産地や製法により様々な種類があるウイスキー
そんなウイスキーの種類でもよく耳にするのが・・・
これ、ウイスキー初心者の人には、
ブレンデッドウイスキーってそもそもなんだ?
という人も多いはず!
ということで今回は、ブレンデッドウイスキーついて、特徴や種類、おすすめ銘柄を徹底的に紹介しようと思います!
これを読めばブレンデッドウイスキーについては完璧!
- ブレンデッドウイスキーとは?
- ブレンデッドウイスキーのおすすめの選び方
- ブレンデッドウイスキーの選び方→【産地で選ぶ】
- ブレンデッドウイスキーの選び方→【飲み方で選ぶ】
- ブレンデッドウイスキーの選び方→【価格で選ぶ】
- おすすめのブレンデッドウイスキー銘柄はこれだ!
- 日本のブレンデッドウイスキーでおすすめの銘柄3選!
- スモーキーなブレンデッドウイスキーでおすすめ銘柄3選!
- 高級ブレンデッドウイスキーでおすすめ銘柄3選!
- まとめ
ブレンデッドウイスキーとは?
「ブレンデッドウイスキー」とは、一言で説明すると、
ウイスキーには豊かな風味を生み出すために、個性の異なる数種類の原酒を混ぜ合わせる製法がよく取られます
そして、その混ぜ合わせる際に、
この2種類の異なる原料の原酒を混ぜ合わせたウイスキーを、「ブレンデッドウイスキー」と呼びます!
一般的に、ブレンドがされていないウイスキー(シングルモルトウイスキー)に対して、ブレンデッドウイスキーのメリットは2つあり・・・
- まろやかな味わいで飲みやすい
- 価格が安め
ということで、ウイスキー初心者の人や女性にも、
ブレンデッドウイスキーはおすすめされることが多いウイスキーの種類です!
ブレンデッドウイスキーのおすすめの選び方
さて、
実際にブレンデッドウイスキーを買ってみよう!
と思っても・・・
世界で何百もあるブレンデッドウイスキーの中から、どれを選べば良いのか途方に暮れてしまう・・・
と思います!
ということで、自分好みのブレンデッドウイスキーを見つけるポイントを紹介します!
ブレンデッドウイスキーを選ぶ時の、おすすめポイントはこの3つ!
- 産地
- 飲み方
- 価格
順番に見ていこうと思います!
ブレンデッドウイスキーの選び方→【産地で選ぶ】
世界には大きく分けて、5つの主要なウイスキー生産国があります
そんな各産地の特徴を把握すれば、自分好みのウイスキーが見つけやすくなります
特にブレンデッドウイスキーは、スコットランドと日本で多く造られており、それぞれの特徴は簡単にまとめるとこんな感じ!
スコットランドのブレンデッドウイスキーの特徴
イギリスのスコットランドで造られるウイスキーを「スコッチウイスキー」と呼びます
全世界のウイスキー生産量の7割がスコットランドで造られており、世界でも圧倒的にウイスキー造りに盛んな土地です
ピート(泥炭)を使った独特の煙のような香りが強いことがスコッチウイスキーの特徴で、ピートの有無、華やかな香り、海の潮の香りなど多様な香りの違いを飲み比べることにスコッチウイスキーの楽しみがあります
日本のブレンデッドウイスキーの特徴
イギリスのスコッチウイスキーをベースに、日本人の味覚に合わせて独自の発展を遂げたのがジャパニーズウイスキー!
繊細で華やかな香りが特徴で、米料理や魚料理など日本の和食によく合う味わいとなっています
また、日本では水割りやハイボールなどの飲み方が人気のため、ストレートよりも割って飲むことを主眼に造られた銘柄も多いです
スコットランド・日本以外の、他の産地の特徴も知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
ブレンデッドウイスキーの選び方→【飲み方で選ぶ】
ウイスキーは日本酒や焼酎と同じように、銘柄によっておすすめの飲み方が様々です
水割りやロックにすると、不思議と香りが際立つ銘柄や、ハイボールにしても味わいが薄まらない銘柄など、それぞれの銘柄に向いている飲み方があるのがウイスキーの面白いところ!
ということで、自分好みのウイスキーの飲み方を知っていると、ウイスキー選びに役立ちます!
ウイスキーの飲み方については、下の記事で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください!
ブレンデッドウイスキーの選び方→【価格で選ぶ】
ブレンデッドウイスキーといっても、1本1000円〜数百万円まで価格帯はさまざま!
ということで、ウイスキー選びに迷ったら最終的には予算で選ぶのが筆者のおすすめ・・・(笑)
また、名前が同じ銘柄でも熟成年数により、価格が大きく変わります
例えば、同じ「バランタイン」という名前でも・・・
バランタイン ファイネストは、1本1000円で買えるのに対して・・・
バランタイン 17年は、1本6000円!
こんな感じで、熟成年数だけで大きな差があるのがウイスキーの特徴!
ちなみに、ブレンデッドウイスキーはシングルモルトウイスキーに比べて、価格がリーズナブルなものが多いので、なるべくコスパよくウイスキーを楽しみたい人にはブレンデッドウイスキーがおすすめです!
おすすめのブレンデッドウイスキー銘柄はこれだ!
ということで!
ここまでブレンデッドウイスキーの特徴と選び方について紹介してみました!
ここからは、実際にブレンデッドウイスキーのおすすめ銘柄を紹介しようと思います!
どれも筆者イチオシの間違いないボトルなので、大きく失敗することはないはず・・・
また、おすすめ銘柄を初心者の人にも分かりやすいように、
- 日本産のおすすめブレンデッドウイスキー
- スモーキーな香りが強いブレンデッドウイスキー
- 高級ブレンデッドウイスキー
と3種類にジャンル分けしてみました!
ちなみに、全部読むのが面倒な人のために、
ざっくり簡単に「おすすめのブレンデッドウイスキー銘柄」をまとめた記事もあるので、
手っ取り早くおすすめのウイスキーを知りたい人はこっちの記事がおすすめ!
日本のブレンデッドウイスキーでおすすめの銘柄3選!
まずは、
日本のブレンデッドウイスキー
のおすすめを紹介しようと思います!
実は日本だけでも数十種類以上のブレンデッドウイスキーがあって、
自分に合った銘柄探しって意外と大変・・・
ということで!
とりあえず買っておけば間違いない銘柄をざっくり紹介!
ちなみに日本のブレンデッドウイスキーについてとにかく詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください!
サントリー 角瓶
日本で「ハイボール」と聞いて、真っ先に思い浮かべる人も多い銘柄といったら、やぱり角瓶!
サントリーがCMで宣伝しているように、唐揚げなどの揚げ物との相性が大変よく、日本人好みのすっきりとした味わいは、こってりした料理との相性が抜群!
安いウイスキーの代名詞的存在となっていますが、決して安っぽい味はしないので、食わず嫌いで避けている人はぜひ一度飲んでほしい!
ストレートだとちょっとキツいけど、ハイボールにするとこのウイスキー、一気に化けます(笑)
サントリー角瓶を実際に飲んでみたレビューはこちら!
サントリー スペシャルリザーブ
1969年にサントリー創業70周年を記念して発売されたのがサントリー リザーブ
のちにサントリー会長となる佐治敬三が自らブレンドを担当し、リーズナブルな価格でありながら満足度の高い味わいを楽しめることから50年以上に渡って、販売され続けている人気商品です!
山梨・白州蒸留所の原酒をぜいたくに使用しており、白州の爽やかな森のような香りと甘みにどこか通じる味わいは、サントリーの本気を感じられるはず!
普段サントリーのウイスキーを飲んでいる人の、ちょっと奮発したい時のボトルとしておすすめ!
サントリー 響
ジャパニーズウイスキーを世界的に有名にした一番の立役者といったら、
おそらくこの響!
山崎・白州・知多とサントリーの全ての蒸留所のウイスキーがブレンドされており、
サントリーが貯蔵する約80万個の樽の中でも、特に状態が良いものだけを選び抜いて造られている
ちなみに世界一かっこいいウイスキー瓶じゃないかと思うぐらい凝った作りの響の瓶、
ヤフオクでは空瓶ですら高値で取引されるレベルの人気ぶりで、
偽造品まで作られているほど・・・
他のウイスキー瓶は捨てても良いけど、響の空瓶は絶対に捨てないようにしよう!
実は1万円ぐらいで売れるかも・・・?
響についてもっと詳しく知りたい人はこちら!
スモーキーなブレンデッドウイスキーでおすすめ銘柄3選!
次におすすめのブレンデッドウイスキー銘柄として、
とにかく煙くさい風味
が特徴のブレンデッドウイスキーを紹介しようと思います!
一度ハマるとなかなか抜け出せないスモーキーな風味、
煙くさいウイスキーが好きな人は必見です!
スモーキーなブレンデッドウイスキーについてとにかく詳しく知りたい人はこちらの記事!
ティーチャーズ ハイランドクリーム
1本1000円前後のティーチャーズ
比較的軽めのスモーキーさで、お手頃な価格であることから、初めてスモーキーなウイスキーに挑戦する人の入門的ボトルとしておすすめ!
りんごのような爽やかな甘みと煙の香りが合わさり、ハイボールにして飲むととても美味しいです!
揚げ物や燻製と一緒に、ティーチャーズのハイボールをガブガブ飲むと最高ですよ!
ティーチャーズ ハイランドクリームを実際に飲んでみたレビューはこちら!
ホワイトホース 12年
1本2000円前後で、スモーキーでちょっとクセのあるウイスキーといったらホワイトホース 12年!
上で紹介した、ティーチャーズと同じように煙の香りが漂うウイスキーですが、ティーチャーズがりんごの爽やかな甘みが味わいの中心であるのに対して、このホワイトホースはバニラや蜂蜜のような甘みが中心となっています
ということで、ティーチャーズとは異なるまろやかな甘みのあるスモーキーさを楽しみたいならおすすめ!
ホワイトホース 12年を実際に飲んでみたレビューはこちら!
ジョニーウォーカー ブラックラベル
世界で一番売れているウイスキー銘柄であるジョニーウォーカー!
そんなジョニーウォーカーの一番の人気モデルであり、1本2000円ぐらいと結構お手頃なジョニ黒!
スカイ島のタリスカーがキーモルトに使われており、ほのかにスモーキーで煙くさい香りはロックで飲むととても絶妙!
また、1本2000円程度のウイスキーでありながら、味が結構濃いめなので、ロックにしても味がしっかりと残るのもおすすめのポイントです!
ジョニーウォーカー ブラックラベルを実際に飲んでみたレビューはこちら!
高級ブレンデッドウイスキーでおすすめ銘柄3選!
最後におすすめのブレンデッドウイスキー銘柄として、
高級なもの
に絞って紹介しようと思います!
とにかくおいしいウイスキーを飲みたい人やいろいろなブレンデッドウイスキーを飲んできたウイスキー通におすすめです!
高級ブレンデッドウイスキーについてとにかく詳しく知りたい人はこちらの記事!
バランタイン 17年
現在のバランタインの名声を高めた立役者であり、スコッチウイスキーを代表する銘柄として"The Scotch"という呼び名を持つすごいウイスキーであるのがバランタイン17年
1本5000円ぐらいで、17年ものウイスキーとしてはかなり安い
味わいは華やかな香りのスペイサイドモルトの特徴が強く反映されており、爽やかな酸味のある青りんごのような香りを楽しむことができます
他にもウッディ、バニラ、カカオ、スモークなど何層にも重なった複雑な香りを楽しめるので、高級ウイスキーを初めて買う人の1本におすすめです!
と、言いたいところですが・・・
筆者個人的にはどうも公式発表に書いているような、「世界有数のスコッチウイスキー」の美味しさを感じられないバランタイン 17年・・・
筆者個人的な味見レビューはこちらの記事に書いてあるので、気になる人は読んでみてください!
シーバスリーガル 18年
世界最高峰のブレンダーと言われるコリン・スコット氏がシーバスリーガルのマスターブレンダーに就任して、まず世に送り出したのがこのシーバスリーガル18年
18年以上の熟成を重ねた原酒が85種類以上もブレンドされており、もはや一般人にはなにがなんだか分からないレベルですが、世界最高峰のブレンダーが織りなす緻密に計算されたハーモニーを楽しめます
味わいはシーバスリーガルの特徴である蜜のような甘みと、華やかな香りが中心で、12年ではあまり感じられなかったナッツのような香ばしさやピートの煙たさもほのかに感じることができます
他の三大ブレンデッドウイスキーである、バランタイン、ジョニーウォーカーの同価格帯ラインナップと比べてもかなり完成度が高いので、とりあえず1本6000円ぐらいのウイスキー欲しい人にはおすすめ!
シーバスリーガル 18年を実際に飲んでみたレビューはこちら!
ジョニーウォーカー ブルーラベル
品質を保つために年間4000本しか生産されず、ボトルには1本ごとにシリアル番号が割り振られています
ブレンドされる原酒の種類は一切公表されていませんが、1万樽に1つという究極の原酒を使っているとか、15年から60年までの幅広い熟成原酒を使っているのではないかと言われています
1本1万5000円ぐらいと一見高く思えるけど、使われる原酒のレア度と味わいの豊かさから考えると破格レベルと言えるほどの安さ!
また外箱にはシルクの裏地の箱が使われており、そこらのウイスキーにはないとんでもない高級感が漂っています
予算1万5000円ぐらいでウイスキーを探している人は真っ先に選びたいおすすめの1本です!
ジョニーウォーカーについてもっと詳しく知りたい人はこちら!
まとめ
ということで!
ブレンデッドウイスキーの特徴や種類、おすすめ銘柄の紹介でした!
個性の異なる原酒を混ぜ合わせて、新たな味わいを造り出すブレンデッドウイスキーは、
ウイスキーの様々な香りや奥深い味わいを楽しむのに最適!
シングルモルトウイスキーに比べて、強烈な個性やクセが少なく、また価格もリーズナブルな銘柄が多いので、
ウイスキー初心者の人が初めて買う1本にはぴったりです!
なんとなくコンビニやスーパーの特売、また通販のおすすめ商品を買っていた人は、ぜひこの記事を参考に自分にぴったりの1本を見つけてみてください!
きっと今までとはまるっきり違うウイスキーの世界を体験できるはず・・・