世界的に知らない人はいないファッションブランド「ルイ・ヴィトン」の傘下に入り、最近とても勢いのあるウイスキー蒸留所といったら、
グレンモーレンジィ蒸留所
桃やオレンジのような香りが漂う独特のウイスキーは、「完璧すぎるウイスキー」という異名を持ち、世界中のウイスキーファンから愛されています
そんなグレンモーレンジィ蒸留所が、
世界キリンの日にあたる、2020年6月21日から、キリンの保全活動に乗り出した
という面白いニュースを発見したので、紹介したいと思います！
【限定ウイスキーも発売】グレンモーレンジィがキリンの保全活動開始！
グレンモーレンジィ蒸留所とは？
以前から、実はキリンと浅からずつながりがあったグレンモーレンジィ蒸留所
きっかけはウイスキー製造には一番重要とも言える「蒸留器」の高さ
スコットランドで最も背の高い蒸留器と言われる、5.14mの高さの蒸留器を使用しているグレンモーレンジィ蒸留所
元々は、1843年に蒸留所をオープンした際、資金不足でやむなくジンの製造に使われていた中古の蒸留器を導入したのがきっかけで使われている、この背の高い蒸留器
しかし、この変わった形の蒸留器のおかげで、グレンモーレンジィ独特のフルーティな香りのするウイスキーが出来上がった。ということで、現在も蒸留器を買い替える際は、あえて同型の蒸留器を導入するという、もはやグレンモーレンジィの代名詞になっている背の高い蒸留器
で、この蒸留器の高さ5.14mが、キリンの全長とほぼ同じであることから、以前から「キリンと同じ高さの蒸留器」と宣伝に使っていたグレンモーレンジィ蒸留所
かつては、自社の蒸留ポットの背の高さをアピールするために、キリンを蒸留所に連れてきて横に並べて写真を撮ろう！という面白い企画を思いついたグレンモーレンジィ・・・
動物園からのレンタル費用を計算したら、びっくりするような価格になったので中止になってしまった・・・
という面白いエピソードを持っているぐらい、キリンが大好きなウイスキー蒸留所
実は絶滅危惧種！キリンについて
日本の動物園なら、たいていどこにでもいるキリン
主にアフリカに生息しており、オスは5.3m、メスは4.3mと、地球上でも屈指に大きな動物です
で、このキリン、実は絶滅の恐れがある動物として、国際機関のレッドリストに登録されているほど、希少な動物
同じく絶滅が危惧されるゾウの4分の1ほどの頭数しかおらず、特にヌビアキリンは残り3000頭ぐらいと推測されており、絶滅寸前の危機に直面しています
ゾウ、ライオン、サイに並ぶアフリカの象徴であり、動物園の人気者であるキリン。ちなみに全力で走ると、時速50km/hで走れるらしく、筆者は、あの1トン超の巨体動物が全力で走っている姿を見てみたくて、アフリカに行ってみたいほど好きな動物でもあります・・・（笑）
グレンモーレンジィのキリン保全活動
ということで！
そんな絶滅寸前のキリンの保護に乗り出したキリン大好きなグレンモーレンジィ蒸留所
2020年6月21日の世界キリンの日をスタートに、約3年間に渡ってキリンの保護活動をサポートするそうです
主な活動は、キリン保全財団とスコットランド王立動物学協会への資金面でのサポートで、アフリカのキリンを密猟から保護、行動や生息パターンの観察。また、スコットランドの首都にあるエディンバラ動物園が行う、キリンの生体や繁殖の研究を支援します
ちなみに、エディンバラ動物園は、世界で唯一の遺伝子研究設備を備えた最新の動物園で、スコットランド観光に行くウイスキー好きは、ついでに行ってみるときっと面白いと思います
で！
ウイスキー好きに重要なのはここから！
グレンモーレンジィは、今回の活動の一環として、限定ウイスキーを発売するようで・・・
キリン柄のケースに入った「グレンモーレンジィ オリジナル」を2020年中に発売するようです！
参考：通常のグレンモーレンジィ オリジナル
これは楽しみ！
ルイ・ヴィトン傘下に入って、ただでさえパッケージがとんでもなくかっこよくなったグレンモーレンジィ
まるで、ウイスキーとは思えないような香水みたいな見た目！
で、そんなグレンモーレンジィが出す、キリン柄のパッケージって、どんなデザインなのか地味に気になっている筆者・・・
絶対に買わないと！
まとめ
ということで、
上品な味わいにかっこいいボトルデザインのグレンモーレンジィ、また、黄色くておとなしくてかわいいキリン
どっちも好きな筆者！
2020年のいつ発売されるのか定かではないけど、「キリン柄 限定グレンモーレンジィ」絶対に見逃さないようにしないと！
別に味は普通のグレンモーレンジィと変わらないけど、きっとおしゃれなデザインのボトルで発売されるはずなので、
グレンモーレンジィ好きな人は、必見ですよ！
通常の「グレンモーレンジィ オリジナル」はこちら！
