3つの蒸留所が
ひとつのブランド名を名乗っている
という、かなり変わったウイスキーがあって・・・
シングルトン!

引用元:https://www.thesingleton.com
マッカランはマッカラン蒸留所。
グレンフィディックはグレンフィディック蒸留所。
ウイスキーのブランド名と蒸留所名が一致するのは普通のことなんだけど、
シングルトンには蒸留所が3つある!
グレンオード・オスロスク・ダフタウン、
この3つの蒸留所のウイスキーが、
全部「シングルトン」という名前で売られているんだよね。
しかも味がぜんぜん違う
同じシングルトンでも、
どの蒸留所のボトルかでまるっきり別物のウイスキーになる・・・
ということで今回は、
シングルトンの種類・蒸留所の違い・ラインナップを、
徹底的に解説していきます!
これからシングルトンの「蒸留所の特徴・ラインナップ・味の違い」を紹介していくよ!
下の目次をクリックして好きなページにジャンプしてね!
シングルトンの種類とラインナップを徹底紹介!

引用元:https://www.thesingleton.com
日本で今買えるシングルトンは、
ダフタウン蒸留所のボトルがメイン。
2018年ごろに日本向けの販売ラインナップが切り替わって、
グレンオードからダフタウンへ変わったんだよね。
ということで、以下ではダフタウン蒸留所のラインナップを中心に紹介!
シングルトン ダフタウン 12年
シングルトンの入門ボトル!
熟成にはシェリー樽とバーボン樽を組み合わせて使っていて、
なんかシェリーの甘さとバーボン樽の軽さが
うまい具合に混ざってる感じ。
香りはほんのり甘めで、
ドライフルーツっぽいシェリー感がふわっとある。
味はそこまでクセなく、
甘みと軽い酸味がバランスよく出てる感じで、
ウイスキー初心者にかなり飲みやすい!
余韻は短めで、
後味にほんのりシェリー樽の甘さが残る感じ。
価格は1本3,500円程度と、
スーパーやコンビニでも買えるレベルの入手しやすさ!
シングルトンの入門ボトル!シェリー樽とバーボン樽のいいとこ取りで、初めてシングルトンを飲むならこれ一択!1本3,500円程度と気軽に試せる価格もグッド!
シェリー樽由来の甘みと、バーボン樽由来の軽さが合わさったオーソドックスな味わい。クセが少なくて飲みやすいので、ウイスキーを飲み始めたばかりの人に向いてる!
個人的おすすめ度:A
シングルトン ダフタウン 15年
12年よりも3年長く熟成した分、
樽の影響がしっかり出てきてる!
シェリー樽の影響が増して、
ドライフルーツっぽい甘い香りが
12年よりもはっきり出てる感じ。
口に含むと、
12年よりもこっくりした甘みがあって、
深みがぐっと増してるのがわかる。
余韻もちゃんと長くなってて、
飲んだ後にじんわり甘さが残る感じ。
価格は1本5,000円前後で、
12年からのグレードアップとして選びやすい。
12年を飲んでもっと欲しくなったらこっち!
12年よりもシェリー感が増して、こっくりした甘みがしっかり出てくる。深みが欲しくなった人、12年じゃ物足りなくなった人に刺さるボトル!
個人的おすすめ度:A+
シングルトン ダフタウン 18年
シングルトン ダフタウンの最上位ボトル!
18年の熟成を経て、
シェリー樽のこっくり感がかなり前面に出てくる。
なんかドライフルーツっぽい濃い甘み、
それからほんのりスパイシーな感じが加わって、
18年ものらしい深みが出てる!
余韻は長くて、
飲んだ後もずっと甘い余韻がじわじわ続く感じ。
ただ!
価格は1本10,000円超えになってくるので、
毎日飲むにはちょっとキツい・・・
特別な日のボトルとして選びたい!
うまいけど1万円超えは財布に刺さる!!
18年熟成のシェリー感とドライフルーツっぽい甘みが凝縮した最上位ボトル。誕生日や記念日など特別な日に開けたい1本!
個人的おすすめ度:S
シングルトンとは?蒸留所の特徴と歴史

引用元:https://www.irasutoya.com/
シングルトンってどんなウイスキーなの?
シングルトン(The Singleton)は、
世界最大のウイスキーメーカーである
ディアジオ社が展開するブランド。
3つの蒸留所が同じブランド名を使っているウイスキー
グレンオード・オスロスク・ダフタウンの3蒸留所が、
それぞれ「シングルトン」という名前でボトルを出している。
しかも販売する地域ごとに使う蒸留所を分けていて、
- 日本・ヨーロッパ → ダフタウン蒸留所
- アジア → グレンオード蒸留所
- アメリカ → グレンデュラン蒸留所
という形で展開されている。
つまり、
「シングルトン」って書いてあっても
どこの蒸留所か確認しないとわからないってことになる・・・
グレンオード蒸留所

引用元:https://www.visitscotland.com/info/see-do/glen-ord-distillery-visitor-centre-whisky-shop-p418521
1838年創業と、
シングルトンの3蒸留所の中でいちばん歴史が古い!
スコットランド北部のハイランド地方に位置していて、
大麦の一大産地ブランクアイル半島のすぐそば。
なので製麦(モルティング)を得意としていて、
グレンオードで作られた麦芽は、
タリスカーやクライヌリッシュにも提供されてる。
アジア向けシングルトンの蒸留所として有名で、
台湾や中国ではめちゃくちゃ人気らしい!
オスロスク蒸留所

引用元:https://www.whiskybase.com/whiskies/distillery/136/auchroisk
1974年創業と、かなり新しい蒸留所。
最新鋭の設備で大量生産できる体制が整っていて、
生産された原酒の多くが
ブレンデッドウイスキーのJ&Bに使われてる!
シングルモルトとしてのシングルトン・オスロスクは
現在の日本ではほぼ見かけないけど、
ブレンデッドの裏方として活躍してる蒸留所。
ダフタウン蒸留所

引用元:https://www.travelmag.com/articles/dufftown-scotland/
1896年創業のスペイサイド蒸留所。
もともとは食品工場だった建物を改装して
ウイスキー蒸留所にしたという
ちょっと変わった歴史がある。
ここで面白いのは、
生産される原酒の98%がブレンデッド用に使われていること。
つまり、シングルモルトとして出てくるのは
ほんのわずか・・・
2018年から日本向けはダフタウンに切り替わったけど、
それだけレアな原酒が日本に来てると思うと
ちょっと嬉しくなる!
シングルトンが好きな人におすすめのウイスキー

引用元:https://www.irasutoya.com/
シングルトンが好きなら他にどんなウイスキーが合うの?
シングルトンのダフタウンが好きなら、
同じスペイサイド系のスッキリした甘口ウイスキーが合うと思う。
グレンフィディック 12年
シングルモルトの代名詞的な存在!
ペアやリンゴみたいな爽やかなフルーティさがあって、
シングルトンよりもっと軽くてフルーティな方向性。
スペイサイド系が好きな人なら
絶対に飲んでほしい1本!
価格は1本3,500円前後と買いやすい。
グレンフィディック 12年のレビューはこちら!
シングルトンよりフルーティで爽やかな方向性!スペイサイド入門に最適!
グレンファークラス 12年
シェリー感がしっかり出てる銘柄で、
シングルトンのシェリー感が気に入ったなら
このまま突き進んでほしい1本!
ドライフルーツっぽいこっくりした甘みが出てて、
シェリー系好きにはかなり刺さる。
価格は1本3,500円前後。
グレンファークラス 12年のレビューはこちら!
シェリー感が気に入ったならこっちも試してみて!
まとめ

引用元:https://www.irasutoya.com/
というわけで、
シングルトンについてまとめると・・・
- シングルトンは3つの蒸留所が同じブランド名を使っている
- 日本で買えるのはダフタウン蒸留所のボトルがメイン
- 12年は入門ボトルとして飲みやすくておすすめ
- 15年・18年と年数が上がるほどシェリー感と深みが増す
最初に飲むならダフタウン 12年がおすすめ!
クセがなくて飲みやすいし、
価格も3,500円前後と手が出しやすい。
シェリー感が気に入ったら15年・18年に進むのが
シングルトンの楽しみ方としては王道だと思う!
シングルトンは「飲みやすさ」と「シェリー感」のバランスが絶妙!3本並べて飲み比べてみるのもめちゃくちゃ楽しいよ!
【おすすめ記事】こちらの記事もおすすめ!
筆者がこれまでに飲んだ全ウイスキーのまとめはこちらの記事!
だいたい1本3行ぐらいで簡単にまとめてみたのでレビュー読むの面倒な人におすすめ!