ぴろのウイスキーブログ

ウイスキーの記録とおすすめウイスキー紹介

オクトモアの味や種類・評価/08.3・10.1・10.3・10年・アイラバーレイの違いを解説

世界中のウイスキーの中で、

一番煙くさいウイスキーは何か?

って聞かれたら、答えは決まってる。

オクトモア!

オクトモアのラインナップ

引用元:https://whiskyconsultants.com/octomore-masterclass-08-1

アードベッグ、ラフロイグ、ラガヴーリン・・・

煙くさいアイラウイスキーの大御所がいる中で、

それら全部を超えた世界最強のピートを持つウイスキー

それがオクトモアです。

ただ!

「まずい?」「怖い?」

「300ppmとか書いてあって意味わからん・・・」

って思ってる人も多いと思う。

筆者も最初はそう思ってた。

で、先に結論を言うと・・・

オクトモアは「まずい」どころか意外と甘い。

数字の怖さと実際の味は全然違う。

てことで今回は、

245本のウイスキーを飲んできた筆者が、

オクトモアの種類・選び方・誕生秘話・各ラインナップを、

徹底紹介していこうと思います!

これからオクトモアの「選び方・まずい問題・誕生秘話・ラインナップ全紹介」を解説していくよ!
下の目次をクリックして好きなページにジャンプしてね!

まずはオクトモアの「種類と選び方」早見表!

オクトモアのボトル各種

引用元:https://dramming.co.uk/tag/octomore/

「どのオクトモアを買えばいいか分からん!」

という人のために、まず早見表を作った。

オクトモアのエディションナンバーは

「世代.サブタイプ」の形式で表記されている。

たとえば「16.1」なら第16世代のサブタイプ1番・・・という意味。

エディション樽の種類味の特徴こんな人に
.1バーボン樽バランスよい入門者向け
.2ワイン/シェリー樽フルーティで甘い甘いの好きな人
.3アイラ産大麦塩っぽく力強いアイラを極めたい人
.4新樽(バージンオーク)木の香り強め・個性派コレクター向け

初めてオクトモアを買うなら「.1」(バーボン樽)から!
甘いのが好きなら「.2」、アイラを極めたいなら「.3」がおすすめ!

「甘いのが好きなら.2」

「アイラを極めるなら.3」

「コレクターなら.4」

この3文さえ覚えておけば、迷わず選べる。

オクトモアはまずい?300ppmでも意外と甘い理由

ブルックラディ蒸留所

引用元:https://www.islay.photos/photo/533/Drone-Photo-Bruichladdich-Distillery.html

「300ppmとか書いてあったら怖い・・・」

「名前からして強烈そうで近寄りたくない・・・」

分かる。

筆者も最初はそう思ってた。

で、

まずフェノール値(PPM)の比較を見てほしい。

  • ボウモア:約25ppm(軽めのアイラモルト)
  • ラフロイグ:約40〜45ppm(強烈な個性で有名)
  • アードベッグ:約55ppm(スモーキー系の人気銘柄)
  • ポートシャーロット:約40ppm(ブルックラディの中級ライン)
  • オクトモア:80〜300ppm超(ぶっちぎりの世界最強)

ラフロイグが40ppmなのに、
オクトモアは300ppm超えのものまである・・・?

数字だけ見たら3倍以上煙いはずなんだけど・・・

世界最強のピートとか書いてあるから、

飲む前は身構えた。

で、実際に飲んだら・・・

あれ?意外と甘くない?ってなって笑った。

ラフロイグが40ppmで、オクトモアが130ppm。

数字だと3倍以上煙いはずなのに、

飲んだ後の甘みは不思議とオクトモアのほうが強く感じた。

これが体験者にしか分からない逆説!

アイラウイスキーを感覚的に比べると・・・

ラフロイグ:ヨード感・薬品感が先に来て全体を支配する

アードベッグ:香りから煙さが前面に出て、力強い

オクトモア:数字は最強なのに、飲んだ後に甘みが後から来る

「まずい」と感じるのは、

スモーキーウイスキー自体が合わない人だけ。

アードベッグが飲めるなら、オクトモアも大丈夫。

怖がって避けるのはもったいない!

世界最強ピートの誕生秘話!オクトモアはなぜできたのか

ブルックラディ蒸留所はアイラ島の9つの蒸留所のひとつ。

ここから3つのブランドが生まれている。

  • ブルックラディ:ノンピーティッド(煙なし)エレガント系
  • ポートシャーロット:約40ppmのヘビリーピーティッド(中級者向け)
  • オクトモア:80〜300ppm超のスーパーヘビリーピーティッド(世界最強)

で、オクトモアはなぜ生まれたのか・・・というのが面白い。

ポートシャーロット(約40ppm)を作るとき、

「40ppmをどうやって均一に保つか」という疑問が生まれた。

製麦業者に聞いたら、

「80ppmと0ppmを混ぜて
40ppmにしているだけだよ」

という衝撃の答えが返ってきた(笑)

それを聞いたブルックラディが、

「じゃあ混ぜる前の80ppmだけで作ったらどうなる?」

と考えた。

それがオクトモアの始まり・・・!

今では80ppmどころか300ppmを超えるものまで作ってしまっている!
当初の倍以上になってて笑える(笑)

ブルックラディのもう一つのこだわりが「テロワール」。

大麦の農家・品種ごとに分けて仕込み、

ラベルに収穫農家と品種を記載するほどのこだわりがある。

ウイスキーでここまでやる蒸留所は世界でもほぼいない。

一度閉鎖されたブルックラディ蒸留所が

2001年に再稼働して、

オクトモアは2002年ごろから製造開始

全生産量のうちオクトモアの比率はわずか1割程度。

だから希少で高価なんです・・・

まずはオクトモアの種類とラインナップを徹底紹介!

16シリーズを中心に、現行品から市場にまだ残っているレア版まで全部紹介するよ!
アフィリエイトリンクから最安値が調べられるのでぜひ活用して!

オクトモア 16.1(スコティッシュバーレイ)

2024年リリースの最新世代・第16シリーズの「.1」ボトル!

スコットランド産大麦100%使用で、

バーボン樽で熟成されています。

アルコール度数は59.3%のカスクストレングス。

バニラやキャラメルみたいな甘みが中心で、

煙の香りはしっかりあるけど、

甘みとのバランスが取れている!

オクトモア入門にはこの「.1」から試すのが絶対おすすめ!

オクトモア 16.1のおすすめポイント
最新世代・第16シリーズのスタンダードモデル!スコットランド産大麦をバーボン樽で熟成させた、オクトモアの強烈なピートと甘みのバランスを体験するなら最初にこれ!
個人的おすすめ度:A+

オクトモア 16.2(ヨーロピアンカスク)

第16シリーズの「.2」は、

ヨーロピアンカスク(欧州産の樽)で熟成させたボトル!

アルコール度数は58.1%

ワイン樽やシェリー樽など欧州系の樽が使われていて、

ピートの煙にフルーティな赤い果実の甘みが加わるのが「.2」の特徴。

「.1」よりも甘みが強くてまろやかな印象!

煙くさいのに甘い・・・
という矛盾したおいしさがオクトモアの真骨頂!

オクトモア 16.2のおすすめポイント
ヨーロピアンカスク熟成でピートにフルーティな甘みがプラス!「.1」より甘さが強くて、ピートウイスキーとシェリー系の良いとこ取りのような不思議な味わいが楽しめる。
個人的おすすめ度:A+

オクトモア 16.3(アイラバーレイ)

オクトモアファンが最も注目する「.3」シリーズ!

アイラ島産の大麦(アイラバーレイ)を100%使用しているのが最大の特徴。

アルコール度数は61.6%

アイラ島で育ったピートを吸った大麦だけを使うから、

島のテロワールが最大限に表現されている一本!

海の潮風みたいな塩っぽさと、

強烈なピートスモークが融合した、

アイラモルトの究極系ともいえる味わい。

これが煙くさいウイスキーだ!
という体験ができる一本!

オクトモア 16.3のおすすめポイント
アイラ島産大麦100%使用で、島のテロワールを最大限に体感できる!海の塩気と強烈なピートスモークが合わさった、アイラモルトの究極版。オクトモアの中でも最もアイラらしい一本!
個人的おすすめ度:S

オクトモア 16.4(バージンオーク)

「.4」シリーズは、

バージンオーク(新樽)100%で熟成された珍しいスタイル!

アルコール度数は62.6%

新樽のえぐみや木の香りが強く出るため、

他の「.1〜.3」とは全然違う個性が楽しめる。

チョコレートやタバコみたいな深いビター感に、

ニューウッドのバニラみたいな甘さが合わさって、

なんか不思議な味わいになってる(笑)

オクトモア 16.4のおすすめポイント
バージンオーク100%という珍しいスタイルで、ピートにリッチな木の香りとバニラ感が合わさった唯一無二の味!同シリーズの中でも最も個性的で、飲み比べると違いが面白い一本。
個人的おすすめ度:A

オクトモア 15.2(ヨーロピアンカスク)

2023年に登場した第15世代のヨーロピアンカスク版!

57.9%のカスクストレングスで、

ヨーロピアンカスク由来のフルーティな甘みがたっぷり。

フェノール値は154.3ppmと強烈な数値で、

スモーキーさと甘みが渾然一体となった不思議なボトル!

第15世代と第16世代の飲み比べがオクトモアファンの楽しみ方!

オクトモア 15.2のおすすめポイント
前世代・第15シリーズのヨーロピアンカスク版!フェノール値154ppm超えというパワーのある一本で、ボックス付きなのでギフトにも最適。今なら入手しやすいタイミング!
個人的おすすめ度:A+

オクトモア 13.2(オロロソカスク)

「.2」の中でも個性的なのが、この13.2!

オロロソカスク(辛口シェリー樽)で熟成された珍しいボトル。

アルコール度数は58.3%

オロロソは辛口シェリーなので、

甘みよりもナッツやドライフルーツみたいな深みのある香りが特徴。

強烈なピートと、ドライなシェリーの組み合わせが、

なんかクセになる不思議なウイスキーです(笑)

オクトモア 13.2のおすすめポイント
希少なオロロソカスク熟成で、ドライなシェリー感とピートの組み合わせが唯一無二!ナッツやドライフルーツ系の深みのある香りが特徴。シェリー好き×ピート好きには必飲!
個人的おすすめ度:A+

オクトモア 13.3(アイラバーレイ)

第13世代から、アイラバーレイ100%版の13.3!

フェノール値は138.9ppmで、

アルコール度数は61.1%

アイラ島産大麦ならではの海の塩気と生き生きとしたピートが全開!

16.3と同じアイラバーレイ系だけど、

第13世代らしい若くて荒削りな迫力があって、

これはこれで面白い!

オクトモア 13.3のおすすめポイント
アイラ島産大麦100%使用のアイラバーレイシリーズ!第13世代ならではの荒削りなピートの迫力が味わえる。16.3と飲み比べると世代の違いが面白い!
個人的おすすめ度:A+

オクトモア 日本限定シングルカスク

オクトモアファンには垂涎の、

日本市場限定のシングルカスクボトル!

通常ラインと違って、

1つの樽だけから取り出したシングルカスク仕様なので、

同じボトルが二度と手に入らない超希少品。

アルコール度数は55.3%のカスクストレングス。

1本ごとに若干個性が違うのもシングルカスクの醍醐味!

日本限定なのになかなかどこにも売ってない・・・

オクトモア 日本限定シングルカスクのおすすめポイント
日本市場向けに特別にボトリングされたシングルカスクの超希少品!1樽だけからの原酒なので2度と同じものが手に入らない。オクトモアコレクターには絶対に外せない一本!
個人的おすすめ度:S+

オクトモア10年とは?3500本限定の幻のボトル

オクトモアといえば通常シリーズの「5年熟成」が基本。

そんな中に、

「オクトモア 10年」という特別なボトルが存在する・・・

オクトモアって5年熟成なのに、
10年ものがあるの?

そう。これが面白い。

10年熟成させると何が変わるかというと・・・

フェノール値が90.3ppmと、

通常の5年シリーズよりかなり低くなる。

ピートは熟成が進むほど丸くなっていくから、

10年経つとあの強烈なピートが落ち着いてくる。

熟成方法は

アメリカンオーク樽で5年+スペインのリベラ・デル・ドゥエロのワイン樽で5年

3,500本限定でブルックラディのオンラインサイトのみで販売されたボトル。

今もどこかに残っているかもしれない・・・

5年シリーズとは別物だと思って飲んだほうがいい!
ピートが丸くなって、また違う美味しさがある。

ブルックラディ蒸留所のおすすめウイスキー

オクトモアは高くて手が出ない・・・
もう少し手頃なもので似た系統はないの?

オクトモアが気になるけど、価格と量がな・・・という人には、

同じブルックラディ蒸留所の兄弟ブランドがおすすめ!

ポートシャーロット 10年

同じブルックラディ蒸留所が造る、

オクトモアの弟分ポートシャーロット!

フェノール値は約40ppm程度で、オクトモアより優しめ。

バニラみたいに甘くておいしい!という感じで、

煙くさいウイスキーに慣れてない人でも意外と飲めます。

価格も1本5000円前後と手頃で、

オクトモアが高くて手が出ない人の入門として最適!

ポートシャーロット 10年のレビューはこちら!

www.piroriro.com

ポートシャーロット10年のレビュー

ビッグピート

アイラ島の複数蒸留所の原酒をブレンドした、

ピートウイスキー好きに大人気のビッグピート!

ラフロイグ、アードベッグ、ボウモアなど、

アイラ島の複数蒸留所の個性をひとつのボトルで体験できる!

オクトモアには及ばないけど、

ガッツリ煙くさいウイスキーとして、

1本3000円台と手頃なのに大満足な一本。

ビッグピートのレビューはこちら!

www.piroriro.com

ビッグピートのレビュー

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まとめ:オクトモア、怖がらなくていい理由

「まずい」「怖い」と思ってオクトモアを避けていた人へ・・・

あの300ppmという数字は怖い。

でも実際に飲むと、

後から来る甘みが意外で笑える。

世界最強のピートは、

同時に世界で一番驚きのある甘さを持つウイスキーでもある。

まずは「.1」から試してみて!

「.1」が気に入ったら「.2」「.3」と、

少しずつ世界を広げていくのが楽しい。

読んでくれてありがとう!
オクトモアを飲む前にポートシャーロットで慣れてみるのもおすすめ!

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だいたい1本3行ぐらいで簡単にまとめてみたのでレビュー読むの面倒な人におすすめ!