ウイスキーを買おうとしたら・・・
なんかやたらと、
「ジャパニーズウイスキー」
って書いてあるボトル、多くないですか?
でも・・・
よく見たら
原料も蒸留も全部海外でやってる
っていうボトルが、
めちゃくちゃ多かったんです・・・
日本語のラベルを貼っただけで「ジャパニーズウイスキー」を名乗ってた、
そんな時代が、
ついに終わりを迎えた!
ということで今回は、
245本以上のウイスキーを飲んできた筆者が、
ジャパニーズウイスキーの定義・法律・基準について、
めちゃくちゃわかりやすく解説していきます!
これから「ジャパニーズウイスキーの定義・法律・基準」について徹底解説していくよ!
下の目次をクリックして好きなページにジャンプしてね!
ジャパニーズウイスキーの定義とは?まずは結論から!

まず最初に結論を言うと・・・
ジャパニーズウイスキーを名乗るためには、
日本洋酒酒造組合が2021年に制定した
「自主基準」
を満たす必要があります!
2021年に制定された「自主基準」の4つの条件

ジャパニーズウイスキーと名乗るための条件は、
大きく4つ!
条件1:原料は日本の水+穀物のみ
原料に使用できるのは、
麦芽(必須)・穀類・日本の水のみ!
海外から仕入れた原酒を混ぜる、
ということはできません!
条件2:蒸留は日本国内で行うこと
原料の仕込みから蒸留まで、
全て日本国内の蒸留所で行う必要があります!
条件3:熟成は日本国内・木製樽で3年以上
700リットル以下の木製樽に詰めて、
日本国内で最低3年以上熟成させること!
これがめちゃくちゃ重要な条件!
条件4:瓶詰めは日本国内・アルコール度数40度以上
最後の瓶詰めも日本国内で行い、
アルコール度数は40度以上であること!
この4条件を全て満たして、
はじめて
「ジャパニーズウイスキー」を名乗れる!
全部日本でやらないとダメなんだ!
ジャパニーズウイスキーの種類一覧はこちら!
山崎・白州・響・余市・宮城峡など、定義を満たす本物の銘柄をまとめて確認できるよ!
なぜ定義が必要になったのか?(背景)

なんで急に定義が必要になったのか?
答えはシンプルで、
ジャパニーズウイスキーブームが来たからです!
2000年代後半から、
世界中で日本のウイスキーが絶賛されるようになって、
海外の品評会でも次々と受賞!
そのブームに便乗して、
海外の原酒に日本語ラベルを貼って
「ジャパニーズウイスキー」として販売
っていうボトルが
めちゃくちゃ増えたんです・・・
消費者からしたら、
「ジャパニーズウイスキー」と書いてあるから
日本産だと思って買うわけじゃないですか?
ところが実際には、
スコットランドやカナダで造られた原酒を
日本に輸入してブレンドしただけ、
というケースも普通にあった・・・
それはさすがにダメじゃん!
こういう状況を改善するために、
日本洋酒酒造組合が
2021年4月に自主基準を制定!
ただ!
「自主基準」なので、
法律ではなく業界団体の自主規制
です!
スコッチのように国の法律で縛られているわけではない、
というのがポイント!
組合に加盟していないメーカーは、
この基準を守る義務がないんです・・・
完全に解決したわけではない、
というのが正直なところ!
基準を満たす代表銘柄 vs 満たさない銘柄

じゃあ実際にどの銘柄が「本物」でどの銘柄が「対象外」なの?
具体的に解説していくよ!
基準を満たす「本物のジャパニーズウイスキー」
サントリー系では、
山崎!白州!響!
この3銘柄は完全に基準を満たす
「本物のジャパニーズウイスキー」!
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余市!宮城峡!
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山崎・白州・響・余市・宮城峡のどれも、「日本産」の基準を完全に満たしてる!
日本の蒸留所で造って、日本の樽で熟成させてる本物だよ!
ただ!
これらは全部めちゃくちゃ入手困難・・・
特に年数入りのものは、
定価の2〜3倍でも売り切れ続出・・・
「ジャパニーズウイスキー」と名乗れなくなった製品

一方で、
基準制定後にラベルの表記を変えざるを得なかった
製品も出てきました・・・
主に以下のような製品が対象になった:
①スコットランド等の原酒を輸入してブレンドしたもの
日本でボトリングしているだけで、
蒸留は海外でやっているタイプ。
②熟成期間が3年未満のもの
スピリッツとして製造した後、
短期間だけ樽に入れただけのタイプ。
③アルコール度数が40度未満のもの
薄めてアルコール度数を低くしたタイプ。
ラベルに「Japanese」って書いてあっても要確認だね・・・
消費者として買う時は、
ラベルの裏面をよく見ることが重要!
「蒸留所名」が書いてあるかどうかが、
一つの判断基準になります!
買う前にラベルの裏面を確認する習慣をつけよう!
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スコッチ・バーボンとの定義比較

スコッチやバーボンと比べてどう違うの?
ということで、
世界の主要ウイスキーの定義を
一気に比較してみる!
| 項目 | ジャパニーズ | スコッチ | バーボン |
|---|---|---|---|
| 拘束力 | 自主基準 | 国の法律 | 連邦規制 |
| 最低熟成期間 | 3年以上 | 3年以上 | 2年以上 |
| 熟成地 | 日本国内 | スコットランド | アメリカ国内 |
| 樽の種類 | 木製樽(制限なし) | オーク樽 | 新品の内側焦がしオーク樽 |
| 穀物比率 | 規定なし(麦芽必須) | 規定なし(麦芽必須) | 51%以上コーン |
| 最低アルコール度数 | 40度以上 | 40度以上 | 40度以上 |
スコッチウイスキーの定義

スコッチウイスキーは、
2009年制定のスコッチウイスキー規制(SWR)という
国の法律で定義されています!
主な条件は、
スコットランドで蒸留・熟成すること、
最低3年以上のオーク樽熟成などで、
ジャパニーズの自主基準と
かなり似た内容!
大きな違いは、
スコッチは法律で守られている
ジャパニーズは自主基準
という点!
スコッチは法律違反になるので、
抜け道が作りにくい!
スコッチウイスキーの種類一覧はこちら!
スコッチの5つの種類と有名銘柄を一気に確認できる!
バーボンウイスキーの定義

バーボンウイスキーは、
アメリカ連邦法(27 CFR Part 5)で定義!
バーボンの特徴的な条件が、
原料の51%以上がトウモロコシ
という穀物比率の規定!
スコッチやジャパニーズには
この縛りがありません!
さらに、
新品の内側を焦がしたオーク樽で熟成
という条件もバーボン特有!
この「新品の樽」縛りのおかげで、
一度使ったバーボン樽が
スコッチや日本の蒸留所に
流れてくるんです!
バーボンウイスキーの種類一覧はこちら!
バーボンの定義からおすすめ銘柄まで一気にわかる!
バーボンは独自の縛りがあるからこそ、
あの甘くてバニラな味わいが生まれる!
比較してわかること
3つを比べて見えてくることは・・・
スコッチとジャパニーズは
定義の内容自体はかなり似ている!
ただ!
スコッチは法律で縛られていて強制力があるのに対し、
ジャパニーズは自主基準なので強制力が弱い・・・
バーボンは「コーン51%以上」「新品樽」という
独自の縛りがあるのが特徴で、
この縛りがバーボン特有の味わいを生み出してる!
ジャパニーズは「自主基準」というのが一番大事なポイント!
法律じゃないから、非加盟メーカーには強制力がないことを覚えておこう!
消費者として知っておくべきこと

実際に買う時はどうすればいいの?
ということで、
ラベルを見るときのポイントを解説!
チェックポイント1:
製造者(蒸留所名)が書いてあるか確認!
「山崎蒸留所」「余市蒸留所」等、
具体的な蒸留所名があれば本物の可能性大!
チェックポイント2:
製造者の住所が日本国内かどうか確認!
ラベルの裏面には必ず
製造者の住所が書いてある!
チェックポイント3:
日本洋酒酒造組合の
加盟メーカーの製品かどうか!
サントリー・ニッカ・キリン・本坊酒造など
大手は全て加盟しているので安心!
加盟メーカーの製品なら、
基準を満たしている可能性がかなり高い!
逆に
聞いたことのない小さなメーカーの製品で、
「ジャパニーズウイスキー」と書いてあっても、
必ずしも基準を満たしているとは限らない・・・
ラベルの裏面をチェックする習慣が大事!
ということで、
もし「本物のジャパニーズウイスキーが飲みたい!」という場合は、
山崎・白州・響・余市・宮城峡あたりを
とりあえず狙っていくのがおすすめ!
ただ!全部めちゃくちゃ人気で
どこにも売ってないことも多い・・・
Amazonや楽天で在庫をこまめにチェックするのが
現実的な手段!
まとめ

てことで!
ジャパニーズウイスキーの定義まとめです!
2021年に日本洋酒酒造組合が制定した自主基準
4つの条件おさらい!
①原料は日本の水+麦芽+穀物のみ
②蒸留は日本国内で行う
③日本国内の木製樽で3年以上熟成
④日本国内で瓶詰め・アルコール40度以上
これら全てを満たした製品だけが、
「本物のジャパニーズウイスキー」!
ただ!スコッチと違って自主基準なので、
非加盟メーカーには強制力がないことも覚えておいてね!
買う時はラベルの裏面で
蒸留所名・製造者の住所を確認しよう!
山崎・白州・響・余市・宮城峡は全部基準クリアの本物!
もし見かけたら迷わずゲットしてね!
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