1本1000円程度と破格の安さのスコッチウイスキーとして有名なエンシェントクラン
2000年代に登場と、歴史もかなり浅く、ちょっとよく分からないウイスキーというイメージが強い人も多いのでないでしょうか?
ということで今回は、そんなエンシェントクランの特徴、歴史、ラインナップごとの違いを初心者の人にも一から分かるように解説してみようと思います!
エンシェントクランの味や種類・評価/格安ウイスキーだけど本当におすすめ?
エンシェントクランとは?
エンシェントクランはスコットランドのハイランド地方で造られているブレンデッドウイスキー
トマーティン蒸留所で造られるウイスキーをベースに、20種類以上のウイスキーがブレンドされています
1本1000円程度という価格で、ベル、ホワイトホース、ティーチャーズなどコスパに優れたスコッチウイスキーと肩を並べる銘柄のひとつとなっています
エンシェントクランの製法
エンシェントクランのキーモルトとして大きく関わっているトマーティン蒸留所
このトマーティン蒸留所、日本のウイスキー好きならピン!とくる人も多いのではないでしょうか?
というのも、トマーティン蒸留所は日本の企業が初めて所有した海外ウイスキー蒸留所
1986年に、日本の焼酎大手・宝酒造が買収し、これが日本の企業が初めて海外蒸留所のオーナーになった出来事
実は、サントリーやニッカよりも宝酒造の方が早かった。というのは、ウイスキー好きなら有名なエピソードだと思います
そして、トマーティン蒸留所の敷地内で製造が行われているエンシェントクラン
1本1000円程度の異例の安さでの販売は、きっと親会社であった宝酒造のノウハウが伝授されていることでしょう
エンシェントクランの種類
エンシェントクラン
1本1300円ぐらいで買える、超お手頃スコッチウイスキー
実は日本で一番売れている、サントリー・角瓶より微妙に安いです
味わいは、まあ値段相応で、1本1000円のウイスキー特有のアルコールの辛みがかなり強いです
おそらくストレートで楽しむのはなかなかキツいのではないかと思います
ただ、この価格帯のウイスキーは割ることを前提に造られているはずなので、水割りやハイボールにしてみると意外と真価を発揮します
ウイスキーの味わいをとことん楽しむという訳にはいかないけど、食事を邪魔しない食中酒としてはもってこい!
まとめ
ということで、スコッチウイスキーの中でも随一の安さで有名なエンシェントクラン
同価格帯には、ベル、ホワイトホース、ティーチャーズなどなかなかの強敵揃いで、わざわざエンシェントクランを選ばなくても良いかな・・・
というのが筆者の個人的な感想
ライバル:ベル・ホワイトホース・ティーチャーズについて詳しくはこちら!
ベルの味や種類・評価/イギリスで一番人気ウイスキーの味わいを解説 - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
ホワイトホースの味や種類/ファインオールド・ハイボール缶・12年の違いを解説 - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
ティーチャーズの味や種類・評価/ハイランドクリーム・セレクトの違いを解説 - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
ちなみに筆者は、もしも1000〜1500円ぐらいでウイスキー買うなら、
ベルでもホワイトホースでもなく、
バランタイン ファイネスト一択です!
やっぱり一番飲みやすいし、この味わいで1本1000円は異常とも言えるコスパです
1本1000円台のウイスキー探している人には、バランタイン ファイネストは超おすすめ!
バランタイン ファイネストを飲んでみたレビューはこちら!