ぴろのウイスキーブログ

ウイスキーの記録とおすすめウイスキー紹介

ウイスキーはメルカリで売れる?ヤフオク・買取店との違いと個人売買の注意点

※本記事はプロモーションを含みます。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

家に眠っているウイスキーを売ろうと思ったとき、まず頭に浮かぶのはこれだと思います。

「メルカリで売れば、一番高く売れるんじゃないの?」

わかる。

間に業者が入らないんだから、その分こっちの取り分が増えるはず。

そう考えるのが自然です。

筆者も最初はそう思ってました。

でも、実際に「個人でお酒を売る」ときのルールと手間を全部並べてみたら・・・

思ってたのと、だいぶ違った。

高く売れる可能性があるのは本当です。

ただしそれは「面倒を全部自分で引き受けた人」への報酬であって、誰でも自動的に得をする話ではありません。

ということで今回は、ウイスキーを自分で売るときのルール・手数料・落とし穴を全部並べて、買取店とどっちがトクなのかを判定します!

「そもそも売るという発想がなかった」という人は、ウイスキー買取の全体像をまとめた記事から読むと早いです。

ちなみにその記事では「個人売買はおすすめしない」と書きました。

その考えはいまも変わってません。ただ、例外が1つだけあるので・・・そこも含めて説明します。

【先に結論】ウイスキーを売るなら、どっち?

① 1本だけ・普通の銘柄 → 買取店。手間と手数料を考えると個人売買の旨みがほぼ無い

② プレ値がついてる有名銘柄を、手間を惜しまず高く売りたい → メルカリ・ヤフオクに勝ち目あり

③ 何本もある・重い・実家にある → 買取店の出張査定一択(運べないから)

「いくらで売れるか」より先に「いくら残るか」で考えるのがコツだよ!

[:contents]

そもそもウイスキーを個人で売っていいの?酒税法のルール

まず、一番大事なところから。

お酒って、勝手に売っていいの?というやつです。

結論から言うと、こうなります。

・家にある不要なお酒を、単発で売る → 一般に免許は不要

・継続的・反復的にお酒を売る → 酒類販売業免許が必要(酒税法第9条)

ざっくり言うと、継続してお酒を売る行為が酒類の販売業にあたる、という考え方です。

家庭で不要になったお酒をネットオークションに出す程度なら、通常この「継続的な販売」には該当しない、とされています。

フリマアプリ側も、免許なしで継続的にお酒を出品することは禁止しています。

裏を返せば、単発の出品まで一律で禁止しているわけではない、ということ。

じゃあ何本までならセーフなの?

それが・・・

「何本まで」という数字は、どこにも書いてない!

ここが厄介なところ。

判断されるのは本数ではなく「継続的・反復的かどうか」で、最終的に判断するのは税務署です。

実家の整理で出てきた数本を片付けた、くらいなら普通は問題になりません。

逆に、安く仕入れて売る、を毎月のように繰り返せば、それは本数に関係なく商売です。

「たくさん出てきたから、コツコツ売っていこう」を続けると、うっかり線を越えます。

そこだけ頭の隅に置いておいてください。

売れた利益に税金はかかるの?

もうひとつ、気になるところ。

個人が生活用品を売っただけなら、基本的に課税されません。

ただし「営利目的で継続的に売って利益を出している」場合は話が別で、所得として申告が必要になります。

さらに、貴金属や骨とう品のように1点30万円を超えるものは、単発でも課税の対象になりうる、という決まりもあります。

ウイスキーがそこに当たるかどうかは、金額が大きくなるほど自分では判断しづらくなります。

1本30万円で売れた、みたいな金額の大きい話になってくると、なおさら自己判断は危険。

そこまでの規模になりそうなら、素直に税務署か税理士に聞くのが一番安いです。

ここ、ネットの又聞きで判断するのが一番危ないところだからね!

メルカリでウイスキーを売る現実!手数料と手間を全部並べてみた

てことで、次は「実際いくら残るのか」をチェック!

ここが一番、想像と現実がズレるところです。

売れた金額がまるごと入ってくる・・・わけがないんですよね。

仮に、メルカリで3万円で売れたとします。

売れた金額 30,000円

- 販売手数料(メルカリは10%) 3,000円

- 送料(ワレモノ・重量物なので1,000円前後)

- 梱包材(緩衝材・箱で数百円)

= 手元に残るのは26,000円くらい

3万円で売れた!と喜んだ数字から、4,000円くらいが消えます。

これを「たった4,000円」と見るか「業者に払う手数料と変わらないじゃん」と見るかが分かれ目。

そして、消えるのはお金だけじゃありません。

ウイスキーの梱包は、想像の3倍めんどくさい

ここ、みんな軽く見てるやつです。

ウイスキーのボトルは、重い・割れる・液体、という配送の三重苦を全部持ってます。

ボトルをプチプチで何重にも巻いて、箱の中で動かないように緩衝材で埋めて、ワレモノシールを貼って・・・

1本でこれです。

2本、3本と増えていくと・・・もう内職。

しかも、輸送中に割れたときの扱いは発送方法しだい。

アプリの配送サービスを使えば補償の仕組みがありますが、梱包が不十分だと補償の対象外と判断されることもあります。

発送してから到着まで、無事を祈る時間が発生するわけです。

箱に入れて送るだけじゃないの・・・?

それで割れると、やり取りと返金対応と、そのボトルの価値ごと消えます。

「飲みかけ」「開封済み」は売れる?

結論、おすすめしません。

フリマアプリには開封済みのボトルも並んでいますが、買う側からすると中身が保証されないので、値段はガクッと落ちます。

売る側から見ても、中身の量や状態でトラブルになりやすい。

数千円のために消耗するくらいなら、開けたボトルは自分で飲みましょう。

それが一番おいしい使い道です。

ヤフオクはどう?メルカリとの違い

ヤフオクの強みは、はっきりしています。

プレ値のボトルほど、競り上がる。

メルカリは出品者が値段を決める仕組みなので、相場より安く付けてしまうと「一瞬で売れた=安売りだった」が起きます。

一方オークションは、欲しい人同士が競るので、レア物であれば上限が伸びやすい。

逆に、誰も欲しがらない銘柄だと開始価格のまま終わります。

・メルカリ向き:相場がはっきりしていて、すぐ売りたいボトル

・ヤフオク向き:相場が読めない、レアで欲しい人が競りそうなボトル

・どちらも共通:手数料は約1割、梱包と発送は自分でやる

なお、どちらのサービスも酒類の出品にはルールがあり、規約もちょくちょく変わります。

出す前に最新の規約を必ず確認してください。

結局どっちが得?個人売買と買取店の比較

ということで!ここまでを一枚にまとめます。

【個人売買(メルカリ・ヤフオク)】

◯ 高値の上限が高い(とくにプレ値銘柄)

× 手数料1割+送料+梱包の手間。割れたときの対応も自分でやる

× 売れるまで時間がかかる。売れ残ることもある

× 何本も繰り返すと免許の問題が出てくる

【買取店】

◯ 査定は無料で、値段を聞いてから決められる

◯ 梱包・配送・トラブル対応が全部むこう持ち

◯ 本数が多いほどラク(出張査定なら運ばなくていい)

× 業者の利益が乗る分、上限は個人売買に劣ることがある

ざっくり言うと、こうです。

時間と手間を売れば、個人売買。お金だけ受け取りたいなら、買取店。

そして、ほとんどの人は後者です。

だって、実家の棚から出てきた1本のために、プチプチを買いに行って、写真を撮って、値段交渉をして、梱包して、発送して、評価を待つ・・・

そこまでやる元気があるなら、その時間でもう1本いいウイスキーが買えます。

まずやるべきは「いくらの世界の話なのか」を知ること

どっちを選ぶにしても、最初にやることは同じ。

そのボトルが、3,000円の世界の話なのか、30万円の世界の話なのかを知ることです。

3,000円ならメルカリの手間は割に合いません。30万円なら、手間をかける価値があります。

そしてこの「いくらの世界か」は、お酒に強い買取業者の無料査定を使えば、売らずに聞くだけで分かります。

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金額を聞いてから、売るか自分で出品するか決めればOKです。

相場を知らないまま自分で値付けして、あとから「あれ、相場の半額で売ってた」と気づくのが一番もったいない。

どの業者に聞けばいいかは、買取業者をタイプ別にまとめた記事で比べてみてください。

査定額を「メルカリで出すときの最低ライン」として使うのが、賢い使い方だよ!

個人で売ると決めたなら、これだけは守ってほしい3つ

それでも自分で売る!という人へ。

最後に3つだけ。

① 相場を調べてから値段を付ける(売れた実績の価格を見る)

② 梱包はやりすぎるくらいでちょうどいい(割れたら全部おしまい)

③ 継続的に売らない(反復すると免許の話になる)

とくに①。

いま出品されている価格ではなく、実際に売れた価格を見てください。

出品中の価格は「売れてない価格」なので、そこに合わせると永遠に売れません。

まとめ:高く売る方法より先に、いくらの1本かを知る

ということで!ウイスキーを個人で売る話をしてみました!

① 単発の私物売却なら一般に免許は不要。ただし継続・反復すると免許の世界

② メルカリ・ヤフオクは手数料約1割+送料+梱包の手間が出品者持ち

③ プレ値の1本なら個人売買に勝ち目あり。普通の1本なら買取店が早い

④ どっちにしても、まず無料査定で「いくらの世界か」を知るのが先

本音を言うと、筆者はウイスキーを売ったことが一度もありません。

手元に来たボトルは、だいたい2週間以内に空になっているので・・・出品する暇がない。

でも、飲まないまま10年棚に置かれているボトルを見ると、こう思うんです。

そのウイスキー、たぶん今もどこかで探されてる。

飲まないなら、欲しい人のところへ行かせてあげてください。

そして繰り返しますが、9割の人にとっての正解は買取店です。

自分で売るべきなのは、プレ値のついた1本を、手間ごと引き受ける覚悟がある人だけ。

棚で眠らせ続けるのだけが、たぶん一番もったいない!

読んでくれてありがとう!「そもそもうちの1本っていくらなの?」って人は、この2記事も読んでみてね!