実は「ウシュクベ」という名前は「ウイスキー」という言葉の語源であり、古代ゲール語で「命の水」を意味していたものが、英語で「whisky」に変化したと言われています
そんな由緒ある単語がブランド名に使われているウシュクベは、1877年に正式に商標登録されて以来、ウイスキーの中でもとても古い歴史のあるブランドのひとつとなっています
ということで今回は、そんなウシュクベの特徴、歴史、ラインナップごとの違いを初心者の人にも一から分かるように解説してみようと思います!
ウシュクベの味や種類/リザーブ・15年・カスク・オールドレアストーンフラゴン・ブルーフラゴンの違いを解説
ウシュクベの歴史
1768年に登場したウシュクベ。当時はまだ「ウシュクベ」という名前は使われておらず、また現在とは異なりシングルモルトウイスキーとして発売されました
そして「ウシュクベ」という名前が正式に商標登録されたのが登場から約100年後の1877年
また、1926年には、これまでのシングルモルトウイスキーから、ヴァッテドモルトウイスキーへと製法を変更しています
シングルモルトとヴァッテドの違いについてはこちらの記事!
ウシュクベの製法
約250年に渡り、スコットランド伝統の製法に基づきウイスキー造りを行っているウシュクベ
現在は様々な蒸留所で造られたウイスキーをブレンドした、ブレンデッドウイスキーやヴァッテドモルトウイスキーがラインナップの中心ですが、使われる原酒や蒸留所についての情報は一切非公開
ウシュクベの原料となっているウイスキーについての情報は、憶測の域でしか語ることができません
また、ラインナップの最高峰に位置するブルーフラゴンについては、キーモルトの一部が紹介されており、
インチガワー
ベンリネス
クレイゲラキ
グレンゴイン
ダルユーイン
ブレアソール
オスロスク
などが使用されているとウシュクベが公表しております
ウシュクベの種類
ウシュクベ リザーブ
ウシュクベのラインナップで最もスタンダードなボトルがウシュクベ リザーブ
モルトウイスキー60%、グレーンウイスキー40%の比率でブレンドされたブレンデッドウイスキーで、10年~18年熟成した25種類以上の原酒を合わせた後、シェリー樽で6ヶ月以上の熟成が行われています
シェリーの華やかな味わい、洋ナシのような濃厚な甘み、ウエハースのような甘みのある香ばしさを楽しむことができ、余韻にはスパイシーでスモーキーな後味が残ります
1本5000円ほどですが、なかなかそこらの酒屋では売っているのを見かけない珍しいボトルです
ウシュクベ リザーブを実際に飲んでみたレビューはこちら!
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ウシュクベ 15年 ピュアモルト
シェリー樽で15年〜20年熟成されたモルト原酒のみをかけ合わせて造られたヴァッテドモルトウイスキーであるウシュクベ 15年 ピュアモルト
ヴァッテドモルトなので、とうもろこしを原料とするグレーンウイスキーは一切使われていません
味わいは、カラメルやウエハースのような香ばしい甘みが中心で、後味にはナツメグのようなスパイシーな香りが続きます
1本8000円ほどでちょっとお高めだけど、意外とウシュクベのラインナップで一番人気だったりするおすすめボトルです
ウシュクベ リザーブ カスクプルーフ
日本市場限定でリリースされたこのボトル
アルコール度数50%と高い度数で製造されています
味わいは、ラインナップの中心のウシュクベ リザーブとほぼ同じですが、アルコール度数が高いため、強めのアルコールの刺激が加わっています
おそらくハイボールブームが続いている日本市場を狙ってリリースされており、ハイボールにすると、絶品な味わいを楽しめます
ウシュクベ リザーブを飲んでみたレビューはこちら!
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だいたい1本3行ぐらいで簡単にまとめてみたのでレビュー読むの面倒な人におすすめ!