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台南で一番の観光スポット!「赤崁楼」の魅力や歴史を台南在住者が全力で紹介する!

台湾の歴史の始まりの地であり、「台湾の京都」とも言われる台南。そんな台南には歴史建造物や古跡など小さい街ながら見逃せない観光スポットばかり。そして見所台南の中でも特に有名なのが赤崁楼。今回はそんな台南の一番の観光人気スポットである赤崁楼を紹介したいと思います!

 

台南で一番の観光スポット!「赤崁楼」の魅力や歴史を台南在住者が全力で紹介する!

 

赤崁楼の見所とポイント!

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引用元:https://tavitt.jp/spot/chihkan-tower/

台南の街の人に「台南のランドマークは?」と聞いたらほとんどの人が真っ先に挙げるのが赤崁楼。あまりにも有名な観光スポットである赤崁楼だが、実はここ300年の台湾誕生の物語が詰まっている台湾の歴史上重要な場所。広い園内には当時の城壁や門、ワープが出来ると言われている伝説の井戸 、また赤崁楼をオランダ人から奪い返した英雄鄭成功の像などたくさんの見所があります。

 

 

当初はオランダ人による台湾統治の中心として建てられた赤崁楼

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引用元:https://gloupes.com/taiwan/tainanfortprovintia

赤崁楼がこの地に初めて建てられたのは1653年。台湾を侵略したオランダ人によって作られたこの城は、当時はプロヴィンティア城と呼ばれていた。また今では街の中心部ど真ん中にある赤崁楼だが、当時はここは海岸線の最前線。赤崁楼の2階からは海を挟んで遠く安平を見渡すことも出来たという。

 

 

台湾の英雄鄭成功により奪い返された赤崁楼

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引用元:https://www.taipeinavi.com/miru/61/

そして日本の歴史の教科書にも乗るほどの台湾の英雄鄭成功が登場すると、瞬く間にオランダ人を駆逐し奪い返された赤崁楼。当時のオランダ人によって付けられたプロヴィンティア城から現在の赤崁楼に名前を改められる。しかしその後の赤崁楼は地震や風化でほぼ廃墟同然の倉庫としての役割を果たすこととなる。

 

 

広大な庭園のど真ん中に位置するのはオランダ人を追い出した台湾の英雄鄭成功の像

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引用元:https://www.taipeinavi.com/miru/61/

50元の入場料を払い正門を入るとまず目に入るのが、庭園のど真ん中にある英雄・鄭成功と屈服するオランダ人の像。オランダ人から台湾を奪い返した台湾の英雄鄭成功が拠点としたのがこの赤崁楼。台南の人だけでなく台湾のすべての人にとって感慨深い場所となっています。

 

 

赤崁楼に入るとまず目にする9枚の石碑、実は中国大陸から運ばれてきた皇帝のありがたい石碑

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引用元:https://www.taipeinavi.com/miru/61/

赤崁楼真正面の池の上に鎮座する9枚の石碑。これ中国本土の皇帝が功績のあった人物に贈るプレゼント。しっかり中国本土から運ばれてきています。だけど本当は10枚あった石碑、実は輸送途中に海に落としてしまったようで、現在の9枚という数に落ち着いたそう。ちなみに石碑を背負っているカメによく似た生き物は、龍の子供の伝説の神獣。カメじゃないです!

 

 

5km離れた安平にワープできるという300年以上残る伝説の井戸の真相は・・・?

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引用元:https://travel-star.jp/posts/8151

ここで赤崁楼に残る面白い伝説を紹介!2つの建物の間にひっそりと設置してある井戸。オランダ人がプロヴィンティア城を作った時に掘られた井戸なのだが、鄭成功の攻撃に備えてオランダ人が緊急避難できるように、安平の街まで繋がっていると、台南では言い伝えとしてずっと伝わっていました。だけど約5kmぐらいの距離がある赤崁楼と安平の距離。300年以上前に本当にそんなことできるのか?と思った台湾政府が1990年に大真面目に地中調査したところ、そんな通路は存在しないとの結論に!

本当に繋がっていたら壮大なロマンがあったのにちょっと残念・・・。

 

 

ちょっぴり不気味・・・300年前の初めて赤崁楼が作られた時代から残る古赤嵌楼堡門

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引用元:http://www.uraken.net/world/taiwan/staiwan04.html

赤崁楼の向かって左側に位置するちょっと不気味な入り口 、これオランダ人によって作られた300年前のプロヴィンティア城の入り口。現在は安全のためにレンガの壁で完全に埋められてしまっているが、壁の奥には100人の兵隊が待機できる広大なスペースが広がるという。ちなみに壁の材質は安平特産の牡蠣殻由来で作られている。

 

 

赤崁楼といったらこの建物!実は海の神を祀っている海神廟

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引用元:http://www.tonyhuang39.com/tony/tony1293.html

まず正面石碑の裏側赤崁楼の手前側に位置する建物。パンフレットなどの写真にも使われるこの建物は海神廟といい海の神様を祀る建物。清朝時代に建てられ1944年の改修を経て現代に至る海神廟は至る所に歴史の重みを感じさせられる。特に2階に上がる階段はギーギーと独特の音を発し、恐怖を感じる人もいるかも。

 

 

赤崁楼のもう一つの建物!台湾全土から受験生が押し寄せるほどのご利益ある文昌閣

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引用元:https://bkkneet.com/sekikanrou/

奥にあるもう一つの建物は文昌閣。2階には試験の神様が祀られており、台湾全土から受験生がやってくるほどのご利益があるという。

ちなみに1階には日本統治時代に赤崁楼再建に尽力し、日本敗戦ギリギリまで台南の文化財を守り続けた羽鳥又男台南市長の銅像もある。日本人ならぜひ見ておきたい!

 

 

鄭成功に仕え、夜な夜な暴れまくった伝説のある石馬の像

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引用元:http://www.sct181.com/ibkkin/adk/930426.htm

これまた面白い伝説のある石馬の像。当初は鄭成功の墓前で鄭成功を守っていたというこの石馬。しかし鄭成功の墓が中国本土に移動させられ、台湾の鄭成功の墓があった場所には全く別の他人が埋葬されるという始末。これに怒った石馬の像、毎晩のように近くの田畑を踏み荒らし、怒った農民により足を破壊されてしまったという言い伝え。現在は誰が修復したのか、元のように足が補修されこの赤崁楼で大人しく観光客を見守っている石馬の像でした。

 

 

筆者何よりものおすすめ!夜の赤崁楼のライトアップ!

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引用元:http://www.pretty-online.jp/editors_blog/7583

ここまで色々難しい歴史の話を書いてきたけど、筆者が何よりも赤崁楼をおすすめしたいのは夜のライトアップ!これが台南随一といっても良いほど綺麗!

歴史ある赤崁楼には似合わないようなカラフルなイルミネーションで照らされ、夜空にそびえ立つ赤崁楼はどこか怪しげで不気味。だけど心がゾワゾワするような美しさがあって、夜の台南観光には真っ先におすすめしたい場所!

本当に美しいので昼間訪れた人ももう一度行ってみるべき!そして台南の人たちのシンボルである赤崁楼では、夜になると様々なライブやコンサートも開かれており、現地アーティストの歌を聴きながら怪しげに光る赤崁楼を眺めるというのもまたオツな台南の夜の過ごし方。おすすめ!

 

 

まとめ

 

台湾の歴史を語る上で切っても切り離せないほど重要な役割を果たした台南。そしてその台南のシンボルである赤崁楼。台南に行くなら絶対訪れたい場所であり、また夜のライトアップは本当にインスタ映えするので、夕食後にふらーっと散歩してみるのはマストですよ!

 

【台南のおすすめ観光スポット一覧記事はこちら!】

www.piroriro.com