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自動車業界から転職したい人へ|メーカー開発社員が出口5つを全部並べた

※本記事はプロモーションを含みます。

「自動車業界 転職」で検索する人って、たぶん真っ二つに分かれます。

クルマ好きで、これから入りたい人。

そして、いま中にいて、出たい人。

この記事は、後者専用です。

書いてるのは、日本のどこかの自動車メーカーで開発の仕事をしてる筆者。

クルマは大好きだけど、いま働いている会社は大嫌いです。

じゃあお前は転職したのかよ!

してません・・・

1年半ウロウロ調べて、結局まだ会社にいます。

情けない話ですが、そのぶん出口だけはめちゃくちゃ詳しく調べました

自動車業界の人間が、どこへなら移れるのか。

何を持ってれば売れて、何を持ってても売れないのか。

調べた分を全部この1本に置いていきます。

成功譚じゃなくて、動けなかった人間が作った地図です。だから正直に書けます。

【結論】自動車業界から出る道は5つ。売れる持ち物は3つ

結論から置きます。

自動車業界からの出口5つ

① 同じ自動車業界の別の層へ(部品メーカー → 完成車メーカー など)

② 隣の製造業へ(電機・重工・航空・産業機械・半導体)

③ ソフトウェア・IT側へ(車載ソフト、制御、通信をやってきた人)

④ 完全に違う業界へ(20代のうちだけ現実的)

⑤ 会社に残ったまま、副業で逃げ道を作る(筆者はこれ)

で、自動車業界の人が外で売れる持ち物は、だいたいこの3つ。

1. 量産の経験(年に何十万台も作る前提でモノを設計・管理した経験)

2. 品質へのしつこさ(人が死ぬ製品を作ってる業界なので、基準がとにかく高い)

3. EV・自動運転・ネット接続まわりの実務(これは値段が跳ね上がる)

逆に、外で売れないもの。

社内でしか通用しない手続きの知識。

これがどれだけ体に染みついてても、値札は付きません。1円にもならない。

じゃあ1つずつ。

まず現在地の確認:自動車業界は3階建てになってます

出口の前に、自分がいまどこにいるかの確認から。

自動車業界って、ざっくり3階建てです。

完成車メーカー:クルマそのものを作る会社

部品メーカー:エンジン部品、電子部品、内装、タイヤなどを作る会社

販売会社(ディーラー):できたクルマを売る会社

で、身も蓋もないことを言うと、

下にいくほど条件が厳しくなるのがこの業界の構造です。

納期も価格も、上から降ってくるので。

だから「同じ業界内で上に登る」だけでも、転職としては全然アリ。

これが出口①です。

出口①:自動車業界の中で、階を移動する

いちばん現実的で、いちばん成功しやすい道。

理由は単純で、いまやってる仕事の言葉がそのまま通じるから。

部品メーカーで5年やってきた人が完成車メーカーへ行く、みたいな移動は、

面接で説明が要りません。相手が全部わかってるので。

向いてる人:クルマの仕事自体は好き/いまの会社の待遇や文化に不満がある

向いてない人:クルマの仕事そのものに飽きた(同じ景色が続くだけです)

注意点を1つ。

この移動、会社の文化はほぼ変わりません

有給を使いづらい空気も、残業してる人が偉い空気も、たぶん移った先にもあります。

筆者が知ってるのは自分の会社の中だけですが、この手の文化は会社を1つ変えたくらいでは消えないと思ってます。

うちの会社のおかしなルール一覧。移った先にも、たぶん同じものがあります。

出口②:隣の製造業へ持ち込む(ここが本命)

で、筆者が調べていていちばん現実的だと思ったのがここ

電機、重工、航空、産業機械、半導体。

このへんの製造業に、自動車業界の人はかなり通用します。

なんでかというと、さっき書いた「売れる持ち物」の1番と2番が効くから。

自動車業界の品質基準って、他の業界から見ると相当おかしいレベルらしいです。

そりゃそうで、不具合が出たら人が死ぬ製品を、年に何百万台も作ってるので。

その前提で叩き込まれた「しつこさ」は、外に出ると武器になります。

あと量産の経験。

試作品を1個作れる人はたくさんいるけど、

それを10万個作れる形にできる人は、どの製造業でも足りてないらしいです。

持っていける経験:量産設計、品質管理、生産技術、サプライヤー管理、評価試験

持っていけない経験:社内の稟議の通し方、あの部署の課長の機嫌の取り方

後者を3年やってきた人は、いま何も持ってないのと同じです。

厳しいけど、これは本当。

出口③:ソフトウェア側へ抜ける

EV・自動運転・ネット接続の部署にいる人は、正直この記事を読む必要がありません。

あなたたち、いま業界でいちばん高く売れます

どこの自動車メーカーも喉から手が出るほど欲しがってるし、

クルマの外のIT企業も欲しがってる。

なのに社内では、隣の席のエンジンの人と同じ給料。

この矛盾、筆者はずっと怒ってます。

同期でも配属が違えば市場価格が1.5倍違う、という話。中にいると気づけません。

もし自分がこの部署にいるなら、やることは1つ。

いまの自分に外がいくらの値札を付けるか、確認しに行く。

辞めるかどうかは、値段を見てから決めればいい。

出口④:完全に違う業界へ行く(正直、20代までです)

ここは筆者が一番痛い目を見たところなので、正直に書きます。

筆者の職歴、肩書きは自動車メーカーの開発担当

かっこいい。

で、実際にやってきた仕事は・・・

データ入力3年。

これで異業種の面接に行って、何を語れというのか。

26歳の筆者が「自分は転職できない」と自分で書いてる記事。読み返すと胃が痛い。

で、異業種転職には期限があります。

20代のうちだけ、経験じゃなくて「若さ」で買ってもらえる。

第二新卒とか、ポテンシャル採用とか呼ばれてるやつです。

筆者はこのカードを、26歳で使わずに捨てました。

毎日ブログに「辞めたい」と書きながら、1回も行動しないまま期限が切れた。

これが、この記事でいちばん伝えたいことです。

いつ動くか問題:在職中に決めてから辞める

順番だけは間違えないでください。

辞めてから探すな。在職中に決めてから辞めろ。

無職で面接に行くと、向こうは足元を見てきます。

「今の会社に残る」というカードを握ったまま行かないと、普通に値切られる。

先に辞めていいのは、体がもう限界の人だけです。

それ以外の人は、次を決めてから辞める。

筆者が提携してるところの条件(先に書いておきます)

使うかどうかは自由ですが、条件だけ先に出しておきます。

対象外の人がクリックして門前払いされるの、時間の無駄なので。

転職エージェントナビ(登録無料)

・対象:20〜29歳/転職回数2回以内/3ヶ月以内に転職したい人

・勤務地:東京23区・大阪都心・名古屋都心で正社員希望の人

・向いてない人:30代以上/いまの勤務地の近くで探したい人/「いつか転職したい」段階の人

・申し込むと:WEB登録のあと、14日以内に電話で申込内容の確認が入る(出ないと無効)

クルマの街から名古屋の真ん中へ、というルートが対象に入ってるのが地味に効きます。

まずは無料登録のページで、条件だけ確認してみてください。

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キャリアパーク就職エージェント(登録無料)

・対象:20代の既卒・第二新卒・中途

・勤務希望地:関東・関西・愛知・福岡・北海道

・向いてない人:30代以上/上記以外の地域で働きたい人

・申し込むと:面談の日程調整の連絡が来る(面談まで行って初めて話が進む)

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どっちも登録は無料で、お金を払う場面はありません。

その代わり電話が来るし、面談があります。それが面倒な人は、まだ動く段階じゃないです。

筆者は昔「転職会社のカモにされるだけ」とも書いた人間です。だから、20代の無料の範囲だけ使え、が結論。

出口⑤:辞めずに、逃げ道だけ作る(筆者の選択)

で、筆者はどうしたか。

①は同じ景色が続くだけだと思った。

②③は持ち物がなかった。④はカードが切れていた。

残ったのが⑤です。

残業を全部拒否して17時に帰って、余った時間を丸ごとブログに突っ込む。

生活費は会社からもらう。会社を敵じゃなくて、人生の夏休みとして使う。

ブログの収入が給料を超えたら辞める。超えなかったらしがみつく。

⑤が向いてる人:定時で帰れる/いまの会社にいても命に別状はない/数年かけられる

⑤が向いてない人:毎日終電/すでに体を壊しかけている(副業どころじゃないです)

正直に言うと、⑤は一番リスクが低くて、一番「辞めない」で終わりやすい道です。

実際、筆者はまだ会社にいます。

それでも⑤を選んでよかったと思ってるのは、

①〜④にいつでも乗り換えられる状態のまま、今日まで来られたからです。

「もう明日から会社に行けない」人へ

ここまで全部「次を決めてから辞めろ」と書いてきました。

でも、それが通用しない人がいるのも知ってます。

朝、会社に行こうとするとお腹が痛くなる人。

上司の顔を思い出すだけで、次の求人票を読む気力が残ってない人。

その状態で「在職中に次を決めろ」は、ただの精神論です。

その場合は、先に体を会社から引き剥がすほうが先。

筆者、昔は「電話一本で5万円払うなんてバカ」と書いてました。

で、実際に料金を調べ直したら5万円じゃなかった

労働組合が運営してるタイプで、正社員・契約社員・派遣は税込21,800円+組合費1,000円でした。

(筆者が確認した時点の公式ページの記載です)

飲み会2回分です。当時の自分に教えてやりたい。

先に知っておくこと

・相談は無料。お金が出るのは正式に依頼した時点から

・筆者が提携してるのは男性向けのサービス(女性・ナイトワークは対象外と明記あり)

・その業者は公式ページに「交渉には応じておりません」と明記。ケンカはしてくれない

・未払い残業代を取り返したい人は、最初から弁護士へ

争う気はなくて、とにかく明日から会社と話したくない人だけ、相談ページを見てみてください。

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辞め方そのものが決まってない人は、4択に整理したこっちからどうぞ。

会社の辞め方は4種類しかない、という記事。自分がどれなのかだけ持ち帰ってください。

まとめ:業界が沈むから逃げるんじゃない。値札が付くうちに動くだけ

ということで!

自動車業界からの出口を5つ並べました。

① 業界内で階を移動する:いちばん成功しやすい。ただし文化は変わらない

② 隣の製造業へ:量産と品質のしつこさが武器になる。本命

③ ソフト側へ:EV・自動運転・通信の人はいま最強。値段を見に行くだけでいい

④ 異業種へ:20代のうちだけ。若さで買ってもらえる期限がある

⑤ 残って副業:時間はかかる。筆者の選択

最後に、よく言われる「自動車業界はもう終わり」という話について。

筆者はそう思ってません。

日本のメーカーは、世界がびっくりするような技術をまだいくつも持ってます。

ダメなのはクルマじゃなくて、会社の仕組みのほう

だから、業界が沈むから逃げろ、とは言いません。

言いたいのはこれだけです。

値札が付いてるうちに、値段だけでも見に行け。

見に行った結果「今の会社のほうがマシだった」でも全然いい。

最悪なのは、筆者みたいに、値札の期限が切れてから気づくことです。

読んでくれてありがとう!逆に「これから自動車メーカーに入りたい」人向けの記事もあるよ!

自動車メーカーへの転職はやめとけ?中の人間が7つの現実を書いた記事です。

自動車メーカーの職種一覧。自分の持ち物がどれなのかは、こっちで確認できます。