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【阿堂鹹粥】台南でしか食べれない魚「サバヒー」をぜひ朝ごはんに食べるべし!

台南に住んでいた筆者、

朝ごはんはホテルで優雅なバイキングなんてありえない!

「美食の都」台南なんだから美味しいもの食べないと!

って出かけてた店の中でトップ2が

「阿堂鹹粥」と「石精臼牛肉湯」

台南名世大飯店に泊まっているとどちらも歩いて行ける距離にあり、

お魚スープと牛肉スープってことで良い感じに住み分けが出来ていた。

筆者の台南在住中の幸せな朝ごはんはこの2店のおかげ!と言っても良いほど!

ということで今回はそんな美味しい「お魚雑炊」が食べられる阿堂鹹粥を紹介したいと思います!

 

【阿堂鹹粥】台南でしか食べれない魚「サバヒー」をぜひ朝ごはんに食べるべし!

 

阿堂鹹粥とは?台南の「三大サバヒー」の一角を担う人気店!

 

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引用元:https://today.line.me/tw/pc/article/阿堂鹹粥+台南老店鹹粥-gVmxx2

台南の朝食と言ったらまず多くの人が挙げる阿堂鹹粥。

1969年創業のとても歴史ある老舗。

ちなみに「サバヒー」というお魚が大好きな台南の人たち、阿堂鹹粥は「三大サバヒー」のお店の一角を担う超人気店となっている。

 

 

阿堂鹹粥の名物「サバヒー」ってなんだ?サバの仲間?→違います!

 

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引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/サバヒー

みなさんは「サバヒー」という魚知っていますか?

多分10人中9人は「なにそれ?サバの一種?」って思うはず。

それもそのはず!日本ではまず出回っていないサバヒー、暖かい水域で獲れる魚で、実は台南はサバヒー養殖の名産地!

で、このサバヒー、とても傷みやすく、夜中から朝方に市場から買ってきて、当日の朝にお客さんに出すのがやっと。と言うぐらい鮮度が落ちやすい!

てことで日本では食べられないのはもちろんのこと、台湾でも一部の地域でしか食べることのできない珍しい魚。

ちなみに日本の「サバ(鯖)」とは全く仲間でもなんでもなく、偶然台湾語の発音と日本語の発音がそっくりだったというだけ。

 

 

阿堂鹹粥の名物「魚肚鹹粥(サバヒー粥)」のお味は?

 

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引用元:https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g13808400-d6182699-Reviews-A_Tang_Salty_Rice_Congee-West_Central_District_Tainan.html

ということで、そんな台南でしか食べることの出来ない魚肚鹹粥(サバヒー粥)、食べ歩きしやすいように少量の料理が一般的な台南では珍しくかなりのボリューム満点!

そして傷みやすいだけじゃなく、小骨が多くとても調理が面倒臭いサバヒー、阿堂鹹粥のサバヒーは「本当に骨あったの?」ってぐらい綺麗に取り除かれている。さすが創業50年の老舗!

肝心のお味はというと、あっさりしているけど、ダシのコクが感じられるなんとも奥深い味わい。ガンガンしょっぱい料理とは無縁で、きっと日本人好みのダシの風味を活かした上品な味わい。

熱帯の魚ってどこかクセあるってイメージが強い人も多いと思いますが、阿堂鹹粥の魚肚鹹粥(サバヒー粥)はとにかく上品!

まさに朝ごはんにぴったりの魚肚鹹粥(サバヒー粥)、筆者はひたすら石精臼牛肉湯の牛肉スープと交互に通っていました!

 

 

阿堂鹹粥の店員さんは陽気なおばちゃんばかり!

 

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引用元:https://nash.tw/rton/

この阿堂鹹粥、日本語がかなり上手なおばちゃんが一人いて、

日本人だと分かると日本語で話しかけてくれるのはもちろんのこと、

他の店員さんに「日本人が来たよ!」って店員さんみんなでまるで拍手喝采かのようにお出迎えしてくれる!

良い人多い台湾の中でも屈指の良い人!

「サバヒー」「サバヒー」言ってたら日本人だと気付いてきっと日本語で話しかけてくれるはずなので、阿堂鹹粥行く人はぜひおしゃべり楽しんできてくださいね!

きっと台南観光のヒント色々貰えますよ!

 

 

阿堂鹹粥の朝は超大混雑の人気店!だけど頑なに分店を出さないというこだわりが・・・

 

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引用元:https://itaiwan.jp/blog-entry-110.html

そんな美味しいサバヒーが食べれる阿堂鹹粥、

朝の7〜9時に行くとびっくりするぐらい混んでる!

で、「お客さんには新鮮なサバヒーを食べてもらいたい」という店主の思いから、

食べる直前に捌いて、料理するのが原則。長い日だと20分以上待つことがあるので、何か用事がある日は避けたほうが無難かも・・・。

逆に9時以降はほぼ貸切状態ってぐらい人がいなくなるので、ゆっくりおばちゃんとおしゃべりしながら食べるには9時以降がおすすめ!

そしてそんな大繁盛の阿堂鹹粥、1969年創業以来こんなに賑わっているのだから分店出しても良いような気もするけど、

サバヒーという鮮度重視の魚を扱う専門店であるからこそ、お客さんに出す料理は質を落とせないとの強いオーナーのこだわりがある。ということでオーナーの目の届く範囲であるこの店舗一店舗だけの営業を代々守り続けているそう。

こんなこだわりのある料理店、素敵ですよね!臭みの無さや骨の取り除き方は本当に神業と言えるレベルなので、台南行くみなさんはぜひ阿堂鹹粥の魚肚鹹粥(サバヒー粥)味わってきてくださいね!

 

 

阿堂鹹粥の営業時間は?定休日は?

 

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引用元:https://ameblo.jp/san-min/entry-12090780880.html

毎日朝の5時から11時まで営業しているという完全に朝専門のお店です。

ちなみに毎週火曜日が定休日なのでご注意を!

 

 

阿堂鹹粥のアクセスは?ちょっと不便かも・・・

 

台南の街ではかなり南の外れの方に位置する阿堂鹹粥

もしホテルCOZZI台南に泊まっていたら徒歩5分なので積極的に通いたい!他のホテルだとちょっと歩いて行くのは厳しいかも・・・。

T-Bikeとかホテルのレンタル自転車で行くのがおすすめ!

 

まとめ

 

台南以外ではなかなかお目にすることができないサバヒー。決して高級魚ではないけど、クセのない淡白な味わいはとても美味しい!日本でも食べたいぐらい!

そして台南随一のサバヒーの名店である阿堂鹹粥、美味しい魚肚鹹粥(サバヒー粥)と気さくなおばちゃんが待っている良いお店!

ちょっとアクセスは不便だけどぜひ台南でしか食べれないサバヒー食べてみてくださいね!