最愛の彼女に浮気された男の努力記

彼女に浮気されてフラれた車好き25歳。起業してお金持ちになってスーパーカー買ってもう一度彼女を振向かせるまでの記録。

自動車メーカー開発担当がハイブリッドカーの歴史について面白おかしく書いてみた!

「イギリス・フランス政府が2040年までにエンジン車の販売を禁止する」

「2021年時点でCO2排出量を2015年比で3割減らしていない自動車会社は罰金を科す」

 

みたいな感じで最近やたらとHVやらEVやらPHEVというものに熱心なヨーロッパ諸国

 

なんかまるでヨーロッパが一番最初にハイブリッドを始めたみたいな風潮になっているけど、

実はハイブリッドを世界で一番最初に量産したのって日本

 

そう!

トヨタ・プリウス

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引用元:https://kakaku.com/item/70100110054/

 

これが世界初のハイブリッドカーの量産車

 

で、ヨーロッパの方々、プリウスが世に送り出された時は、

「やれやれ、東洋の島国がおかしな車作ってるよ(笑)」

みたいな反応だったくせに、

最近手のひら返したように電気自動車礼賛している!

 

ということで今回は電気自動車の歴史について、日本のどこかの自動車会社で開発を担当している車好きが面白おかしく紹介しようと思う!

 

自動車会社社員がハイブリッドカーの歴史について面白おかしく書いてみた!

 

世界初の電気自動車は180年前に登場

 

世界初の電気自動車、実はガソリン車よりもずっと前に誕生している

 

世界初のガソリン車が登場したのが1886年

メルセデスベンツの祖であるカール・ベンツとゴットリープ・ダイムラーの二人により発明されたことは高校世界史の教科書にも載っているほど有名な話

 

一方電気自動車が誕生したのが1830年

あまりにも古すぎて誰が初めて作ったのかも定かではないが、ヨーロッパかアメリカの誰かがこのあたりの時代で初めて作ったらしい

 

で、明確な記録があるのが1899年、

ベルギーの技術者が最高速度106km/hを記録する電気自動車を発明

ちなみにこの電気自動車、2基の25kwのモーターを搭載するというとんでもない車

 

どれぐらいすごいか分かりにくいって?

日産リーフのモーターが約80kw

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引用元:https://kakaku.com/item/K0000099959/



つまり120年も前に現代の車に少し劣るパワーの車が世に存在していたということ

 

そして意外や意外!

1900年代はガソリン車よりも電気自動車が主流だった!

1900年頃のアメリカの自動車生産台数の40%は電気自動車、ニューヨークのタクシーなんか全て電気自動車だった

現代よりもよっぽど高い普及率

 

ただガソリン車の技術がじわじわと向上、

1908年にかの有名な「T型フォード」が世に送り出されたことで形勢は完全に逆転!

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引用元:https://izi.travel/nl/c183-t-ford-txing-huodo/ja

わずか10年ほどで電気自動車は街で1台も見ることがなくなった

 

1997年 トヨタ自動車が世界初の量産ハイブリッドカープリウス」を製造

 

そして時は過ぎて約80年、

とある東洋の島国のトヨタという自動車会社が、

「21世紀に間に合いました」

と突然叫び始める

 

世界初の量産ハイブリッドカートヨタ・プリウスの誕生の瞬間だ

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引用元:https://www.carsensor.net/contents/market/category_1491/_63926.html


 

余談だが販売価格215万円は原価を大きく割り込んでいたと言われており、

キャッチコピーの「21世紀」にやたらとこだわったトヨタが、

「21世紀へGO!」の語呂合わせにこだわって何が何でも215万円で販売したという嘘みたいな噂が流れている

 

ただ記憶にある人も多いと思うが、軽自動車並みの走行性能しかなかったので全く売れなかった 

 

1997年、プリウスが登場した時の欧州自動車メーカーの反応

 

ヨーロッパ様「バカじゃねーの(笑)燃費対策には燃焼効率良いディーゼルエンジンこそ正解!

動力源を2つも載せるなんてやっぱりアジアの猿が考えそうな野蛮な発想ネ」

 

てな感じで、ヨーロッパでも将来的に自動車の燃費向上は必然という考えはあったが、

1990年代での欧州自動車各社の最適解はひたすらディーゼルエンジンの効率を高めること

そしてディーゼルの次のフェーズである究極のエコカーは、

電気自動車燃料電池のどちらかと考えるのが主流であった

 

ということで、トヨタが作ったプリウスについては、

「電気自動車や燃料電池車が作れなくて、ディーゼルエンジンも持っていないメーカーがやむなく作ったつなぎの技術、メリットなんて何もない」

というのが欧州自動車各社の見解だった

 

2000年代「トヨタに負けるな!」をスローガンにハイブリッド王国となった日本

 

一方、また話は戻って東洋の島国、

大盟主トヨタが革新的な車を発表したとなったら、

他の自動車会社はそりゃ大変!

トヨタに負けるな!」をスローガンに、

 

1999年9月 ホンダがインサイトを発売 

 アルミボディを採用するなど徹底的な軽量化を図りハイブリッド車の車重という問題に意欲的に取り組んだ

 

2000年4月 日産がティーノハイブリッドを発売

 

2001年 トヨタエスティマハイブリッドを発売

 ちょっとだけハイブリッドの効率が改善し、車重の思いミニバンでも使えるレベルになった

 

2001年12月 ホンダがシビックハイブリッドを発売

 

2003年 プリウスがモデルチェンジ

 

てな感じで、

 

怒涛のハイブリッドラッシュ! 

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引用元:https://www.honda.co.jp/news/1999/4990906b.html

 

ヨーロッパとは対照的にプリウスを大絶賛!追い風になったアメリカ世論

 

一方、お高く止まったヨーロッパ貴族な方々たちとは対照的にアメリでのハイブリッドカーに対する反応

アメ公ハイブリッドカーいいね!何より燃費だけじゃなくて環境にもすごく優しいのいいじゃん!」

ということでエコロジーに関心の高いアメリカ社会

 

豪華なリムジンが一般的であったアカデミー賞授賞式

レオナルド・ディカプリオをはじめとしたハリウッドスターたちがこぞって東洋の島国の風変わりな車であったプリウスで乗り付け、それをマスコミが全米に一斉報道

プリウス=セレブが乗るかっこいい車という絶大なブランドイメージが一瞬で出来上がってしまった

 

プリウス発表から12年後、やっと重い腰を上げた欧州メーカー

 

東洋の島国の自動車メーカーたちがハイブリッド戦争を繰り広げているのは前述の通り、

ハリウッドスターのおかげで世論がハイブリッドに好意的なアメリカの自動車会社もハイブリッドカーの開発に着手

2007年にGMシボレー・ボルトを世に送り出す

 

また2003年には現在電気自動車のパイオニアを務めるテスラアメリカのシリコンバレーで創業している

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引用元:https://autoc-one.jp/news/5002855/

 

そして、こうなると電気自動車までの「つなぎの技術」とバカにしていた欧州自動車各社も取り組まないわけにはいかない

2009年にメルセデスベンツがS400ハイブリッドを発売

プリウスが世に送り出されてから12年後の出来事だった

 

そして一度動き出すとその後の本気はすごいヨーロッパの貴族たち

 

トヨタでさえ苦戦していたプラグインハイブリッドカーをとっとと完成させてしまい、いつの間にかメルセデスベンツは、

「ガソリン・ハイブリッド」「ディーゼル・ハイブリッド」「プラグイン・ハイブリッド」もの3種類を揃える唯一のメーカーに

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引用元:https://response.jp/article/2018/09/05/313696.html

 

EU政府10年分の遅れを取り戻させるために、

「2021年時点でCO2排出量を2015年比で3割減らしていない自動車会社は罰金を科す」

という自動車会社各社の尻を叩く政策を発表し、なおさら開発が加速!

2019年にはBMWが最高燃費47.6km/Lというとんでもない車を発表するなどいつの間にか日本を追い越すハイブリッド王国になってしまったヨーロッパ諸国

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引用元:http://japan.hani.co.kr/arti/economy/20199.html

 

ちなみに一時期メルセデスベンツEクラスのハイブリッドカーが、「エンジンルーム右側にバッテリーを置かなくちゃいけなくて右ハンドル作れないから日本では売らない!」って言って本当に日本市場でだけ売らない方法取ってたけど、

あれって日本のハイブリッドカーに敵いっこないから、恥かきたくなかっただけだよね

本当ヨーロッパ貴族はプライド高すぎ!

 

一方元祖ハイブリッド王国日本の現在は・・・

 

一方、世界で初めてハイブリッドカーを作り、

ヨーロッパに10年近いアドバンテージを持っていたはずの日本

 

ハイブリッドカーの進化系であるプラグインハイブリッドカーの開発に各社苦戦し、

2019年現在販売されるプラグインハイブリッドカー

 

トヨタ・プリウスPHV

三菱・アウトランダーPHEV

ホンダ・クラリティPHEV

 

たったこの3車種のみ!

ヨーロッパなんかメルセデスベンツ1社だけで5車種も作っているというのに

 

というのも一番の原因は国のやる気のなさ

 

アメリカ「渋滞時ハイブリッドカーはもれなく優先レーン使って良い」

 

ヨーロッパ「21年に3割CO2排出量減少しなければ罰金、ただ!PHEVに限っては多少多めに見てあげるよ」「あとディーゼルはどっかのメーカーが悪いことしたから規制厳しくするんで覚えておけよ!」

 

日本「上限20万円で購入者に補助金を申請します」

 

てな感じで日本だけなんかショボくない!?

 

ヨーロッパなんか地元メーカー保護のためにルール捻じ曲げてまで応援してるっていうのに、日本は応援するどころか尻叩く気配もない

 

こんな感じで将来の東大入学のために、尻叩いてSAPIXに必死に通わせる親と子供の自主性に任せすぎた結果勉強しない親みたいな感じで格差が広がっている世界のハイブリッド事情

 

日本の自動車メーカーもなんだかんだハイブリッドカー売れてるし、「ま、いっかー」みたいな感じで完全にPHEVにはやる気無くしてる

 

こんなんでいいのか!?元祖ハイブリッド王国!!

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引用元:https://kakakumag.com/car/?id=10010


 

まとめ

こんな感じで「うさぎとカメ」状態で、

余裕で勝てるかと思ってたら、

怒涛の猛ダッシュでカメを追い越してしまったヨーロッパうさぎ

 

メルセデスベンツを始めとしたここ数年の鬼気迫るハイブリッド開発競争は、本当にすごい勢いだと思うし、日本メーカーがどんどん置いていかれている感覚をひしひしと感じる

 

てなわけで、基本的に「後追いの国」と呼ばれた日本には珍しくイノベーティブだったハイブリッドカー

まだハイブリッドもプラグインハイブリッドも車の性能としては大きな違いはないからなんとか競争の舞台に立てているけど、これがもしも次世代の自動運転だったら、日本の自動車メーカーは本当にことごとく駆逐されると思う

日本の基幹産業である自動車、もし今後もずっとこの地位を維持するなら、

 

霞が関自動運転実証実験の規制を緩和する

・一方、自動車会社は罰金を多少払ってでも実験してやる!ぐらいの反骨精神を持つ

 

など気概を持った人物が現れないとマジでやばいと思う

日本人、「右にならえ」「ルールを破ることは極悪人」と思っている人多過ぎ!