ウイスキー大好きな筆者!
一番はじめに買った理由は、
とにかく安いから
だったんだけど・・・
色々なウイスキー飲んでみて、結局1周回った結果、
バランタインは美味い!
ってことに気付いた!
ということで今回は、筆者が一番飲んでいるウイスキーであるバランタインの歴史・特徴・ラインナップごとの違いについて、初心者の人にも分かりやすいように徹底紹介しようと思います!
バランタインの味や種類/12年・17年・21年・30年・ファイネストの違いを解説
バランタインとは?
世界三大ブレンデッドウイスキーの一つであるバランタイン
バランタイン・ジョニーウォーカー・シーバスリーガルの3銘柄は、
ウイスキーに興味がない人でもどれかは聞いたことがあるのでは?
というぐらい有名!
そんな中でもバランタインはスコッチウイスキーを代表する銘柄で、
主力のバランタイン 17年はスコッチウイスキーを象徴する存在として、
「ザ・スコッチ」と呼ばれているぐらいすごいウイスキー
バランタインの製法
バランタインは複数のウイスキーを掛け合わせて造られる「ブレンデッドウイスキー」
スコットランド各地の名門蒸留所の原酒を組み合わせて、それぞれのウイスキーの個性の良いとこ取りを実現しているのがポイントです
そんな40種類以上に渡る、バランタインの原酒でも特にバランタインの味わいに欠かせない7つの原酒は「魔法の7柱」と呼ばれており、
7つの原酒ひとつひとつが特徴ある香りと味わいを演出しています
バランタインの特徴
1937年に2代目マスターブレンダーであった、ジョージ・ロバートソンによって選ばれた「魔法の7柱」
デザートモルトと呼ばれるほど、甘い香りとフルーティな味わいが特徴の「スキャパ」
潮の香りとオイリーさが特徴の「オールドプルトニー」、フレッシュな味わいが魅力の「バルブレア」
さらに、クリーミーな味わいの「グレンカダム」に、奥深いフルーティさが特徴の「グレンバーギ」、そして濃厚なクリーミーさに力強さが宿る「ミルトンダフ」、スコッチ随一のクセのあるスモーキーさが特徴の「アードベッグ」
以上が、 バランタインの味わいを特徴付ける「魔法の7柱」として組み合わされています
バランタインの歴史
バランタインの歴史が始まったのは、今から約150年前の1869年
スコットランドでお酒の販売に力を入れる食料品店を営んでいたジョージ・バランタインが創始者
で、当時のスコットランドでは、その年々によって品質の安定しないシングルモルトウイスキーを混ぜ合わせて、風味豊かな味わいのウイスキーを造り出す「ブレンデッドウイスキー」造りが盛んだった時代
このブームに触発されたジョージ・バランタインも自分でブレンデッドウイスキーを造ってみることに!
ちなみにジョージ・バランタインが初めてブレンデッドウイスキー造りに取り組み始めた年齢は、なんと60歳!
食料品店オーナーのビジネスマンとしてはそこそこに成功していたジョージ・バランタイン、60歳からの約20年間は、ウイスキーブレンダーとして没頭し始めることになる
そして、この時ジョージ・バランタインが造ったのが、現在も販売されるバランタイン17年の原型となるレシピ
バランタインの種類
バランタイン ファイネスト
バランタインのラインナップで一番安いウイスキーがこのバランタイン ファイネスト!
1本たった1200円ぐらいで買えます!
蜂蜜やバニラのような甘さが中心の味わいはクセがなく、初心者の人にも飲みやすいウイスキーとなっています
筆者個人的には、1本1000円台のウイスキーとしてはありえないぐらいの完成度なので、この価格帯でウイスキー買おうと思うなら、バランタイン ファイネスト一択!と言い切れるぐらいおすすめです
バランタイン バレルスムース
2019年4月からバランタインのラインナップに加わった新商品がバレルスムース!
これまで何度か期間限定の新商品は発売されていたけど、バレルスムースは正式に通常ラインナップの1本として加わりました
「2度の熟成・内側を焦がした樽で熟成 」というちょっと変わった製法で造られており、これまでのバランタインに比べて、味も香りも濃いことがバレルスムースの特徴!
1本2000円というお手頃な価格で、バランタインが数々のライバルに対抗するべく送り出したバレルスムース、濃いウイスキーが好きな人にはおすすめです!
バランタイン 12年
熟成年数12年以上の原酒をブレンドしたのがバランタイン 12年!1本2200円ぐらいで買える割と手頃なウイスキーでありながら、40種類以上もの原酒がブレンドされている本格派ブレンデッドウイスキー
バニラや蜂蜜のような甘みは上で紹介したバランタイン ファイネストに似ていますが、樽のウッディな香りが加わっており、奥深い味わいが特徴です
12年ものウイスキーの中では、かなり安い方なので、ちょっと良いウイスキーを飲んでみたい人の一の1本におすすめです!
バランタイン 17年
現在のバランタインの名声を高めた立役者であり、スコッチウイスキーを代表する銘柄として"The Scotch"という呼び名を持つすごいウイスキーであるのがバランタイン17年
1本5000円ぐらいで、17年ものウイスキーとしてはかなり安い
味わいは華やかな香りのスペイサイドモルトの特徴が強く反映されており、爽やかな酸味のある青りんごのような香りを楽しむことができます
他にもウッディ、バニラ、カカオ、スモークなど何層にも重なった複雑な香りを楽しめるので、高級ウイスキーを初めて買う人の1本におすすめです!
と、言いたいところですが・・・
筆者個人的にはどうも公式発表に書いているような、「世界有数のスコッチウイスキー」の美味しさを感じられないバランタイン 17年・・・
筆者個人的な味見レビューはこちらの記事に書いてあるので、気になる人は読んでみてください!
バランタイン 21年
熟成年数21年以上の原酒を40種類以上ブレンドしたのがバランタイン21年
2007年に初めて登場した比較的新しいラインナップです
特徴はバランタイン17年に似ていますが、スパイスのような風味が加わり、ドライシェリーのような円熟したフルーティな余韻を楽しむことができます
バランタイン17年に比べ、より複雑でシェリー酒の甘く華やかな余韻を楽しみことができるので、ちょっとお金に余裕のある人にはおすすめ!
バランタイン 30年
30年以上の原酒をブレンドしたバランタインシリーズの最高峰がバランタイン30年
バランタイン21年でも、何層にも重なるような複雑な味わいを楽しめましたが、熟成年数が増えたことにより、アルコールの角がほぼ無くなり、円熟した飲みやすさを楽しむことができます
蜂蜜、バニラ、ビターチョコ、青りんご、ドライシェリー、樽香、スモークなど、バランタインのラインナップに含まれる香りのほぼ全てが詰め込まれていると言えるぐらい、複雑な味わいは飲むたびに様々な一面を見せてくれます
1本3万円ぐらいとおいそれと買えるものではありませんが、30年もののウイスキーとしては相変わらず破格的な安さなので、最高のウイスキーが欲しい人にはぜひおすすめです
まとめ
ということで、筆者が一番飲んでいるウイスキーであるバランタイン
安くて飲みやすい、とてもコスパの良いウイスキーなので、初めてウイスキーを買う人にも心からおすすめしたい銘柄です!
特に1本1000円と2000円で買える、ファイネストと12年のコスパは異常ともいえるほどの高さで、同価格帯ならバランタイン一択!
と言えるぐらいおすすめ!
世界最高峰のブレンダーが40種類近くの原酒を調合し、複雑で香り高い味わいを演出しているバランタイン
きっとウイスキーの入り口になるはずなので、気になった人はぜひ買ってみましょう!