも燃費も人間の操作とは雲泥の差。むしろ今どきMTに乗る方が何もメリットなんてない!ということで今回はオートマで乗れるおすすめのスポーツカーを紹介しようと思います!
積極的にATを選びたい!むしろオートマがおすすめなスポーツカーまとめ
ホンダ・S660
MTとCVTの2種類が用意される日本で最安の本格スポーツカーであるS660。クルーズコントロールも用意されている現代的スポーツカーは、CVTの恩恵もフルに活かせる。またエンジンチューンもMTとCVTでは異なる味付けがされており、トルク重視のCVTは軽自動車らしからぬ重厚でフラットなトルクが魅力的。てことでCVTで乗っても十分に楽しめるエスロク、オートマを積極的に選びたいスポーツカー。
トヨタ・86
6速スポーツATが装備される86、GTグレード以上にはパドルシフトも装備されており、積極的にオートマを選びたい!また中古車相場もMTに比べて20〜30万円ほど安いのもオートマ車の魅力。ちなみにトヨタの宣伝で世界最速レベルの変速レスポンスとうたっているのはダテではない。シフトダウン時は自動でブリッピングする86はオートマで乗っても十分に楽しくおすすめ!
三菱・ランサーエボリューションX
2016年4月に生産終了し、今は中古でしか手に入らないランエボX。300馬力の歴代ランエボ最強エンジンが搭載されているだけでなく、実はすごいオートマが搭載されている!ツインクラッチ式セミATつまりDCTが搭載されるランエボX、国産車では他には日産・GT-Rやホンダ・レジェンドといった一クラス上のスポーツカーに付いているようなすごいオートマ。てことで三菱ご自慢のオートマが搭載された渾身のスポーツカーは中古でもぜひ手に入れたい!
日産・フェアレディZ
中古ではMTよりオートマの方が高いという珍しいスポーツカー。大排気量スポーツカーであるフェアレディZはやっぱりオートマでゆったり乗りたいというのと、購入層が比較的年齢層が高い人が多いことから発生している逆転現象!やっぱり3.7リッターV6NAエンジンは7速ATで乗りたい!ちなみにフェアレディZのMTはどうも評判が良くないってのもオートマを勧めたい理由。
ロータス・エキシージS
アルミ合金を航空機にも使用される接着剤で組み立てているロータス・エキシージS。鉄に比べると格段に軽量で、とにかく軽いのが特徴。エンジンはトヨタ製のエンジンが採用されており、信頼のある日本製エンジンとイギリスの老舗ブランドが作る軽量なボディは楽しさ抜群。スパルタンなイメージのあるロータスだが、ポルシェ・ボクスターへの対抗馬としてエキシージSにオートマモデルを用意し全面対抗の姿勢を見せてきた。そんなロータスが本気で作ったオートマ、サーキットタイムにおいては全てにおいてMT車を凌駕しており、絶対的な速さを求めるなら積極的にオートマを選んでいきたいスポーツカー。
ポルシェ・ボクスター
ポルシェの末弟であるボクスター、速いのはもちろんのこと、アイドリングストップなど燃費削減なども念頭におかれている最新のスポーツカー。セミATであるPDK(ポルシェ・ドッペル・クップルング)が装備されるボクスターは本格的デュアルクラッチトランスミッションであり、シフト操作は100分の1秒で完了するというとんでもない代物。ル・マン譲りのPDKを搭載するポルシェ・ボクスター、ぜひ積極的にPDKモデルを選択したい!
日産・GT-R
そもそもMTの設定がないし、スーパーカーやレーシングカーと張り合うGT-Rのオートマは国産車最強と言っても良いほどの出来栄え。GT-Rのオートマは高級車の例に漏れずDCTが装備されており、絶対的なスピードはもちろんのこと、燃費も大幅に改善されている。日本が世界に誇る技術をオートマ一つとっても体験できるやっぱりすごいスポーツカー。
まとめ
クルマ好きとしてやっぱりMT車に乗りたいと思い、現在の愛車もMT車の筆者。だけどやっぱり絶対的な速さを求めるならオートマ!特に300馬力以上の車なんて、変速している間に進む距離もとっても長い。てことでフェラーリやメルセデスベンツがMT車を完全に撤廃するのは理にかなっているし、やっぱり人間はどう頑張っても機械には勝てない。ということでオートマのスポーツカーはこれからの時代の主流!周りの目なんか気にせず、好きな車乗れば良いのではと思います!