台南発祥の名物といったら担仔麺!担仔麺のお店というと、100年以上続く「度小月」が有名ですが、ここ最近台南で人気が高まりつつあるもう一つのエースが赤崁擔仔麵!同じ担仔麺でもまるっきりタイプが違う度小月と赤崁擔仔麵、今回はそんな裏エース「赤崁擔仔麵」を紹介したいと思います!
【赤崁擔仔麵】店員は全員女性!?女性たちが作り上げた台南No.2担仔麺!
あれ?「擔仔麵」と台南名物「担仔麺」って同じ料理なの??
今回紹介する赤崁擔仔麵、「なんて読むの?」って思った人も多いのでは?この擔仔麵、「タンツーメン」と読みます!ちなみに「担仔麺」も「タンツーメン」と読みます!
「え?どっちが正しいの?」って思った人も多いはず!
答えは、どっちも正しい!
というのも台湾って日本や中国本土に比べて昔からの難しい漢字(繁体字)を使っており、日本の漢字の「担」は台湾では「擔」と書きます
てことで、日本風に書くと「担仔麺」台湾風に書くと「擔仔麵」ということ!
街中で擔仔麵という看板見かけたら、エビが乗ったあのラーメンが出てくるので大丈夫ですよ!
赤崁擔仔麵とは?苦労人のオーナーと女性たちが作り上げた台南担仔麺トップ2!
そんな赤崁擔仔麵、台北や中国本土にチェーン展開している度小月と違って、食べられるのは台南だけ!台南で担仔麺食べるなら実は真っ先に行きたい!
そして赤崁擔仔麵、よーく見てみるとお店で働いている人は全員女性!
実はこれ偶然じゃなくて深い訳があるんです
この赤崁擔仔麵のオーナー、元々とある会社の社長夫人だったけど、会社の調子が悪くなり、離婚した上に莫大な借金を背負うことになった。しかしそこで諦めないのがさすが元社長夫人!さっそく赤崁擔仔麵を起業し、女手一つで子供たちを育て上げた苦労人。
そしてそんなオーナーが自分のような女性を助けたいとの思いから、赤崁擔仔麵の従業員は全てシングルマザー。美味しい料理をお客さんに出すだけではなく、世のために働こうとの思いが強い赤崁擔仔麵のオーナー、実は台南ではちょっと有名な美人社長なんです。
肝心の赤崁擔仔麵のお味は?ライバル「度小月」に比べるととってもあっさり担仔麺
ということで!肝心の赤崁擔仔麵のお味はいかに?
台湾のもう一つのエース「度小月」の担仔麺を、パクチーの香味やエビのダシがガッツリ効いたパンチの強い担仔麺とすると、
赤崁擔仔麵の担仔麺はかなりまろやかであっさりした味わい
薄味ながらエビのダシの風味をしっかりと感じられるスープはきっと日本人好みの味わい。特に女性はきっと気に入るはずなので、台南観光行こうと思う女性はぜひ行ってみてくださいね!
ちなみに、ガッツリ担仔麺を食べたい!という男性も、トッピングのにんにくすりおろしをかけると、一気にパンチの効いた担仔麺に変身するので、ぜひ度小月と赤崁擔仔麵食べ比べてみてくださいね!
赤崁擔仔麵の店は元歯医者?150人が入れるお店は他の台南料理も食べれる!
赤崁楼から徒歩30秒と抜群の立地にある赤崁擔仔麵、このお店実は昔は歯医者だった店舗を改造して、いまの赤崁擔仔麵にしたもの
ちなみに中華王朝風に彩られた店内は高級感を感じるほど素敵!度小月に比べて、メニュー数も多く、大テーブルなどもしっかり設置されているので、ゆっくり大人数でお食事したい時は、赤崁擔仔麵はおすすめですよ!
赤崁擔仔麵の営業時間は?
年中無休、11:00〜21:00まで営業している赤崁擔仔麵。ランチにも夕食にも気軽に使えるお店です!ちなみに筆者が台南に住んでいた時は、たまに15:00付近昼休憩していることがあったので、中途半端な時間に行こうと思っている人は注意です!
(日本人はびっくりするけど実は台湾ではよくあること・・・)
赤崁擔仔麵のアクセスは?→赤崁楼からわずか徒歩30秒と抜群の立地!
赤崁楼から徒歩30秒という台南の街のど真ん中にある赤崁擔仔麵。アクセスはどこから行ってもとても便利!ちなみに台南担仔麺のもう一つのエース「 度小月」は南に徒歩5分の位置にあるので、食べ比べしてみるのもおすすめですよ!
まとめ
苦労人のオーナーと女性たちにより経営されている赤崁擔仔麵、ここ最近台南で人気が急上昇しており、今や台南担仔麺トップ2の一角を担っています!メニュー数も多く、サバヒースープなど色々な台南料理食べること出来るので、とりあえず台南で何か食べたい!と思ったら真っ先に行ってみてくださいね!