スコッチウイスキーで
ローランド産のシングルモルトって、
探そうとすると意外と少なくて・・・
なんかやたらと、
「ローランドのシングルモルト」
って聞くと一番に名前が出てくる蒸留所が、
グレンキンチー!
なんか、
ローランドの生き残りとも呼ばれる蒸留所
ってレベルで、
ローランドからほとんどの蒸留所が消えた中で
今も稼働し続けている数少ない存在です・・・
ただ!
グレンキンチーの正直な話をすると、
スーパーやコンビニにはほぼ置いてない
というのが現実で・・・
知名度のわりに入手難易度がけっこう高い銘柄なんです!
てことで今回は、
245本のウイスキーを飲んだ筆者が
グレンキンチーの種類・味の特徴・どこで買えるかを
徹底紹介していこうと思います!
これからグレンキンチーの「種類・味・蒸留所の歴史・おすすめの飲み方」について徹底的に紹介していくよ!
下の目次をクリックして好きなページにジャンプしてね!
- グレンキンチーの種類とラインナップを徹底紹介!
- グレンキンチーとは?蒸留所の歴史と特徴
- グレンキンチーはまずい?正直な評価
- グレンキンチーのおすすめの飲み方
- グレンキンチーが好きな人におすすめのウイスキー
- まとめ:グレンキンチーは「軽さの美学」を楽しむウイスキー
グレンキンチーの種類とラインナップを徹底紹介!
グレンキンチーのラインナップは多くないけど、それぞれに個性がある!一個一個見ていこう。
グレンキンチー 12年
グレンキンチーの定番にして顔!
グレンキンチーといえばほぼこのボトルのことで、
12年熟成のシングルモルトです。
で、
このボトルの特徴はなんといっても
めちゃくちゃ軽くて飲みやすいところ!
ローランドのウイスキーらしい
すっきりとした草花のような香りが特徴的で、
なんか春に野原を歩いてるみたいな感じ(笑)
ピートはほぼゼロ!
スモーキーな煙の香りが苦手な人には
めちゃくちゃ向いてるウイスキーだと思う。
価格は1本5,000円前後で、
スーパーで見かけることは少ないけど
酒専門店やAmazonなら普通に買えます!
草花の香りとハチミツの甘みが合わさったやさしいウイスキー
香りは青草っぽいすっきりした感じで、
レモンとかライムみたいな柑橘系のフレッシュさもある!
飲むと口の中に
やわらかいハチミツの甘みが広がって、
後からほんのり花みたいな香りが追いかけてくる。
余韻はすっきり短めで、
「あ、なんか上品な感じ!」
ってなるやつ(笑)
ローランドらしいすっきり軽やかな味わい。草花の香りとハチミツの甘みが合わさって、ピート苦手な人や軽いウイスキーを探している人にとてもよい!価格も5,000円前後と手が届きやすい。
個人的おすすめ度:A
グレンキンチー ディスティラーズ エディション
グレンキンチーの特別版!
アモンティリャード シェリー樽で追加熟成した
限定感のあるボトルです。
で、
12年との一番の違いは
シェリー樽由来の甘みと奥深さが加わること!
12年がすっきり爽やかなら、
ディスティラーズ エディションは
もう少し甘くてコクのある感じになってる。
ドライフルーツっぽい甘みが加わって
なんか香りがより複雑になった感じ!
ただ!
価格は1本7,000〜8,000円くらいと
12年より少し高め・・・
しかも見つけるのが
かなり難しい!
酒専門店でも在庫がないことが多くて
入手困難な部類に入ります・・・
12年のすっきり感にシェリー樽の甘みが加わって、より飲みごたえのある味わい!見つけたら買っておいて損はない。ただし入手困難なのが難点・・・
個人的おすすめ度:A+
グレンキンチー 1992(オフィシャルモルト)
かなりのレアボトル!
オフィシャルのヴィンテージリリースで、
普通のルートではほぼ手に入りません・・・
オークションや専門店の特別在庫で
たまに見かける程度で、
価格も数万円〜の世界になります。
欲しくても普通じゃ買えないのが悔しい!!
コレクターアイテム的な存在なので、
ウイスキー上級者向けのボトルです。
オフィシャルのヴィンテージリリース。コレクター向けの希少なボトル。見つけたら即確保が正解だけど価格は覚悟が必要・・・
個人的おすすめ度:S(入手困難)
グレンキンチーとは?蒸留所の歴史と特徴
グレンキンチー蒸留所の歴史がなかなかおもしろい!スコットランド最大の蒸留釜を持つ蒸留所の話をするよ!
グレンキンチー蒸留所の歴史
グレンキンチー蒸留所は
1837年に設立されました。
場所はエジンバラから東に約25km、
ペンチャイト・ロフト村という
のどかな農村地帯にあります。
で、
スコットランドで最大級のポットスチルを持つ蒸留所
として知られていて、
この巨大なポットスチルが
グレンキンチーの軽やかな味わいを生み出してる!
なんで大きなポットスチルだと軽くなるかというと、
蒸留釜が大きい → 銅との接触面積が増える → 雑味が取れて軽くなる
という仕組みだから!
グレンキンチーの透き通るような
軽やかな味わいの秘密はここにあります。
ちなみに、
蒸留所のすぐそばには
ウイスキーミュージアムもあって、
観光地としても人気!
エジンバラ観光のついでに
立ち寄れる距離なので、
スコットランド旅行の際はぜひ!
ポットスチルについて詳しく知りたい人はこちら!
ポットスチルの仕組みとウイスキーへの影響を解説した記事はこちら!
ローランド唯一の有名蒸留所?
グレンキンチーが特別な理由のひとつが
ローランドの歴史的な背景!
実は、ローランド地方には
かつてたくさんの蒸留所がありました。
ただ!
20世紀に入ってウイスキー産業が不況になると
ほとんどの蒸留所が閉鎖・・・
ローランドで今も稼働している歴史ある蒸留所の一つ
それがグレンキンチーです!
現在はディアジオ社が所有していて、
クラシックモルトシリーズの
ローランドの代表に選ばれています。
ローランドのウイスキー全体について知りたい人は
こちらの記事も参考にしてね!
ローランドウイスキーの全蒸留所と特徴を解説した記事はこちら!
グレンキンチーの味の特徴
グレンキンチーの味を一言で表すと、
軽くて爽やか!ローランドを体現したシングルモルト
香りは青草っぽい清涼感があって、
レモングラスとかフレッシュハーブみたいな感じ!
甘みはハチミツとバニラみたいな
やわらかい甘さで、
重たくなくてスルッと飲めちゃう。
余韻は短くてすっきり。
ガッツリ飲みたい人には物足りないかも・・・
でも食事と合わせるなら最高なウイスキーです!
なんか和食にめちゃくちゃ合いそうな味わい!
グレンキンチーはまずい?正直な評価
グレンキンチーってまずいって言う人もいるけど実際どうなの?
正直に言うと、
まずいわけじゃない!
ただ、向く人と向かない人が分かれるウイスキーだと思う。
「まずい」と言われる理由
グレンキンチーが「まずい」と言われる理由は
主に3つあります。
① 個性が薄いと感じる人がいる
スモーキーだったり
シェリー感がガツンと来たりする
銘柄に慣れてる人には
「物足りない」と感じることがある・・・
② 価格の割にインパクトが弱いと感じる
5,000円前後という価格帯は
決して安くないのに
「なんかあっさりしすぎ・・・」
という感想が出やすい。
③ 日本での認知度が低いため比較されにくい
グレンリベットやグレンフィディックに比べると
日本での流通量が少ないので、
先入観なく評価されにくいんです・・・
正直な評価まとめ
ぶっちゃけた話をすると・・・
グレンキンチーは
「ウイスキーの主張が強くない」ことが
最大の特徴でもあり弱点でもある。
パワフルなウイスキーを求めてる人には
確かに物足りないかも・・・
でも、
食事と合わせた時の飲みやすさと
上品な草花の香りは
他のウイスキーには出せない個性です!
インパクト重視の人には合わないかもしれないけど、
繊細な味が好きな人には最高のウイスキーだと思う!
グレンキンチーのおすすめの飲み方
グレンキンチーは飲み方によって全然違う顔を見せるよ!おすすめの飲み方を紹介するね!
ストレートで飲む
グレンキンチーを一番素直に楽しめるのがストレート!
草花のような香りが
グラスからふわっと広がって、
ハチミツっぽい甘みがダイレクトに感じられる。
アルコールの刺激が気になる人は
少量の水を足すのがおすすめ!
加水すると香りが
さらにふわっと開く感じがします。
水割りでの飲み方についてはこちらも!
水割りにおすすめのウイスキー銘柄記事はこちら!
ハイボールで飲む
グレンキンチーは
ハイボールにしてもめちゃうまい!
軽やかな香りが炭酸で
さらにふわっと広がって、
さっぱりとした爽快感が出てくる。
食事中に飲むなら
ハイボールが一番合うと思います!
特に和食や魚料理との相性が
めちゃくちゃよくて、
刺身とかお寿司のそばに置いておきたいウイスキー(笑)
ロックで飲む
ロックにすると
冷たさとともにすっきり感が増して、
夏場にめちゃくちゃ合います!
ただ!
冷やすと香りが少し閉じてしまうので、
香りを楽しみたい人はストレートの方がいいかも。
グレンキンチーの軽さを活かすなら
ハイボールが最強だと思う!
グレンキンチーが好きな人におすすめのウイスキー
グレンキンチーみたいな軽やかなウイスキーを他にも飲んでみたい!
オーヘントッシャン(ローランドのもう一つの代表)
ローランドのシングルモルトで
グレンキンチーと並んで有名なのが
オーヘントッシャン!
オーヘントッシャンは
3回蒸留で作られる珍しい蒸留所で、
グレンキンチー以上に
軽くてクリーンな味わいが特徴!
グレンキンチーが好きなら
絶対に合うと思います!
オーヘントッシャンの種類と味を解説した記事はこちら!
オーヘントッシャン(Auchentoshan)の味や種類を解説!
ローランドが誇る3回蒸留のシングルモルト!グレンキンチーに近い軽やかさで、こちらはもっとさらっとした味わい。
グレンリベット 12年(スペイサイドの入門銘柄)
スペイサイドを代表する銘柄のひとつ!
グレンキンチーと似た花や草のような香りを持っていて、
ただグレンリベットの方が
フルーティさと甘みが強い。
グレンキンチーに物足りなさを感じたなら
グレンリベットに進むのがおすすめです!
グレンリベットの種類と味を解説した記事はこちら!
グレンリベットの味や種類/12年・15年・18年・21年・25年の違いを解説
スペイサイドの定番!フルーティで飲みやすく、グレンキンチーの次に試すにはちょうどいい銘柄。
グレンフィディック 12年(万人受けする定番)
シングルモルトの世界でおそらく最も有名な銘柄!
梨とかりんごみたいなフレッシュなフルーツ香が特徴的で、
グレンキンチーと同じく
軽くて飲みやすいタイプ。
ただグレンフィディックの方が
知名度が高いぶん
どこでも買いやすいのが強み!
グレンフィディックの種類と味を解説した記事はこちら!
グレンフィディックの味や種類を徹底解説!12年・15年・18年・21年の違いは?
グレンキンチーよりもフルーティ感が強め!どこでも売ってる定番中の定番。
ダルウィニー 15年(ハイランドの優しい味)
ハイランドのシングルモルトで、
グレンキンチーに近い
ハチミツとヘザーの香りが特徴!
グレンキンチーより少しだけ
ボディがしっかりしてる感じで、
物足りなさを感じた人に向いてる!
ダルウィニーの種類と味を解説した記事はこちら!
ダルウィニーの味や種類/15年・25年・ウィンターズゴールド・ダブルマチュアードの違いを解説
ハイランドの優しい味わいのシングルモルト!ハチミツ系の甘みがグレンキンチーと近い感覚。
まとめ:グレンキンチーは「軽さの美学」を楽しむウイスキー
てことで!グレンキンチーについてまとめてみたよ!どんな人に向いてるか確認してね!
てことで!
グレンキンチーの紹介でした!
グレンキンチーは
「ウイスキーの主張を消して食事を引き立てる」
という、なかなか珍しい個性を持つウイスキーです。
パワフルさや個性の強さを求める人には
物足りないかもしれない・・・
でも、
軽やかな草花の香りと
やさしいハチミツの甘みが好きな人、
食事中にウイスキーを楽しみたい人には
めちゃくちゃおすすめ!
スコッチウイスキー全体について知りたい人はこちら!
スコッチウイスキーの種類と産地を解説した記事はこちら!
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