世界で一番売れているバーボンウイスキーといったら・・・
ジムビーム!
じゃ、2位は?
と聞いて、パッと思い浮かぶ人はあまり多くないはず・・・
そんな世界2位のバーボンが、今回紹介する、
エヴァン・ウィリアムス!
ちなみに、世界で2番目に売れているだけでなく、
実は「世界で初めてバーボンウイスキーを造った」かもしれない?
とも言われているエヴァン・ウィリアムス
ということで今回は、エヴァン・ウィリアムス12年を飲んでみようと思います!
3秒でわかる!ざっくり特徴レビュー
【結構辛い】エヴァンウィリアムス12年をレビュー!【新築の家の香り】
実はかなり古い歴史があるエヴァンウィリアムス!
まずはエヴァン・ウィリアムスについてざっくり紹介!
1783年に、エヴァン・ウィリアムスという人物が生み出し、諸説ありますが、
バーボンを初めて造り出した人物では?
と言われています
ちなみに、1783年というと、アメリカ合衆国建国とほぼ同じ時代で、
あまりにも歴史が古すぎて、はっきりしたことは分かっていません
また、このエヴァン・ウィリアムスの蒸留所、
大変残念なことに、1996年に火災で蒸留所が消失してしまい、近所の蒸留所を買収してなんとか再開したという悲運も経験しています
ちなみに、この火災前に造られたボトルは、
プリ・ファイヤー・ジュース
というなんとも皮肉な名前で呼ばれています(笑)
しかし、この"火災前のジュース"、現行ボトルよりも香味の成分がさらに強いということで、
エヴァン・ウィリアムスファンからは重宝されている、
マニア好みのボトル!
もしもちょっと古いエヴァン・ウィリアムス見つけたら、
大事に飲んだ方が良いですよ(笑)!
エヴァンウィリアムスをレビュー!味と評価は?
香りは良いけど・・・結構辛い!
ということで!
エヴァン・ウィリアムス12年を飲んでみます!
ちなみに今回紹介するエヴァン・ウィリアムス12年はラインナップの下から2番目!
最もお手頃な「ブラックラベル」が1本2000円であるのに対して、
「12年」は1本3000円のボトルになります
まず香りは・・・
意外とアルコールの刺激が強い!
というのも、このエヴァン・ウィリアムス12年は、
樽から取り出した原酒そのままの味わいを保つために、なるべく水を加えていません
てことで、アルコール度数は
50.5%!
そりゃ、もちろんアルコールの刺激があるのも当たり前・・・
ちなみに、50.5%にしてはむしろマイルドだと思います
辛みや刺激が気になる人は、ちょっと水足せば、かなりマイルドになるはず!
で、肝心の香りは、
バーボン特有の接着剤のような香りがそこそこに漂います
ただ、そんなにどギツい香りでもないので、
まるで新築の家に一歩踏み入れた時のような心地よい香りです!
また、キャラメルのような甘みのある香りも漂い、
結構良い香り!
筆者個人的には、
新築の家のような香りとキャラメルの甘い香りが合わさったことで、
映画館のエントランスゲートを思い出しました・・・(笑)
レジ横で作るキャラメルポップコーンの香りと、独特のプラスチックというか薬品臭?的な香りが混ざった映画館の香り・・・
分かる人いません??
ちなみに、筆者の中ではディズニーシーの香りにも結構似てる!
アトラクションに使われるプラスチック素材の香りと、ところどころにあるポップコーンワゴンの香りが合わさった独特の雰囲気・・・
なに言ってんだ?お前
って感じですね!
はい!
てことで、次は味をチェック!
味は、
苦みと酸味が中心で、ほのかにキャラメルっぽい香ばしい甘みがあります
また、樽の木の香ばしさが意外と強く、
この木の香りと、接着剤のような薬品臭が合わさることで、
やっぱり新築の家のような風味が口いっぱいに広がります!
食べ物に"新築の家の香り"ってどうなの?
って思う人もいるかもしれないけど、
意外と悪くない風味です!
筆者個人的にはかなり好き!
で、後味は、
舌にはビターチョコのようなほろ苦さが残り、口の中にはメロンのような風味が広がって、
これまた格別!
ただ!
口に含んでいる時は、そんなにアルコールの辛さを感じなかったんだけど、
なんか後味でやたらと辛い!
まるで激辛料理食べた時のように、
息をヒーヒーフーするレベル!
ここまで50.5%のウイスキーにしては、意外と飲みやすい印象だったので、
後味のアルコールの辛みは、ちょっとびっくり!
まとめ
ということで!
1本3000円以下のバーボンの中では、
かなり美味しい!
カラメルのような甘み・ 接着剤のようなエステリー香・樽の木の香り
全てがバランスよく含まれており、バーボンの特徴を知るにはもってこいのボトルだと思います!
ただ!
始めに香り嗅いでから、最後の後味まで、ところどころで、
辛い
っていう印象が付いて回るのもエヴァン・ウィリアムスの特徴・・・
ま、
なるべく飲みやすいウイスキー探している人は買わない方が良いかも・・・
同価格帯のジェントルマンジャックの方が飲みやすく、
エヴァン・ウィリアムスに結構そっくりな味わいを楽しめるので、
筆者個人的にはそっちがおすすめです!
ジェントルマンジャックのレビューはこちら!
【超うまい】ジェントルマンジャックをレビュー!【絶対買うべき】 - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
香り:プラモデルの接着剤をちょっと薄めたような香り。意外とアルコールの刺激臭が強く、鼻に刺さる。ただ接着剤の匂いはそれほど、どギツくないので、新築の家のような心地よい香りに感じる
味:味は苦みと酸味が中心。樽の木の香ばしさと、ほどよい接着剤の薬品臭が絶妙に合わさった風味。やっぱり新築の家のようなすがすがしい風味が口いっぱいに広がる。後味は舌に残るビターチョコのような苦みと、口いっぱいに広がるメロンのような風味が特徴。また、口の中がヒリヒリするほど意外と辛い
簡単なイメージ:新築の家っぽいほのかな薬品臭 → ほどよい苦みと酸味 → 木の香りと接着剤の香りが合わさった心地よい新築の風味 → ビターチョコのような苦みとメロンの風味
個人的おすすめ度:B+
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1本1500円!一口目はめちゃくちゃあっさり薄味なんだけど、じわじわと味が湧き出てきて面白かった!
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ちなみに、
お金は気にしないから、
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特にブラントン・ストレート・フロム・ザ・バレルは、
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だいたい1本3行ぐらいで簡単にまとめてみたのでレビュー読むの面倒な人におすすめ!