ウイスキー買おうと思って、いろいろ探していると・・・
なんかやたらと、
「〇〇 12年」
って多くないですか？
というのも、
「12年もの」のウイスキーって、お手頃な価格で各蒸留所の特色やクセを味わうことができるボトルとして、ウイスキー好きから絶大な支持を集めています
ということで今回は、12年ものウイスキーのおすすめ銘柄を紹介しようと思います！
【完全版】「12年もの」ウイスキーのおすすめ銘柄を徹底紹介！
なぜウイスキーに12年ものが多いのか？
1本1000円のノンエイジから、1本数千万円の60年ものまで、
多種多様な熟成年数があるのがウイスキーの面白いところ！
ちなみに、ノンエイジというと、
造ってすぐに出荷しているウイスキー
と思っている人も多いようですが、
スコッチウイスキーに関しては、
最低でも3年以上の熟成をしていないものは、ウイスキーとして名乗れない
という決まりがあります
ということで、世の中に出回るウイスキーの多くは、
少なくとも3年の熟成をしているのが一般的！
日本やカナダでは、熟成年数に特に決まりはありませんが、たいていのメーカーがスコッチウイスキーに合わせて、3年以上の熟成を行っています
そして、
熟成すればするほど美味しくなる
これも、あながち間違いではないのですが、
一般的に10年〜20年前後が各ブランドの特色が出て美味しいと言われているので、
各メーカー、12年ものウイスキーには特に力を入れて販売しています
これがウイスキーにやたらと12年ものが多い理由です！
ウイスキー「12年」の意味正しく理解してますか？
12年ものウイスキーというと、
12年間、樽で熟成したお酒をボトリングしている
と思う人も多いかもしれません！
しかし！
これは間違い！
「12年もの」というのは、そのボトルに使われている、最も若い原酒が「12年熟成原酒」なだけであって、15年や18年、ものによっては、30年熟成原酒が使われていたりします！
というのも、
樽で熟成した原酒は、樽ごとに微妙に味が違うことが多々あり、
そのままボトリングしてしまうと、毎年ウイスキーのボトルの味が変わってしまうという事態が発生してしまいます・・・
ということで、ウイスキーを販売する上では、ボトルごとに味を均一化する必要があり、この均一化のために、熟成中の様々な特性の樽が選ばれて、ブレンドが行われます
よって、その年によって、もしも12年熟成原酒の味わいが未熟な時は、15年や18年の原酒を引っ張り出してきて、目標の味に近付ける
というのが、ウイスキーをボトリングする際の重要な工程！
ちなみに、かつて販売されていたサントリー響12年は、貴重な30年超えの原酒も使われていたようで、メーカーが力を入れているボトルには、意外と良い原酒が使われていたりします・・・
サントリー響についてもっと詳しく知りたい人はこちら！
響の味や種類/JAPANESE HARMONY・BLENDER'S CHOICE・21年・30年の違いを解説 - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
ウイスキー「12年」と「18年」の違い
12年ものウイスキーのひとつ上のグレードというと、
多くのメーカーは18年ものウイスキーをラインナップに揃えていることが多いです
そして、
12年ものウイスキーを買ってみて結構おいしかったりすると、
18年ものはいったいどんな味なんだろう・・・？
って気になりますよね
ということで！
12年ものからのステップアップとして、18年もののボトルはおすすめ！
ちなみに、
なんかおすすめの18年ものウイスキーが欲しい！
という人は、
「シーバスリーガル 18年」か「グレンリベット 18年」が筆者おすすめ！
どちらのウイスキーも1万円以上の価格帯が多い18年ものウイスキーの中では、1本7000円程度というかなりお買い得に買えるコスパボトルなので、初めて18年ものを買う人にはおすすめですよ！
シーバスリーガル 18年を実際に飲んでみたレビューはこちら！
【飲みやすさ最高】シーバスリーガル 18年の評価をレビュー！ - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
1本6000円！おそらく「世界で一番安い18年ものウイスキー」です！ 初めて長熟ウイスキー買おうと思ったら真っ先におすすめ！
グレンリベット 18年を実際に飲んでみたレビューはこちら！
【新ボトル】グレンリベット18年をレビュー！【めちゃくちゃフルーティ】 - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
これは美味すぎる！！！このブログでも珍しい「S評価」ウイスキー！ちょっと高いけどウイスキー好きなら一度は飲んでおくのおすすめ！
12年ものウイスキーのおすすめ銘柄まとめ
ここまで12年もののウイスキーについて特徴を紹介してきました！
となると、
実際に12年ものウイスキー買ってみたいけど、何買えば良いかわかんない！
という人も多いと思います
ということで！
ここからは初めて12年もののウイスキーを買う人におすすめの銘柄を紹介しようと思います！
とりあえずここに書いてあるウイスキーのどれか買っておけば大きく失敗することはありません！
ジョニーウォーカー ブラックラベル
世界で最も売れているウイスキー銘柄であるジョニーウォーカー！
そんなジョニーウォーカーの一番の人気ボトルであるブラックラベル！
年数表記がされていないので忘れがちですが、実は「12年」熟成のボトルになります！
そんなジョニーウォーカー ブラックラベル、実に40種類以上の原酒がブレンドされており、また1本2000円程度と、12年ものウイスキーの中では最安レベルの価格が人気の秘密！
スコッチを知るならまさにこれ！
と言えるぐらい、スコッチの味わいが色々と詰まっているボトルなので、ウイスキー初心者の人にもおすすめです！
ジョニーウォーカー ブラックラベルを実際に飲んでみたレビューはこちら！
【ジョニ黒】ジョニーウォーカーブラックラベル12年を熱くレビュー - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
バランタイン 12年
筆者がよく飲んでるのがこれ！
バニラと蜂蜜のような甘みがとにかく飲みやすく、また樽の木の香りもしっかりと漂うバランタインは、ひとつ上で紹介したジョニーウォーカーのライバル的存在！
とにかく飲みやすい！
って訳ではないけど、甘くて香ばしい味わいは1本2000円にしては、かなり本格的ウイスキーに近い味わいで、香りや風味を楽しむにはもってこい！
甘いウイスキーや、木の香りが好きな人にはおすすめです
バランタイン 12年を実際に飲んでみたレビューはこちら！
【初心者向け】まずいだと！？バランタイン12年の味と評価をレビュー - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
シーバスリーガル 12年
世界三大ブレンデッドウイスキーの「ジョニーウォーカー・バランタイン・シーバスリーガル」の一角を担うシーバスリーガルの入門的ボトルがこれ！
ジョニ黒やバランタイン 12年に比べると、500円ぐらい高いけど、焼きリンゴのような甘みとフルーティな香りが特徴のシーバスリーガル 12年は、とにかく甘くて飲みやすい！
最近、日本での広告活動にも熱心なので、よく目にすることが多いブランドでもあります
とにかく甘くてフルーティなウイスキーが好きな人にはおすすめ！
シーバスリーガル 12年を実際に飲んでみたレビューはこちら！
【ウイスキー初心者におすすめ】シーバスリーガル12年をレビュー！ - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
グレンリベット 12年
2020年現在、世界で最も売れているシングルモルトウイスキーがグレンリベット！
とにかく青りんごのような爽やかな風味が特徴で、また樽の香りもそこそこに感じられるウイスキーです！
1824年に、初めてイギリス政府に認定された蒸留所でもあり、スコッチウイスキーの中でも屈指の歴史を持つグレンリベット 12年
フルーティな香りと12年ものウイスキーらしいまろやかなアルコール感は、ウイスキーを初めて飲む人や、シングルモルトの味わいを知りたい人にもってこいの味わいです！
グレンリベット 12年を実際に飲んでみたレビューはこちら！
【りんごの香り】グレンリベット12年をレビュー！味と評価は？ - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
グレンフィディック 12年
ひとつ上で紹介したグレンリベットのライバルで、グレンリベットに追い抜かれるまで、世界で一番売れていたのがグレンフィディック！
りんごっぽい味わいのグレンリベットとは対照的に、洋ナシのフルーティな風味とバニラのような甘さが特徴で、また、水のようにとにかく軽い飲み口に定評があります！
筆者個人的には、グレンフィディックの方が飲みやすく、また、価格も1本2800円程度とかなり安いのでおすすめ！
ハイボールにすると、フルーツの香りと甘みが漂うとても爽快な味わいが楽しめます！
グレンフィディック 12年を実際に飲んでみたレビューはこちら！
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マッカラン 12年
12年ものウイスキーを一通り飲んでみたら、一度は飲んでおきたいのがこれ！
高級ウイスキーの代名詞的存在であるマッカランは、ウイスキー好きなら誰もが一度は憧れる銘柄！
シェリー酒を製造するのに使った樽を再利用してウイスキー熟成に使うのを得意とするメーカーで、シェリーの独特の華やかな香りが漂うウイスキーは唯一無二！
お花の香りがする独特の味わいを体験してみたい人は、ぜひ一度飲んでみましょう！
マッカラン 12年を実際に飲んでみたレビューはこちら！
【ウイスキー好き必見】みんなの憧れ！マッカラン12年を本気レビューしてみた - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
サントリーシングルモルトウイスキー 山崎12年
日本人ならやっぱり誰もが憧れるのがこれ！
ここ最近は世界中のウイスキー好きが、プレミア価格でも欲しがるほど大人気なので、もはや売っているのを見かけること自体が幻のような山崎12年・・・
ジャパニーズウイスキーらしい、繊細でありながら複雑な味わいと、まさに「和の香り」を象徴するようなミズナラ樽の風味は、世界でも山崎にしか出来ない味わい！
2020年現在は、定価8500円の山崎が大体2万円ほどで取引されているという、お祭り状態・・・
どうしても飲んでみたい人は、サントリーの蒸留所の試飲に行けば、定価で味わうことができるので、蒸留所見学に行ってみるのおすすめですよ！
山崎についてもっと詳しく知りたい人はこちら！
ウイスキー山崎の味や種類/12年・18年・25年の違いを解説 - 最愛の彼女に浮気された男の努力記
まとめ
ということで！
12年ものウイスキーについて紹介してみました！
だいたい1本2000〜3500円ぐらいで買える12年ものウイスキーって、
それより下の価格帯だと、
とんでもない地雷が混ざっていたり・・・
もうちょっと高いと、
なんかそれほど12年ものウイスキーと変わらなかったり・・・
って感じでハズレを引くことも多いので、
ウイスキー初心者の人はとりあえず12年ものウイスキーを一通り飲んでみるのがおすすめですよ！
ちなみに、
筆者がこれまでに飲んだ12年ものウイスキーの中で、
なにか1本だけおすすめを紹介するとしたら・・・
カリラ 12年
がおすすめ！
これ結構煙くさい風味が強くて決して万人受けする味わいではないけど、
そこらの12年ものウイスキーとは段違いに複雑でかなり計算された味わいを楽しめます！
1本5000円ぐらいしてちょっと高いと思うかもしれないけど、
絶対に価格以上の価値はあるボトルなので、とにかくおいしい12年ものウイスキー探している人にはおすすめですよ！
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だいたい1本3行ぐらいで簡単にまとめてみたのでレビュー読むの面倒な人におすすめ！
