アメリカのウイスキーといったらバーボン、そんなバーボンの中で水牛のロゴが特徴のバッファロートレース
荒々しい水牛のロゴとは対照的に、マイルドでまろやかな味わいが人気のバーボンです
ということで今回は、バッファロートレースの特徴、歴史、ラインナップごとの違いを初心者の人にも一から分かるように解説してみようと思います!
バッファロートレースの味や種類/違いを解説
バッファロートレースの歴史
アメリカ最古のウイスキー蒸留所のひとつとして有名なバッファロートレース蒸留所
ウイスキーを造り始めたのは1773年
ケンタッキー川沿いの広大な敷地に立つ蒸留所は、ケンタッキー川を渡るバッファローの通り道だったことから、1999年に現在も使われる「バッファロートレース」というブランド名に改名されました
また禁酒法時代には、医師が処方する薬用ウイスキーとして販売を許可された数少ない蒸留所で、当時の全米で蒸留していたウイスキー蒸留所はバッファロートレースを含めて4つのみでした
禁酒法をはじめ、洪水、火災、対戦など数多くの困難を乗り越えた蒸留所は、バッファロートレースというブランド名を使用し始めて約20年、バッファローのイメージとは対照的なマイルドでまろやかなウイスキーとして世界中で愛されています
バッファロートレースの製法
数あるバーボンの中でも特に手間をかけて造られているバッファロートレース
通常のバーボンは原料にとうもろこしが51%以上使うというルールがありますが、バッファロートレースのとうもろこし比率は80%
また、バッファロートレース以外にも多くのブランドのバーボンウイスキーを製造している蒸留所
熟成樽は蒸留所が所有する約40万個の樽の中から、8年〜12年ほど熟成させた樽を40個ほど選んで、バッファロートレースのボトリングが行われます
バッファロートレースの種類
バッファロートレース
現在、バッファロートレースの名前で販売されている唯一のボトルがこれ
1本3000円ほどで、バニラ、キャラメル、スパイス、黒胡椒、丁子、りんご、シナモン、柑橘類といった、甘みの中にスパイシーな香りが楽しめる味わいが特徴
意外とマイルドで飲みやすく、バーボン独特のバニラの味わいを感じることができるので、ウイスキー初心者の人にもおすすめのボトル!
バッファロートレースを実際に飲んでみたレビューはこちら!