ぴろのウイスキーブログ

ウイスキーの記録とおすすめウイスキー紹介

【2020タイカン発売!】120年前に電気自動車を作っていた天才ポルシェ博士のすごさを車好きがまとめてみた!

自動車の歴史の偉人と言ったら、

 

メルセデスベンツの創業者で、世界で初めてガソリンエンジンを発明したカール・ベンツゴットリープ・ダイムラーの2人

f:id:saikootoko:20200308050959p:plain

引用元:https://www.yanase.co.jp/store/24658/article/no/23956/

 

フォードの創業者で、T型フォードを量産したヘンリー・フォード

f:id:saikootoko:20200308051127j:plain

引用元:https://jp.wsj.com/articles/SB10001424127887324406204578290863491871812

であることに異論はないと思う

 

ただ個人的には、

ポルシェ創業者フェルディナント・ポルシェ博士は自動車史上屈指の天才だと思っている

 

ということで今回はあまり知名度は高くないが、筆者が天才だと思うフェルディナント・ポルシェ博士について紹介しようと思う!

 

【2020タイカン発売!】120年前に電気自動車を作っていた天才ポルシェ博士のすごさを車好きがまとめてみた!

f:id:saikootoko:20191027082326j:plain

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/フェルディナント・ポルシェ


イカンが初めてじゃない!実は電気自動車で創業していたポルシェ

 

まもなく発売されるポルシェ初の電気自動車であるポルシェ・タイカ

f:id:saikootoko:20191027082527j:plain

引用元:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1205404.html

2万人以上の購入予約が入っているといい、またもやポルシェの大ヒット車になりそうな雰囲気

 

で、日本でも数多く走るであろうイカ

 

だけどタイカン買う人たち!ちゅう〜もーく!

「ポルシェって実は120年前に電気自動車開発してた」って知ってます??

 

そしてそんな掃除機もラジオも発明されていたなかったような時代に、

いち早く電気自動車を開発していたのが、ポルシェの創業者、

 

フェルディナント・ポルシェ博士

f:id:saikootoko:20200308050732j:plain

引用元:https://ikikuru.com/column/ferdinand-porsche/

 

このポルシェ博士の天才っぷりと言ったらすごい!

歴史の教科書に乗るような画期的な発明はしていないが、

自動車業界のエジソンと言っても良いぐらい数多くの発明品を残している

 

少年時代に自力で発電設備を製作し、街で一番最初に電灯が灯ったのがポルシェ博士の家だったり、

大学卒業後、現在電気シェーバーメーカーのブラウンに入社し、モーターの特許を取得し23歳で異例の出世を遂げたことなど、

若い頃から天才エピソードに事欠かないポルシェ博士

 

そして勤務先のブラウンで、モーターの修理のために入庫した電気自動車に初めて出会い、モーターのパワーを上げて客に返したことをきっかけに、自動車会社に引き抜かれ、

「ローナーポルシェ」を世に送り出す。

これがポルシェ博士が初めて作った自動車であり、電気自動車であった。

 

ローナーポルシェとは?120年前に日産のe-POWER技術を搭載していたすごい車!

 

・日産が世界で初めて量産化したe-POWER技術を約120年前に搭載していた

インホイールモータという2019年現在でも量産化できない技術を約120年前に搭載していた

f:id:saikootoko:20191027082736j:plain

引用元:http://www.porsche-yokohama.co.jp/pc横浜%E3%80%80サービス工場/6859/


 

ということで、2019年現在でも通用する技術が120年も前に搭載されていた画期的な車

ガソリンエンジンを発電に使い、車が走るための動力はモーターで行うという日産が世界で初めて量産したe-POWER、実はポルシェ博士が120年も前に作っていた!

ローナーポルシェは、1900年のパリ万博にも出展され、同時に世界初公開された「エスカレーター」を抑えて最高の発明品と評価された

 

メルセデスベンツの前身企業に移籍し、電気自動車からガソリンエンジンの道へ

 

ローナーポルシェという画期的な発明をしながら、「会社の規模が小さいせいで研究が思うように進まない!」と考えたポルシェ博士、同じドイツの自動車会社であり、メルセデスベンツの前身のダイムラーに転職する

 

そしてダイムラー時代はガソリンエンジンを搭載したスポーツカーに注力し、

ダイムラーが出場するドイツの自動車レースでは1位〜3位をダイムラーが独占

しかも1位のマシンを運転するのはポルシェ博士というのが2年続き、レーサーとしての才能も発揮したポルシェ博士

 

だったが、経営陣からとある自動車事故の責任を全て押し付けられレース活動を即日禁止されてしまったポルシェ博士

即行ダイムラーに辞表を出して去ることになる

 

その後も2社に転職したポルシェ博士、

頑固な性格が災いし、どの会社でも経営陣と喧嘩して辞めることになる

 

ついに自分の会社「ポルシェ事務所」設立!現在に続くポルシェの始まり

 

そしてついに独立して作ったのが「ポルシェ事務所」

 

当時のドイツ中で有名だったポルシェ博士はアドルフ・ヒトラーの目に留まり、

「国民的大衆車」の製作を依頼される

そしてポルシェ博士が完成させたのがフォルクスワーゲン・タイプ1

f:id:saikootoko:20191030124108j:plain

引用元:https://www.ancar.jp/channel/8217/

のちのフォルクスワーゲン・ビートルの元になった車である

 

晩年はナチスに協力した戦争犯罪人ということで収監され、

72歳で釈放されたが健康面が優れず、3年後にこの世を去ることになる

 

ポルシェファンは必見!ポルシェ博士が残した名言が現在のポルシェのクルマづくりに続く

 

そんなポルシェ博士が残した名言を3つご紹介します

 

「私の夢を実現してくれる車はどこを探しても見つからなかった。だから自分で作ることにした」

 

「技術的問題を解決するためには美的観点からも納得のいくものでなければならない」

 

「ユーザーの立場で考えた場合、多少でも不利となりうる要素は決して採用すべきではない」

 

この3つの言葉、機能性・実用性・デザイン性全てにおいて世界の最高水準であり続ける高級車ブランド「ポルシェ」アイデンティティが詰まっているような言葉ではないでしょうか?

「本物の車好きは最終的にポルシェに行き着く」とはよく言われますが、ポルシェ博士のこの言葉を見ると、ポルシェが愛される理由が分かる気がします。

 

まとめ

まもなく発売されるポルシェ・タイカ

120年の時を経てポルシェが電気自動車を開発するなんて、

ポルシェ博士自身も予想なんてしてなかったはず

 

そしてこのように電気自動車の開発にポルシェが取り組んだのはまるで必然、

2万台という予約数が物語るように、タイカンはきっとカイエンに並ぶポルシェの革新的モデルになることでしょう

 

今回の記事を読んで、ちょっとでも「ポルシェっていいな」と思ってもらえる人が増えたら幸いです!

 

ちなみに筆者はポルシェ、ベンツ、フェラーリランボルギーニ色々欲しい車はあるけれど、

このブログ上手くいってお金持ちになれたら、まずはポルシェ・ケイマンが欲しい!

あわせて読みたい

筆者が欲しい車リストはこちら!やっぱりポルシェ・ケイマンが欲しい!

www.piroriro.com

ポルシェ博士の思いを受け継ぐ現行ポルシェの車種一覧はこちら!

www.piroriro.com