ぴろのウイスキーブログ

ウイスキーの記録とおすすめウイスキー紹介

いくつ知ってる?国産高級車の名前の由来一覧

車の名前、最近でこそLSとかCX-8とか無機質な名前が増えてしまったが、一昔前の日本車と言ったら必ず何か意味ある名前が付けられていた。そして日本を代表する国産高級車には今でもその流れが脈々と受け継がれている。ということで今回は国産高級車の名前の由来について紹介したいと思う!

 

いくつ知ってる?国産高級車の名前の由来一覧

 

トヨタ・センチュリー

f:id:saikootoko:20191201092806j:plain

引用元:https://response.jp/article/2018/07/07/311657.html

1996万円

現在トヨタが販売する最高級車。トヨタが威信をかけて作っている車であり、多くの政治家を始め、天皇陛下にまで利用されるすごい車。生産ラインはセンチュリー専用のものが用意されており、熟練の職人による手作業で生産されている。センチュリーという名前はトヨタ創業者である豊田佐吉の生誕100年にあたる1967年に登場したこに由来し、英語の100年を意味するセンチュリーと付けられた。シンボルマークは鳳凰であり、トヨタのマークは一切使われていない。

 

トヨタ・クラウン ハイブリッド

f:id:saikootoko:20191201092956j:plain

引用元:https://response.jp/article/2018/08/25/313313.html

507〜732万円

「いつかはクラウン」なんて言葉が出来るぐらい日本では憧れが強い高級車の代名詞。センチュリーはあまりにも格が違いすぎて一般人には縁のない車なので、トヨタの高級セダンのフラッグシップと言ったらやっぱりクラウン!クラウンの名前は英語で王冠の意味から取られており、シンボルマークはトヨタのロゴではなく、クラウン専用の王冠型マークが代々使われている。

 

トヨタ・ランドクルーザー

f:id:saikootoko:20191201093239j:plain

引用元:https://www.webcg.net/articles/-/33346

482〜697万円

国内SUVの中で随一の高級SUV。1954年の登場以来、ずっと名前を変えておらず、ひたすらに高級感と悪路走破性能を高めてきたランドクルーザーはドバイの王族が砂漠を移動する車として愛用するほど評価が高い。一つの名前で継続生産される国産車の中では最も長い歴史を持つランドクルーザーランドクルーザーの名前は、ランドが英語で陸、クルーザーが巡洋艦ということで、「陸の巡洋艦」という意味から付けられた。

 

日産・GT-R

f:id:saikootoko:20191127122733j:plain

引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/299093

1082〜1463万円

日産一番の高級車にして、世界中で大人気のGT-R。日本の車好きなら誰もが憧れる車であり、価格は高いがフェラーリさえ上回る性能を有するGT-Rスーパーカーの中ではかなりのお買い得プライス。そんなすごい車であるGT-Rの名前の由来は意外と単純で、GT=グランドツーリングという、高速で長距離を移動できる車といった車のジャンルの一つに由来しており、Rはレースの頭文字のR。ということで長距離移動できて速い車という願いが込められた名前。現行モデルにも申し訳程度の後席があるのは、グランドツーリングカーのなごり。

 

日産・シーマ ハイブリッド

f:id:saikootoko:20191201093552j:plain

引用元:https://minkara.carview.co.jp/car/nissan/cima/

809〜919万円

爆発的ヒットを記録した初代シーマ、一時はトヨタ・クラウンのライバルとまで言われたが、現行モデルはほとんど売れていない。ただ他のメーカーが軒並み高級車から撤退する一方、現在も生産が続く唯一のクラウンの対抗馬。デザインはフーガと同一であり、実質フーガの「ロングボディ」版という扱いだが、塗装工程など生産はフーガと全く異なった基準が設けられており、一応ショーファードリブンカーとしてちゃんとコストをかけて作られている。シーマという名前はスペイン語で「頂上」の意味を持っており、初代の開発責任者が少年時代に父から買ってもらった腕時計に「シーマ」という名前が付いており気に入ってたことから付けられた。

 

日産・フーガ ハイブリッド

f:id:saikootoko:20191201085256j:plain

引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html

641〜709万円

シーマが不振なので、ちょっとだけ安めの高級セダンということで、世に登場したフーガ。本当はクラウンの対抗馬になるはずだったが、やっぱり売れていない。ちなみに先祖はセドリックとグロリアという日産の歴史を支えたすごい車たち。フーガという名前は日本語の「風雅」と音楽用語の「Fuga」を掛け合わせたもので、フーガのような調和と上品で優美さを持つ車といった意味が込められている。

 

ホンダ・NSX

f:id:saikootoko:20191127122910j:plain

引用元:https://response.jp/article/2016/10/19/283887.html

2413万円

ホンダが作った日本初のミッドシップスーパースポーツカー。簡単にいうと、日本で初めてフェラーリに対抗できた車。現在でこそ速さを追求するスーパーカーであっても、日常性・快適性・安全性が重視されるのは当たり前だが、この基準は初代NSXが新たに作り上げたと言っても過言ではない。そしてNSXという名前、New Sports eXperimentの頭文字を取ったものであり、新時代のスーパーカーの潮流を作り上げるという思いが名前にも込められている。

 

ホンダ・レジェンド ハイブリッド

f:id:saikootoko:20191201094418j:plain

引用元:https://minkara.carview.co.jp/car/honda/legend/

720万円

知らない人が大多数だと思うが、ホンダが細々と生産している高級フラッグシップセダン。売れていない日産のシーマやフーガよりもさらに売れていない。多分レジェンドの生産は大幅な赤字だが、トヨタ、日産に対抗するフルラインナップメーカーとしての意地で無理に作っている気がする。ちなみに見ての通り、デザインが致命的と言って良いほどひどい。ハズレが多いホンダのデザインの中でも屈指のハズレ。レジェンドの名前は英語の伝説から取られている。

  

GLM・G4

f:id:saikootoko:20191201094516j:plain

引用元:https://kakakumag.com/car/?id=10101

4000万円

京都大学発の電気自動車メーカーであるGLM。 そんなGLMが作った4シーター4WDスーパーカーがG4。日本初のEVスーパーカー。G4という名前には四輪駆動や四人乗りなど色々な意味が込められているらしい。アビームセイルドアというかなり珍しい開き方をする4枚ドアを装備しており、もし購入したら「なんだあのクルマは!?」となること間違いなし。

 

まとめ

日本車の名前って実はスペイン語やイタリア語がやたらと多い。これって英語と違ってローマ字読みがしやすく日本人が読みやすいという自動車メーカー側の細かな配慮があったりする。だったら日本語にすればいいじゃないか!と思ったりもするけど、やっぱりカタカナ語の響きにどこかかっこよさを感じてしまう日本人心理。車の名前ってそんな感じで色々と考えられて付けられており、まるで人間の名前みたいに開発者の「こうあってほしい」みたいな願いが込められている。ということで自分の車の名前の由来、調べてみると車になおさら愛着が持てるかもしれませんよ。