ウイスキーといったら、まず思いつくのは、
スコッチかバーボン
おそらくほとんどの人はこうじゃないでしょうか?
ということで今回は甘い香りが特徴で実は飲みやすいウイスキーであるバーボンについて、
バーボンに全く興味ない人でも一から分かるように徹底的に紹介しようと思います!
【初心者向け】バーボン・ウイスキーの特徴とおすすめ銘柄ランキング!
バーボンとは?
こう思う人って結構多いのではないでしょうか?
で、もうちょっと詳しく説明すると・・・
- 原料の半分以上がとうもろこし
- 樽の内側を焼いて焦がしたオーク樽で熟成
- 主にケンタッキー州で生産
バーボン・ウイスキーを名乗るためにはアメリカの法律で厳格に定められた基準がたくさんあるんだけど、
初心者の人はとりあえずこの3つを頭に入れておけば大丈夫!
で、
一番の特徴はやっぱりとうもろこしを原料に使っていること!
スコッチウイスキーや日本のウイスキーは原料に大麦を使うことが一般ですが、
バーボン・ウイスキーはとうもろこしが主原料のため、
とうもろこし由来の甘い味わいが特徴です
そのため初心者の人でも実は結構飲みやすいウイスキーでもあります!
バーボンの歴史をざっくり紹介!
バーボン・ウイスキーはだいたいアメリカ合衆国建国と同時期に造られ始めたと言われています
バーボンという名前はフランスの「ブルボン朝」に由来しており、
イギリスからの独立を求めて戦ったアメリカ独立戦争で、フランスがアメリカ側に味方したことに感謝したアメリカ合衆国大統領・トーマス・ジェファーソンが、ケンタッキー州の一部地域を「バーボン郡」と名付けました
そしてバーボン・ウイスキーの原型となるお酒がちょうどこの地域で造られていたことから、ケンタッキー州のバーボンで造られるウイスキーはバーボン・ウイスキーと呼ばれるようになりました
バーボン樽はなぜ内側を焦がすのか?
とうもろこしを主原料とするバーボン・ウイスキー、
もう一つの特徴が、内側をわざわざ焦がした樽を使用すること
樽の内側を焦がすことで、一般にウイスキーはバニラに似た香りが付いたり、甘くなると言われており、最近はアイリッシュウイスキーやスコッチウイスキーもこの方法を取り入れている蒸留所があります
で、なんでそんな面倒な製法が始まったのかというと、3つの説があって、
- バーボン樽を置いていた小屋が火事になり偶然誕生した
- 最初から内側が焦げていた樽を偶然使用した
- 魚の輸送に使っていた樽の生臭さを炙って消した
これのどれかではないかと言われているけど、定かではありません
バーボンのおすすめ銘柄人気ランキング!
ジムビーム
バーボンウイスキーの定番であるジムビーム
わずか1本1000円ちょっとの価格で、バーボンウイスキーの特徴は全て詰め込まれているので、バーボンウイスキーを理解したい人にはおすすめ!
ジャックダニエルよりもさらにクセが強いので、初心者の人がストレートやロックで飲むのはちょっと厳しいかも・・・
ただこのクセのおかげでハイボールにすると、しっかり味が残っておりとても美味しいです
I.W.ハーパー 12年
ちょっとリッチなバーボンウイスキーを飲みたい人におすすめがこれ!
高級バーに置いてあることも多く、I.W.ハーパーのハイボールは「ハーパーソーダ」という別名が付けられているほど、独自の立ち位置にいるバーボン
とにかく香りが強く、メロン、バニラ、バナナ、ナッツとバーボンの特徴ある香りが全て強烈に主張している面白いバーボンウイスキー
1本5000円近くするので、なかなか手が出せない価格帯だけど、バーボン好きならきっと気にいること間違いなし!
アーリータイムズ イエローラベル
バーボンウイスキーなのに、ろ過工程が加えられているアーリータイムズ
上で紹介したジムビームよりもクセが少なく飲みやすいです
バーボンの中ではかなり飲みやすい部類に入るので、初めてバーボンを飲む人やあまりウイスキーに慣れていない人は、アーリータイムズを買った方が良いかも・・・
メーカーズマーク
一度見たら忘れないよなデザインのボトルの赤い蓋が特徴のメーカーズマーク
1本2500円ぐらいとバーボンウイスキーにしてはちょっと高いけど、ハイボールにするとバニラの甘い香りと消毒液のような人工的な香りが良い感じに組み合わさり面白いウイスキーとして有名です
他のバーボンウイスキーを一通り飲んでみて、ちょっとプレミアムなバーボンが飲みたい人にはおすすめ!
まとめ
ということでアメリカンウイスキーを代表する銘柄・バーボンの紹介でした
お値段もお手頃で、手軽に買えるウイスキーとして人気が高い種類でもあります
また独特の強い香りと甘みはハイボールにしても個性が失われず、おすすめ!
気軽に飲めて便利なウイスキーなバーボンは、1本持っておくと何かと便利ですよ!