みなさんはウイスキーを飲むとき、どのように飲んでいますか?
色々な飲み方があるウイスキーですが、特にロックは幅広い世代に人気のある飲み方です
ということで今回は、氷を入れたグラスにウイスキーを注ぐだけと思いがちなロックの奥深い楽しみ方を紹介しようと思います!
- 【初心者向け】ウイスキーロックおすすめの飲み方【完全版】
- ウイスキーロックには3種類の飲み方がある!
- ウイスキーロックグラスおすすめの選び方
- ウイスキーロックと一緒に楽しむのにおすすめのおつまみ
- ウイスキーロックにおすすめの銘柄
- まとめ
【初心者向け】ウイスキーロックおすすめの飲み方【完全版】
ウイスキーロックとは?
ウイスキーのロックとは、グラスに氷を入れてウイスキーを注ぐというシンプルな飲み方のこと
バーカウンターでグラスを回しながら、「カラン」という音を立てて飲んでいるシーンを映画などで見たことがある人も多いのではないでしょうか?
また、ウイスキーに氷を入れる目的は、
お酒を冷やすこと
氷で急速に冷やしたウイスキーを、味のバランスが崩れる前に飲み干すのがロックのスマートな飲み方です
バーでロックを頼むと、たいていは大きな丸氷で提供されますが、これは見ための美しさだけでなく、氷の表面積を小さくして、水に溶けにくくするという目的があったりします
丸氷って自宅でも簡単に作れるんです!
この製氷器、家の冷凍庫に入れておくだけでおしゃれな透明のまんまるの氷作れますよ!
ストレートとロックの違い
ウイスキーで王道の飲み方といえば、ロックとストレート!
では、ロックとストレートはどのように違うのでしょうか?簡単に紹介してみます!
ストレートは常温のウイスキーをそのままグラスに注いで飲むだけ!
ウイスキー本来の香りや味わいをダイレクトに楽しむことができ、テイスティングなどの際には、ストレートで飲むのがおすすめです
一方、ロックはロックグラスに大きめの氷を入れて、ウイスキーを注ぐ飲み方!
ストレートとロックの違いは氷を入れるか入れないかだけですが、ロックは手から伝わる熱で氷が少しずつ溶け、グラスを傾ける度に味や香りが変化するという粋な楽しみ方ができたりします!
ウイスキーロックには3種類の飲み方がある!
ウイスキーのロックといっても、実はさらに3種類の飲み方があります!
簡単に紹介します!
オンザロック
最も一般的なロックの飲み方である「オンザロック」
ロックグラスに氷を入れて、ウイスキーを注ぐだけというシンプルな飲み方です
注いだ直後はストレートのようにウイスキー本来の味わいを楽しめ、時間が経つと、少しずつ溶けていく氷による味の変化を楽しめます
一見簡単な飲み方ですが、飲む前にグラスを冷蔵庫で冷やしておき、氷は冷蔵庫の製氷機で作るのではなく、大きめの丸氷や市販のロックアイスを使用するのが、美味しく飲むためのポイントです!
ハーフロック
氷とウイスキーを入れた後、ウイスキーと同じ量のミネラルウォーターを注いで作るのが「ハーフロック」
水割りとロックを合わせたような飲み方で、ロックだとちょっとウイスキーの味わいがきつく感じる人や、キンキンに冷えた水割りを飲みたい人におすすめです!
ミスト
ロックに一般的な大きめの丸氷やロックアイスではなく、細かく砕いたクラッシュドアイスで作るのが「ミスト」
オンザロックよりもさらに急激にウイスキーを冷やすことができ、グラスに大量の霧がかかったように曇って見えるため、見た目的にもとても映える飲み方です
氷はグラスのふちいっぱいまでたっぷり入れて、レモンピールなどをトッピングすると美味しいです!
ウイスキーロックグラスおすすめの選び方
ということで、ここまでロックの飲み方について紹介してみました!
ここからは、ロックには欠かせないグラスの選び方を簡単に紹介してみようと思います!
グラスひとつでウイスキーの味わいが全く変わるというぐらい、意外と重要なので美味しく飲みたい人は必見ですよ!
サイズと重さ
ウイスキーのロックでは大きな丸氷がとても重要です
ということで、丸氷がまるごと入る、できるだけ大きなロックグラスがおすすめ!
ただ、大きいと言っても、片手で自然に持てるサイズ程度が適度なサイズ
また、重さについては、軽いとどこか安っぽさがあるし、重いと何度も口に運ぶのに疲れちゃう・・・
ということで、好みで選んで大丈夫です!
ちなにみ、筆者はできるだけ重厚感のあるロックグラスの方が、なんだか良い気分で飲めるので好みです(笑)!
ほどよい重厚感のロックグラスならやっぱり「バカラ」がおすすめ!
おそらく世界で一番有名で、持っていると一目置かれるロックグラスブランドです!
飲み口の薄さ
飲み口が薄いグラスの方が、ウイスキーの味わいや舌触りが分かりやすいと言われています
ということで、グラスの飲み口はできるだけ薄いのがおすすめ!
氷が溶けることにより、繊細な味わいの違いを楽しむロックでは、意外とグラスの飲み口は重要です!
ここまでロックグラスの選び方を簡単に紹介してみました!
ちなみに、ロックグラスについてはこちらの記事で、おすすめの商品を紹介しているので、これからグラスを買おうと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください!
とりあえず、ここに書いてあるロックグラス買っておけば間違いなしです!!
ウイスキーロックと一緒に楽しむのにおすすめのおつまみ
ウイスキーを飲むときの楽しみのひとつがおつまみ!
おつまみひとつで、ウイスキーの味わいがさらに深くなったり、また台無しになることもあります
ということで、ロックで飲む際にはどんなおつまみを選べばよいのでしょうか?
筆者がおすすめなのは、
燻製やナッツなど、ほどよく塩気があって、さほど味が強くない食べ物!
繊細な味わいの変化を楽しむロックでは、味の濃すぎるおつまみだと、微妙な変化を感じ取れなくなってしまいます
ということで、ウイスキーの風味が強い飲み始めは、スモークサーモンやスモークチーズ、ローストビーフなど、比較的強めの燻製系のおつまみ。また、氷が溶けてきた飲み終わりは、あっさりとしたナッツ系のおつまみに変えるというように、2種類のおつまみを用意すると、粋な楽しみ方ができると思います!
また、筆者個人的にはロックとおでんを合わせるのが好きです・・・(笑)
熱々のおでんと、キンキンに冷えたロックって、意外と合う!
しかも、味もそれほど濃くないってのもおでんの優れたポイント!
コンビニでおでんとロックアイス買ってきて、ウイスキー注いだら最高ですよ!
こちらの記事もおすすめ!
ウイスキーロックにおすすめの銘柄
スコッチ、アメリカン、ジャパニーズ・・・などいろいろな種類のあるウイスキー
基本的には、自分が好きな銘柄に氷を入れて飲めばOKですが、ここでは、なるべくロックに合わせやすい、氷に負けない風味や味の強いウイスキーを紹介してみます!
ロックで飲むウイスキーに迷っている人は、とりあえずここに書いてあるどれかを買えば間違いなし!
ジョニーウォーカー
世界で一番売れているウイスキー銘柄であるジョニーウォーカー!
ラベルの色によって、「ジョニ黒」「ジョニ赤」「ジョニ青」などがあり、予算に合わせてボトルが選べるというのもポイント!
ちなみに、ロックにおすすめなのは1本2000円ぐらいのジョニ黒!
スカイ島のタリスカーをキーモルトに造られており、ほのかにスモーキーで煙くさい香りはロックにとてもよく合います!
ジョニ黒を実際に飲んでみたレビューはこちら!
「ジョニ黒」だけじゃなく予算に合わせて、「ジョニ赤」や「ジョニ緑」もおすすめです!
サントリー 響
ウイスキーをロックで・・・
といったら、真っ先に思い浮かべる人も多いと思うのがサントリー 響!
国産ブレンデッドウイスキーの最高峰で、現在のジャパニーズウイスキーの地位を海外に高めた立役者でもある響
最近は、かなり価格が高騰しており、おいそれと買える値段ではなくなってしまいましたが、やっぱりその味は一級品!
日本のウイスキーらしい繊細で独特の香り、また「ロックに合うウイスキー」として造られている響は特別な日に味わいたい1本です
サントリー響についてもっと詳しく知りたい人はこちら!
ラガヴーリン 16年
とにかく煙くさいウイスキーで有名なスコットランド・アイラ島を代表する銘柄であるラガヴーリン
味わい・香り・ボディ全てがかなり強く、ロックにしたぐらいじゃウイスキーの個性が全く弱まりません!
アイラ島の海の香りと強烈な煙の香りは、ストレートで飲むにはキツすぎる・・・
と思う人も多いけど、ロックにすると意外と飲みやすい!
スコッチの中でも屈指の特徴を持ち、多くのファンがいるラガヴーリンの入り口として、ロックはおすすめです!
タリスカー 10年
筆者個人的に一押しなのがこれ!
ひとつ上で紹介したラガヴーリン同様、煙の香りが特徴のウイスキーですが、ラガヴーリンほど強くないので、飲みやすいです!
また、胡椒のようなスパイシーな後味と、海の潮の風味がアクセントとして加えられており、味わいはとても複雑!
1本4000円ほどと、本格的スコッチウイスキーにしては安く、味わいは間違いなく同価格帯で最高レベルなので、ロックで飲むウイスキー迷っている人はこれがおすすめ!
日本のウイスキーじゃ味わえない、超個性的で本格的な味わいに一歩踏み込めますよ!
タリスカー 10年を実際に飲んでみたレビューはこちら!
エライジャクレイグ
ここまで、ほとんどがスコッチウイスキーばかりの紹介だったので、最後にアメリカのバーボンも1本紹介!
バーボンと言えば、内側を焼いて焦がしたオーク樽の中で熟成させたスモーキーかつフルーティーな香りが特徴のウイスキー
しかし、エライジャクレイグは、さらにバニラのような濃厚で強い甘みも加わっており、バーボン初心者の人にも飲みやすい味わい!
とにかく味が強いので、ロックにするとちょうどよく飲めるかと思います!
何かロックにおすすめなバーボン探している人は、エライジャクレイグは一押し!
同じアメリカで造られるジャックダニエルやジムビームよりも格段に飲みやすいです!
エライジャクレイグをもっと詳しく知りた人はこちらの記事!
まとめ
ということで!
ウイスキーのロックについて紹介してみました!
氷を入れたグラスにウイスキーを注いで飲むロックは、氷が溶けていくことによって味の変化を楽しめる飲み方
ストレートじゃ、ちょっと個性が強すぎてキツいウイスキーも、ロックにすると不思議とするする飲めたりします!
グラスに氷を入れてウイスキーを注ぐという簡単な飲み方なので、ぜひ今夜は「カラン」と音を立てて、かっこよくウイスキーを飲んでみましょう!