台南屈指のB級グルメ街である國華街は、創業100年近い老舗から最近流行のタピオカ店まで多種多様な食べ歩きを楽しめる観光スポット!わずか200メートルほどの通りに隙間なく立ち並ぶ屋台店は見ているだけでも楽しいです。ということで、今回はそんな台南屈指のB級グルメ激戦区「國華街」を紹介したいと思います。
【國華街】台南で一番のB級グルメ激戦区!観光しながら食べ歩くのがおすすめ!
國華街とは?台南で一番のB級グルメ激戦区!
國華街は台南の中心地のちょっと西側を南北に走る道路。赤崁楼と神農街のちょうど中間地点ぐらいにあるので、どこかの観光のついでに立ち寄るのがおすすめ!
國華街の隣接する地区には永樂市場という台南で一番のにぎわいを誇る市場があります。元々戦後の闇市が発祥の市場で、現在もちょっと薄暗く怪しい雰囲気が漂い、アジア独特の不思議な雰囲気を味わいたい人にはおすすめ!
ちなみに15時ぐらいから徐々に店じまいをする店が多いので、訪れるなら午前〜14時ぐらいがおすすめです。
國華街の人気グルメ店を一挙ご紹介!
そんな國華街のB級グルメで特に人気の高い店を何軒か見てみましょう!
まずはトップ3から!
國華街には、特に地元の人から人気の高い店が3軒あり、「金三角」と呼ばれ、絶大な人気を誇っています。
どのお店も台湾の伝統的食文化「小吃」に基づいて、少ない量を安く提供しているお店なので、食べ比べしてみるのにももってこいですよ!
金得春捲
まず紹介するのは、甘くてまるでクレープみたいな春巻きが人気の金得春捲!
台南地元の人からもおやつ感覚で愛されている人気店です。
春巻きの中身は、キャベツ、卵、パクチー、エビ、豚肉、ピーナッツと具沢山!そしてトッピングにピーナッツの粉と砂糖を混ぜ合わせた調味料をかけた春巻きは、まるでおやつのように甘くて美味しい!
クレープ生地のように焼かれた薄くてパリパリした皮と、甘い食感が絶妙にマッチしたおすすめB級グルメ!
阿松割包
次に紹介するのは、日本の角煮マンそっくりの台湾風ハンバーガーのお店、阿松割包!
モチモチした饅頭記事で分厚い豚肉を包んだ、台湾風ハンバーガーは例えるなら日本の角煮マンに一番近い!
濃厚で甘みのあるピーナッツソースと、漬物の酸味がこれまた絶妙に噛み合っており、最高!
台南でしか食べることのできない名物グルメなので、ぜひ味わっておくのおすすめですよ!
富盛號碗粿
金得春捲の右隣、阿松割包の向かい側に位置するのが富盛號碗粿。國華街の「金三角」の最後のお店です!富盛號碗粿の名物は碗粿(ワーグイ)。碗粿とは、お米をすりつぶして蒸したものに、エビや豚肉などの具材をトッピングした不思議な食感の食べ物。
日本では、その食感から「ライスプティング」なんて紹介されています。
甘じょっぱいタレにお好みでわさびやにんにくをトッピングして食べる碗粿は、台湾全土で有名で、わざわざ新幹線に乗って食べに来る人もいるほど!
ぷるぷるモチモチの食感、日本にはない食べ物なので、ぜひ一度体験してみてくださいね!
石精臼蚵仔煎
ここからは「金三角」ではないけど、台南に住んでいた筆者が個人的におすすめなお店!
石精臼蚵仔煎は、一流ホテルのシェフが作ったかと思うようなふわふわな食感が特徴のカキオムレツ!老舗の職人の技が光る一品は、ぜひ台南に来たら味わっておきたいです!
福栄小吃店
福栄小吃店は、1923年創業の超老舗のワンタン麺のお店。ワンタン麺は日本人にもなじみのあるメニューなのできっと誰もが気にいるはず!厳選された卵と強力粉を使って作った自家製麺は、さすがの老舗の味!オーソドックスなワンタン麺から汁なし麺など日本のラーメン屋みたいな品揃えなので、おすすめです!
凰商號
台南のパイナップル専門店といったらここ!「金鑽鳳梨(台農17號)」という食感と甘さが有名な台南特産のパイナップルを使ったメニューが特徴。
一番のおすすめはやっぱり、鳳梨冰茶というパイナップルの「飲み物」。これ一見パイナップルジュースに見えるけど、パイナップルと氷砂糖を4時間以上煮詰めて作った珍しいドリンク。意外とさっぱりしていてゴクゴク飲めるので、食べ歩きのシメにおすすめです!
まとめ
美食の都・台南の中でも、屈指の激戦区である國華街は、舌の肥えた地元の人たちの厳しい評価を勝ち抜いた名店が集まるおすすめ観光スポット。
台北とはちょっと違った南国独特のグルメが数多く揃っているので、ぜひ台南に足を伸ばして、國華街グルメ堪能してみるのは筆者おすすめです!
台南で美味しいもの食べたい!と思ったら、國華街ぜひ訪れてみてくださいね!