登場からわずか30年ほどでありながら、上質なバーボン銘柄として世界的にも人気の高いブラントン
8年以上の熟成や、こだわりのボトルなどとにかく他のどんなバーボンにも似ていないウイスキーとして有名です
ということで今回は、そんなブラントンの特徴、歴史、ラインナップごとの違いを初心者の人にも一から分かるように解説してみようと思います!
ブラントンの味や種類/ブラック・ゴールド・フロムザバレルの違いを解説
ブラントンの歴史
1984年に誕生したブラントン
ケンタッキー州フランクフォード市の市制200年を記念して誕生しました
製造はバーボンウイスキー業界では有名なバッファロー・トレース蒸溜所が担っており、ブラントンという名前はバーボン造りの名人として知られ、バッファロー・トレース蒸溜所の前身であるエンシェントエイジ社の蒸溜所に約55年間勤めたアルバート・ブラントン大佐にちなんで付けられました
またブラントンは実際にアルバートにウイスキー造りを学んだ愛弟子であるエルマー・T・リー氏により開発され、名前の通り、ブラントンのウイスキー造りの真骨頂が受け継がれているバーボンウイスキーです
歴史はまだ30年ちょっとと、ウイスキーにしてはとても若いブランドですが、由緒あるウイスキー蒸留所でありバーボンの老舗であるバッファロー・トレース蒸留所が造る、少数生産で上質な味わいがブラントンの人気の秘密となっています
ブラントンの製法
バーボンウイスキーの中でも特に上質な銘柄として有名なブラントン
その製法には、他の銘柄とは一味違う数々のこだわりがあります
特にウイスキーの多くは、味を均一化にするために様々な熟成樽の原酒をブレンドして造るのが一般的ですが、ブラントンは1本のボトルには1つの樽のみをボトリングするシングルバレルバーボンと呼ばれる製法を採用しています
またAからZまで番号が振られた貯蔵倉庫は、それぞれの倉庫で4回の夏を越して、香り、味わい、深みを毎年チェックしています
そして基準をクリアした原酒のみがH倉庫に移され、さらに4年の歳月を経て、ブラントンのウイスキーが完成します
ブラントンの種類
ブラントン シングルバレル
ブラントンの中心的ボトルで、バーボンの中でも屈指の評価を持つ人気ウイスキー
バニラと樽の木の香りの深く芳醇な香りを楽しむことができ、数あるバーボンの中でも特に上品な味わいが有名
価格は高いけど、プレミアムバーボンの名に恥じない完璧な出来栄え
ブラントン シングルバレルを飲んでみたレビューはこちら!
【すごい香り】ブラントンシングルバレルをレビュー!【超高評価バーボン】 - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
ブラントン ブラック
ブラントン シングルバレルを多少マイルドにしたイメージの味わいがブラントン ブラック
お値段も1本5000円程度と手頃で、ブラントンのラインナップの中でも人気のボトル
味わいは甘くマイルドだけど、多少アルコールの刺激が強いので、完璧なウイスキーを求める人は、ブラントン シングルバレルの方がおすすめ!
ブラントン ゴールド
ブラントンの原酒の中でも特に優れた原酒を厳選して詰め合わせたのがブラントン ゴールド
ブラントン シングルバレルの良さがバランス良く引き上げられており、とてもリッチな味わいが特徴
ブラントンの中でも屈指の完成度を誇るボトルで、価格は1万6000円ぐらいとかなり高いけど、味わいは間違いなし!
ブラントン ストレート・フロム・ザ・バレル
ブラントンの熟成中の原酒の中で特に個性の強い樽だけを選んで詰めたのがブラントン ストレート・フロム・ザ・バレル
個性が強い樽を選ぶだけでなく、原酒をろ過せずそのままボトリングしているのも特徴
アルコール度数66%とウイスキーの中でも屈指の強さを誇るけど、意外と心地よく飲みやすい味わいはさすがブラントン
1本2万円ぐらいとかなり高いけど、数あるバーボンの中でも屈指の味わいを誇る銘酒
ブラントン ストレート・フロム・ザ・バレルを飲んでみたレビューはこちら!
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だいたい1本3行ぐらいで簡単にまとめてみたのでレビュー読むの面倒な人におすすめ!