ウイスキーを初めて飲む人や、あまりウイスキーが得意じゃない人におすすめしたいのが、
高級ブレンデッドウイスキー!
初めて買う人に高いウイスキー勧めるな!
って声も聞こえてきそうだけど・・・
やっぱり高級ウイスキーは飲みやすい!
アルコールの刺激・どギツいクセ
などは皆無な高級ウイスキーの世界、
ウイスキーに初めて触れる人こそ、ぜひ1本1000円のキツいウイスキーよりも、高級ウイスキーを飲んで欲しいと思います!
ということで、今回は高級ウイスキーの中でも特に飲みやすいブレンデッドウイスキーに注目して、筆者おすすめの銘柄を紹介しようと思います!
ブレンデッドウイスキーだと意外とお手頃な価格で買えるボトルも多いので、誰かに贈ってもよし!自分で飲むのもよし!です!!
【ランキング】世界のおすすめ高級ブレンデッドウイスキーまとめ【値段順】
バランタイン 17年
現在のバランタインの名声を高めた立役者であり、スコッチウイスキーを代表する銘柄として"The Scotch"という呼び名を持つすごいウイスキーであるのがバランタイン17年
1本5000円ぐらいで、17年ものウイスキーとしてはかなり安い
味わいは華やかな香りのスペイサイドモルトの特徴が強く反映されており、爽やかな酸味のある青りんごのような香りを楽しむことができます
他にもウッディ、バニラ、カカオ、スモークなど何層にも重なった複雑な香りを楽しめるので、高級ウイスキーを初めて買う人の1本におすすめです!
と、言いたいところですが・・・
筆者個人的にはどうも公式発表に書いているような、「世界有数のスコッチウイスキー」の美味しさを感じられないバランタイン 17年・・・
筆者個人的な味見レビューはこちらの記事に書いてあるので、気になる人は読んでみてください!
バランタイン 17年を実際に飲んでみたレビューはこちら!
シーバスリーガル 18年
世界最高峰のブレンダーと言われるコリン・スコット氏がシーバスリーガルのマスターブレンダーに就任して、まず世に送り出したのがこのシーバスリーガル18年
18年以上の熟成を重ねた原酒が85種類以上もブレンドされており、もはや一般人にはなにがなんだか分からないレベルですが、世界最高峰のブレンダーが織りなす緻密に計算されたハーモニーを楽しめます
味わいはシーバスリーガルの特徴である蜜のような甘みと、華やかな香りが中心で、12年ではあまり感じられなかったナッツのような香ばしさやピートの煙たさもほのかに感じることができます
他の三大ブレンデッドウイスキーである、バランタイン、ジョニーウォーカーの同価格帯ラインナップと比べてもかなり完成度が高いので、とりあえず1本6000円ぐらいのウイスキー欲しい人にはおすすめ!
シーバスリーガル 18年を実際に飲んでみたレビューはこちら!
シーバスリーガル 18年 ミズナラ カスク フィニッシュ
2013年に発売された「シーバスリーガル ミズナラ 12年」の成功を受けて、ひとつ上のラインナップである、シーバスリーガル18年をミズナラ樽で熟成させたこのウイスキー。2020年から新たにシーバスリーガルのラインナップに加わりました
実は1年ぐらい前から、日本を訪れた外国人観光客向けに、成田空港や羽田空港の免税エリアで販売されていましたが、好評だったので、ついに2020年1月から一般量販店でも売られるようになりました
味わいは12年ミズナラよりもさらに香木や白檀のような高貴な香りが強く、まさに「日本の香り」を思わせるような優雅なウイスキーです
1本9000円ぐらいとかなり高いけど、サントリー・山崎の特徴でもある白檀の香りがするウイスキーを手頃に味わえるので、ジャパニーズウイスキーの香りを手頃に味わいたい人にはおすすめ!
シーバスリーガルについてもっと詳しく知りたい人はこちら!
THE NIKKA
2020年現在、ニッカウヰスキーのブレンデッドラインナップの中で最上位に位置するのがこのTHE NIKKA
2019年までは、「12年もの」として販売されていたTHE NIKKAだけど、原酒不足の影響で、つい最近ノンエイジのTHE NIKKAとして生まれ変わりました
数年前までは12年ものが1本5000円で買えたのに対して、ノンエイジなのに1本6000円もする現行THE NIKKAはちょっと割高感もあるかも・・・
サントリー 響
ジャパニーズウイスキーを世界的に有名にした一番の立役者といったら、
おそらくこの響!
山崎・白州・知多とサントリーの全ての蒸留所のウイスキーがブレンドされており、
サントリーが貯蔵する約80万個の樽の中でも、特に状態が良いものだけを選び抜いて造られている
ちなみに世界一かっこいいウイスキー瓶じゃないかと思うぐらい凝った作りの響の瓶、
ヤフオクでは空瓶ですら高値で取引されるレベルの人気ぶりで、
偽造品まで作られているほど・・・
他のウイスキー瓶は捨てても良いけど、響の空瓶は絶対に捨てないのがおすすめ!
実は1万円ぐらいで売れるかも・・・?
響についてもっと詳しく知りたい人はこちら!
ジョニーウォーカー ブルーラベル
品質を保つために年間4000本しか生産されず、ボトルには1本ごとにシリアル番号が割り振られています
ブレンドされる原酒の種類は一切公表されていませんが、1万樽に1つという究極の原酒を使っているとか、15年から60年までの幅広い熟成原酒を使っているのではないかと言われています
1本1万5000円ぐらいと一見高く思えるけど、使われる原酒のレア度と味わいの豊かさから考えると破格レベルと言えるほどの安さ!
また外箱にはシルクの裏地の箱が使われており、そこらのウイスキーにはないとんでもない高級感が漂っています
予算1万5000円ぐらいでウイスキーを探している人は真っ先に選びたいおすすめの1本です!
ジョニーウォーカーについてもっと詳しく知りたい人はこちら!
シーバスリーガル 25年
シーバスリーガルのラインナップ最高峰がこれ!
1本2万円近くとかなり高級なウイスキーであることから、重厚なギフトボックスに収められ、華麗なラベルデザインに包まれたボトルはとても高級感があります
シーバスリーガルの蜜のような甘さに加えて、バニラを思わせるような香ばしい樽の香りやフルーツのようなフレッシュな爽やかさを感じることができて、飲むたびに様々な一面を楽しむことができる複雑な味わいが特徴です
シーバスリーガルについてもっと詳しく知りたい人はこちら!
バランタイン 30年
30年以上の原酒をブレンドしたバランタインシリーズの最高峰がバランタイン30年
バランタイン21年でも、何層にも重なるような複雑な味わいを楽しめましたが、熟成年数が増えたことにより、アルコールの角がほぼ無くなり、円熟した飲みやすさを楽しむことができます
蜂蜜、バニラ、ビターチョコ、青りんご、ドライシェリー、樽香、スモークなど、バランタインのラインナップに含まれる香りのほぼ全てが詰め込まれていると言えるぐらい、複雑な味わいは飲むたびに様々な一面を見せてくれます
1本3万円ぐらいとおいそれと買えるものではありませんが、30年もののウイスキーとしては相変わらず破格的な安さなので、最高のウイスキーが欲しい人にはぜひおすすめです
バランタインについてもっと詳しく知りたい人はこちら!
ロイヤルサルート 21年 シグネチャーブレンド
2019年秋に新登場し、ロイヤルサルートのこれからの中心を担うボトル
過去に発売されていた「ロイヤルサルート 21年」の味わいに最も似ており、洋梨や柑橘のフルーティな香りに、お花のような華やかな香り、そしてバニラと木の香りが合わさったような樽の香りなど、「ロイヤル」の名に恥じないとにかく派手な香りが広がります
ちなみに、製造しているのはこの記事でも何度も登場したシーバスリーガルを製造しているメーカー!
味はとにかく甘いシーバスリーガルとは対照的に、ロイヤルサルートは苦いを通り越して渋いことで有名です
きっとシーバスリーガルを気に入った人が、ステップアップで買ったらびっくりすること間違いなしです!
多少味が渋くても、優美な高級ウイスキーの香りを味わいたい人にはおすすめ!
ロイヤルサルートについてもっと詳しく知りたい人はこちら!
ロイヤルハウスホールド
ロイヤルハウスホールドのラインナップは基本的に1種類のみ!
たまに限定リリースも発売されますが、ただでさえ珍しいウイスキーなので、よほどのことがないと買えません
ということで、かつてイギリス国王も飲んでいたロイヤルハウスホールド
ちなみに、イギリス王室専用のウイスキーとして造られたという歴史から、世界中の多くの国では市販されていません
日本ではイギリス王室との皇室外交のよしみもあって、amazonで買うことができます!ちなみにお値段は1本約3万円!
王様が飲んでいるウイスキーが3万円で買えると考えたら、かなり安いです!
味わいは、酸味、苦み、甘みが中心で、ナシのような芳醇な風味と樽の木の香りが絶妙に入り混じります
樽の木の香りをしっかりと残しながら、味わいは意外と飲みやすい、まさに正統派ウイスキーらしい味わい
これぞブレンデッドウイスキーの完成形という言葉がぴったりな味わいを体験できると思います!
自宅のテーブルの上でロイヤルハウスホールド飲めるのなんて、世界でも日本だけなので、かなり貴重な体験ですよ!
ロイヤルハウスホールドについてもっと詳しく知りたい人はこちら!
まとめ
ということで!
世界の高級ブレンデッドウイスキーの紹介でした!
最後の方に紹介したボトルは、おいそれと買えるボトルではないですが・・・
序盤の方のボトルは1本5000円〜で買えるので、ちょっと奮発したい日のウイスキーにおすすめですよ!
5000円でも十分に、スーパーやコンビニで売っているウイスキーとは別世界の味わいを体験できるはずなので、未体験の人はぜひ今週末は高級ウイスキーで晩酌しましょう(笑)!