ぴろのウイスキーブログ

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ダルウィニーの味や種類/15年・25年・ウィンターズゴールド・ダブルマチュアードの違いを解説

スコットランドで最も標高の高い場所にある蒸留所のひとつであり、最も寒い場所にあるダルウィニー蒸留所

日本での知名度はあまり高くない銘柄ですが、まろやかな甘みで誰にでも飲みやすい味わいは、ウイスキー好きから高い評価を得ている銘酒でもあります

また、スコットランドの代表的ウイスキーを選出するクラシック・モルト・シリーズでは、北ハイランド地方代表に選ばれているダルウィニー

実は、アイランズの「タリスカー」、アイラの「ラガヴーリン」など大人気ウイスキーに肩を並べるすごい蒸留所でもあります

ということで今回は、そんなダルウィニーの特徴、歴史、ラインナップごとの違いを初心者の人にも一から分かるように解説してみようと思います! 

 

 

ダルウィニーの味や種類/15年・25年・ウィンターズゴールド・ダブルマチュアードの違いを解説

 

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引用元:https://twitter.com/hashtag/instawhisky

 

ダルウィニーとは?

 

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引用元:https://www.pinterest.jp/pin/756534437380507688/

 

スコットランドのハイランド地方で造られるウイスキーであるダルウィニー

スコットランドの6つあるウイスキー産地の中でも、「ハイランド」の名前通り、標高が高い場所に位置するハイランド地方

 

 スコットランドウイスキー6地方について詳しく知りたい方はこちら!

www.piroriro.com

 

ダルウィニー蒸留所は、そんなハイランド地方の中でもさらに高い場所に位置し、標高は約326m

スコットランドで最も標高の高い蒸留所のひとつであり、また年間平均気温は約6℃とスコットランドで最も寒い場所に位置しています

このように特異な場所にあることから、ダルウィニー蒸留所は政府の気象観測所の役割も担っており、蒸留所スタッフは毎朝気温と湿度を観測する業務も行っています

数ある蒸留所中でもとりわけ気温が低いことから、ダルウィニーウイスキー熟成は他の蒸留所に比べて遅く、また、熟成中に自然と原酒が蒸発して消えてしまう「天使の分け前」の量も少ないと言われています

 

ダルウィニーの歴史

 

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引用元:https://cairngorms.co.uk/discover-explore/things-to-do/walking-trails/dalwhinnie-community-trails/

 

1898年に創業したダルウィニー蒸留所

創業当初は「ストラススペイ蒸留所」という名前でしたが、オーナーがアメリカ人に変わったことを機に、ダルウィニー蒸留所と改名しました

その後は、再びスコットランド人オーナーに変わりますが、1988年にウイスキー業界最大手の「ディスティラーズ」が買収

現在は、「モエ・ヘネシーディアジオ」グループの一員として、ドンペリやモエなど世界中の銘酒たちに並び、ウイスキー造りを行っています

また、スコットランド各地方を代表する味わいの蒸留所を選出したリストである、クラシック・モルト・シリーズ(Classic Malt Series)には北ハイランド地方代表として選ばれているダルウィニー

クラシック・モルト・シリーズには合計6つの蒸留所が選ばれており、

 

 

このように、アイランズの「タリスカー」、アイラの「ラガヴーリン」など世界的にも屈指の高評価を持つ蒸留所に肩を並べる、実はすごい蒸留所でもあります

 

ダルウィニーの製法

 

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引用元:https://www.weekendtourist.co.uk/whisky-tasting-dalwhinnie-distillery-cairngorms-scotland/

 

オレンジのような柑橘の香り、スコットランドの国花として知られるヘザーの花の香り、また、蜂蜜のような甘みなど、まろやかで飲みやすい味わいが特徴のダルウィニー

そんなダルウィニーウイスキー造りは、スコットランド伝統の製法に基づいて行われます

蒸留工程は特に他の蒸留所と大きな違いはなく、開放式のマッシュタン(麦芽糖化槽)、ストレートヘッド型のポットスチル(単式蒸溜器)、ワームタブ(蛇管型冷却装置)を使用

クラシック・モルト・シリーズ(Classic Malt Series)の北ハイランド地方代表に選出されるだけあって、スコットランドウイスキー造りの基本を踏襲しています

また、ウイスキーの仕込み水にはグランピアン山脈の雪解け水を使用。熟成にはバーボンカスク・リフィル樽を使用することで、ダルウィニー特有のまろやかで誰にでも飲みやすい甘みが生まれています

軽い飲み口で、まろやかな甘みを含み、蜂蜜や花のようなおだやかな味わいが続くダルウィニーは、ウイスキー好きにはもちろん、初心者にも飲みやすい銘柄として万人におすすめです!

 

ダルウィニーの種類

 

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引用元:https://www.visitscotland.com/info/see-do/dalwhinnie-distillery-visitor-centre-whisky-shop-p418511

 

ダルウィニー 15年

 

 

ダルウィニーのラインナップで最もスタンダードなボトルがダルウィニー 15年

1本5000円ほどで、15年ものウイスキーとしては意外と価格が安めです

ダルウィニーの特徴である、オレンジのような柑橘の香り、ヒースの花の香り、蜂蜜のような甘い味わいが楽しめ、とにかく誰にでも飲みやすいウイスキーであるダルウィニー 15年

日本での知名度はあまり高くないダルウィニーですが、このダルウィニー 15年は、「amazonでのレビュー数1500件以上、星5つ中の4.6」という、ウイスキーの中でも異例の高評価を持つボトルでもあります

どんな人にも飲みやすい甘みのあるウイスキーなので、とりあえず気になった人は1本買っておきたいおすすめボトルです!

 

ダルウィニー 25年

 

 

ダルウィニーのラインナップで最もお高いボトルがこれ!

ラインナップの数が少ないので、一番下の15年の次は、いきなり一番上の25年という突飛な品揃えになっています・・・(笑)

オレンジ、蜂蜜の味わいに加えて、ビターチョコのような苦みある余韻が加わっており、甘みあるダルウィニーに良いアクセントが加わっています

また、25年というかなりの長期熟成によって、樽の木の香りも存分に楽しむこともでき、ダルウィニーの真骨頂を感じられる、とてもバランスの良い味わいのボトルです

1本4万円近くとかなり高いけど、スコットランドの中でも屈指の銘酒が味わえるおすすめボトル!

 

ダルウィニー ウィンターズゴールド

 

 

年間平均気温は約6℃とスコットランドで最も寒い場所にあるダルウィニー蒸留所

そんな蒸留所でも特に寒い10月〜3月の期間に蒸留された原酒のみを使用しているのがダルウィニー ウィンターズゴールド

低温蒸留により、ダルウィニーのまろやかな味わいがさらに強められており、まさに冬っぽさを感じる甘くてとろりとした口触りが印象的なダルウィニー ウィンターズゴールド

スタンダードなダルウィニー 15年と並んで人気あるボトルなので、15年を気に入った人はぜひ次はウィンターズゴールドも買ってみたい!

 

ダルウィニー ダブルマチュアード ディスティラーズエディション

 

 

ダルウィニー蒸留所を所有するディアジオ社が、所有するそれぞれの蒸留所の個性を最大限にまで強めたボトルということで、シリーズ化されている「ダブルマチュアード ディスティラーズエディション」シリーズ

ダルウィニー蒸留所もディアジオ社の一員としてしっかり参加しています!

ボトル名の「ダブルマチュアード」の名前通り、1度目の熟成とは異なる樽で、2度目の熟成が行われており、ダルウィニー蒸留所はオロロソシェリー樽の古樽で仕上げを行っています

シェリー酒の華やかな香りが宿り、またダルウィニーのラインナップでは珍しく、ほんのりとピートの煙の香りを楽しめるダルウィニー ダブルマチュアード ディスティラーズエディション

ダルウィニーのラインナップで隠れた人気を持つ、裏の顔的ボトルです!