「ジョニーウォーカー」と聞くと、
無意識に高級なお酒と思う方はいませんか?
現在は1本2000円ほどで買えるジョニーウォーカー ブラックラベル、
日本に初めて輸入された1950年代は、
1本15万円近くした!
ありえなくないですか??
現在の価格のほぼ100倍ですよ??
ということで今回は、かつての日本人の憧れのお酒、
「ジョニーウォーカー ブラックラベル」を紹介しようと思います!
【ジョニ黒】ジョニーウォーカーブラックラベル12年を熱くレビュー
60年前は現在の100倍の価格だったジョニーウォーカーブラックラベル
ということで、2020年現在、
ドン・キホーテとかで1本わずか2000円程度で買えてしまう、
ジョニーウォーカー ブラックラベル
60年ちょっと前は、大企業の贈答品(わいろ)として、
このジョニーウォーカー ブラックラベルが使われていた
というぐらい、最高級酒だったジョニーウォーカー
ちなみに当時のジョニーウォーカーの憧れぶりを現す有名な話として、
サザエさんの波平が、
カツオにジョニーウォーカーを割られて泣きじゃくった
ジョニーウォーカーの空き瓶に紅茶を入れて飾っていた
という話が描かれているほど・・・
で、
そんな60年前のジョニーウォーカーは今より100倍良い原料が使われていたかというと、
そんなことはない
中身は60年前も現在もすっかり同じ
220%の税金がジョニーウォーカーブラックラベル12年の価格を跳ね上げた
で、何がそんなにジョニーウォーカーの価格を跳ね上げていたのかというと、
税金
海外で1本2000円程度で売られているお酒に、
ぼったくりバーもびっくり!な天文学的な税金をかけていた極東の島国
おかげで国内のウイスキー製造が守られ、
今や世界五大ウイスキーの一つとしてジャパニーズウイスキーが認められた
という見方もできますが、
さすがにバカすぎる
もしもいつか、
「スコッチウイスキーは贅沢品だから税金220%!ウイスキー飲みたい人は日本のトリスを飲んでね!」
なんて政府が言い出したら、
政治に興味ない筆者ですら、国会議事堂前のデモに参加するレベル
で、そんなありえないような税金制度、
もちろん怒るのはスコッチウイスキー業界
日本に対して「輸入品差別だ!」と何度も訴訟を起こし、
1989年にやっと現行のアルコール度数に基づいた酒税制度へ変わることになります
ちなみに話はそこで終わらないのがジョニーウォーカーのエピソードの面白いところ
嫌がらせレベルの税金が撤廃され、
やっと正々堂々勝負が出来る!
かと思いきや・・・
なぜか税制撤廃後、一気に売り上げが下がってしまったジョニーウォーカー
というのも、一番最初に書きましたが、
大企業の贈答品(わいろ)として需要があったジョニーウォーカー、
1本2000円程度の酒になってしまったおかげで、
わいろ需要がゼロになり、逆に販売本数が減ってしまった・・・
というのが結末!
やっぱ経費って偉大ですね!(すっとぼけ)
筆者もいつか会社作ってキャバクラ行きまくりたい!(殴)
【レビュー】ジョニーウォーカーブラックラベル12年の味と特徴は?
ということで、かつてはみんなの憧れだった、
ジョニーウォーカー ブラックラベルを飲んでみようと思います!
様々な蒸留所のウイスキーが混ぜ合わされた「ブレンデッドウイスキー」であるジョニーウォーカー ブラックラベル
原酒には、カーデュ(スペイサイド地方)、タリスカー(アイランズ地方)、ラガヴーリン(アイラ島)といった感じで、
スコットランドあちこちの蒸留所のウイスキーが混ぜられており、全部で40種類近くとブレンデッドウイスキーの中でも屈指の多さを誇ります
特に煙くささ・消毒液のような香りに例えられるほど特徴あるウイスキーであるアイラ島のラガヴーリンの影響が強く、
スモーキーな香りはジョニーウォーカーにもしっかりと受け継がれています
そして後味は、フルーツのような甘みとりんごのような爽やかな香り
華やかな香りに定評のあるスペイサイド地方の原酒がここで良い仕事をしています!
そんな感じで、まるでスコットランド中のウイスキーの特徴を1本に詰め込んだようなジョニーウォーカー ブラックラベル
1本15万円出すのはどうかと思うけど、
確かに美味いです!
F1・マクラーレン【ジョニーウォーカー仕様】がかっこ良すぎる件
ちなみに、
ウイスキーの瓶ってなんかデザインイマイチなものが多いと思っている筆者(暴言)
ジョニーウォーカーの瓶と箱は個人的にすごくかっこいい!
斜めに貼られたラベル
これほぼ創業当初の19世紀からずっと受け継がれていて、
遠くから見てもジョニーウォーカーだと分かるように計算されたデザイン!
ちなみに角度は必ず24度
そして長っひょろくて四角い瓶にも理由があって、
衝撃に一番強く、尚且つ輸送効率が最も良い形としてずっと採用されています
ほぼ200年間使い続けているデザインといい、
マスコットの英国紳士といい、いちいちかっこいいジョニーウォーカー
昔、F1・マクラーレンの銀の車体に描かれていたジョニーウォーカーロゴは、
芸術レベルにかっこよかった!
まとめ
ということでジョニーウォーカー ブラックラベルの紹介でした!
味はぶっちゃけ、バランタインやシーバスリーガルの方が好きな筆者・・・
だけど!
ジョニーウォーカーは部屋に飾っておきたくなるようなかっこよさ!
金字に漆黒の黒い箱、黄金色に輝く斜めラベルの瓶、KEEP WALKING!な英国紳士・・・
1本2000円のお酒とは思えないレベルにかっこいい!
てことで、
甘ったるくないハードなウイスキーが好きな人にはもちろんのこと、
部屋のオブジェ探している人にもジョニーウォーカー ブラックラベルはおすすめ!
200年の歴史を誇るジョニーウォーカー、
置いているだけで部屋のインテリアが引き締まること間違いありません!
ちなみに一時期、勉強机の上にジョニーウォーカー飾っていた筆者は、
ジョニーウォーカーって100倍ぐらい蒸発しやすいの?
って思うぐらい黄金色の液体がみるみる減ってしまった・・・
てことで!近々、観賞用ジョニーウォーカー買おうと思っている筆者でした!