近年、日本ではクラフトビールが人気ですが・・・
最近世界的に流行しているのがクラフトバーボン!
大量生産される一般的なバーボンウイスキーとは違って、
原料や生産方法にとにかくこだわり、少数生産されるのがクラフトバーボン!
ということで今回は、クラフトバーボンのおすすめ銘柄を紹介しようと思います!
【ウイスキー入門】クラフトバーボンとは?おすすめ銘柄と特徴を紹介
クラフトバーボンとは?
クラフトバーボンは、
少数生産で造られ、蒸留所の個性やクセがはっきりと現れたバーボン
と言われていますが、実は明確な定義がありません・・・
世界で一番売れているバーボンウイスキーを販売する「ジムビーム」が最初に取り組み始め、現在はジムビームが販売するクラフトバーボン4銘柄を中心に様々なメーカーが「クラフトバーボン」を名乗ったボトルを販売しています
クラフトバーボンのおすすめ銘柄
ブッカーズ
クラフトバーボンの元祖であり、バーボンの最高峰銘柄と言われることも多いのがブッカーズ
クラフトバーボンを初めて造り始めたジムビームが製造しているボトルで、一番の特徴は樽から取り出した原酒に何も手を加えず、そのままボトリングしていること
ということで、アルコール度数は60〜63%程度とかなり強烈ですが、不思議と荒々しさはあまりなく、まろやかな味わいが特徴です
毎年数量限定で販売されており、最近は世界的にも大人気で品薄状態が続いているので、もし気になる人は早めのゲットがおすすめです!
ブッカーズについてもっと詳しく知りた人はこちら!
ベイカーズ
ジムビームが造るクラフトバーボン4銘柄のうちの一つであるベイカーズ
熟成庫の最も高い位置で熟成された、7年以上熟成樽のみを原酒に使用しているのがこだわりのポイント!
ジムビーム社の倉庫は、上段に位置するほど温度が高いため、熟成が進みやすく、他の銘柄に比べて濃厚な味わいが特徴です
ジムビームのクラフトバーボン銘柄の中でも、最もバランスが良い味わいと言われており、とりあえずクラフトバーボンの味わいを知りたい人は、選んで間違いないボトルです!
ベイゼルヘイデン
ジムビームが製造する、通常のジムビームよりも2倍のライ麦を使用したクラフトバーボンがベイゼルヘイデン
ライ麦特有のピリッとしたスパイシーな味わいが極限まで強められており、ドライで淡麗な味わいが好きな人にぴったりな大人のクラフトバーボンです
しかし、辛いだけではなく、8年以上の長期熟成による甘みもしっかりと出ており、意外と飲みやすい!
キレのある味わいとまろやかな甘みが両立しており、ハイボールにするととても美味しいです!
ノブクリーク
ジムビームが造る、比較的お手頃なクラフトバーボンがノブクリーク!
9年熟成というバーボンの中ではかなり長めの熟成を行っており、ナッツのような香りとフルーティな味わいが特徴です
アメリカ禁酒法以前の古き良きバーボンを再現しており、クラフトバーボンの中でもかなりの売上を誇る銘柄です
ノブクリークを実際に飲んでみたレビューはこちら!
メーカーズマーク
近所のスーパーにもよく置いてある、スライムを垂らしたような変なボトルが特徴のメーカーズマーク
実はクラフトバーボンの銘柄のひとつで、小さな蒸留所でなるべく機械に頼らない職人による手作りをコンセプトにウイスキー造りを行う蒸留所です
ちなみに、赤色のボトルキャップは、全て職人の手作りでひとつひとつ作られており、蝋の垂れ方は同じものは2つとない
という、なかなかにこだわったボトルでもあります
パンのようなやさしい甘みと香ばしさ、またオレンジの風味が特徴で、1本2000円程度のバーボンにしては、とても飲みやすい味わいです!
メーカーズマークについてもっと詳しく知りた人はこちら!
ミクターズ
1753年に蒸留を開始し、アメリカ最古のウイスキー蒸留所のひとつと言われているミクターズ
5年以上熟成された原酒を使用しており、バニラの香りとフルーツの甘みが特徴
また、意外とボディが重く、なめらかでとろみのある味わいは、まさにクラフトバーボンのお手本のような味わい
どっしりと重厚なバーボンを探している人におすすめ!
ウッドフォードリザーブ
青りんごのようなフルーティさとまろやかな甘みが特徴のウッドフォードリザーブ
アイリッシュウイスキーでよく使われる3回蒸留のポットスチルで製造されていることから、バーボンとは思えないような繊細でやさしい味わいが特徴です
良くも悪くもバーボンらしくない独特の味わいなので、バーボンが苦手な人や、スコッチウイスキーが好きな人の変わり種におすすめ!
ウッドフォードリザーブについてもっと詳しく知りた人はこちら!
まとめ
普通のバーボンウイスキーより、ちょっと高いけど、
作り手の並々ならぬこだわりが詰まったクラフトバーボンは、
やっぱり格別!
スコッチのシングルモルトにも負けない、重厚で風味豊かな味わいはバーボン好きなら一度は飲んでみたい魅力があります
ということで、普段他のウイスキーを飲んでいる人も、たまにクラフトバーボンを飲んでみると、きっとウイスキーの世界がますます広がりますよ!