車盗まれるなんて自分には無縁だと思っていません?車って意外と盗まれますよ。それも窃盗団の手にかかればいとも簡単に。特に人気車種のオーナーは偶然窃盗団に愛車が見つかっていないだけで、もし見つかったら、朝起きたら車が無くなってる!なんてこと普通にあり得ます。ということで今回は、2019年に盗まれた台数が多い車ランキングをまとめてみましたのでご紹介します!
【最新2019】日本盗難車ランキング!危ないのは高級車よりも人気車種
1位 レクサス
第一位は車種名じゃなくてブランド名のレクサス。レクサスというだけで安い車から高い車まで満遍なく各モデル盗まれているので、レクサスオーナーは要注意。特に人気のSUVモデルであるRXが盗まれやすい。最高級モデルのLSが社用車として会社の車庫などで厳重に保管してあるのに比べ、ファミリーカーであるRXは集合住宅駐車場や月極駐車場に停まっていることが多く、窃盗団からしたら良いカモ。ちなみにイモビライザー、盗難アラーム、GPSなど最新の装備も付いているが、窃盗団は全部解除できるので狙われたら意味なし。対策としてはリレーアタック防止のために車の鍵は電波を遮断するポーチに入れて保管することや強固なハンドルロックを購入し固定しておくことが有効。
2位 トヨタ・プリウス
人気車種で買い取り手が多くいることから盗まれるのはもちろんのこと。プリウスの一番の特徴である静かさが、盗難には好都合なので盗まれている。プリウスオーナーなら分かると思うけど、夜寝ている間に自宅のプリウスが発車しても多分気付かないぐらい静かなはず。またガソリン車の場合エンジンの燃焼を制御するに過ぎないECUだが、無駄にハイテクなプリウスはECUをバッテリーやスマートキー、CVTなど車の様々な場所で活用しているため、ECUを少しいじるだけで車の解錠はもちろんのこと、エンジンまでかけられてしまう。ということで窃盗団からしたら良いカモ、大人気のプリウス。一番は屋内保管だが、もしできない場合はハンドルロックやVIPERなどで1分でも多く盗難の時間を稼がせて窃盗団のやる気を失くさせるしかない。
3位 トヨタ・ランドクルーザー
盗まれたらまず間違いなく海外に持っていかれる。馬力が大きく海外の未舗装なでこぼこ道でも使えるというランドクルーザーの特性を活かして海外では高く売れる。「世界中に走れない道はない」という広告が皮肉にもこんなところで役に立ってしまっている。報道番組でテロリストグループが使っている車、よく見るとたいていランクルが映っているぐらい、窃盗団からしたらドル箱。うちのランクルは旧型だからとか10万km走ってるからと安心することなかれ。日本では価値なくなっても、海外では十分に値が付くので、ランクルオーナーはとにかく注意するに越したことはない。
4位 トヨタ・ハイエース
ランドクルーザーと同じく盗まれたらまず間違いなく海外で活躍している。不正輸出で国外に持ち出し、小型バスとして利用されているケースが多い。2007年〜2013年は7年連続盗難車ランキング1位というなかなか破られない大記録を樹立しているハイエース。ちなみに海外輸出する時はサンダーでバキバキにぶった切って、一度完全にスクラップ状態にして部品扱いにして輸出する。そして現地でサンダーでぶった切ったフレームをもう一度溶接して完成車の状態に戻すという手間のかけ方。そこまでしても儲かるということだし、もし東南アジアなどでハイエースの小型バスに乗る機会があったら注意した方が良い。修復歴ありどころかフレームをバキバキに切断されているとんでもない車に乗っている可能性がある。対策としては世間一般の盗難対策はもちろん有効。ただ一番有効なのは日産・キャラバン(不人気車)に乗り換えることだと思う。
5位 トヨタ・アクア
たった200万円ちょっとの車とタカをくくってると危ない。プリウスの小型版みたいな車なので、これまた盗みやすい。ドラマみたいな話だけど、窃盗団や犯罪組織のアシ車として利用するには好都合なので、売られるというよりも、どこかで犯罪に使われて証拠隠滅のために室内に消化剤を撒き散らかされて発見ということが多いかも。犯罪組織がちょっと乗るための車目的だと、リレーアタックなんて手の込んだ方法使わないで、ガラス割って無理やりエンジン始動などかなり大胆な方法で盗んでいくので、やはり対策は強固なハンドルロックして、「うちのアクアは面倒くさいぞー、他のアクア狙ってね」と窃盗団のやる気を失くさせるのが一番。
6位 トヨタ・アルファード
もし現行アルファード乗っている人がこの記事読んでいるなら大朗報。あまりのリレーアタックの多さにメーカー側も対策を取り、そもそもスマートキーから電波を出さないという対策が取られた。ということで、スマートキー本来の便利さは多少失われるが、車から離れる時は必ず「節電モード」方法は、ドアロックボタンを押しながら解錠ボタンを2回押すだけ。ランプが4回点滅すれば節電モード完了。キーからの電波が一切オフになりリレーアタックの心配はこれで無くなる。ちなみに節電モード解除はキーの適当なボタンどれか1回押せば解除になるので、全然面倒くさくない。アルファードオーナーは節電モードはぜひとも習慣化するべき。
7位 トヨタ・カローラ
日本の社用車御用達のカローラ。社長のレクサス・LSとは違い、会社の広い駐車場に無造作に停めてあること多いので、窃盗団からしたら良いカモ。しかも会社は夜は誰一人いないということが多いので、存分に時間をかけてゆっくりと盗んでいける。ということで社用車でカローラを夜に青空駐車している会社は要注意。セコムのセキュリティ付けるなど対策するべき。値段7倍近い社長のLSよりよっぽどこっちの方が盗まれやすいです。
8位 トヨタ・ハリアー
盗難ランキングのトヨタの大人気ぶりと言ったら本当にびっくりするレベル。ランキングだけ見ると、トヨタの盗難対策に何か致命的な欠陥があるのでは?と思うが、単純にトヨタ車が大人気とういだけ。ということで、トヨタの人気SUVのハリアーも盗まれやすい。車の盗難なんてうちには関係ないと思っているかもしれないが、そう思ってる人ほど盗まれる。日本では1日に300台近い車が盗まれており、何の対策もしてない青空駐車場の車なんて偶然窃盗団に見つかっていないだけ。見つかったら速攻で盗まれていくので、せめてハンドルロックぐらいはしておくべき。イモビライザー、盗難アラーム、GPSなど最新機能よりもやっぱり原始的なハンドルロックが一番効果高い。
9位 ホンダ・ヴェゼル
なんでCH-RやCX-3とかジュークじゃなくてヴェゼルが盗まれるんだろう?と思って調べてみたら、海外人気がやたらと高いらしい。というのもホンダ・ヴェゼルの特徴である後部座席のマジックシートが海外ではどデカい荷物を載せるのに大人気らしく、ということで国内の窃盗団からも大人気のホンダ・ヴェゼル。200万円台の車だからと油断していると、朝起きたら車がなくなっているかもしれない。幸い町中あちこちにいる車なので、自分のヴェゼルは少しでも面倒くさい盗難対策施して、他のヴェゼルに目を向けてもらうように仕向けよう。
10位 いすゞ・フォワード
フォワードって何だ?って思う人も多いはず。いすゞ自動車が作る中型トラック。コンビニの配達車など街で一番走っているトラックであるエルフじゃなくてもっとデカい方。ちなみにユニックなんか架装されていたら大儲け。ユニックだけで400万円近いオプションが付いているようなものなので、真っ先に狙われる。ちなみにこんな図体デカいトラック、そのまま使われることなんてまずありえない。すぐさま港湾ヤードに持っていき分解されて、海外に部品として輸出されていく。
まとめ
いかがでしたか?予想通り?それとも意外だった?車って盗まれるの高級車ばかりじゃないんです。特にここに書いていないけど、プレミア付いているような人気車種は本当ものすごい盗難率です。ちなみに車好きの僕は、基本何されても怒らないけど、もし自分の車盗まれたら八つ裂きにしてやっても足りない!この世で最も辛い仕返しをしてやるぐらい怒ると思います。