生後6ヶ月になったうちの猫。猫との生活はまだまだ始まったばかりだけど、できるだけ長生きしてほしいと思っています。
そこで今回は筆者の勉強も兼ねてペルシャ猫の寿命と病気について調べてみました。ペルシャ猫飼っている人はぜひ必見ですよ!
ペルシャ猫の寿命とかかりやすい病気について飼い主が徹底的に調べてみた!
ペルシャ猫の寿命は10〜17年程度
ペルシャ猫の寿命は10〜17年
ペルシャ猫の寿命はだいたい平均で15年程度。17歳を超えると長寿に入るみたいです。
ちなみに人間の年齢に換算すると
- 15歳→76歳
- 17歳→84歳
- 20歳→100歳
らしいので、うちの猫もできれば20歳目指して長生きして欲しいです。
ペルシャ猫のシニア期・高齢期は何歳から?
そして人間もお年寄りになると食べるものや定期検診など何かと気をつけないといけません。そこで猫は何歳ぐらいから高齢期に入るのかも調べてみました。
猫の高齢期は10歳前後から
意外と早かった・・・。
この頃から少しずつですが、体力の衰えや老化現象が始まるようです。飼い主ができることとしては、
- 高齢猫用キャットフードを与える
- 動物病院の定期検診に通う
やはり普段からの病気の予防と早期発見が大切です!
ペルシャ猫がかかりやすい病気5つ
ここからはペルシャ猫がかかりやすい病気について見ていこうと思います。
多発性嚢胞腎
ペルシャ猫を飼っている人なら一度は目にしたことがあるこの病気。難病指定されており、一度発症すると治療法がありません。
ペルシャ猫の1000匹に1匹が発症し、両親のどちらかが多発性嚢胞腎の遺伝子を持っていると50%の確率で遺伝するという恐ろしい病気。発症すると腎臓にポツポツと水が溜まった袋が出来て、腎機能が低下し、食欲不振や水分不足で亡くなってしまいます。
予防対策
・遺伝的にリスクの少ない子猫を飼うこと
・早期発見
治療法
・現時点では治療法がないので、腎不全の治療を行い症状を和らげます。
毛玉症
ペルシャ猫に限らず長毛の猫に起こりがちなのが毛玉症。飲み込んだ毛のほとんどは便と一緒に排出されるのであまり神経質になる必要はありませんが、春秋の抜け毛が激しくなる季節は注意が必要です。大量の毛を飲み込み、吐き出すことも便として排出することもできず、体の中で毛玉が大きくなり、最終的に腸を塞いでしまいます。
予防対策
・飼い主が常にブラッシングをする
・毛玉対策キャットフードを使用する
治療法
・軽度の場合は毛玉除去剤を服用することで解決しますが、重症になると開腹手術が必要となります。
結膜炎
遺伝的に結膜炎にかかりやすいペルシャ猫。特に鼻が低い顔立ちのタイプはかかりやすいです。結膜炎にかかると、涙が止まらなくなり、目の周りが常に涙で湿ることにより周囲の毛が黒く変色する「涙やけ」という症状が発生します。
心筋症
心臓の筋肉が肥大し、心機能が損なわれる病気です。ペルシャ猫は特に肥大性心筋症というタイプにかかりやすく、発症すると血液の循環が悪くなり、重症化すると呼吸困難に陥ります。
予防対策
・遺伝的にリスクの少ない子猫を飼うこと
・適度な運動
・肥満対策、減塩の食生活
治療法
服薬による治療もしくは外科手術。外科手術の場合は、心臓のバイパス手術など猫の負担がとても大きいのはもちろんのこと、治療費も高額になります。
歯肉炎
ペルシャ猫に限りませんが、猫に多い病気の一つが歯肉炎。口内の細菌が原因で炎症を発生し、口臭・痛み・食欲低下・歯槽膿漏など様々な問題を引き起こします。
予防対策
・歯磨き、猫のデンタルケアグッズ使用
・動物病院での歯石除去
治療法
・投薬による細菌除去。最悪の場合抜歯により炎症拡大を防ぐこともあります。
ペルシャ猫が健康に長生きするポイント
- 栄養バランスの良い食事
- 適度な運動
- ストレスフリーな環境
- 毎日変わった様子がないかチェック
栄養バランスの良い食事
「総合栄養食」と書かれたキャットフードを中心に、食べ過ぎには気をつけましょう。また人間が美味しいと感じる食べ物はたいてい猫にとって塩分過多なので、極力与えないようにしましょう。
適度な運動
元々、激しい運動を好まない子が多いペルシャ猫ですが、猫じゃらしなどを使い飼い主側が遊びを通して運動するきっかけを作ってあげましょう。またキャットタワーを設置し、気が向いたら昇降運動できる環境をセットするのも良いと思います。
ストレスフリーな環境
性格的にのんびりしており、あまり神経質になる子が少ないペルシャ猫ですが、なるべくストレスを感じない環境を作りましょう。ペルシャ猫の性格的にうるさい環境や力加減の分からない子供はストレスになる傾向が強いです。
毎日変わった様子がないかチェック
一番はこれ。常に飼い主が猫を気にかけてあげましょう。筆者は特にこの3つを注意しています。
・涙が出てないか
・毛玉を吐いてないか
・毎日ブラッシング
涙のチェックは結膜炎対策、そして長くてふわふわの毛が特徴のペルシャ猫、猫が自力で行うグルーミングだけではどうしても体に毛玉が発生したり、毛を飲み込んでしまったりするので、飼い主がブラッシングしてサポートしましょう。筆者は朝晩2回10分ほどブラッシングするのを日課にしています。
まとめ
ということで、せっかく一緒に暮らすことになったペルシャ猫。なるべく長く一緒に過ごしたいですよね。元々、100年以上人間と一緒に暮らしている猫なので、大きな病気のリスクはだいぶ改良されている種類ですが、それでも病気はやはり付き物。毎日の小さな健康の積み重ねにより、幸せに生きて欲しいです。またどんなに気を付けていても、かかってしまう病気はあるので、いざという時の治療のためにペット保険に加入しておくこともおすすめです。これからペルシャ猫を飼おうと思っている方はぜひ参考にしてみてください。