ぴろのウイスキーブログ

ウイスキーの記録とおすすめウイスキー紹介

シングルモルトウイスキーおすすめ20選【106本実飲から厳選】

「シングルモルトって種類が多すぎて、結局どれを選べばいいか分からない・・・」

そんな読者のために、この記事を書いている。

「シングルモルト おすすめ」で検索すると、どこも同じような記事ばかり。

有名銘柄を5本〜10本だけ並べた、薄い記事。

実飲の温度があまり伝わってこない、教科書みたいな記事。

ぶっちゃけ、参考にならないんだよなぁ・・・

てことで!

筆者はこれまでに、

シングルモルトを106本飲んできた。

その中から、

「これは人にすすめられる」と心の底から思った20本だけを選んだ。

有名だから並べたんじゃない。

実際に飲んで、人に紹介できると思ったやつだけを選んだ。

この記事でわかること

106本実飲から選んだ、本当におすすめできるシングルモルト20本

✅ 結論TOP5(時間がない人はここだけ読めばOK)

タイプ別早見表で自分に合う1本がすぐ見つかる

✅ 各銘柄の「正直な注意点」も本音で書いた

✅ 初心者・中級者・上級者、それぞれの目的別おすすめもアリ

この記事を読み終わる頃には、自分に合う1本をかなり見つけやすくなるはずです!

暗いバーで琥珀色のウイスキーが入ったテイスティンググラス

Photo by Marcelo Verfe from Pexels(出典

まず結論:シングルモルトおすすめTOP5

黒背景の高級感あるウイスキーグラス

Photo by Marcelo Verfe from Pexels(出典

時間がない人のために、最初に結論から言う。

106本の中から選んだ20本のうち、

特に 「これは間違いない」 と言える5本がこちら。

結論:シングルモルトおすすめTOP5

1位グレンモーレンジィ オリジナル(初心者ならこれ。3,000〜5,000円)

2位アードベッグ 10年(スモーキー入門の王道。5,000〜8,000円)

3位グレンドロナック 12年(シェリー好きの定番。5,000〜8,000円)

4位ハイランドパーク 12年(バランス型の教科書。5,000〜8,000円)

5位マッカラン 12年(シェリーオーク)(憧れの王者。15,000円超)

1位:グレンモーレンジィ オリジナル

初心者に最初に渡すならこれ。

蜂蜜とバニラの甘く華やかな香り

口当たりも軽くて、ウイスキー初心者でも飲みやすい1本。

価格も3,000〜5,000円と良心的で、最初の1本に文句なくおすすめ。

→ 詳しい解説は本文ランキングの第1位セクションにて

2位:アードベッグ 10年

スモーキー入門なら絶対これ。

アイラを代表する強烈なピート香で、好き嫌いがハッキリ分かれる1本。

でも一度ハマると、もう抜け出せない沼の入口でもある。

→ 詳しい解説は第2位セクションにて

3位:グレンドロナック 12年

シェリー樽好きの定番。

ぶどう・チョコ・レーズンの濃厚な甘みがしっかり乗っている。

シェリー樽100%熟成だから、マッカランほど高くなくてもシェリー感を味わえる。

→ 詳しい解説は第3位セクションにて

4位:ハイランドパーク 12年

万能で外さない、バランスの教科書。

軽スモーキー+蜂蜜+オレンジが絶妙にまとまった1本

「とりあえず1本飲んでみたい」という人に、自信を持っておすすめできる。

→ 詳しい解説は第4位セクションにて

5位:マッカラン 12年(シェリーオーク)

ご褒美の1本、憧れの王者。

シェリー樽100%熟成のリッチな味わい。

ただし価格は15,000円超と高いので、初心者全員にはすすめない。

→ 詳しい解説は第5位セクションにて

この5本だけ覚えていけば、シングルモルトの世界の8割は楽しめます!

そもそもシングルモルトとは?

スコットランドの蒸溜所に積まれたウイスキー樽の風景

Photo by Geert Rozendom from Pexels(出典

「シングルモルト」と聞いても、初心者にはピンと来ない人も多いはず。

シンプルに言うと、

単一の蒸溜所で作られた、モルト原酒だけのウイスキー

のこと。

これに対して「ブレンデッドウイスキー」は、複数の蒸溜所のモルト原酒とグレーン原酒を混ぜて作られている。

有名なジョニーウォーカーシーバスリーガルがコレ。

シングルモルトの何が面白いか?

蒸溜所ごとの個性が、ダイレクトに味に出る。

例えばアイラの蒸溜所なら磯と煙の強烈な味スペイサイドの蒸溜所なら華やかでフルーティ、というふうに、地域や蒸溜所で全く違う味になる。

だから、シングルモルトは「自分好みの1本を探す旅」として楽しめる。

タイプ別早見表:自分に合う1本がすぐ分かる

琥珀色のウイスキーが入ったグラスのクローズアップ

Photo by Eva Bronzini from Pexels(出典

「結論TOP5は分かったけど、自分の好みのタイプが知りたい!」という人のために、5タイプに分けて整理しました!

① 初心者向け(まずはこれから飲んで欲しい)

ウイスキー初心者が最初に飲むなら、この5本から選んで間違いない。

銘柄一言推薦
グレンフィディック12年軽快で爽やか、入門の王道
グレンリベット12年フローラルで飲みやすい、もう一つの王道
グレンモーレンジィ オリジナル甘く華やか、軽くて初心者◎
アラン10年バニラ・柑橘でフレッシュ、コスパも◎
ハイランドパーク12年バランスの教科書、軽スモーキーで万能

② 甘口・華やか系(フローラル・フルーティ)

「ウイスキーって苦そう・・・」と思っている人にこそ、飲んで欲しいタイプ。

銘柄一言推薦
グレンモーレンジィ オリジナル蜂蜜とバニラの甘さ
アラン10年柑橘のフレッシュさ
アベラワー12年バーボン樽の甘さ+シェリー樽の華やかさ
バルヴェニー12年ダブルウッドの蜂蜜とアーモンド
クラガンモア12年スペイサイドの複雑さと優しさ
ダルウィニー15年ヘザーハニーの上品な甘さ

③ シェリー系(ドライフルーツ・濃厚)

レーズン・チョコ・ぶどうみたいな濃厚な味が好きな人へ。

銘柄一言推薦
アベラワー12年エントリーシェリーの定番
グレンドロナック12年フルシェリー、ぶどう・チョコの濃厚さ
バルヴェニー12年バランス型シェリー
グレンファークラス105カスクストレングス、シェリー爆弾
マッカラン12年(シェリーオーク)シェリー系の頂点、王者の風格

④ スモーキー系(ピート・ヨード)

煙・正露丸・磯の香りが好きな人へ。好き嫌いがハッキリ分かれるタイプ。

銘柄一言推薦
アードベッグ10年アイラの王道、強烈なピート
ラフロイグ クォーターカスクヨードと甘み、ラフロイグの濃縮版
タリスカー10年スパイシーで潮の風味
ラガヴーリン16年スモーキーの完成形、エレガント
カリラ12年クリアで飲みやすいピート、入門編◎
キルホーマン マキヤーベイ若いピート+甘み、新興蒸溜所の星
ボウモア15年ピート+シェリーのハイブリッド

⑤ 高級・個性派・一度は飲みたい系

ちょっと背伸びして、自分へのご褒美に。

銘柄一言推薦
グレンファークラス105カスクストレングスの実力派
オーバン14年バランスの極致、生産量が少ない希少品
ラガヴーリン16年アイラ・ピート好きの最終到達点
キルホーマン マキヤーベイ21世紀の新星、新興蒸溜所の名作
マッカラン12年(シェリーオーク)世界で最も愛されるシングルモルト

シングルモルトおすすめランキング20選(実飲レビュー)

ここからは、筆者が106本のシングルモルトを実飲した中から選んだ20本を、順位付きで紹介していきます!

選定基準は、

実際に飲んでよかったから選んだ。

有名だから入れているわけじゃない。

初心者が失敗しにくいか、コスパに見合うか、本音で評価した結果がコレ。

第1位:グレンモーレンジィ オリジナル

初心者に最初に渡すならこれ。フローラルで甘く、これでシングルモルトの楽しさに気づく人はかなり多いと思う。

地域:ハイランド

価格帯:3,000〜5,000円

味の方向性:フローラル・甘口・軽め

とにかく、香りが華やか!

蜂蜜・バニラ・桃みたいな甘い香りが、グラスに注いだ瞬間に広がる。

飲んでみると、口当たりは軽くてスムース。

後味もスッと消えていくから、ウイスキーが苦手な人でも飲みやすい

こんな人におすすめ:

・初めてシングルモルトを買う人

・ウイスキーは苦手だったけど挑戦したい人

・甘口・華やか系が好きな人

注意点(本音):

味がマイルドな分、強烈な刺激や個性を求める人には物足りないかも。

とはいえ、初心者の最初の1本として、これ以上の銘柄は思い当たらない。

グレンモーレンジィ オリジナルの詳しいレビューはこちら!

グレンモーレンジィ オリジナル レビュー(味と評価)(フローラルな香りの詳細は実飲レビューにて)

第2位:アードベッグ 10年

スモーキー入門なら絶対これ。アイラの王道、好きな人は一生抜けられない沼の入口。

地域:アイラ

価格帯:5,000〜8,000円

味の方向性:強烈なスモーキー・ピート・ヨード

煙!

グラスに鼻を近づけた瞬間、キャンプファイヤーのような濃厚な煙の香りが押し寄せる。

口に含むと、正露丸みたいなヨード臭と、それを支えるオイリーな甘み。

余韻はとにかく長い。飲み終わって数分経っても、口の中に煙の余韻が残る

こんな人におすすめ:

・スモーキーウイスキー入門に挑戦したい人

・アイラの王道を体験したい人

・刺激的な味が好きな人

注意点(本音):

スモーキー系は好き嫌いがハッキリ分かれる

「ピート=煙の風味」が苦手な人には、絶対におすすめできない

逆に好きな人は、これ1本でシングルモルトの世界観が変わるはず。

アードベッグ10年の詳しいレビューはこちら!

アードベッグ10年 レビュー(実飲した筆者の正直な評価)

第3位:グレンドロナック 12年

シェリー樽好きの定番。ぶどう・チョコの濃厚さで、5,000円台のコスパとは思えない満足感。

地域:ハイランド(東部・スペイサイド寄り)

価格帯:5,000〜8,000円

味の方向性:フルシェリー・濃厚・甘苦

シェリー樽100%熟成のフルシェリーモルト。

香りはレーズン・ぶどう・チョコレートの濃厚な甘み。

口に含むと、シェリー樽由来のドライフルーツの濃さがしっかり伝わってくる。

マッカランほど高くないのに、シェリー感がしっかり出ているのが最大の魅力。

こんな人におすすめ:

・シェリー樽の濃厚な味が好きな人

・マッカランは高くて手が出ない人

・甘苦バランスのウイスキーが好きな人

注意点(本音):

シェリーが濃いので、ライトでフレッシュな味を期待する人には合わない。

でもシェリー系の魅力にハマりたい人には、これ以上のコスパは無い

グレンドロナック12年の詳しいレビューはこちら!

グレンドロナック12年 レビュー(シェリー樽の魅力を実飲レポート)

第4位:ハイランドパーク 12年

万能で外さない、バランスの教科書。最初の1本にも、慣れてきた人にも。

地域:アイランズ(オークニー諸島)

価格帯:5,000〜8,000円

味の方向性:軽スモーキー・蜂蜜・オレンジ

とにかくバランスがいい!

軽いスモーキーさ、蜂蜜の甘み、オレンジピールの爽やかさ、シェリー樽の濃さ。

シングルモルトに必要な要素が、全部詰まっている

しかも飲みやすいので、初心者でも上級者でも満足できる稀有な1本。

こんな人におすすめ:

・「シングルモルトの教科書」みたいな1本が欲しい人

・スモーキーは軽めがいい人

・贈り物にしたい人

注意点(本音):

「飛び抜けた個性」を求める人には逆に物足りないかも。

でも、外さない1本を選ぶならコレ一択。

ハイランドパーク12年の詳しいレビューはこちら!

ハイランドパーク12年 レビュー(90点のお酒)

第5位:マッカラン 12年(シェリーオーク12年)

世界で最も愛されるシングルモルト。ただし価格は高いので、初心者全員にはすすめない。

地域:スペイサイド

価格帯:15,000円超

味の方向性:シェリー樽100%熟成・濃厚・優雅

マッカラン12年(シェリーオーク)は、シェリー樽100%熟成のリッチな1本。

※ マッカランには「ダブルカスク12年」という別商品もあるが、本記事で扱うのはシェリーオーク12年のほう。

香りはレーズン・チョコ・スパイスの濃厚な甘み。

口に含むと、シェリー樽の圧倒的なリッチさが広がる。

後味は長く、「シェリー系の頂点」と呼ばれるのも納得の完成度。

こんな人におすすめ:

・自分へのご褒美に1本ほしい人

・シェリー樽の最上級を体験したい人

・贈り物として失敗したくない人

注意点(本音):

価格は15,000円超と高い。

「初心者全員におすすめ」とは言えない。

シェリー系の魅力をある程度知ってから飲むほうが、感動が大きい1本。

マッカラン12年の詳しいレビューはこちら!

マッカラン12年 レビュー(味と評価)

熟成庫に積まれたウイスキー樽

Photo by Piotr Grzankowski from Pexels(出典

第6位:アラン 10年

近年急上昇中の人気ブランド。柑橘・バニラのフレッシュさで、コスパもいい。

地域:アイランズ(アラン島)

価格帯:3,000〜5,000円

味の方向性:柑橘・バニラ・フレッシュ

レモン・グレープフルーツみたいな柑橘の爽やかさ。

そこにバニラのなめらかな甘みが乗っている。

余韻も軽く、後味がキレイにスッと消えていく

3,000円台で買えるのに、満足度が異常に高いのが魅力。

こんな人におすすめ:

・グレンモーレンジィ オリジナルが好きな人

・コスパ重視で1本選びたい人

・フレッシュな柑橘系が好きな人

注意点(本音):

アラン蒸溜所はラインナップが多く、シェリーカスクなど別ボトルを買うと味が全然違う

「アラン10年」を選んで間違いない。

アラン10年の詳しいレビューはこちら!

アラン10年 レビュー(柑橘の爽やかさを実飲レポート)

第7位:アベラワー 12年

エントリーシェリーの定番。バーボン樽の甘さとシェリー樽の華やかさのいいとこ取り。

地域:スペイサイド

価格帯:5,000〜8,000円

味の方向性:ダブルカスク・甘口寄りシェリー

バーボン樽とシェリー樽のダブルカスクマチュアード。

バーボン樽の蜂蜜の甘さと、シェリー樽のレーズンの華やかさがいい感じに合わさる。

シェリー系のなかでは軽めで飲みやすいので、初めてシェリー系に挑戦する人にもピッタリ。

こんな人におすすめ:

・シェリー樽デビューしたい人

・グレンドロナックやマッカランより軽めがいい人

・甘口・華やかが好きな人

注意点(本音):

シェリー樽の濃厚さを求める人には、グレンドロナック12年やマッカラン12年のほうが満足度が高い。

あくまで「エントリー」のシェリーモルトとして優秀な1本。

アベラワー12年の詳しいレビューはこちら!

アベラワー12年 レビュー

第8位:ラガヴーリン 16年

スモーキーの完成形。アイラ・ピート好きの最終到達点と言ってもいい1本。

地域:アイラ

価格帯:8,000〜15,000円

味の方向性:スモーキー・エレガント・長熟

16年熟成だからこそのエレガントなスモーキー。

アードベッグ10年のような暴力的な煙ではなく、ラガヴーリン16年は角がとれた優雅なスモーキー

口に含むと、煙・潮・蜂蜜・チョコが層になって押し寄せる。

余韻はとにかく長くて、飲み終わってからが本番と言われるくらい。

こんな人におすすめ:

・アイラ系を一通り飲んできた人

・スモーキーの最高峰を体験したい人

・自分へのご褒美に1本ほしい人

注意点(本音):

ラガヴーリンもスモーキー系なので、ピートが苦手な人には合わない。

でもスモーキー好きなら、これを飲まずに死ねないレベルの1本。

ラガヴーリン16年の詳しいレビューはこちら!

ラガヴーリン16年 レビュー

第9位:バルヴェニー 12年(ダブルウッド)

バランス型シェリー。蜂蜜とアーモンドのまろやかさで、贈り物にも最適。

地域:スペイサイド

価格帯:5,000〜8,000円

味の方向性:ダブルウッド・蜂蜜・甘口寄りシェリー

バーボン樽で熟成した後、シェリー樽で追熟させたダブルウッド製法。

香りは蜂蜜・バニラ・アーモンドの上品な甘み。

口当たりがとにかくまろやかで、すんなり飲める。

シェリー樽の濃さは控えめだから、シェリー初心者にも優しい。

こんな人におすすめ:

・贈り物に外したくない人

・スペイサイドの優等生がほしい人

・シェリー樽の濃さは少し控えめがいい人

注意点(本音):

「個性が強い1本」を求める人には地味に感じるかも。

でも飲んでいて不快な要素がほぼないので、誰に出しても外さない。

バルヴェニー12年の詳しいレビューはこちら!

バルヴェニー12年 レビュー

第10位:グレンフィディック 12年

世界で最も売れているシングルモルト。軽快・洋ナシで、入門の王道。

地域:スペイサイド

価格帯:3,000〜5,000円

味の方向性:軽快・洋ナシ・フローラル

とにかく軽くて、爽やか。

香りは洋ナシ・りんごのフレッシュなフルーツ感。

口に含むと、軽くてスムース。クセがほとんど無い

飲み終わったあとの後味も軽くて、食事に合わせやすいのもポイント。

こんな人におすすめ:

・初めてシングルモルトを買う人

・食中酒として楽しみたい人

・軽くて飲みやすいタイプを探している人

注意点(本音):

「シングルモルトらしい個性」を求める人には物足りない

でも入門としてのバランスは抜群で、世界一売れているのも納得

グレンフィディック12年の詳しいレビューはこちら!

グレンフィディック12年 レビュー

屋外に積まれたオーク樽の山

Photo by Geert Rozendom from Pexels(出典

第11位:タリスカー 10年

スパイシーで潮の風味。アイラほど煙くないけど、しっかりスモーキー。

地域:アイランズ(スカイ島)

価格帯:5,000〜8,000円

味の方向性:スパイシー・潮・軽スモーキー

「海岸の波しぶきを飲んでいるみたい」と例えられる、潮っぽさ。

口に含んだ瞬間に胡椒みたいなスパイス感が来て、そのあと潮・煙が追いかけてくる。

アードベッグやラガヴーリンほど煙くない軽めのスモーキー

でも個性は強いので、記憶に残る1本になる。

こんな人におすすめ:

・スパイシーな個性派が好きな人

・アイラほど煙くないスモーキーが欲しい人

・ハイボールでガツンと飲みたい人

注意点(本音):

スパイス・潮の個性が強いので、苦手な人もいる。

マイルドさを求めるなら、グレンモーレンジィのほうが合う。

タリスカー10年の詳しいレビューはこちら!

タリスカー10年 レビュー

第12位:グレンリベット 12年

もう一つの王道。フローラルで飲みやすい、ザ・スペイサイドの優等生。

地域:スペイサイド

価格帯:3,000〜5,000円

味の方向性:フローラル・りんご・甘口

グレンフィディック12年とよく似たポジションの王道。

香りはフローラルで、青りんごみたいなフレッシュなフルーツ感。

飲んだあとにすっきりしたフローラルな余韻が残る。

クセが少なく、初心者でも全く飲みにくくない

こんな人におすすめ:

・グレンフィディック12年を飲んで、似たタイプを探している人

・フローラルでフルーティーが好きな人

・スペイサイドの王道を体験したい人

注意点(本音):

「グレンフィディック12年とどっちにする?」レベルで近い味

好みで選んでOK。両方買って飲み比べるのも楽しい。

グレンリベット12年の詳しいレビューはこちら!

グレンリベット12年 レビュー

第13位:グレンファークラス 105

カスクストレングス60度のシェリー爆弾。ガツンとくる実力派。

地域:スペイサイド

価格帯:5,000〜8,000円

味の方向性:カスクストレングス・シェリー濃厚・60度

60度!

カスクストレングス(樽出し原酒)で、アルコール度数が60度

口に含むと、シェリー樽の濃厚な甘み強烈なアルコールが同時に押し寄せる。

水を少し足すと、香りがブワッと広がって、味の表情が変わる

こんな人におすすめ:

・カスクストレングスを体験したい人

・濃厚なシェリーが好きな人

・加水で味の変化を楽しみたい人

注意点(本音):

60度なので初心者には強烈すぎる。

シェリー樽が好きで、ある程度ウイスキーに慣れた人向け。

初心者は、まずグレンドロナック12年から始めたほうがいい。

グレンファークラス105の詳しいレビューはこちら!

グレンファークラス105 レビュー

第14位:オーバン 14年

バランスの極致、生産量が少ない希少品。一度は飲んでおきたい1本。

地域:ハイランド(西部)

価格帯:8,000〜15,000円

味の方向性:蜂蜜・潮・オレンジ・微スモーキー

蒸溜所の規模が小さく、生産量がとても少ない。

味は蜂蜜の甘さ・微かな潮・オレンジピールが絶妙にまとまっている。

派手さは無いけど、飲むほどに完成度の高さが分かる大人の1本。

「派手にウケる」というより、「飲み手を選ぶ知る人ぞ知る名作」という立ち位置。

こんな人におすすめ:

・スコッチを一通り飲んできた人

・希少銘柄を体験したい人

・落ち着いた大人の1本が欲しい人

注意点(本音):

初心者には地味に感じるかも。

でもウイスキーに慣れた人ほど、その完成度に唸らされる1本。

オーバン14年の詳しいレビューはこちら!

オーバン14年 レビュー

ボトルからグラスにウイスキーを注ぐ瞬間

Photo by Joel Zar from Pexels(出典

第15位:ボウモア 15年

ピート+シェリーのハイブリッド。アイラなのに飲みやすい、橋渡しの名作。

地域:アイラ

価格帯:8,000〜15,000円

味の方向性:スモーキー+シェリー(ハイブリッド)

アイラなのに飲みやすい!

ボウモア15年はシェリー樽で熟成された分、ピート(煙)とシェリー(甘み)が同時にやってくるハイブリッドな1本。

ラフロイグやアードベッグみたいな正露丸系の薬品っぽさが控えめで、塩・煙の中に甘みがしっかりある

「アイラに挑戦したいけど、強烈すぎるのは不安」という人にこそ、これを最初に飲んでほしい。

こんな人におすすめ:

・アイラ初挑戦の人(強烈すぎないアイラを探している人)

・ピート+シェリーの組み合わせを試したい人

・スモーキーとシェリーの両方を1本で楽しみたい人

注意点(本音):

「アイラの強烈さ」を求める人には、物足りなく感じるかも。

逆に、シェリー樽でマイルドになっているからこそ、アイラ初挑戦者には最適

ボウモア15年の詳しいレビューはこちら!

ボウモア15年 レビュー

第16位:クラガンモア 12年

スペイサイドの複雑さと優しさ。クラシックスペイの教科書。

地域:スペイサイド

価格帯:5,000〜8,000円

味の方向性:複雑・蜂蜜・りんご・甘口

「クラシックスペイ」を体現した1本。

飲んだ瞬間、蜂蜜・りんご・ナッツが複雑に絡み合う。

1つの味が突出しているわけじゃなく、すべてがバランスよく調和している。

派手さは無いけど、何度も飲み返したくなる滋味深さがある。

こんな人におすすめ:

・スペイサイドの王道を体験したい人

・複雑で味の層がある1本を探している人

・じっくりストレートで楽しみたい人

注意点(本音):

初心者には地味に感じるかもしれない。

ある程度ウイスキーに慣れて、味の複雑さを楽しめる人向け。

クラガンモア12年の詳しいレビューはこちら!

クラガンモア12年 レビュー

第17位:ダルウィニー 15年

ヘザーハニーの上品な甘さ。蒸気のような繊細さが特徴。

地域:ハイランド(中央高地)

価格帯:5,000〜8,000円

味の方向性:ヘザーハニー・蒸気・繊細

スコットランドで最も標高の高い蒸溜所のひとつ。

味はヘザーハニーの上品な甘さと、蒸気のような繊細さが特徴。

口に含むと、ふわっとした蜂蜜・モルティな麦芽感が広がる。

余韻はクリーンで、後味が驚くほどキレイ

こんな人におすすめ:

・繊細で上品な甘口が好きな人

・食前・食後酒として楽しみたい人

・刺激の少ないシングルモルトを探している人

注意点(本音):

味に派手さがないので、濃いウイスキーが好きな人には物足りないかも。

でも、繊細な美しさを楽しめる人には、何度でも飲みたくなる1本。

ダルウィニー15年の詳しいレビューはこちら!

ダルウィニー15年 レビュー

オーク樽を背景にしたシングルモルトのテイスティンググラス2杯

AI生成画像 (DALL-E 3)

第18位:キルホーマン マキヤーベイ

21世紀の新星、新興蒸溜所の名作。若いピート+甘みが新鮮。

地域:アイラ

価格帯:8,000〜15,000円

味の方向性:若いピート・甘み・フレッシュ

2005年創業の新興アイラ蒸溜所。

キルホーマン マキヤーベイは、若いピートのフレッシュな煙と、バーボン樽の甘みが新鮮な組み合わせ。

アードベッグやラフロイグみたいな長熟系のスモーキーとは違う、若々しい個性がある。

「アイラに新風を吹かせた」と評価される所以。

こんな人におすすめ:

・伝統蒸溜所を一通り飲んだ人

・若いピートの個性を体験したい人

・新興蒸溜所の挑戦を応援したい人

注意点(本音):

キルホーマンもスモーキー系なので、ピートが苦手な人にはおすすめできない。

逆にアイラ好きには、新しい刺激として強くおすすめできる1本。

キルホーマン マキヤーベイの詳しいレビューはこちら!

キルホーマン マキヤーベイ レビュー

第19位:ラフロイグ クォーターカスク

ヨードと甘み、ラフロイグの中でもピートを濃縮した1本。

地域:アイラ

価格帯:5,000〜8,000円

味の方向性:強烈なピート・ヨード・甘み

クォーターカスク(小型樽)で追熟されたラフロイグ。

小さい樽で熟成すると、樽との接触面積が増えてピートの濃さが凝縮される。

結果、ラフロイグの正露丸系のヨード香がよりパワフルに。

でもバーボン樽由来の甘みもしっかり乗っているから、ガツンとくる中にもバランスがある。

こんな人におすすめ:

・ラフロイグの濃厚版が欲しい人

・ヨード(薬品系)の香りが好きな人

・スモーキー系を一通り飲んだ人

注意点(本音):

ラフロイグの中でもピートが特に濃いので、初心者には強烈すぎる。

スモーキー初挑戦なら、ボウモア15年やカリラ12年から始めたほうがいい。

ラフロイグ クォーターカスクの詳しいレビューはこちら!

ラフロイグ クォーターカスク レビュー

第20位:カリラ 12年

クリアで飲みやすいピート、アイラ入門にも◎。

地域:アイラ

価格帯:8,000〜15,000円

味の方向性:クリアなピート・潮・軽スモーキー

アイラのなかでも、特に飲みやすいタイプ。

口に含むと、透明感のある煙潮の香りが広がる。

アードベッグやラフロイグの強烈さはなく、スーッと抜ける軽さがカリラの個性。

「アイラ初挑戦だけどアードベッグは怖い」という人に、最適な1本。

こんな人におすすめ:

・アイラ系を初めて飲む人

・ピートはほしいけど、強烈すぎないのがいい人

・ハイボールでアイラを楽しみたい人

注意点(本音):

アイラの強烈さを求める人には物足りないかも。

でも、アイラ入門編としての完成度は20本の中でもトップクラス。

カリラ12年の詳しいレビューはこちら!

カリラ12年 レビュー

シングルモルトの地域別の特徴

シングルモルトは、産地の地域によって味の傾向がガラッと変わります!

20選で登場した銘柄を、地域別にざっくり整理しておく。

「自分はどの地域の味が好きそうか?」を考える参考になればOK。

① スペイサイド

スコットランドのスペイサイド地方の湖と緑の風景

Photo by Clément Proust from Pexels(出典

スコットランド北東部、スペイ川流域に蒸溜所が密集しているシングルモルトの中心地

味の傾向はフローラル・フルーティ・甘口で、初心者でも飲みやすい銘柄が多い。

20選の中だと グレンフィディック12年・グレンリベット12年・アベラワー12年・グレンドロナック12年・バルヴェニー12年・クラガンモア12年・グレンファークラス105・マッカラン12年 がコレ。

② ハイランド

スコットランドのダンカンズビーの海食柱

Photo by h1ghland_fox from Pexels(出典

スコットランド最大の地域で、味のバリエーションが幅広い。

軽快なフローラル系から、ボディのある深い味まで多彩

20選の中だと グレンモーレンジィ オリジナル・ダルウィニー15年・オーバン14年 がコレ。

グレンドロナックもハイランド東部に分類される場合があるが、本記事ではスペイサイド寄りで紹介。

③ アイラ

スコットランドの海と断崖、アイラ島を彷彿とさせる風景

Photo by Ben Jackson from Pexels(出典

スコットランド西海岸の小島・アイラ島

味は強烈なピート・潮・ヨードで、好き嫌いがハッキリ分かれる。

逆に好きな人は、もう抜け出せない沼にハマる

20選の中だと アードベッグ10年・ラフロイグ クォーターカスク・ラガヴーリン16年・カリラ12年・キルホーマン マキヤーベイ・ボウモア15年 がコレ。

④ アイランズ

霧のかかるスカイ島の海岸、神秘的なアイランズの風景

Photo by LUCAS VEIGA REIS from Pexels(出典

スカイ島・オークニー諸島・アラン島など、ハイランドの島嶼部にある蒸溜所群。

地域ごとに味の個性がバラバラで、「これ」という統一感は少ない

20選の中だと ハイランドパーク12年(オークニー)・タリスカー10年(スカイ)・アラン10年(アラン島) がコレ。

⑤ ローランド・キャンベルタウン(参考)

20選には入らなかったが、知識として軽く触れておく。

ローランドはスコットランド南部で、軽くてフローラルな味が中心(オーヘントッシャン・グレンキンチー)。

キャンベルタウンは半島の西端で、ピート・潮・複雑さが特徴(スプリングバンク・グレンスコシア)。

シングルモルトを飲み込んできたら、ぜひ手を出してほしい地域。

目的別おすすめ:あなたに合うのはコレ

暗い木製ギフト箱と赤いサテンの内装に収められたウイスキーボトルとテイスティンググラス

AI生成画像 (DALL-E 3)

「結局、自分の目的にはどれが合うの?」という人のために、5つのカテゴリでおすすめ3本ずつ整理しました!

① 初心者が最初に買うなら

失敗しにくく、飲みやすい3本。

1. グレンモーレンジィ オリジナル(フローラルで甘く、初心者向けの王様)

2. グレンフィディック12年(軽快で食事にも合う、世界一売れているシングルモルト)

3. アラン10年(柑橘の爽やかさ、コスパも◎)

この3本のどれを選んでも、「ウイスキー嫌い」になることはまず無い。

② スモーキー好きなら

煙・ピートの世界を深く楽しみたい人へ。

1. アードベッグ10年(アイラの王道、強烈な煙)

2. ラガヴーリン16年(スモーキーの最高峰)

3. カリラ12年(クリアで飲みやすいスモーキー、入門にも)

スモーキー初挑戦なら、まずカリラ12年から始めるのが安全策。

③ 甘口・華やか系なら

蜂蜜・フルーツのような優しい味が好きな人へ。

1. アベラワー12年(バーボン樽+シェリー樽の甘さ)

2. バルヴェニー12年(蜂蜜とアーモンド、まろやか)

3. ダルウィニー15年(ヘザーハニーの上品さ)

④ プレゼントなら

失敗したくない、相手に喜ばれる3本。

1. グレンドロナック12年(シェリー好きなら絶対喜ぶ)

2. バルヴェニー12年(誰に出しても外さない、上品な仕上がり)

3. マッカラン12年(シェリーオーク)(贈答の定番、価格は高いがハズレなし)

※ 相手の好みが分からないなら、バルヴェニー12年が最も無難。

⑤ 1万円前後で満足度が高い3本

少し奮発するなら、コレを選んで間違いない。

1. オーバン14年(バランスの極致、希少品)

2. ラガヴーリン16年(スモーキーの最終到達点)

3. キルホーマン マキヤーベイ(新興蒸溜所の名作)

シングルモルトおすすめ FAQ(よくある質問)

バーカウンターに並ぶグレンケアン型グラスとロックグラス、ストレートとロックの比較

AI生成画像 (DALL-E 3)

シングルモルトについて、読者から多い質問にまとめて答えます。

Q1. シングルモルトとブレンデッドの違いは?

シングルモルト1つの蒸溜所のモルト原酒のみで作られる。

ブレンデッド複数蒸溜所のモルト+グレーン原酒を混ぜて作られる。

結果として、シングルモルトは蒸溜所の個性が強く出やすい

ブレンデッドは飲みやすさ重視で安定した味になる。

ただ!ブレンデッドも飲んでみたい!って人には、こっちの記事もおすすめ。

ブレンデッドウイスキーおすすめ12選はこちら!

Q2. 初心者にアイラはきつい?

はい、アードベッグ10年・ラガヴーリン16年は初心者には強烈。

ただしカリラ12年ボウモア15年はアイラのなかでもマイルドで、入門編として優秀。

「アイラに挑戦したいけど怖い」という人は、まずカリラ12年→ボウモア15年→アードベッグ10年の順で慣らすのがおすすめ。

Q3. 高いシングルモルトほどおいしい?

必ずしもそうではない。

味の好みは「タイプ」で決まる。

3,000円台のグレンモーレンジィ オリジナルのほうが、15,000円超のマッカラン12年より自分に合う、というのは普通にある。

大事なのは「自分の好みのタイプ」を見つけること。値段は二の次

Q4. 最初はストレートとハイボールどちらがいい?

個人的には、両方試してほしい。

ストレートで本来の味を確認したあと、ハイボールで気軽に楽しむのが王道。

ストレートが強すぎるなら、1:1の水割り(トワイスアップ)から始めるのもアリ。

Q5. 1本目に買うならどれ?

迷ったら、グレンモーレンジィ オリジナル一択。

理由は3つ。

1. 価格が手頃(3,000〜5,000円)

2. 味がフローラルで万人受け

3. ハズレがほぼ無い

もし「もう少し色々比較したい」なら、目的別おすすめを参考にして欲しい。

まとめ:106本実飲から選んだ20本があなたの1本を見つける入口

暗い木のテーブルに置かれた2つのクリスタル ウイスキーグラス

Photo by Konstantin Mishchenko from Pexels(出典

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

シングルモルトは、地域・蒸溜所・熟成樽で味がガラッと変わる、「自分好みを探す旅」のお酒。

本記事の20本は、その入口として確実に外さない選択肢を集めた。

もし「結局どれ買えばいいか分からない!」となったら、グレンモーレンジィ オリジナルから始めれば、まず後悔しません!

そこから、自分の好みのタイプ(甘口・シェリー・スモーキー…)を見つけていくのが、シングルモルトの一番の楽しみ方。

このブログには、他にもウイスキー選びに役立つ記事をたくさん用意しているので、ぜひ参考にしてみてください!

【あわせて読みたい】こちらの記事もおすすめ!

12年熟成のおすすめウイスキー(12年表記の銘柄を一気に比較)

スモーキーウイスキーおすすめ(ピート系・アイラを詳しく紹介)

ジャパニーズウイスキー名前一覧(日本のウイスキーまとめ)

価格重視のおすすめウイスキー(安くて美味しい銘柄)

で、シングルモルトと比較してみたいならブレンデッドウイスキーも要チェック・・・

ブレンデッドウイスキーの違い・選び方はこちら!

www.piroriro.com

あなたが本当に好きな1本に出会えますように!

 

>> 次に読む記事

シングルモルトの候補が決まった。銘柄名の読み方を整理したいという人へ

シングルモルトはスコットランドの地名由来で読みにくい銘柄名が多い。日本語名一覧で確認してから購入すると失敗が減ります。

日本語名一覧を見る →

あわせて読みたい

ウイスキー初心者ガイド
シングルモルト選びで迷ったら、初心者向け総合ガイドも参考に。

フルーティーなウイスキーまとめ
フルーティ系のシングルモルトを探している人は、こちらも合わせて読んでみてください。