ぴろのウイスキーブログ

ウイスキーの記録とおすすめウイスキー紹介

30代で趣味がない男性へ|ウイスキーだけが続いた3つの理由

「趣味とか、あります?」

この質問が、ずっと苦手でした。

いや、無いわけじゃないんです。

ダンベルもベンチも買って自宅に筋トレ環境を作ったし、

一人で群馬まで日帰りで走ったし、

深夜に東京の夜景を見に行っては記事にしていた

やってはいるんですよ。ちゃんと。

ただ「今も続いてますか?」と聞かれると・・・

言葉に詰まる。

ダンベルは部屋の隅で物置になってるし、一人旅は年に1回あるかどうか。

いろいろ手を出して全部やめてるだけじゃねぇか。

うるさい。図星だからやめろ。(半ギレ)

問題は「趣味がない」ことじゃなくて、続いた趣味がないことでした。

で、当時の筆者はこう思っていたわけです。

「続かないのは、自分の根性がないからだ」

これ、たぶん間違いです。

根性の問題じゃなくて・・・

手を出した趣味が、全部ハードル高すぎただけ。

キャンプ、ゴルフ、筋トレ、カメラ、バイク。

どれも初期費用が数万円で、休日が半日消えて、続けるには仲間か根性が要る。

そりゃ残りません。

で、あれだけ手を出して唯一やめなかったのが、ウイスキーでした。

気づいたら245本開けていて、こうしてブログまで書いている。

この記事は「ウイスキーいいぞ」の押し売りじゃなくて、「なんで他は全部やめて、これだけ残ったのか」を分解した記録です。合わない人には合わないことも書くよ。

【結論】趣味が続かない理由は3つ。ウイスキーはその全部を避けられる

先に構造から書きます。

大人の趣味が続かない3大理由

がかかる(道具を揃えた時点で数万円)

時間が要る(休日が半日〜1日消える)

が要る(誘う相手がいないと成立しない)

30代・40代で趣味が続かない原因は、だいたいこの3つです。

根性ではありません。条件の問題。

で、ウイスキーはこの3つに全部当てはまらない。

順番に見ていきます。

理由①:金——初期費用が、実質ゼロ

ここが一番大きいです。

必要なものを並べます。

ウイスキーを始めるのに必要なもの

ボトル1本(1,500〜3,000円)

グラス(家にあるコップでいい)

氷か炭酸水(コンビニ)

以上です。

ゴルフなら道具一式で数万円、キャンプならテントだけで2万円コース。

ウイスキーは2,000円で始まって、その2,000円が10日以上もつ

しかも、やめたくなったら飲みきって終わりです。

物置に残る道具がない。これ、地味にものすごく大きい。

筆者の部屋には、使わなくなったダンベルとベンチが今も鎮座しています。

あれを見るたびに、少し落ち込むんですよ。(真顔)

「始めたけどやめた」の痕跡が、家に残らない趣味なんです。

理由②:時間——1杯15分で成立する

次が時間。

平日に帰宅して、飯を食って、風呂に入って、22時。

ここから始められる趣味って、実はほとんどありません。

ウイスキーは15分で成立します。

グラスに注いで、匂いを嗅いで、一口飲む。

それだけで「今日は自分の時間があった」ということになる。

休日を空ける必要がない趣味は、30代にとって強すぎます。

予定を立てなくていい。天気に左右されない。準備も片付けもいらない。

だから続きます。

逆に言うと、休日を丸ごと使う趣味は、仕事が忙しくなった瞬間に消える。筆者はそれで3回くらい挫折してる。(小並感)

理由③:人——最初から一人が前提

3つ目。これが本当は一番かもしれません。

大人になってからの趣味は、誘う相手がいないと詰むものが多い。

フットサル、飲み会、旅行、ゴルフ。全部そう。

で、30代になると友達との予定調整が一気に難しくなります。

結婚した、子どもができた、転勤した。

ウイスキーは、そこが最初から解決しています。

一人で飲むのが、標準仕様。

誰の予定も聞かなくていいし、誰にも気を使わなくていい。

「一人の夜が長い」という悩みそのものを、そのまま趣味の時間に変換できる

ここがウイスキーの本体だと思っています。

ただし、線引きだけは書いておきます。

「味を確かめるために飲む」から「紛らわせるために飲む」に変わったら、それは趣味ではなく別の話です。

そうなりかけたら、その日は飲まないほうがいい。

でも「酒を飲むだけ」が趣味になるのか問題

ここまで読んで、当然の疑問が湧いているはずです。

それ、ただの晩酌では?

正論です。飲んでいるだけなら、それは趣味ではありません。

晩酌が趣味になる分岐点は、はっきりしています。

晩酌 → 趣味 に変わる3つのスイッチ

違う銘柄を飲む(同じ1本を繰り返さない)

感想を残す(一言でいい。スマホのメモで十分)

産地を知る(味と地図がつながると急に面白くなる)

特に②です。

「甘い」「煙い」「これは無理」だけでいい。

10本ぶん溜まると、自分の好みの傾向が見えてきます。

これが見えた瞬間、次の1本を選ぶのが楽しくなる。

そうなったらもう趣味です。おめでとうございます。

ちなみに筆者は、そのメモをブログに書き続けた結果がこのサイトです。

245本ぶんの「甘い」「煙い」「これは無理」が並んでいます。(暴言)

始め方:最初の3本と、やらなくていいこと

具体的な始め方を書きます。

最初にやること

スーパーで2,000円前後のボトルを1本買う。以上です。

いきなり1万円のボトルを買わないでください。

好みもわからない段階で高い酒を買うと、口に合わなかったときに趣味ごと終わります。

安い1本で「思ったよりイケる」を体験するのが先です。

やらなくていいこと

最初は全部いらない

高いグラスを買う:家のコップでいい

専用の氷:製氷機の氷でいい

知識を先に詰め込む:飲んでから調べるほうが入る

ストレートで飲む:ハイボールから始めていい

形から入ると金がかかって、金がかかると続きません。

3大理由の①に自分から戻る形になります。

最初の1本は初心者におすすめの銘柄20選から選べば外さない。「何から飲む?どう飲む?」を全部知りたいならウイスキーの始め方完全ガイドが本体だよ。この記事はそこまで行く前の、続くか続かないかの話。

飲む量の話(ここだけ真面目に)

趣味として続けるなら、量の話は避けて通れません。

ウイスキーは度数が40%前後あります。

1杯30ml(シングル)を、1〜2杯で終わりにするのが、この趣味を長く続けるコツです。

あと、毎日飲む必要はまったくありません。

飲まない日があっても趣味は続きます。むしろ間が空くほど、次の1杯がうまい。

味を確かめる趣味なので、量を飲むと逆に成立しなくなる。

酔ってしまうと、3杯目の味なんてわからないので。

チェイサー(水)を横に置いて、ゆっくり飲んでください。

副産物:これ、会話のネタとして異常に強い

最後に、始めてから気づいた効果を書きます。

冒頭の「趣味は何ですか」に、答えられるようになりました。

そして答えたあとの反応が、他の趣味と少し違う。

「詳しいんですね」で終わらずに、会話が続くんです。

理由は単純で、ウイスキーには全部の銘柄に産地と物語があるから。

「この酒は島で作られていて、海藻みたいな匂いがする」

この一言で、酒を飲まない人でも「なにそれ」となります。

ゴルフや筋トレの話は、やらない人には通じません。

でもウイスキーは、飲まない人にも風景の話として通じる。

しかも、相手が上司でも、初対面でも、女性でも成立します。

ここからデート方面の話になるけど、会話の広げ方そのものが苦手な人は、姉妹サイトの女性との会話ネタ13選と組み合わせると強い。ネタが1個あるかどうかで、沈黙の怖さは全然違うよ。

「大人っぽい趣味が欲しい」という動機で始めるのも、別に不純ではないと思っています。

入り口が見栄でも、続けば本物になるので。

正直に書きます。ウイスキーが向かない人

ここまで褒めましたが、全員に勧める気はありません。

やめておいたほうがいい人

お酒が体質的に飲めない人(無理をする趣味ではない)

飲むと量が止まらなくなる自覚がある人

体を動かしたくて趣味を探している人(それは運動を選ぶべき)

誰かと一緒にやりたい人(一人前提の趣味なので、方向が逆)

特に最後の2つは大事です。

「一人の時間を良くしたい」のか「人とつながりたい」のかで、選ぶべき趣味は正反対になります。

ウイスキーは前者専用です。

後者を求めているなら、この趣味では埋まりません。そこは正直に書いておきます。

まとめ:ハードルを下げれば、趣味は勝手に続く

持ち帰るものを3つに。

30代で趣味がない人へ

① 続かない原因はやる気ではなく、金・時間・人の3条件

② ウイスキーは2,000円・15分・一人で成立する

③ 晩酌が趣味に変わるスイッチは「感想を残すこと」

冒頭の「特にないですね〜」に戻ります。

あれを言わなくて済むようになるのに、必要だったのは覚悟でも金でもありませんでした。

スーパーで2,000円の1本を、カゴに入れただけ。

そこから245本続きました。

始まりが安いほうが、趣味は続きます。たぶんこれが結論です。

1本目を選ぶところから始めるなら初心者におすすめの銘柄20選、ハイボールから入るならハイボールに合うウイスキー22選へどうぞ。家で何本か覚えたら、次は一人でバーに行くのが面白くなる。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。体質に合わない方、服薬中の方、車を運転する日は飲まないでください。