エビの出汁が染み込んだご飯に、プリッとしたエビがまるまる乗って、ジャンクな味わいと香りが広がる蝦仁飯!
海が近い台南発祥の伝統料理で、台南の屋台やレストランなどあちこちで目にする料理です。
今回はそんな蝦仁飯の名店である「集品蝦仁飯」を紹介したいと思います!
【集品蝦仁飯】台南名物「エビチャーハン」食べるならここ!エビの出汁が香り高い絶品!
そもそも蝦仁飯って何?→台南名物のエビを使ったピラフとチャーハンの中間みたいな料理
台南生まれの蝦仁飯、日本ではまず食べられる店はないと思います。ということで日本人には馴染みのない蝦仁飯、調理方法はとてもシンプル!
エビの出汁スープを米に染み込ませて、炊き上がったご飯を再びエビスープを加えて炒めていく。トッピングに炒めたエビやネギを乗せて完成!
日本的に分かりやすく言うと、エビピラフをもう一度鍋で炒めてエビチャーハンにしたような料理。調理方法はシンプルですが、エビの香りがご飯によく染み込んでおり、地元では古くから愛される伝統料理です!
台南の蝦仁飯の名店!「集品蝦仁飯」とは?
そしてそんな台南名物「蝦仁飯」の人気店である集品蝦仁飯!周囲にはたくさんの料理屋が並ぶ「台南の台所」ともいえる一角に店を構えています。
ちなみにそんな集品蝦仁飯と道路を挟んで向かい合うようにして立つのが、もう一つの台南の蝦仁飯の名店「矮仔成蝦仁飯」
1922年に開業した矮仔成蝦仁飯、実は今回紹介する集品蝦仁飯は矮仔成蝦仁飯の創業者の息子がのれん分けして開業した、いわば分店なんです!
ちなみに発祥が同じなだけあって、味はほぼ同じ。どちらかの店が閉まっていたら、もう一つに行く!というのが台南現地の人々の方法です!
集品蝦仁飯の味は?エビの香りと油っぽさとジャンキーさが最高!
見た目は薄味のチャーハンみたいだけど、実はとてもジャンクな味わいの蝦仁飯!かなり濃いめの味付けで、油もたっぷり使われています。
ということで台南現地の人たちは目玉焼きをトッピングして食べるのが台南流!
半熟目玉焼きを割って食べる蝦仁飯は、まるで東南アジアのガパオライスやナシゴレンみたいで絶品なので忘れずにトッピングしてみてくださいね!
蝦仁飯だけじゃなくスープもおすすめの集品蝦仁飯!
集品蝦仁飯の蝦仁飯が美味しいのはもちろんのこと!ここスープも何種類か用意されており、中には日本の味噌汁みたいなスープも頼むことができます!
筆者がおすすめなのは「蛤仔湯」
蛤がこれでもか!ってぐらいたくさん入っていて、身もプリプリしていて美味しい薄味のスープは、蝦仁飯と一緒に食べるのにちょうどよくておすすめです!
集品蝦仁飯のアクセスは?
台南の街ではかなり南西の方!周りは観光スポットは何もないエリアなので、おそらく集品蝦仁飯にわざわざ行くことになるかと思います・・・。強いて言えば林百貨店が徒歩10分ぐらいと近いので、林百貨店のついでに行くのが良いかも?
まとめ
担仔麺は台北でも食べれるけど、なかなか台南以外ではお目にかかれない蝦仁飯。台南行ったらぜひ食べておきたいです!
アクセスだけがちょっと不便ですが、周りは料理屋さんたくさんあるので夜に食べ歩きしてみると面白いかもしれませんよー!