この前こんな記事を書きました。
記事の内容を一言で説明すると、
日本は「二元論」でしか物事を考えられない人が多すぎる
といった内容の記事です。
ちなみに「二元論」を初めて聞く人のために簡単に説明すると、
- ON か OFF
- 0 か 100
- 良い人 か 悪い人
- 男 か 女
- できる か できない
とこんな感じ!
え?
よくわかんねーよ!
だって?
世の中の物事は二つしかないと思っている人のこと!
で、
なんで突然「二元論」の話なんか始めたのかというと、
最近話題の、
テレワーク
テレワークなんて出来ない!
ってのが現在の日本の大多数の意見だと思います。
確かに、接客業、技術職みたいな、
お客さんと対面が必要だったり、現場で技術が必要な仕事が、
絶対にテレワーク出来ないことは分かる!
ただ、
テレワークが出来ない!
と言ってる日本の会社には、
二元論でしか物事を考えられないバカな上司のせいで、テレワークが出来ない。
こういうところが、結構多くあるのでは?と思う。
ということで今回は、テレワークと日本の「二元論」について考えてみようと思います!
なぜ日本はテレワーク導入に反対するバカな上司が多いのか?
バカな上司は難しいことを考えられません。
テレワーク反対は上司の「二元論」的思考が原因
筆者が思う結論はこれ!
テレワークを「できる」か「できない」かの二元論で考えているバカな上司が多いから
ここで、
「できる」「できない」以外にどんな選択肢があるんだよ?
って思った人!
30%はできるけど、70%はできないという中途半端があるじゃないか!
「部分的」テレワークなら導入できる会社は多い
日本の会社ではテレワークは出来ない
ってのが大多数の意見だと思います。
しかし!
1週間で5日のうち、
1日分の仕事はテレワーク可能で、残りの4日分の仕事は出社しないと無理
こんな感じで1日分だけならテレワーク出来るはずなのに、
「できる」or「できない」の二択で出来ない!
って言い張ってる上司ってみなさんの周りにはいませんか?
「二元論」上司がテレワーク導入を邪魔する日本
ちなみに一年前、
「新型コロナウイルス」なんて言葉をまだ誰も知らなかった頃に、
筆者の働く日本のどこかの自動車会社でも、
初めて「テレワーク」という単語が取り沙汰された。
で、テレワークの概要を聞いた去年の上司の言葉が・・・
「家やカフェで仕事するなんて信じられない!甘えてるんじゃねぇ!」
「だいたいうちの職場はテレワークに移行なんて出来っこない!」
こんな感じの・・・
教科書に出てくるような二元論的考え方。
テレワーク=ただの甘え=悪
テレワークなんて絶対に出来ない
と最初から決めつけて、
テレワークで通勤や身支度にかかる時間を有効活用出来たり、
台風や災害で電車が止まった時にも会社運営が出来る。
こんなリスク分散なんて思いつきもしない。
また、出来そうな業務の選定や週の何日かだけを充てるといった、
部分的にテレワークを実施する可能性も考えず、
「できる」or「できない」の二択で考える。
こんな感じで絵に描いたような頭カチカチ上司、
おそらく日本で今もテレワーク進まないのって、
こういう上司が邪魔してるせいじゃないでしょうか?
テレワーク導入に反対する「二元論」上司を分析してみる
バカに判断を任せるとみんなで不幸になります。
なぜ日本の上司は二元論で考える人が多いのか?
ということで、
日本では頭の悪いバカな上司のせいで、
なかなか導入が進まないテレワーク。
しかし日本の上司は、
どうしてこんなデメリットばかりの二元論でモノを考えてしまうのでしょうか?
筆者が思いつく理由はこんな感じ!
- 余計な仕事を増やしたくない
- 複雑なことを考えるのが面倒くさい
- 単なるバカ
順番に見ていこうと思います!
余計な仕事を増やしたくない
一番目の理由はこれ!
二元論でしか考えられないような視野の狭い上司、
視野が狭いので、テレワークの導入のためにどれぐらいの手間がかかって、
運営開始後にどれぐらいの業務削減が出来るのかなんて計算できない。
だってバカなんだもん。
で、テレワーク移行時の一時的な業務量増加にだけ気を取られて、
結局、
テレワーク=面倒なもの
と短絡的に決めつけてるから、いつまで経っても導入するつもりもない。
二元論で考える人間ってとにかく普段見ている世界が狭いのが特徴。
ということで数ヶ月単位の損得は考えられるけど、
数年単位の長期スパンでの判断なんて出来ません。
これが日本の二元論上司がテレワークを邪魔する理由その1!
複雑なことを考えるのが面倒くさい
二番目の理由はこれ!
そもそも二元論で考える人って、
複雑なことを極端に単純化したがることが多い。
例えるなら、
本当は「縦・横・高さ」のある立方体を、
「縦・横」の部分だけを見て、
これの面積は〜〜〜
こんなことを平気で言い出す。
だってバカなんだもん。
そして世の中の物事って、
ほとんどは「縦・横・高さ」みたいに、
複数の物事が複雑に絡み合って成り立っている。
それを無理やり「二つの面」からだけ眺めて答えを導き出そうとするのだから、
「二元論」上司は判断ミスのオンパレード。
これが日本の二元論上司がテレワークを邪魔する理由その2!
単なるバカ
そして結論はこれ!
二元論で考える人間は、
複雑な処理に理解が追いつかないただのバカ
頭のスペックが足りないから、
複雑な物事を無理やり、二元論に変換しないと理解できない。
で、本人は理解したつもりになっているけど、
情報の枝葉を切る時に、
重要な情報までバッサリ切ってしまったりする。
だってバカなんだもん。
テレワークの例でもう一度考えてみると、
長い目で見た業務効率をバッサリ切って、
テレワークへ移行する時の業務量増加だけに気を取られ、
「うちの部署でテレワークなんてやったら、むしろ非効率だ!」
こういうことを言い出す。
ということで、
そもそも二元論でモノを考える人に判断を任せちゃダメ!
こういう人たちの話は半分ぐらいに聞いておくぐらいがちょうどいい。
二元論にも実はメリットがある?
ここまで一方的に二元論のデメリットを述べましたが、
二元論のメリットとして、
世界を単純に解釈できるから、思考の効率が良い。
と思う人もいるかもしれません。
しかし世の中を二元論で解釈するのって、
思考の効率化ではなく、
単に自分に都合の良いように、情報を取捨選択しているだけ。
単純化によって、大事なものが見落とされて、
要らない偏見や個人の解釈が混ざり、
判断ミスを助長します。
ということで、
二元論は効率的な方法なんかじゃない、
物事を特定の方向からしか見ることが出来ないバカな人のための思考法。
トイレを使うことが出来ない子供がおまるに座っているのと同じです。
まとめ:二元論で考える人は総じてバカです。
ということで、
デメリットしかない二元論でモノを考える上司がいると、
部下がみんなで大変な目にあったりします。
もしもこの記事を読んで、
職場で頑なにテレワークを導入しない上司がいる人は、
「二元論」で考えていないか?
って探ってみると良いかもしれません。
ちなみにこんなブログを書いている筆者、
たまにこういう記事を書くと・・・
頑張っている人を否定するのか!
なんてコメントしてくる人がいるけど、
これも二元論的考え方しか出来ない人の典型例。
日本の会社の仕組みではサボった方が得
という筆者の主張を拡大解釈して、
あいつは「頑張っている人を否定している!」
と勝手に結びつける。
分かりやすく例えるなら、
海外旅行はイギリスがおすすめです!
と言っている人に、
「お前はフランスがダメだと言うのか!」
って言ってるのと同じこと。
こういう小学校の学級会のディベートごっこから抜け出せない人とは、議論の余地すらありません。
てことで、
二元論を振りかざす人が大嫌いな筆者。
この記事を読んだみなさんは、
毎日の生活の中で自分が二元論に陥っていないか意識してみてはいかがでしょうか?
二元論で考えないクセをつけると、
世の中の様々な面が見えるだけではなく、
自分の頭で考えるトレーニングになったりと、
色々なメリットがありますよ。
そして少なくとも、
部下から「あいつはバカだ」なんて思われることはなくなると思います。