最近、世界のあちこちで人気が広がっているウイスキー・・・
そんなウイスキーブームのおかげか、これまでウイスキー造りが盛んでなかった場所でも、新たなウイスキーが次々と造られています
ということで今回は、そんなニューワールドウイスキーについて、特徴や魅力をウイスキー好きが徹底的に紹介しようと思います!
ニューワールドウイスキーがすごい!世界五大銘柄に負けない魅力を紹介
ニューワールドウイスキーとは?
世界各国のウイスキーの有名産地といったら、
スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズ
の世界五大ウイスキーが有名です
世界五大ウイスキーについて詳しくはこちらの記事!
そんな中、突如として現れたのがニューワールドウイスキー!
近年、ウイスキーブームで軒並み高騰が続く世界五大ウイスキーに比べて、低価格で美味しいコスパが高いウイスキーとしてじわじわと人気が広がっています
ニューワールドウイスキーの製造国
ニューワールドウイスキーは世界五大ウイスキーであるジャパニーズ、アメリカン、カナディアン、アイリッシュ、スコッチのいずれにも分類されないウイスキーを指します
また、味わいや香りもこれまでの世界五大ウイスキーには無かった独特のものを生み出しており、世界的な評価も急速に高まっています
インド
おそらくニューワールドウイスキーの中で、現在もっとも活躍しているのがインド!
元々、世界五大ウイスキーのうち、アイリッシュとスコッチの2種類を有するイギリスの植民地だったため、ウイスキーの消費量が多く、ついに最近は自国でウイスキーを造り始めました
インドで作られたウイスキーは、一般的に「インディアンウイスキー」と呼ばれており、1990年のインドの発展と共に急速に販売数を伸ばし、現在はウイスキーの消費量が世界で一番多い国でもあり、ウイスキーの出荷量も世界一の国となっています
ただ、ウイスキーの法的な定義が各国で曖昧なため、ヨーロッパ諸国はインディアンウイスキーのほとんどの銘柄をウイスキーとは認めておらず、一部ボトルはヨーロッパでは「ラム酒」として売られているほど・・・
ちなみに、現在世界で最も売れているウイスキーはインドの「マクダウェルズ」という銘柄ですが、なぜか"参考記録的な扱い"をされており、ウイスキー通の間では「ジョニーウォーカーが世界一売れている銘柄」というのが暗黙の了解となっています・・・(闇深)
台湾
インドと並んで、近年急速にウイスキー界で知名度を伸ばしているのが台湾!
カバランという蒸留所が世界的な品評会で最高賞を片っ端から受賞したことをきっかけに、世界中のウイスキー好きから爆発的な人気を誇る銘柄となっています
南国独特のパイナップル、マンゴー、バナナのような不思議な味わいがするのが特徴で、これまでになかったウイスキーとして、近年世界中のウイスキー好きが憧れる珍しいボトルとなっています
ニューワールドウイスキーのおすすめ銘柄
アムルット
最近躍進が目立つインドを代表するウイスキー銘柄がアムルット!
薄すぎる?と思うぐらいクセがなく、しかし他国のウイスキーにはない独特の風味と甘みを楽しむことができる、不思議なウイスキー
1本6000円ほどと、インドのウイスキーにしてはかなり高いけど、インディアンウイスキーを初めて飲む人にはアムルットがおすすめ!
甘くまろやかな味わいは、本格スコッチやバーボンにも対抗できる一級品です!
カバラン
絶対にウイスキー造りは無理
と言われていた南国の台湾で、ウイスキーを造ったどころか、誕生からたった2年で世界中の最高賞を片っ端からゲットしていった、
とんでもないブランドがカバラン!
どこのウイスキーにも似ていない、パイナップル、マンゴー、バナナのような南国の風味がするウイスキーで、創業から15年ちょっとでウイスキーの本場イギリスでも絶大な評価を受ける蒸留所へと駆け上がりました
「安かろう悪かろう」な銘柄が多いニューワールドウイスキーの中で、レベルが全く違うほど、かなり複雑な味わいを楽しめる世界中のウイスキー好きが憧れるウイスキーブランドです
一番安いボトルは1本5000円ぐらいで意外と安く、amazonでも簡単に手に入るのでウイスキー好きはプレミアがつく前にぜひ一度飲んでおきたい!
カバランについてもっと詳しく知りたい人はこちら!
まとめ
世界のウイスキーの大御所である「世界五大ウイスキー」に属さないのが、ニューワールドウイスキーのアイデンティティ
しかし、最近のニューワールドウイスキーの人気はすさまじく、一部の銘柄は五大ウイスキーすらも凌駕するような評価を受けているものも現れてきました
ということで、
ウイスキー好きはぜひ安く手に入る今のうちに味わっておきたい!
特に台湾のカバランは、世界最高レベルの味わいを1万円以下で体験できるのでおすすめですよ!