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マルスウイスキー全種類の評価|駒ヶ岳・津貫・越百・岩井の違いを245本飲んだ筆者が解説

マルスウイスキーのおすすめ

マルスウイスキーを買おうかな・・・

って検索した、あなた。

「駒ヶ岳と津貫って、結局なにが違うの・・・?」

「マルス、種類多すぎてどれ買えばいいか分からん!」

「駒ヶ岳エディションって、定価で売ってないんだけど!?」

って思って、たどり着いたんじゃないですか?

めちゃくちゃ分かります。

なぜなら、

筆者も最初、全く同じだったから・・・

マルスウイスキーって、

シングルモルト駒ヶ岳 / シングルモルト津貫 / 越百(こすも) / 岩井トラディション / ツインアルプス / 3&7 / マルス信州 / マルスマルテージ / 各種エディション …

とにかく、種類が多すぎ!

しかも、

駒ヶ岳エディションは、定価で買えるのが奇跡レベル!

もう何選べばいいか、ぶっちゃけ分からん!

そう思いますよね?

ちょっと待ってください。

このブログ、

その悩み、今日この記事だけで全部終わらせます。

なぜなら、

このブログを書いてる筆者、これまで飲んだウイスキーは・・・

245本!

マルス全銘柄、忖度ゼロで本音格付けします。

先に、結論!

結論

普段飲みなら → マルス ツインアルプス

通好みのコスパ重視なら → マルス越百(こすも)

定価で出会えたら → シングルモルト駒ヶ岳・津貫は即確保

これが、245本飲んだ筆者の答えです。

ただ!

ここで一番伝えたいのは・・・

駒ヶ岳エディションをプレ値で追うのは、絶対やめとけ!

例えば、こういうパターン。

駒ヶ岳エディションを定価の3倍で買って、

「あれ・・・越百の方が好きかも・・・」

ってなった人、マジで多いです。

大事なのは、

マルスは「定価で買える実力派」を見極めること。

これ、絶対覚えておいてください。

てことで今回は、

245本飲んできた筆者が、マルス全銘柄を忖度ゼロで本音格付けしていきます。

3分後には、あなたにピッタリのマルスが必ず分かります!失敗しないマルス選び、今日この記事で終わらせましょう!

CHECK LIST

この記事を読むと、こんなことがわかります

 マルス主要銘柄の本音格付け順位

 駒ヶ岳・津貫エディションをプレ値で買う価値はあるのか

 定価で買える隠れた実力派の見極め方

 岩井喜一郎と竹鶴ノートの真実|マルス独自のルーツ

 銘柄ごとの一番おいしい飲み方

まず結論|迷ったらこの3本

「マルス多すぎ・・・どれ買えばいい!?」って人のために、迷ったら買うべき3本を、用途別の3層で断言します!

① 普段飲み・コスパ最優先派なら|マルス ツインアルプス

普段飲み枠は、

1,500円前後のマルス ツインアルプスで完全決着。

クセが少なくてハイボールがめちゃくちゃ飲みやすいのが、ツインアルプス。

マルス信州蒸溜所のモルト原酒を使った、

意外と本格派の地ウイスキーの隠れた良作

知名度がブラックニッカに比べて低いから、

1本1,500円で買えるのが反則レベル。

「とりあえず家で1本」ならツインアルプス一択!

② 通好みのコスパ重視なら|マルス越百(こすも)Malt Selection

ここが、マルス記事の本丸

マルス越百(こすも)は、

マルスが世界に誇るブレンデッドモルトの名作

駒ヶ岳と津貫の原酒をブレンドしたピュアモルトで、

4,000円とは思えないコクが、

もう・・・

これ4,000円って、マジで反則!

「マルスで1本だけ選ぶなら越百」って断言できる、

反則レベルのコスパ

正直、

駒ヶ岳エディションをプレ値で買うより、越百を定価で飲む方が満足度は高いです。

これは、本気でそう思ってます。

③ 定価で遭遇したら即確保|シングルモルト駒ヶ岳・津貫

シングルモルト駒ヶ岳とシングルモルト津貫は、

マルスの実力No.1ツートップ

ただし、

定価で見かけるのは奇跡レベル!

もしも酒屋で定価で並んでいるのを見つけたら

迷う暇はない。

その瞬間に確保!

でも、

プレ値で駒ヶ岳エディションを追うのはやばすぎ!定価以外では追わない!

これ、本当に大事なルールです。

普段飲みはツインアルプス、通好みなら越百、定価で出会えたら駒ヶ岳・津貫。これが245本飲んだ筆者の本音です!

用途別早見表|普段飲み・贈答・コレクション別

「自分の好みに合うのはどれ?」が一発で分かる早見表!悩みのタイプ別に最適な1本を提示!

用途別おすすめ早見表

用途おすすめ銘柄理由
普段飲みハイボールマルス ツインアルプス1,500円のコスパ・クセが少ない
もう一段安く飲みたいマルス 3&7エントリーブレンデッドの素直な味
通好みコスパマルス越百(こすも)4,000円で別格のブレンデッドモルト
創業者ストーリー派岩井トラディション竹鶴ノートの真の所有者・岩井の名を冠した1本
プレミアム贈答シングルモルト駒ヶ岳WWA受賞の世界的評価・見栄え◎
南国の力強さ派シングルモルト津貫鹿児島の暖気で熟成した複雑さ
長野お土産派マルス信州(ブレンデッド)長野県限定の地ウイスキー
コレクション派駒ヶ岳エディション各種毎年違うフィニッシュで集める楽しみ

ぶっちゃけ、

マルスは用途別に銘柄を変えるのが正解。

1本で全部済ませようとすると、

たぶん「物足りない」「価格が高い」って感想に着地します・・・

マルスは1本ずつ、用途別に揃えていくのが超楽しい!

主要銘柄の比較表|味・価格・入手難易度

マルス主要9銘柄を5項目で一発比較!この表を見れば、自分にピッタリの1本が瞬時に分かる!

マルスウイスキー主要銘柄比較

銘柄タイプ定価特徴入手難
マルス 3&7ブレンデッド1,200円エントリー・素直な味普通
マルス ツインアルプスブレンデッド1,500円普段飲み・隠れた良作普通
マルス信州(ブレンデッド)ブレンデッド2,000円前後長野県限定・爽やかやや難
岩井トラディションブレンデッド2,500円創業者岩井の名を冠した1本普通
マルス越百(こすも)ブレンデッドモルト4,000円駒ヶ岳+津貫のブレンド普通
マルスマルテージ越百 Single Caskブレンデッドモルト8,000円〜限定の上位エディション困難
シングルモルト駒ヶ岳シングルモルト8,000円〜標高798mの繊細さ・WWA受賞困難
シングルモルト津貫シングルモルト9,000円〜鹿児島の暖気で複雑な熟成困難
マルスエクストラブレンデッド参考80年代の地ウイスキー伝説困難(終売)

この表で見ると、マルスは1,200円から9,000円まで幅広い価格帯。

ぶっちゃけ、

越百(4,000円)あたりが「価格と実力のバランス」が一番取れてると思ってます。

マルスは「下から積み上げる」のが正解!3&7→ツインアルプス→越百→駒ヶ岳の順で行くと失敗しません!

マルスウイスキーの種類|シングルモルト・ブレンデッドモルト・ブレンデッドの違い

マルスウイスキーには3種類ある!この違いを知らないとマルス選びは始まらない!

マルスウイスキーは大きく分けて、

シングルモルト / ブレンデッドモルト(ピュアモルト) / ブレンデッド

この3種類に分けられる。

でも、

「いや、何が違うの・・・?」

って思いますよね。

てことで、ざっくり1分で違いを解説します!

① シングルモルト|1つの蒸留所のモルト原酒のみ

マルスの該当銘柄

シングルモルト駒ヶ岳・シングルモルト津貫・各種エディション

1つの蒸留所で作られた、

モルト原酒(大麦麦芽のみ)だけで瓶詰めされたウイスキー。

個性がストレートに出るので、

蒸留所のキャラクターをダイレクトに楽しめる!

マルスのプレミアムラインは基本このシングルモルト枠!

ただし、定価で買えるのが奇跡レベルです・・・

② ブレンデッドモルト|複数蒸留所のモルト原酒のブレンド(ピュアモルト)

マルスの該当銘柄

マルス越百(こすも)Malt Selection・マルスマルテージ駒ヶ岳

複数の蒸留所のモルト原酒を、

絶妙なバランスでヴァッティング(混合)したウイスキー。

マルスは信州(駒ヶ岳)と津貫の原酒を絶妙にブレンド

これがマルスにしか出せない「2蒸留所の同居」という個性!

越百は2013年WWAでベストジャパニーズブレンデッドモルト受賞の、

マルスの隠れた看板。

③ ブレンデッド|モルト原酒+グレーン原酒のブレンド

マルスの該当銘柄

3&7・ツインアルプス・マルス信州・岩井トラディション・マルスエクストラ(終売)

モルト原酒とグレーン原酒を、

絶妙なバランスでブレンドしたウイスキー。

飲みやすく、価格も手頃なものが多い!

初心者から上級者まで楽しめる、マルスの王道枠。

ハイボールに向いてるのは、ほぼブレンデッド!

注意:「amahagan(アマハガン)」は長濱蒸溜所の銘柄で、マルスではない。混同注意!

ジャパニーズクラフト全体の話は、こっちの記事でも解説してます。

ジャパニーズウイスキー大全はこちら!

ジャパニーズウイスキー総まとめ - ぴろのウイスキーブログ

マルスの種類が分かれば、自分の好みに合う1本がもっと選びやすくなりますよ!

マルス2蒸留所の特徴|信州・津貫

マルスは2つの蒸留所を持っていて、それぞれが全然違う個性を生み出してます!

マルスウイスキーの世界観は、

2つの蒸留所を知れば一気に見えてくる!

てことで、ひとつずつ見ていきましょう!

マルス信州蒸溜所(長野県)|標高798mのウイスキー造り理想の地

1985年稼働|中央アルプス駒ヶ岳の麓・標高798m

岩井喜一郎の構想を引き継いで建てられた、ウイスキー造りの「理想の地」!

長野県上伊那郡宮田村にあるマルス信州蒸溜所は、

中央アルプス駒ヶ岳の麓・標高798mに位置する、

日本最高クラスの高地蒸溜所

標高が高いから、

気圧が低くて沸点も下がるので、

蒸留時の繊細なフレーバー抽出に有利。

仕込み水は花崗岩で濾過された雪解け水

四季の寒暖差が大きく、ゆっくり熟成するから繊細さが際立つ。

ここで生まれるのが、

透き通るように繊細でフルーティな駒ヶ岳・・・

サントリー白州の繊細さに通じる、

高地蒸溜の名作を生み出す日本ウイスキーの聖地のひとつ!

マルス津貫蒸溜所(鹿児島県)|本土最南端の南国熟成

2016年11月稼働|鹿児島県南さつま市津貫

本坊酒造創業の地に建てられた、本土最南端のウイスキー蒸溜所!

津貫蒸溜所は、

本坊酒造の創業地・鹿児島県南さつま市津貫にある、

本土最南端のウイスキー蒸溜所

仕込み水は蔵多山(くらたさん)の伏流水

暖かい気候と寒暖差の大きい盆地のおかげで、

熟成が一気に進むのが最大の特徴。

信州の繊細さとは対照的に、

南国の熱を吸い込んだ濃厚で複雑な原酒が特徴!

信州が「繊細」なら津貫は「重厚」と例えられる、

真逆の個性・・・

この2蒸留所の原酒をブレンドしたのがマルス越百(こすも)!だからこそ、越百にしか出せない複雑さが生まれる!

2蒸留所それぞれの個性を知ると、マルス選びが10倍楽しくなりますよ!

マルス全銘柄ランキング|定価・実力・入手難易度の総合序列

ここからは、マルスの主要7銘柄を本音格付け順に1本ずつ解説!「で、結局どれが美味いの?」に答えます!

マルスは銘柄ごとにキャラクターが全然違うから、

「とりあえず一覧で並べる」だけだとピンと来ないんです。

てことで、

定価・実力・入手難易度を全部加味した総合順位で解説していきます!

シングルモルト駒ヶ岳|マルスの世界基準フラッグシップ

WWA受賞・標高798mの繊細さが世界に届いた1本!

定価:8,000円〜(エディションにより変動)

マルスのフラッグシップにして、

世界が認めたシングルモルトがコレ。

シングルモルト駒ヶ岳は、

標高798mのマルス信州蒸溜所で蒸留・熟成された原酒のみを使用した、

マルスの真のフラッグシップ。

味は透き通るように繊細で、

青リンゴ・洋梨・蜂蜜のフルーティさに、

ほのかなオークのバニラが乗る感じ。

サントリー白州が好きな人は、ほぼ確実にハマるタイプです。

で、

2025年9月から定番商品化されたから、

今後は安定して買えるようになる予定。

ただし、

過去の限定エディション(Nature of Shinshu / IPAカスクフィニッシュ / 津貫エイジング / 屋久島エイジング / ダブルセラーズ等)は、

軒並みプレ値で2〜3倍化

限定エディションをプレ値で買うなら、定番駒ヶ岳を定価で買って2本飲んだ方がいい!

これ、本気で思います。

細かい銘柄ごとの味の解説は、

マルス各銘柄まとめ記事で書いてます!

マルス各銘柄の比較レビューはこちら!

マルスウイスキーの評価/駒ヶ岳・信州・3&7・ツインアルプス・コスモの違いを解説 - ぴろのウイスキーブログ

シングルモルト津貫|鹿児島の暖気で熟成した重厚派

本土最南端蒸溜所が生んだ、重厚で複雑な1本!

定価:9,000円〜

シングルモルト津貫は、

2016年に新設されたマルス津貫蒸溜所の原酒のみを使用した、

もう1本のフラッグシップ。

2020年4月に「シングルモルト津貫 THE FIRST」が9,984本限定で発売され、

あっという間に完売した、伝説の出発点。

味は駒ヶ岳と真逆で、

濃厚で複雑、シェリー樽由来の重厚な甘みが中心。

南国・鹿児島の暖気で熟成が一気に進むから、

若い原酒でも熟成感がしっかり乗る。

これが津貫の「南国熟成マジック」・・・

サントリー山崎が好きな人や、

シェリー樽の濃厚さが好きな人は、

ほぼ確実に津貫の方が刺さります。

駒ヶ岳=白州系の繊細派、津貫=山崎系の濃厚派!自分の好みで選んでくださいね!

マルス越百(こすも)Malt Selection|通好みの隠れ名作

4,000円で別格!マルス記事の本丸はコレ!

定価:4,000円前後

マルス越百は、

マルス信州(駒ヶ岳)と津貫の原酒をブレンドしたピュアモルト

「越百」と書いて「こすも」と読む。

中央アルプスの越百山(こすもやま・標高2,613m)から名付けた、ロマンあるネーミング。

2013年のWWAで、

「ベストジャパニーズブレンデッドモルト」を受賞した、

マルスの世界的代表作!

味は、

ハチミツとキャラメルのふくよかな甘さに、

熟れた果実とほのかなスモーキーさが絡む、

圧倒的なバランス感

これが定価4,000円って、マジで反則レベル。

正直、

駒ヶ岳エディションをプレ値で買うより、越百を定価で2本買う方が幸せです。

これは本気でそう思ってます。

マルス入門にして最終解答!迷ったら越百でハズレなし!

岩井トラディション|創業者岩井の名を冠した1本

竹鶴ノートの真の所有者・岩井喜一郎の名前ボトル!

定価:2,500円前後

岩井トラディションは、

マルスウイスキーの父・岩井喜一郎の名を冠したブレンデッド。

岩井喜一郎は、

ニッカ創業者・竹鶴政孝の大学の先輩であり、摂津酒造での上司

1918年、岩井は若き竹鶴をスコットランドへ送り出し、

持ち帰った「竹鶴ノート」を受け取った張本人。

その岩井が後に本坊酒造で立ち上げたのが、マルスウイスキー。

つまり、岩井トラディションは・・・

「日本ウイスキーの隠れた父」のラベル

味はバニラとほのかなスモーキーさが乗った、

飲みやすくて古き良きジャパニーズを感じる1本。

2,500円で岩井のストーリーごと飲める、これは普通にコスパ良い!

岩井の物語は、後の教養セクションで詳しく解説するので、そっちも要チェック!

マルス ツインアルプス|信州蒸溜所のエントリーブレンデッド

1,500円台で日常用に最強!知る人ぞ知る隠れた良作!

定価:1,500円前後

マルス ツインアルプスは、

マルス信州蒸溜所の周りを囲む「中央アルプス」と「南アルプス」の2つのアルプスから名付けたブレンデッド。

ネーミングがとにかくロマンチック!

味はクセが少なくて素直

軽めのモルト感に、

グレーン由来のスムースな飲みやすさが乗る感じ。

ぶっちゃけ、ハイボールにするとめちゃくちゃ伸びるのがツインアルプス。

知名度がブラックニッカ・角瓶に比べて低いから、

1本1,500円で買える反則レベルのコスパ。

「マルスを試したい、でも駒ヶ岳はハードル高い」って人の、最初の1本として超優秀・・・!

細かい味の解説は、

マルス各銘柄まとめ記事に詳しく書いてます。

マルス各銘柄の比較レビューはこちら!

マルスウイスキーの評価/駒ヶ岳・信州・3&7・ツインアルプス・コスモの違いを解説 - ぴろのウイスキーブログ

ツインアルプスをもっと詳しく知りたい人はこちら!

2,000円とは思えない厚みのある琥珀色岩井喜一郎の歴史「まずい」評価の真相まで、徹底的に深掘りした単独記事を別ページに用意してます!

マルスウイスキー ツインアルプスを徹底レビュー|2,000円で飲める日本ウイスキー史の縮図

マルス 3&7|ハイボール用エントリー特化

1,200円のお手頃エントリー!3年と7年原酒の素直な配合!

定価:1,200円前後

マルス 3&7(スリーアンドセブン)は、

名前のとおり3年熟成と7年熟成のキーモルトをブレンドした、

マルスのエントリーブレンデッド。

マルスのラインナップで一番安いウイスキーがコレ。

味は軽めで素直

派手さはないけど、変なクセもないから飲みやすい。

ぶっちゃけ、ハイボール専用と割り切るならアリ

ストレートで飲むタイプじゃないから、

「マルスの本気の味」を期待すると物足りない。

でも、1,200円で家用の普段飲み枠としては、

マルスの「下支え」として優秀な1本。

角瓶やブラックニッカに比べると、知名度が低いせいで売り場が小さい・・・

マルス信州(ブレンデッド)|長野県限定の地ウイスキー

長野お土産でも自家用でも嬉しい、地ウイスキーの代表枠!

定価:2,000円前後

マルス信州(ブレンデッド)は、

長野県限定で販売されるブレンデッド

長野旅行のお土産として人気があって、

道の駅・サービスエリアで見かけるのがコレ。

味は爽やかで軽快

信州の自然・空気を感じる、

グラマラスなモルトアロマと爽やかさのバランス型。

普通の酒屋だと買えないから、長野旅行のお土産にちょうどいい

地ウイスキーの伝統を感じたい人には、結構おすすめ。

長野行ったらサービスエリアで探してみて!駒ヶ岳の繊細さの「入口」が体験できますよ!

マルス蒸留所限定の特別な銘柄

マルスは蒸留所限定エディションがめちゃくちゃ多くて、これが「コレクター泣かせ」と「マルスの楽しみ」の核!

マルスの最大の特徴のひとつが、

蒸留所限定エディションの多さ

毎年新しいエディションが出るから、

マニアにとっては「コレクションの楽しみ」が他社の比じゃない。

てことで、代表的なエディション系を解説!

シングルモルト駒ヶ岳 Nature of Shinshu

信州の自然をテーマにした年次エディション!

「Nature of Shinshu」シリーズは、

マルス信州蒸溜所周辺の自然環境をテーマにした、年次限定エディション・・・

毎年熟成樽を変えて、

「今年はどんな味?」を楽しめるのがマニアにはたまらない。

ただし、瞬殺で完売してプレ値化するのが定番パターン。

定価で買えないなら、追わない!これマジ大事!

シングルモルト駒ヶ岳 IPAカスクフィニッシュ

クラフトビールIPA樽でフィニッシュした異色作!

これ、めっちゃ面白い1本。

クラフトビールのIPA(インディアペールエール)の樽でフィニッシュした、

マルスの実験的エディション。

ホップ由来の柑橘系の苦味と爽やかさが乗って、

普通の駒ヶ岳とは全然違う表情。

クラフトウイスキーの楽しみ方として、めちゃくちゃ象徴的な1本。

クラフトウイスキーの世界全体はこちら!

クラフトウイスキー総まとめ - ぴろのウイスキーブログ

シングルモルト駒ヶ岳 津貫エイジング・屋久島エイジング

蒸留地と熟成地が違う「クロス熟成」エディション!

これがマルスの「2蒸留所+エイジングセラー」を活かした個性。

信州で蒸留した原酒を、

津貫の暖気で追熟させた「津貫エイジング」、

屋久島のエイジングセラーで追熟させた「屋久島エイジング」。

同じ駒ヶ岳の原酒でも、

熟成地が変わると味が全然変わるのが面白い。

「同じ原酒、違う熟成」というマルスにしか出せない遊び方!

マルス蒸溜所限定ボトル

蒸留所まで行かないと買えない、究極のお土産!

マルス信州蒸溜所と津貫蒸溜所では、

それぞれ蒸溜所限定ボトルが販売されてる。

これは現地に行かないと買えない、究極のレア枠。

長野旅行・鹿児島旅行の予定があるなら、

蒸溜所見学のついでに買うのが正解。

蒸溜所見学は無料・予約制で、

岩井ポットスチル(後述)を見られる貴重な機会!

長野・鹿児島旅行とウイスキー旅、最高の組み合わせ!

その他のマルス派生銘柄|越百シリーズ・岩井系

マルスはメイン銘柄以外にも派生・上位エディションがたくさん!マニアになるなら知っておきたい4本!

マルスマルテージ越百 Single Cask

越百の上位エディション!シングルカスクの濃密さ!

通常の越百が「ブレンドの妙」なら、

こっちは1樽だけから瓶詰めしたシングルカスク

樽ごとに味が違うから、

毎年「今年はどんな味?」が楽しめる、マニア専用枠。

定価8,000円〜だけど、

越百ファンには確実に刺さるアップグレード版!

岩井ウイスキー

岩井トラディションの上位グレード!スモーキー寄り!

「岩井ウイスキー」は、

岩井トラディションよりもピート(スモーキーさ)が強めに出るブレンデッド。

味は少しスモーキーで、奥にバニラの甘さ

「岩井トラディションを物足りなく感じる」って人は、

こっちにステップアップすると面白い。

マルスマルテージ駒ヶ岳 各種フィニッシュ

樽違いコレクションの本丸エディション群!

マルスマルテージ駒ヶ岳には、

毎年違う樽でフィニッシュされた「樽違いコレクション」が存在。

シェリー樽・バーボン樽・ワイン樽・ラム樽・コニャック樽など、

樽の違いで味が全部違うのが楽しすぎる。

定価は12,000円〜と高めだけど、

樽違いを飲み比べる「ウイスキー研究の素材」として最高。

マルス山梨蒸溜所のラインナップ

マルス3つ目の蒸溜所=山梨ワイナリー!

えっ、マルスって2蒸溜所じゃないの・・・?

正確には、

マルス山梨ワイナリーでも、2014年から少量だけ蒸留再開。

もともと1960年に最初のウイスキー蒸留が始まった場所でもあるから、

マルスのルーツとも言える歴史の場所。

山梨原酒は越百などのブレンド原料として使われてる。

マルスは「3蒸溜所体制」とも言える!信州・津貫・山梨、それぞれの個性がブレンドの幅を生む!

マルス終売・限定銘柄ガイド|伝説のボトル

マルスには19年蒸留中断からの再開という独特の歴史があるから、終売銘柄が他社より圧倒的に多い!

マルスは1992年から2011年まで19年も蒸留を休止していたから、

その時代に作られた銘柄は「もう絶対に同じ味は作れない」という究極のレア。

てことで、

知っておくと面白い終売銘柄を、

3本厳選で紹介します!

【終売】マルスエクストラ

80年代地ウイスキーブームの伝説!

マルスエクストラは、

1980年代の第一次地ウイスキーブームを牽引した、

マルスの代表エントリー銘柄。

当時は地ウイスキーの星として全国でヒット。

その後の蒸留中断と再開を経て、

現行ラインナップから外れた今、

古酒市場でプレ値化している伝説のボトル。

1980年代を知ってる世代には、

「あの懐かしのマルス・・・」っていう深い思い出のある銘柄です。

【終売】マルスマルテージ駒ヶ岳28年

蒸留中断前の原酒で作られた究極の伝説!

これが、マルスマニアの「最終目標」とも言われる伝説。

1992年の蒸留中断前に蒸留され、

静かに眠っていた原酒を28年熟成で瓶詰めした究極のシングルカスク

もう絶対に同じ年代の原酒は出てこないから、

これを飲める人は本当に幸運です。

定価でも10万円超え、市場では数十万円のレア。

マルスの19年蒸留中断という歴史が生んだ、

この世にもう存在しないボトル。

【終売】蒸留再開前の伝説銘柄群

蒸留中断時代に瓶詰めされた、消滅したラインナップ!

マルスは1992年から2011年の蒸留中断時代も、

残った原酒で細々とブレンデッドを販売していた。

当時のラベル・パッケージは、

現行のものと全然違っていて、

古酒コレクターにはたまらないノスタルジー

ヤフオクや古酒専門店で、

たまに見かけるけど、

本当に一期一会の出会いになる伝説枠。

マルスの終売ボトルは「飲める歴史書」!見つけたら定価以下なら即GO!

駒ヶ岳 vs 津貫|どっちを買うべき?

マルスファンが必ずブチ当たる究極の問い!駒ヶ岳と津貫、どっちを買うべきか・・・245本飲んだ筆者が答えます!

これ、めちゃくちゃ気になりますよね。

結論から言うと、

「好みのタイプで完全に分かれる!」

てことで、

2本を比較カードで一発提示!

シングルモルト駒ヶ岳

長野県・標高798m・1985年

味の特徴

透き通るように繊細/青リンゴ・洋梨・ハチミツ/オークのバニラ/華やかフルーティ系

こんな人におすすめ

サントリー白州が好きな人
・繊細でフルーティ派
・贈答用に見栄えする1本が欲しい人

定価:8,000円〜

シングルモルト津貫

鹿児島県・本土最南端・2016年

味の特徴

濃厚で複雑/シェリー樽の重厚な甘み/南国の熱で熟成が早い/ボディ厚め

こんな人におすすめ

サントリー山崎が好きな人
・濃厚でシェリー寄り派
・骨太のボディが好きな人

定価:9,000円〜

つまり、

サントリー白州派は駒ヶ岳。山崎派は津貫。

これがマルスのツートップ最強の選び方!

もし「両方飲みたい」って人は、

越百を1本飲むと両方の特徴が体感できます。

越百は駒ヶ岳と津貫の原酒のブレンドだから、

「駒ヶ岳と津貫の握手」みたいな1本!

迷ったら、まず越百で両者を体感→駒ヶ岳or津貫に進むのが王道!

サントリー山崎・白州・響の比較も気になる人は、

こっちもチェックしてください!

山崎・白州・響の徹底比較はこちら!

山崎・白州・響の違いを徹底解説 - ぴろのウイスキーブログ

マルスウイスキーはまずい?「まずい」と言われる4つの理由を徹底分析

「マルス まずい」って検索したけど、実際どうなの・・・?

これ、めちゃくちゃ気になりますよね。

ぶっちゃけ先に答えを言うと、

「マルスがまずい」のではなく、選び方と期待値設定を誤っているケースが大半!

4つの理由で本音解説します。

理由①|知名度が低くて期待値が高すぎている層がいる

マルスはサントリー・ニッカに比べて知名度が圧倒的に低い

で、たまたま「マルスってジャパニーズの実力派らしい」って評判で買って、

「サントリー山崎レベル」を期待してハードルを上げまくる人がいる。

そりゃ違和感が出ます。

マルスは「ジャパニーズ4番手」のクラフト的なポジションであって、

「山崎の代替品」ではない。

「マルスの個性を楽しむ」って構えで飲めば、絶対に裏切られないんですよ!

理由②|エディション制で「毎年味が違う」一貫性違和感

これ、地味に多いパターン。

マルスの駒ヶ岳・越百は毎年エディション(バッチ)が違うから、

「去年買って美味かった駒ヶ岳と、今年の駒ヶ岳が違う」って当たり前に起きる。

あれ・・・前と味が違う気がする・・・

ってなりがち。

ただ!

これはマルスの「個性」であって「欠点」じゃない

サントリーやニッカの定番品が「同じ味の安定供給」なら、

マルスは「年ごとの作品集」

クラシック音楽で言えば、

毎年違う指揮者と楽団で同じ曲を演奏してるイメージ!

理由③|限定品プレ値化で定価で買えないと損した気分

マルスは限定エディションが多すぎるから、

定価で買えないと「割高」って感想が増える。

「駒ヶ岳エディション、定価8,000円→市場25,000円」みたいなパターンで、

「これに25,000円払う価値ある?」ってモヤるのは当然。

ただ!

定価で買えれば本当に美味いのがマルス。

プレ値で追わずに、

定価品(越百・岩井トラディション)で楽しむのが正解です。

理由④|エントリー品(ツインアルプス・3&7)の評価が割れる

マニアックなマルスファンが、

「駒ヶ岳の感動」のイメージで3&7やツインアルプスを飲んで、

あれ・・・思ったより普通だな・・・

ってなるパターン。

ただ!

これは銘柄の役割を勘違いしているだけ。

3&7・ツインアルプスは「普段飲み・ハイボール用」の銘柄であって、

シングルモルト駒ヶ岳の代替品じゃない。

銘柄ごとの役割を理解すれば、絶対に「まずい」体験はしません!

結論|「マルスまずい」は選び方と期待値の問題

ここまで4つの理由を見てきましたが、

「マルスがまずい」のではなく、選び方と期待値設定を誤ってる!

具体的には、

普段飲みはツインアルプス・3&7

本格派が欲しいなら越百(4,000円で別格)

駒ヶ岳・津貫は定価で出会えた時だけ

限定エディションはプレ値で追わない

これだけ守れば、

マルスで「まずい」って体験は絶対しません!

むしろ、

マルスは「年ごとの作品集」として楽しむのが正解。

サントリー・ニッカ・キリンが「同じ味の安定供給」のメーカーなら、

マルスは「個性の多様性」のメーカー。

これは他社にない、マルスだけの独自の魅力です!

よくある質問

マルスで初心者におすすめは?

ぶっちゃけ マルス越百(こすも) 一択!

4,000円というコスパで、ブレンデッドモルトの「マルスらしさ」が一気に体験できます。普段飲みでも良ければツインアルプス(1,500円)から始めるのもアリ。

駒ヶ岳と津貫、どっちを買えばいい?

繊細でフルーティなら駒ヶ岳、濃厚でシェリー寄りなら津貫

サントリー白州が好きな人は駒ヶ岳、山崎が好きな人は津貫がほぼ確実に刺さります・・・両方飲みたいなら越百で一発体感。

越百ってそんなに美味いの?

マジで美味い。4,000円とは思えない別格の体験です。

2013年WWAでベストジャパニーズブレンデッドモルトを受賞した、世界が認めた1本。マルスで1本だけ選べと言われたら、筆者は越百を推します。

岩井トラディションは買うべき?

2,500円で岩井喜一郎のストーリーごと飲めるから、ストーリー派には超おすすめ。

岩井は「竹鶴政孝の上司」「竹鶴ノートを受け取った張本人」。日本ウイスキーの歴史の裏側を支えた男のラベルなので、ジャパニーズの歴史好きは絶対飲むべき。

マルスとサントリー・ニッカ、好みの違いは?

サントリー=繊細・上品系ニッカ=本格スコッチ系マルス=個性の多様性

マルスは「年ごとに違う作品」を楽しむメーカー。安定の同じ味が欲しいならサントリー/ニッカ、毎年違う表情を楽しみたいならマルス。

もっと深く知りたい人へ|マルスウイスキーの歴史と豆知識

ここからはマルスマニア向けの教養パート。歴史・人物・蒸留所・19年中断の真相まで、知れば知るほどマルスが好きになる豆知識を全部まとめました!

知ってる人と知らない人で、

同じ1杯の味わいの深さが3倍変わるのがウイスキーです。

てことで、

飲む前に読んでおくと1杯の重みが変わる10個を、ぶっちゃけ全部書きます。

本坊酒造とは?焼酎屋からウイスキー業界の挑戦者へ

「本坊酒造」って、もともと何の会社なの?

これ、ぶっちゃけ意外と知らない人多いんです。

本坊酒造=焼酎メーカー

本坊酒造は1872年(明治5年)に鹿児島県津貫で創業した、

もともと焼酎を主軸にした老舗酒造

そんな焼酎屋が1949年からウイスキー造りを始めて、

今やジャパニーズウイスキー4番手のポジションを確立した。

これ、よく考えるとマジで凄い話なんです。

サントリー=鳥井信治郎の薬種問屋から、

ニッカ=竹鶴政孝の家業酒造から、

マルス=本坊酒造の焼酎屋から

そして実は、創業地・津貫に2016年にウイスキー蒸溜所を新設した!原点回帰!

てことで、

本坊酒造の焼酎屋としてのDNAが、マルスウイスキーの「南国熟成マジック」を生んだとも言える!

岩井喜一郎物語|竹鶴政孝の師匠・日本ウイスキーの隠れた父

ある男の話を聞いてください。

1918年、彼は摂津酒造の常務取締役として、

若き24歳の竹鶴政孝に、こう告げます。

「お前、スコットランドに行ってこい」

これがニッカ創業の原点!マルスの原点!日本ウイスキーの原点!

その男の名は、

岩井喜一郎

岩井は、

大阪高工(現・大阪大学工学部)醸造科の1期生

竹鶴は同校の15期生として、岩井を頼って摂津酒造に入社した。

つまり岩井は、

竹鶴政孝の大学の先輩であり、職場の上司

そして、

竹鶴がスコットランドから持ち帰った「竹鶴ノート」は、

もともと岩井に提出された実習報告書だった!

「竹鶴ノート」の真の所有者は、岩井喜一郎!

その後、摂津酒造でのウイスキー造り計画が不況で頓挫し、

竹鶴は寿屋(現サントリー)の山崎蒸溜所の初代工場長へ移籍。

後に独立してニッカウヰスキーを創業するんですが、

その間、岩井は「竹鶴ノート」を温存し続けた

そして、

1949年に本坊酒造の顧問として迎えられ、

1960年に山梨石和工場でウイスキー本格参入。

ここで岩井は、

長年温存してきた「竹鶴ノート」を元にマルスウイスキーを設計したんです!

つまりマルスは、

「日本ウイスキーの歴史の裏側を支えた男・岩井喜一郎の作品」

これがマルスウイスキー最大のロマンです!

「竹鶴ノート」と岩井の関係|マルスはサントリーより古い設計図?

これ、めちゃくちゃ面白い話。

サントリーが日本初のウイスキーを作ったのは1923年(山崎蒸溜所開設)

これは事実。

でも、

その「設計図」となった竹鶴ノートを最初に受け取ったのは岩井喜一郎(1920年・摂津酒造時代)。

つまり、

商品化の順番=サントリー(1929年)→ ニッカ(1940年)→ マルス(1960年)だけど、

設計図の知識の流れは「岩井→竹鶴→鳥井」なんです。

マルスは、

その「竹鶴ノートの真の所有者・岩井」が、

長年温存してきた知識でゼロから立ち上げたウイスキー。

そう思って飲むと、マルスの1杯がマジで重みを増す!岩井のロマンを噛みしめながら飲むのが正解!

なぜ標高798mに蒸溜所を作ったのか|信州蒸溜所の選地秘話

マルス信州蒸溜所は、

長野県上伊那郡宮田村の標高798mに建っている。

この標高、日本最高クラスのウイスキー蒸溜所

えっ、なんでそんな高い場所に作ったの・・・?

その答えがエモい。

岩井喜一郎が、

竹鶴ノートを元に「スコットランドに最も近い気候」を求めた結果、

たどり着いたのが中央アルプス駒ヶ岳の麓。

標高が高いから、

気圧が低くて沸点が下がる→ 繊細なフレーバー抽出に有利

四季の寒暖差が大きい→ 樽呼吸が活発で熟成促進

花崗岩で濾過された雪解け水→ ミネラル豊富で仕込みに最適

これがマルス信州の「繊細で透き通る原酒」を生む秘密。

そして、

蒸溜所内で稼働している「岩井ポットスチル」は、

岩井喜一郎が設計した独特な形のスチル。

1985年の信州蒸溜所開設時に、

山梨石和工場で1960年から稼働していたものをそのまま移設しています。

つまり、今のマルスの原酒は「1960年から60年以上動き続けてる岩井ポットスチル」で蒸留されてる!

これは岩井のレガシーが、今もマルスのDNAとして生き続けてる証!

19年間の蒸留中断|マルスの暗黒時代と地ウイスキーブーム終焉

マルスのストーリーで、

もっとも語られるべき「暗黒時代」がコレ。

1992年〜2011年|19年間の蒸留中断!

原因は、

1980年代の第一次地ウイスキーブームの終焉と、

その後のジャパニーズウイスキー需要の長期低迷

ピーク時には全国の酒屋に並んでいたマルスエクストラも、

需要が激減して蒸留を続けることが困難に

マルス信州蒸溜所は、

1992年から19年間、静かに眠り続けることになりました。

でも、

その間も残った原酒の熟成は続いていたんです。

これが、

後の「マルスマルテージ駒ヶ岳28年」のような伝説的な熟成原酒を生む土壌になった。

暗黒時代があったからこそ、今のマルスにしか出せない長期熟成品がある!マジでエモい・・・

2011年の蒸留再開と日本ウイスキー復興

2008年頃、世界的に「ジャパニーズウイスキーブーム」が再燃。

WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)でサントリー・ニッカが連続受賞し、

日本ウイスキーの世界的評価が一気に高まった。

その追い風を受けて、

2011年2月|マルス信州蒸溜所の蒸留再開!

19年ぶりに岩井ポットスチルが再び動き出した瞬間。

これがマルスの復活劇の始まり

蒸留再開後、

新規原酒は「シングルモルト駒ヶ岳 IPAカスクフィニッシュ」等のエディションで世に出るようになり、

2014年には山梨でも蒸留再開、2016年には津貫蒸溜所が新設されました。

19年眠った蒸溜所が再び目覚めるって、ストーリーがエグい!マッサンに匹敵するロマンス!

鹿児島で32年ぶり|津貫蒸溜所の意義

2016年11月、

マルス津貫蒸溜所が鹿児島県南さつま市津貫に新設されました。

これ、地味に凄い意味のある出来事。

鹿児島県でのウイスキー蒸溜所新設は、

32年ぶり

そして、

本坊酒造の創業地(1872年)に戻って蒸留所を作るという、

会社にとっての「原点回帰」プロジェクト。

鹿児島は本土最南端のウイスキー蒸留所であり、

暖かい気候と寒暖差の大きい盆地という、

スコットランドとは正反対の熟成環境

これが「南国熟成マジック」を生む。

津貫の存在で、マルスは「冷涼な信州」と「南国の津貫」の両極を持つ唯一無二の蒸溜所メーカーになった!

駒ヶ岳エディションシリーズの楽しみ方

マルスの駒ヶ岳エディションは、

毎年違う樽でフィニッシュされた限定品。

主なシリーズは、

Nature of Shinshu(信州の自然テーマ)

IPAカスクフィニッシュ(クラフトビールIPA樽)

津貫エイジング(津貫で追熟)

屋久島エイジング(屋久島で追熟)

ダブルセラーズ(複数セラーで熟成)

各種樽違い(シェリー・バーボン・ワイン・ラム・コニャック)

マニアの楽しみ方は、

「同じ駒ヶ岳の原酒、違うフィニッシュ」を飲み比べすること。

これがマルスにしか出せない、「樽の違い」を勉強できる教材的な楽しみ方

ただし、

毎年限定数量で発売→瞬殺で完売→プレ値化のパターンが定番。

定価で買えなかった年は諦める!プレ値で追っちゃダメ!絶対!

WWA受賞の意味|マルスが世界で評価される理由

マルスはWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)で、

複数年にわたって受賞しています。

主な受賞歴は、

2013年:マルス越百 Malt Selection → ベストジャパニーズブレンデッドモルト

その後駒ヶ岳エディションが複数受賞

世界の中の「ジャパニーズ4番手」として確立

WWAは、

世界中のウイスキー専門家がブラインドテストで評価する権威ある国際賞

サントリー・ニッカに続いて、

マルスが世界基準でも認められる実力派であることの証明!

「知名度=品質」じゃない!マルスは知名度の裏の実力派!

サントリー・ニッカ・キリン・マルス|大手4社の違い(最重要)

結局、サントリー・ニッカ・キリン・マルスってどう違うの?

これ、ぶっちゃけ意外と知られていない事実です。

ジャパニーズ大手4社の比較

項目サントリーニッカキリンマルス
創業1899年1934年1972年1872年(焼酎)/1949年(W)
創業者鳥井信治郎竹鶴政孝キリン×シーグラム本坊酒造(岩井喜一郎指導)
主蒸留所山崎・白州・知多余市・宮城峡富士御殿場信州・津貫
強み王道の繊細さ本格スコッチ系3スチル多様性蒸留所の地理的多様性
フラッグシップ山崎・響余市・竹鶴富士駒ヶ岳・津貫・越百
キャラ同じ味の安定供給本場スコッチの本格派3スチルの個性年ごとの作品集

つまり、

4社それぞれに、はっきりとしたキャラがある!

そしてもう1つ、

知っている人が少ない事実があります。

4社の知識の源流をたどると、すべて「竹鶴ノート」に行き着くんです。

つまり、

日本ウイスキー4社は、

「岩井→竹鶴→鳥井→竹鶴の家族・弟子→キリン技術陣」の系譜から生まれた。

4社は、もとは1冊のノートから始まった!

これを知って飲み比べると、

1杯1杯の歴史の重みが変わってきます。

サントリー側のラインナップは、

下記の記事で詳しく解説しています。

サントリーウイスキー全12種類の徹底比較はこちら!

サントリーウイスキー格付けランキング - ぴろのウイスキーブログ

ニッカウヰスキー全銘柄の本音格付けはこちら!

ニッカウヰスキー全銘柄ランキング - ぴろのウイスキーブログ

ジャパニーズウイスキー総まとめはこちら!

ジャパニーズウイスキー総まとめ - ぴろのウイスキーブログ

まとめ

1872年創業の本坊酒造から始まったマルスウイスキー・・・!

創業者・岩井喜一郎が温存した「竹鶴ノート」を元に

標高798mの中央アルプス駒ヶ岳山麓で生まれた本格派ジャパニーズです!

最後にもう一度、属性別に断言する!

マルス属性別おすすめ

毎日のハイボール → マルス ツインアルプス(1,500円)

エントリー特化 → マルス 3&7(1,200円)

4,000円で別格 → マルス越百(こすも)

創業者ストーリー派 → 岩井トラディション(2,500円)

繊細フルーティ派 → シングルモルト駒ヶ岳(8,000円〜)

濃厚シェリー派 → シングルモルト津貫(9,000円〜)

ただ!

駒ヶ岳エディションはプレ値で買う必要はまったくない!

定価の3倍も4倍も出すくらいなら、

越百や岩井トラディションを定価で楽しむ方が、

マルス人生は圧倒的に豊かになります!

マルスウイスキーは「岩井喜一郎」が培った歴史と「年ごとの作品集」の魅力!全銘柄味わって、自分のお気に入りを見つけてくださいね!

てことで、

最終結論

マルスで一番夢があるのは、シングルモルト駒ヶ岳・津貫

でも、現実的に一番幸せになれるのはマルス越百(こすも)

プレ値で駒ヶ岳エディションを追うより、越百を定価で飲む方が満足度は高い。

これが、245本飲んだ筆者の本音です。

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