一般的なウイスキーのイメージといえば・・・
琥珀色に輝く美しい液体
ですが・・・
実は、蒸留したてのウイスキーである「ニューポット」は無色透明!
そして、このとてもじゃないけどウイスキーには見えない液体が、
近年マニアの間では流行していたりします・・・
ということで今回は、ウイスキーのもとであるニューポットについて紹介しようと思います!
【人気急上昇】ニューポット(ニューメイク)ウイスキーの魅力を徹底紹介!
ニューポットとは?
ニューポットは、ポットスチル(蒸留器)から取り出したばかりのウイスキーのことを指し、つまり「樽で熟成させる前の生まれたてのウイスキー」のこと!
無色透明でアルコール度数は65〜70%前後ととても高く、また荒らしくとげとげしい味わいが特徴という、
とても普段飲み慣れているウイスキーとは別物の存在!
ウイスキー造りでは、このニューポットに水を加えて、アルコール度数を調整。そして木の樽に詰めて数年間熟成させることで、樽の木の成分が染み出し、普段飲み慣れている琥珀色の液体へと変化します
最近ブームなニューポットウイスキーとミニ樽
荒々しくとげとげしい味わいと、65%以上というびっくりするようなアルコール度数が特徴のニューポットですが、水で割ると意外と甘みがあるまろやかな味わいで、最近は愛好家もじわじわと増えているようです
そして、特に最近流行っているのが・・・
ミニ樽にニューポットを入れて、マイウイスキーを熟成させること!
通常、ウイスキー蒸留所では、180〜480L程度の、人間が一人入れるほど巨大な樽を使用しますが、家庭用のミニ樽は大きくても5L程度!
机の上にちょこんと置けるサイズで、amazonで探してみると、3000円〜1万5000円の間ぐらいで購入できます!
そして、自分だけのウイスキー造りはとても簡単!
ニューポットをどこかの蒸留所から買ってきて、あとはミニ樽に注ぎ入れて、自宅のどこかで放っておくだけ!
これで、日が経つごとにウイスキーの熟成が進み、無色透明だった液体が次第に琥珀色へと変化していきます
また、樽からほのかに揮発するウイスキーの成分が、部屋に広がりウイスキーと樽の木の香りが混ざった心地よい香りは酒好きにはたまりません(笑)!
使うニューポットの種類・熟成年数・保管状況によって、自分だけの世界にたった一つのウイスキーが造れるので、ウイスキー好きは必見ですよ!
ニューポットウイスキーのおすすめ種類
長濱蒸溜所長濱ニューメイク
元々、ピートを使わず、大麦麦芽本来の味わいを楽しめるニューポットとして発売された長濱蒸溜所長濱ニューメイク
あまりの大人気ぶりで即完売したため、現在は第二弾が販売されており、ピートの強さを「ノンピート・ライト・ヘビー」の3種類から選ぶことができます
どれもお値段は5800円ほどで、煙の香りの強さの好みで選べるニューポットはおそらく世界中でも長濱蒸溜所長濱ニューメイクだけ!
全く煙の香りがしないノンピートが好きな人も、どギツい煙の香りのヘビーが好きな人にもおすすめのニューポットウイスキーです!
ホワイト・ドッグ マッシュ#1
アメリカ最古の蒸留所であるバッファロートレースが造るニューポットがこれ!
amazonの売れ筋No.1商品で、世界で一番売れているはずなので、ニューポット選びに迷ったら、とりあえずこれ買っておけば間違いありません!
甘みの強いバーボンウイスキーのもとになっているニューポットですが、このままの状態では意外とアルコールの辛みが強く、どギツいウォッカのような印象です
樽で熟成させると、バーボン特有のとうもろこし由来の甘みを含んだまろやかなウイスキーへと変化するので、熟成前と熟成後のあまりのギャップに驚くはず!
手っ取り早く自作ウイスキー楽しみたい人におすすめのニューポットウイスキーです!
まとめ
ウイスキーのもととなる、ニューポットウイスキーの紹介でした!
さすがにニューポットそのままじゃ、あまりの辛さにとてもじゃないが飲めたもんじゃないけど、水割りにしたり熟成させることで、びっくりするぐらい変化するのもニューポットの楽しみ!
特に、ミニ樽で自宅熟成させるのは、だんだんと味が変わっていくウイスキーの奥深さを体験できて、ウイスキー好きにはぜひおすすめですよ!
道具一式全部揃えても、2万円ぐらいで楽しめるので、時間に余裕がある人は、ぜひウイスキー造りやってみましょう!
原料となるニューポットのおすすめはこれ!
自作ウイスキー造りに欠かせない樽はこれ!
ウイスキーエレメンツを入れるとより熟成のレベルが上がります!
最後の仕上げの香り付けにおすすめ!ウイスキーだけじゃなくワイン、焼酎、日本酒にも使えますよ!