そういえば、
筆者はスコットランドに行ったことがないけど・・・
なんか、
Googleで蒸留所の写真見て、
かっこいいなぁ・・・
と思ってる蒸留所が、
クライヌリッシュ!
というのも!
見てよ!この写真!!
小高い丘の上に立つガラス張りの蒸留所・・・
めちゃくちゃかっこよくない??
ということで今回は蒸留所がやたらとかっこいい「クライヌリッシュ 14年」を飲んでみようと思います!
【高評価】クライヌリッシュ14年をレビュー!【蜂蜜と海の味】
クライヌリッシュ蒸留所とは?
まずはクライヌリッシュについてざっくり紹介!
スコットランド・ハイランド地方で1819年に創業したクライヌリッシュ蒸留所
で、
ラベルをよーく見てみると・・・
猫!
そう!
鹿や鳥を紋章にするウイスキー蒸留所が多い一方、
クライヌリッシュ蒸留所は、
意外と珍しい「猫」を紋章にしている蒸留所!
というのも、
創業者である伯爵の紋章が「山猫」であったことから、
現在も、
- 蒸留所の紋章
- ラベルデザイン
- たまに限定猫ボトルを発売
こんな感じで、
結構猫を大々的に推してる蒸留所で、
筆者個人的には、
とても好感が持てます(笑)
本当素晴らしい蒸留所ね♡
ちなみに、
このクライヌリッシュの猫、
モチーフはスコティッシュ・ワイルドキャット(別名:ハイランド・タイガー)と呼ばれる野生の山猫で、
現在推定される生息数は、
なんと30〜100匹ぐらい
もう冗談抜きの深刻な絶滅一歩手前に瀕している猫です
で、
絶滅の原因は「天敵に襲われる」とかではなく、
放し飼いや捨てられたイエネコが、野生のヤマネコと交配してしまい、
純粋な種の保存ができない
というのが一番の原因
もちろん日本国内でも野良猫問題は深刻な課題ですが、
このように野生のヤマネコが生息する地域では、
より一層深刻な問題となっています
ヤマネコさんも大変なのね・・・
で、
話は戻って、
クライヌリッシュ蒸留所の話!
実は、
このクライヌリッシュ蒸留所、
クライヌリッシュ蒸留所の創業は1967年!
と言ってる人がたまにいて・・・
ワリと一理あったりする
というのも、
1967年に蒸留所を完全に新築してるクライヌリッシュ蒸留所!
で、
この新築工事、
引越しとか設備修繕とか、
そういうレベルじゃなくて、
1819年に創業した蒸留所の隣に、
すっかり新しい蒸留所を建てて、
建物も設備もすっかり心機一転再スタート!
筆者は飲んだことないから分からないけど、
ウイスキーの味わいも旧蒸留所からは結構変わってしまったらしいです・・・
てことで、
筆者が好きなあの美術館みたいなガラス張りのかっこいい蒸留所は、
この時にできた新・蒸留所
現代の最新技術を惜しみなく投入すればそりゃかっこいいのも当たり前ですよね・・・
ちなみに、
1819年から稼働していた旧・クライヌリッシュ蒸留所は、
ブローラ蒸留所と改名し、
1969年から14年間だけ新・クライヌリッシュ蒸留所と肩を並べて稼働していました
で、
このブローラ蒸留所がたった14年の間に造り上げたボトルは、
もう二度と手に入らない超限定ボトル
ってことで、
ウイスキーマニアの間では、
めちゃくちゃ人気があります
なんか、
最近このブローラのカルト的人気に乗っかって、
ディアジオ社がブローラ蒸留所を再建してるらしいですが、
果たしてそれって意味あるの?
って、ちょっと違和感を感じてたりする筆者です
クライヌリッシュ 14年をレビュー!味と評価は?
クライヌリッシュ 14年の香りは・・・蜜蝋??
ということで!
クライヌリッシュ 14年を飲んでみようと思います!
まず香りは・・・
てか!
まず言わせて欲しいんだけど!!
クライヌリッシュはまるで「蜜蝋」
って例えるウイスキー好きって、
かなりの人数いるんだけど・・・
そもそも蜜蝋ってなに?
って感じの筆者!
お前蜜蝋も知らないの!??バーカバーカ(笑)!
って思う人もいるかもしれないけど・・・
蜜蝋なんて普通に生きてたら食べたことねぇよ!
(こういうことを言うから炎上する)
てことで、
クライヌリッシュはまるで蜜蝋のような風味・・・
って言ってる人を見るたびに、
なに言ってんだ?
って思う筆者です!(いい加減にしろ)
てことで!
いつも通りレビューしていくと!
一番に感じる香りは蜂蜜!(あれ・・・)
蜂蜜のようなツーンとした、
蜜のような甘みが中心で、
めっちゃ甘くて美味しそう!(それって蜜蝋じゃn)
で、
蜂蜜の香りだけじゃなく、
桃のようなフルーティな香りと、
アーモンドの香ばしい香りも合わさって、
かなり複雑!
ほんのかすかに海のような香りも混ざって、
予算6000円以下では滅多にない、
めちゃくちゃ複雑な香りだと思います!
ちなみに、
「蜜蝋のようなワクシーな香り」っt(やめろ)
クライヌリッシュ 14年の味わいは甘くて海の風味!
てことで!
次は味をチェック!
ひと口飲んでみると・・・
あぁ、
オイリーでクリーミー・・・
なんかね、
例えるなら、
バターをでろでろに溶かしたホットケーキ
って感じで、
とろとろ甘くておいしい・・・
てことで、
なんか、
こんな感じのホットケーキみたいな甘さと香ばしさが混ざり合って、
結構複雑でおいしい!
で、
ここからがクライヌリッシュのすごいところ!
なんか、
かすかに海っぽい潮気が混ざってて、
これが味わいにめちゃくちゃ複雑さを生み出してるんだよね!
ちなみに、
似たウイスキーだと、
同じハイランド地方の「オールドプルトニー」がかなり似てるんだけど、
クライヌリッシュはオールドプルトニーほどクセがないので、
かなり良い感じ!
オールドプルトニー 12年を飲んでみたレビューはこちら!
【とにかく海の香り】オールドプルトニー12年をレビュー!【高評価】 - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
てことで!
なんかガツン!と来るような特徴は、
決してないけど、
いろいろな甘みが複雑かつ多層的に絡み合ってる
って感じで、
良いウイスキーのお手本のようなクライヌリッシュ 14年!
これマイナーな銘柄だけど、
かなり良いね!
まとめ:クライヌリッシュ 14年はスコッチ屈指の高評価ウイスキー!
ということで!
クライヌリッシュ 14年を飲んでみました!
なんか文字で書くと、
- 蜂蜜
- クリーミー
- 香ばしい
って感じで、
どこにでもありそうな味わいなんだけど・・・
クライヌリッシュは、
めちゃくちゃ緻密に計算されてる
ってレベルで、
いろいろな風味が混ざり合ってて、
まさにスコッチウイスキーのお手本のような味わい!
お前!ウイスキーブロガーならわかりやすく伝えるのが役割だろ!
って声が飛んできそうだけど・・・
クライヌリッシュのすごさは文字じゃ説明するの無理!
実際に飲んでみて初めてすごさが分かる、
隠れた銘酒だと思います!
てことで!
1本7000円ぐらいして高いけど、
スコッチウイスキーのお手本のような味わい
だったクライヌリッシュ 14年!
とにかくおいしいスコッチ飲みたい!
って人は、
マッカランとか飲んでるよりもおすすめ!
香り:蜂蜜のかすかに鼻にツーンと刺さる蜜のような甘い香り。そして蜂蜜の甘みの奥には、桃のフルーティさとアーモンドの香ばしい香りが広がる。またかすかに海のような香りも合わさり、ディアジオ社の「スコッチウイスキーの全ての要素が入った完全なテイスト」を象徴するような完成度の高さ
味:とろとろとしたオイリーな食感とクリーミーな甘みが第一印象。まるでバターを溶かしたホットケーキの甘みと香ばしさがとてもおいしい!そして少し時間が経つと海っぽい潮気が湧き出て、余韻は爽やかなフルーティさと海の香りがやさしく口に残る
簡単なイメージ:蜂蜜 → 桃 → アーモンド → 海の香り → オイリー → クリーミー → バター → 麦芽 → ホットケーキ → フルーティと海の爽やかな余韻
個人的おすすめ度:A+
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だいたい1本3行ぐらいで簡単にまとめてみたのでレビュー読むの面倒な人におすすめ!