世界高額ウイスキーランキング
に登場するウイスキーといったら・・・
山崎!
このあたりの銘柄を思い浮かべる人が多いと思うけど・・・
たまにシレーっと現れるのが・・・
ダルモア!
というのも!
ウイスキーの熟成において「50年以上」って、
樽の耐久性や天災被害などの問題から、
もはや存在するのが奇跡レベル!
だから!
世界中でもごく限られた蒸留所しか50年以上熟成なんて造らないんだけど・・・
なんかダルモア蒸留所は、
しょっちゅう50年以上熟成をリリースしてる!
てことで!
今回はそんな頭がぶっ飛んでるダルモア蒸留所の一番安いボトル
ダルモア 12年を飲んでみようと思います!
【評価微妙】ダルモア12年をレビュー!【もったり甘い味】
ダルモア蒸留所とは?
まずはダルモア蒸留所についてざっくり紹介!
ちなみに、
かなり真面目にウイスキー造りを行っているようで、
テイスティングの記録、業務活動、取引情報
など、
1日も休まずに日記を付けているらしいです
また、
創業者はアレクサンダー・マセソンという人物で、
この人、ダルモア蒸留所以外にも、
ジャーディン=マセソン商会
という会社を経営していたらしいです・・・
で!
これ受験世界史やったことある人は、
重要度★★★★★
絶対に忘れちゃいけない、
最重要単語だったはず(笑)
というのも、
このジャーディン=マセソン商会、
1832年に中国とのアヘン貿易で大活躍し、
アヘン戦争のきっかけを作った
悪名高き貿易商社(笑)
ちなみに、
記録があまりにも古すぎて定かではないけど、
日本に初めて上陸したウイスキーは、
このジャーディン=マセソン商会が横浜の山下町に荷揚げしたのが、
日本のウイスキー史のはじまりと言われています
で、
ダルモアを象徴する一番のポイントといったら・・・
やっぱりボトルに貼り付けられた、
超巨大な鹿の紋章
これ、
実はちゃんとした理由があって、
創業者・アレクサンダー・マセソンの先祖が、
1263年にイギリス国王アレキサンダー3世が雄鹿に襲われた時、
身を挺して国王を守った
という褒賞から、
という、
ちょっと良い話・・・
ちなみに、
筆者は実際に届いたダルモアのボトルを見て、
意外と紋章がギラギラと光ってかっこよくて、
ちょっとビビりました(笑)
これ写真で見ると大したことないけど、
実際に手に取ってみると、
まるでクルマのエンブレムみたいで、
めちゃくちゃかっこいいですよ(笑)!
ダルモア 12年をレビュー!味と評価は?
ダルモア 12年の香りは爽やかなシェリー!
ということで!
ダルモア 12年を飲んでみようと思います!
まず香りは・・・
あ!意外とシェリー!
というのも、
ダルモア 12年に使われる樽の比率って、
- バーボン樽 → 85%
- シェリー樽 → 15%
こんな感じで、
シェリー樽がめっちゃ少ないから、
どうせ大したことないだろ・・・
と思ってた筆者!
思ったよりもかなりシェリーだった!
しかも!
無駄にバーボン樽が入ってるおかげで、
めちゃくちゃ複雑!
シェリーの赤い果実の甘酸っぱい香りが中心なんだけど、
なんか奥には、
オレンジっぽい柑橘感
こんな感じで、
ちょっぴり爽やかな風味
が混ざって、
良い感じに複雑な香りを作ってるんだよね!
ちなみに、
イメージ的にはアラン 10年に結構似てる!
筆者は、
シェリー樽を中心にした複雑な香り
といったら、
真っ先にアラン 10年を思い浮かべるってぐらい気に入ってるんだけど、
アランっぽい複雑な爽やかな香りがして、
かなり良い感じ!
アラン 10年を飲んでみたレビューはこちら!
【高評価】アラン10年をレビュー!世界中で大人気のおすすめウイスキー! - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
ダルモア 12年の味わいはもったり甘い・・・
てことで、
次は味をチェック!
ひと口飲んでみると・・・
あ、
甘ったるい(笑)
で、
やっぱりシェリーっぽさ結構強烈!
なんか、
香りはかなり爽やかって感じだったんだけど、
味わいは、
もったり甘い!
まさに、
というような、
どっしりしたあんこのような甘さ!
で、
意外とゴムとか硫黄っぽさが、
飲み込んだ後に
息をフーっ
ってすると漂ってきて、
筆者個人的にはこれは嫌い・・・
なんか、
香りはアラン 10年みたいに、
バーボン樽 + シェリー樽
こんな感じで、
良い香りだと思ったけど、
味はちょっともったり甘いって感じかも・・・
まとめ:ダルモア 12年はのっぺりしててちょっと評価微妙・・・
ということで!
ダルモア 12年を飲んでみました!
意外と強烈
ダルモア 12年の特徴を一言で表すとこれ!
かなり複雑
で良い感じなんだけど・・・
なんかところどころクサいんだよね・・・
というのも、
シェリーの弊害の硫黄やゴムみたいな香りが、
意外と漂っていて、
筆者的にはそれがちょっとキツい!
もちろん、
に比べたら、全然ソフトなんだけど・・・
それが逆に中途半端!
てことで、
なんか、
こんな感じで上位互換になりそうなウイスキーいろいろあるので、
ちょっと中途半端だなぁ・・・
と思った、
ダルモア 12年でした!
香り:意外とシェリーの風味が強い!また赤い果実の甘酸っぱさの奥にオレンジのような爽やかな風味が漂い、ダルモアの複雑さを一段上げている。ちょっと重めのシェリーだけど、オレンジの酸味ある香りのおかげでかなり飲みやすそうな印象!
味:香りの爽やかな印象とは真逆にのっぺり甘ったるい!あんこのようなどっしりとした甘さが中心で、奥にはかすかにゴムや硫黄っぽい匂いも感じられる。香りが爽やかで良い印象だったけど、もったり甘い味わいとかすかに漂う嫌な風味で一気にポイントを落としたというイメージ・・・
簡単なイメージ:結構シェリーの香り → オレンジの爽やかな香り → あんこ → ゴム → 硫黄 → なんかもったり甘い
個人的おすすめ度:A−
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だいたい1本3行ぐらいで簡単にまとめてみたのでレビュー読むの面倒な人におすすめ!