なるべく安くて美味しいウイスキーばかり買ってる筆者
てことで!
日本のウイスキーは、確かに美味しいんだけど、
高いから
滅多に買わない!
普段はたいてい、1本3000円ぐらいのスコッチウイスキーばかり飲んでる!
ただ!
そんな筆者が、日本のウイスキーで唯一常に欠かさず家に置いているのが1本だけある!
それが・・・
フロム・ザ・バレル!
これマジでおすすめ!
高いイメージがある日本のウイスキーの中で、
おそらくコスパ最強!
ということで今回は「フロム・ザ・バレル」のおすすめポイントと味のレビューを徹底的に紹介しようと思います!
- 【原点にして最強】フロム・ザ・バレルをレビュー!【超おすすめ】
- これは1本2000円台の味じゃない!フロム・ザ・バレルのコスパがすごい!
- 筆者が超おすすめする!フロム・ザ・バレルを徹底レビュー!
- まとめ
【原点にして最強】フロム・ザ・バレルをレビュー!【超おすすめ】
超おすすめウイスキー!フロム・ザ・バレルとは?
筆者が大絶賛しているフロム・ザ・バレル
造っているのは、ニッカウヰスキー!
朝の連続テレビ小説『マッサン』のモデルとなった、
竹鶴政孝が創業した、日本のウイスキー製造メーカーの二大巨塔です!
(ちなみに、もう一つはサントリー)
で、
最近は、マッサンの放送やハイボール人気、また外国人のお金持ちの間でジャパニーズウイスキーが大人気・・・
こんな空前のウイスキーブームが重なり、
ニッカもサントリーも原酒が枯渇寸前・・・
てことで、
昔は1本3000円ぐらいで買えたはずの日本のウイスキーが、7000円とかになってしまっている2020年現在・・・
もはや中国人のお金持ちとアラブの富裕層が飲むレベルのお酒になってしまいつつあります・・・
ただ!
そんな日本のウイスキーが軒並み値上がりしている中、
頑なに昔の値段を守り続ける、美味しいウイスキーがある!
それがフロム・ザ・バレル!
これは1本2000円台の味じゃない!フロム・ザ・バレルのコスパがすごい!
1本2400円で買えるフロム・ザ・バレル
ノンエイジのウイスキーにしては高いんだけど、
このフロム・ザ・バレル、
そこらの12年ものの熟成ウイスキーにも負けないぐらいに美味い!
ということで、そんなフロム・ザ・バレルの味のレビューは一番最後にするとして、
まずは、
フロム・ザ・バレルって何?
という人のためにも、
フロム・ザ・バレルを一から分かるように、なるべく簡単に解説してみます!
フロム・ザ・バレル・の歴史
フロム・ザ・バレルが誕生したのは1985年
マッサンこと竹鶴政孝の養子である、竹鶴威氏が当時ニッカウヰスキーのマスターブレンダーを務めていた時代
竹鶴氏が、
「ブレンダーがいつも研究室で飲んでいる、 樽から取り出した直後のウイスキーをお客様に味わって欲しい」
こんな願いの下に作られたのが、フロム・ザ・バレル
ということで、フロム・ザ・バレルの一番の特徴は、
樽から取り出した原酒を極力そのまま瓶詰めしていること!
ウイスキーには一般的な、加水してアルコール度数を40%程度に調整という工程も経ていないので、
フロム・ザ・バレルのアルコール濃度は51.4%とかなり高め
ニッカウヰスキーの余市蒸留所と宮城峡蒸留所で製造された原酒を、ほぼ水を加えない状態でブレンドされています
ちなみに、一切加水しないウイスキーのことを世界的には「カスクストレングス」と呼びますが、
このフロム・ザ・バレルはほんの少しだけ水を加えていることから、ニッカウヰスキーは「樽出しウイスキー」と独自の呼称を使用しています
筆者が超おすすめする!フロム・ザ・バレルを徹底レビュー!
てかビンかっこ悪くね?(暴言)
ということで、フロム・ザ・バレルを実際に飲んでみようと思います!
ちなみに、筆者がフロム・ザ・バレルを初めて見た時の第一印象は・・・
なんかかっこ悪いビンだなー
ネットで割と「良いデザイン!」と褒められている、
フロム・ザ・バレルのビン
え?これ良いデザインか?
筆者はいまだに良さがよく分かりません・・・
ちなみに、ボトルのデザインは蒸留所のブレンダーが研究室でウイスキーを保存するのに使用する試験瓶をモチーフにしています
実は、デザイナーは、明治おいしい牛乳もデザインしたすごい人!
「四角い小さな塊」というデザインで、
フロム・ザ・バレルの特徴である、味が濃く強いウイスキーというイメージを表現しているようです
フロム・ザ・バレルを徹底レビュー!
ということで、味のレビュー開始!
フロム・ザ・バレルはこの変な形のビンのせいで、
どんなに頑張ってもこぼれると思うので、
こんな感じで、グラスにビンをくっつけて、
勢いよく一気に注ぐのが一番だと思います!
躊躇してそーっと・・・
注ごうとすると、むしろ、
机がビチャビチャになります
とにかく迷わず勢いよく注ぐのが重要です
で、まず香りを嗅いでみると、
51.4%のお酒なので、アルコールの刺激はかなりあります
ただ、思ったよりも鼻にはツーンとこない!
しっかりウイスキーの香りを感じることができます!
香りは、フルーティな酸味、メイプルシロップのような甘さ、樽のウッディさの3種類が程よく組み合わされています
まさに正統派ウイスキーといった香り!
そして口に含んでみると、
確かにアルコールの辛みは感じるけど、
思ったよりも全然辛くない!
てか、そこらのヘタな12年ものの40%とかの方がよっぽど辛い!
51.4%の辛さがあるとは思えないフロム・ザ・バレル、
体感的には、とても完成度の高い12年ものの40%のお酒と変わりません
(アルコール大好きな筆者の舌がおかしいだけかも・・・)
てことで!
1本2400円、アルコール度数51.4%のお酒とは思えないほどに飲みやすいのがフロム・ザ・バレルの最初の特徴!
味わいは、とにかく甘みが中心で、
樽の木の香りがほどよく口に広がることから、バニラやカラメルのような香ばしい甘さを感じます
北海道・余市蒸留所の原酒も使われていることから、
余市の特徴である、後味にかすかに煙くさいピートの香りを感じることもできます
そして飲み込んだ後の余韻も、特に第一印象と変わらず、
甘みと樽香がじわじわと口に残りつつ徐々に消えていく感じ
最初から最後までずっと、正統派ウイスキーらしい味わいが楽しめます!
まとめ
ということで!
1本2400円とは思えないほどむちゃくちゃ美味いフロム・ザ・バレル!
甘みを中心に、酸味と樽の香りがとてもバランスよく組み合わされており、
2000円台とは思えない完成度の高さ!
ちなみに同じぐらいの価格帯のおすすめだと、
バランタイン 12年とかシーバスリーガル 12年もあるんだけど、
もしもウイスキー初心者の人が、この3つでどれ買おうか迷っているなら、
フロム・ザ・バレルが一番おすすめ!
というのも、
バランタインやシーバスリーガルは良くも悪くも味が複雑過ぎる一方、
フロム・ザ・バレルは、
甘み・酸味・樽の香りの3つに特化しており、
これぞウイスキー!という味わいを最もお手頃なお値段で楽しめます!
フロム・ザ・バレルでウイスキーの中心となる味わい覚えておくと、
きっと今後いろいろなウイスキー飲み比べる時に役立つはず!
てことで、
お花の香り、桃、トロピカルフルーツ、海の香り、胡椒・・・
みたいなマニア好みな香りは含まれていないけど、
ウイスキーの基本の要素がしっかりと主張されているフロム・ザ・バレルはかなり美味しい!
しかも1本2400円と、え?この値段で飲んで良いの?って思うほどの安さ!
なかなかそこらの酒屋に置いてないけど、
もしも見かけたら、
ウイスキー好きは全員買うべき!
と言い切るぐらいおすすめ!
絶対買って後悔しないから!
そんな感じで、フロム・ザ・バレルのレビューでした!