ウイスキーを飲み始めると、
「グレーンウイスキー」
という言葉に出会う機会が増えてくると思う!
なんか、
モルトウイスキーとは全然違う造り方をした
ウイスキーのもう一つの顔!
グレーンウイスキー!

筆者はこれまで245本以上のウイスキーを飲んできたけど、
グレーンウイスキーの奥深さって、
知れば知るほど面白い!
ブレンデッドウイスキーの縁の下の力持ち
って思われがちなグレーンウイスキーだけど、
実は単体で飲んでもめちゃくちゃうまい銘柄が続々と登場してる!
知多・カフェグレーン・富士・・・
日本のグレーンは世界最高水準!
ということで今回は、
グレーンウイスキーの定義・造り方・種類・おすすめ銘柄を、
徹底紹介していくよ!
今回はグレーンウイスキーの「定義・造り方・モルトとの違い・おすすめ銘柄」を徹底解説するよ!
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- グレーンウイスキーとは?モルトとの違いを解説!
- グレーンウイスキーのおすすめ銘柄を徹底紹介!
- グレーンが主役!ブレンデッドウイスキーとの関係
- グレーンウイスキーのおすすめの飲み方
- グレーンウイスキーが好きな人におすすめのウイスキー
- まとめ
グレーンウイスキーとは?モルトとの違いを解説!

まずはグレーンウイスキーの基本から!モルトとの違いを比較表で一発解説するよ!
グレーンウイスキーってそもそも何?
ウイスキーには大きく分けて
2種類がある!
1つ目は有名なモルトウイスキー。
2つ目が今回紹介するグレーンウイスキーだ!
グレーン(Grain)=穀物
英語のGrainは「穀物」という意味。
大麦麦芽以外の穀物を主原料にしたウイスキーが
グレーンウイスキーと呼ばれる!
具体的な原料は・・・
トウモロコシ・小麦・ライ麦などが使われる!
原料が違うから、味も全然違う!
モルトと比べてクセが少なく、
軽やかでなめらかな口当たりがグレーンの最大の特徴!
てことで!
グレーンウイスキーを一言で表すと・・・
トウモロコシや小麦を原料に
連続式蒸留器で造られるウイスキー
これがグレーンウイスキーの正体!
モルトウイスキーとグレーンウイスキーの違い
モルトとグレーンは、
何から何まで全然違う!
比較表で一気に見てみよう!
この比較表、めちゃくちゃ重要なので
ブックマークしておくのがおすすめ!
比較表に出てきたモルトウイスキーの代表銘柄も気になった人はこちら!
グレンフィディックの解説記事はこちら!
グレンリベットの解説記事はこちら!
単式蒸留と連続式蒸留の違いはこちら!
グレーンウイスキーの造り方

グレーンウイスキーの造り方で
最大の特徴が「連続式蒸留器」だ!
連続式蒸留器=18世紀の産業革命で誕生
モルトウイスキーの「単式蒸留器」は
一度にまとめて蒸留する昔ながらの方法。
対して連続式蒸留器は、
原材料を連続的に投入できるから、
大量生産できる!
しかも、
モルトウイスキーよりもアルコール度数が高い状態で蒸留できるから、
不純物が少なくなってクセが薄くなる!
ただ!
クセが薄い分、
モルトウイスキーのような「個性・個性!」な風味は出ない・・・
グレーンウイスキーに「サイレントスピリッツ」という
呼び名があるのは、このクセのなさから来ている!
ポットスチル(単式蒸留器)についてもっと知りたい人はこちら!
なんでグレーンウイスキーは安いの?
グレーンウイスキーがモルトより安い理由は
主に3つある!
① 原料が安い
大麦麦芽よりトウモロコシや小麦の方が大量調達しやすく安い!
② 大量生産できる
連続式蒸留器のおかげで大量かつ短時間で造れる!
③ 短期熟成が可能
アルコール純度が高いからモルトより短い熟成期間でも美味しくなる!
この3つが重なって、
モルトより安くなるというわけだ!
「サイレントスピリッツ」って何?
グレーンウイスキーには別名がある。
それが「サイレントスピリッツ」!
なんかサイレントスピリッツって響きがカッコいい!
でも何でそう呼ぶの?
名前の由来はシンプルで、
グレーンウイスキーのクセのなさ・無個性さを
「無言のお酒(沈黙のスピリッツ)」と表現したもの!
モルトウイスキーが「大声で主張する個性」なら、
グレーンウイスキーは「静かに支える縁の下の力持ち」!
ただ!
サイレントスピリッツというのは少し昔の話で、
最近は個性あふれるシングルグレーンが続々と登場!
グレーンウイスキーは今、進化中!
グレーンウイスキーのおすすめ銘柄を徹底紹介!

ここからは筆者が実際に飲んだグレーンウイスキーのおすすめ銘柄を紹介!
どれもハイボールにすると最高なやつばかりだよ!
おすすめのグレーンウイスキーは全部で3本!
特に日本のグレーンウイスキーは、
世界最高水準と言われるほど品質が高い!
早速紹介していこう!
サントリー ウイスキー知多

愛知県の知多蒸留所で造られる
グレーンウイスキー専門の蒸留所が作った1本!
知多のすごいところは、
原酒を3種類造り分けること!
穀物の香りが強いヘビータイプ、
すっきりとしたクリーンタイプ、
旨みとマイルドさが特徴のミディアムタイプ!
この3種を絶妙にブレンドして造るから
グレーンとは思えない重厚な味わいになる!
で、
実際に飲んでみた感想は・・・
意外と香りが強くてめっちゃうまい!
グレーンだから薄くてしょうがないかと思いきや、
薄めのバニラのような甘い香りが中心で、
樽の香ばしさも合わさって普通にうまい!
味は薄めた蜂蜜のような甘みが中心!
そして後味にマンゴーやパイナップルみたいな
トロピカルな風味が来る!
飲み込んだ後の余韻は、
なんか広大な海と草原を思わせる爽やかさ!
CMで「風香るハイボール」って宣伝されてるけど、
あれ全然嘘じゃない!
バニラと蜂蜜の甘み+後味にトロピカルな風味というグレーンとは思えない複雑さ!3種の原酒造り分けというサントリーの本気が詰まった1本。ハイボールで飲むと「風香るウイスキー」の意味が体感できる!
個人的おすすめ度:A
知多の解説記事はこちら!
知多を実際に飲んでみたレビューはこちら!
【意外と複雑で美味しい】ウイスキー知多をレビュー!【高評価】
山崎・白州の陰に隠れがちだけどサントリーが本気で作ったグレーン!
知多半島の海と緑を感じるような爽やかな後味がクセになる!
ニッカウヰスキー カフェグレーン

日本で最初にグレーンウイスキーを商品化した
パイオニアがニッカのカフェグレーン!
このカフェグレーン、
名前の「カフェ」って何?
コーヒーとは関係ないの・・・?
「カフェ」は蒸留器の発明者の名前!
アイルランド人のイーニアス・カフェが
1831年に発明した連続式蒸留器のこと!
このカフェ式連続式蒸留機、
現代の連続式蒸留器よりさらに旧式なのに、
世界でニッカしか使っていないほど超レアな製法!
普通のグレーンより蒸留効率は落ちるけど、
原料の風味がより残るのが最大の特徴!
だから、
グレーン特有の軽やかさはそのままに、
蜂蜜・チョコレート・カスタードクリームのような
コクのある甘みまで感じられる!
これがめっちゃ甘い!
ただ!
世界中で評判になってしまったおかげで、
品薄状態が続いてます・・・
世界でニッカだけが使うカフェ式蒸留機で生まれる蜂蜜・チョコのような甘み!グレーンウイスキーの甘さを最大限に楽しめる1本。ストレートでもハイボールでも美味しい!
個人的おすすめ度:A+
ニッカ カフェモルト・カフェグレーンの解説記事はこちら!
カフェモルトとどっちを買うべきか迷ってる人は解説記事を読んでみて!
甘いもの好きにはカフェグレーンの方がおすすめ!
キリン シングルグレーンウイスキー 富士

あまり知られていないけど、
実はグレーンウイスキー造りが世界最高水準なのが
キリン!
その富士御殿場蒸溜所の
グレーンウイスキー原酒100%で造った集大成が、
この富士だ!
で、
実際に飲んでみたら・・・
グレーンとは思えない濃厚さ!
グラスに注いだ瞬間から、
ぶどうの香りがする!
ウイスキーからぶどうの香りって!
これ初めての体験でめちゃくちゃ驚いた!
さらに樽由来の甘さと香ばしさが合わさって、
高級クッキーやタルトみたいな香りもする!
味は口に含むとぶどうの風味がグワっと広がって、
その後甘みと苦みが広がる!
後味は焦げたような苦みが強めのビターチョコ!
樽の風味と苦みが舌にじわじわ染み込む感じで、
めちゃくちゃ大人な味わい・・・
知多と比べると明らかに濃い!
初めてグレーンウイスキーを飲む人は
知多より富士の方が「グレーンってこんなに面白いのか!」
ってわかりやすいからこっちがおすすめ!
ぶどうの香り+高級焼き菓子のような甘み+ビターチョコの後味という唯一無二の味わい!グレーンウイスキーの常識を覆す濃厚さで、ウイスキー通にも絶対に飲んでほしい1本!
個人的おすすめ度:A+
キリンシングルグレーンウイスキー富士を実際に飲んでみたレビューはこちら!
【超おすすめ】キリンシングルグレーンウイスキー富士をレビュー!【高評価】
同じグレーンでも知多より断然濃厚!
ぶどうとビターチョコという個性的な組み合わせが最高!
グレーンが主役!ブレンデッドウイスキーとの関係

ブレンデッドウイスキーって何?
世界で一番売れているウイスキーは
ブレンデッドウイスキー!
ブレンデッド=モルト+グレーンを
ブレンドしたウイスキー
ジョニーウォーカーや響・サントリーオールドなど、
よく飲まれているウイスキーのほとんどは
ブレンデッドウイスキー!
で、
ブレンデッドウイスキーはグレーンの比率が高い!
ジョニーウォーカーなんかは
グレーンが60〜70%とも言われてる!
てことで!
グレーンウイスキーは
ブレンデッドの「骨格」を担う超重要な存在!
モルトの個性的な風味を「まとめる」役割として、
グレーンのなめらかさが絶対に必要なんだ!
ブレンデッドウイスキーについてもっと知りたい人はこちら!
シングルモルトとブレンデッドの違いはこちら!
グレーンの良さが活きるおすすめブレンデッド
グレーンのなめらかさを体感するなら、
ブレンデッドウイスキーで飲み比べるのも超おすすめ!
特にジョニーウォーカーブラックラベルは、
グレーンの比率が高いのにめちゃくちゃ飲みやすくて、
グレーンの良さがわかる!
ジョニーウォーカーの解説記事はこちら!
また響は日本のブレンデッドウイスキーの最高峰!
富士御殿場のグレーン原酒も使われていて、
グレーンの真の実力を感じられる1本!
響の解説記事はこちら!
グレーンウイスキーのおすすめの飲み方

グレーンウイスキーを最大限に楽しむ飲み方を紹介するよ!
結論:ハイボールが最強!
グレーンウイスキーの飲み方は・・・
ハイボール一択!
グレーンの軽やかさと爽やかさは、
ソーダで割ることで最大限に引き出される!
特に知多のハイボールは、
サントリーが推す「風香るハイボール」の名の通り、
爽やかさが半端ない!
ただ!
富士はストレートで飲んでもめちゃくちゃ美味しい!
ぶどうの香りはストレートの方が
よりはっきり感じられる!
カフェグレーンは
ロックもおすすめ!
氷が溶けていくにつれて甘みが引き立つ!
ウイスキーの樽熟成と味の関係はこちら!
樽フレーバーについてもっと知りたい人はこちら!
グレーンウイスキーが好きな人におすすめのウイスキー

グレーンウイスキーが好きになった!
他にもなめらかなウイスキーないかなぁ・・・
グレーンの軽さ・なめらかさが好きな人には
いくつかおすすめがある!
富士山麓シグニチャーブレンド
富士御殿場蒸溜所のグレーンウイスキーを中心にした
キリンの本気ボトル!
富士山麓の解説はこちら!
富士山麓ウイスキーの味と種類|シグニチャーブレンドの特徴を解説
グレーンのなめらかさが気に入ったなら、
デュワーズ12年もおすすめ!
スコッチのブレンデッドだけど、
グレーンのまろやかさが前面に出た飲みやすい1本!
デュワーズの解説記事はこちら!
グレーンウイスキーでテイスティングを始めたい人には
飲み比べセットもおすすめ!
ウイスキーテイスティングセットはこちら!
もっとウイスキーの世界を広げたい人は
スコッチ・ジャパニーズの各解説記事も参考に!
ジャパニーズウイスキーの全種類はこちら!
【完全版】ウイスキーブロガーが「ジャパニーズウイスキーの種類」を全力でまとめてみた!
スコッチウイスキーの世界はこちら!
アイリッシュウイスキーも軽くて飲みやすい!
グレーンが好きなら3回蒸留のアイリッシュも絶対気に入る!
カナディアンウイスキーもグレーン主体!
カナディアンクラブはグレーンベースの代表格!
熟成年数で選ぶならこちら!
12年ものはグレーンもモルトも一番おいしい熟成年数!
10年ものウイスキーのおすすめはこちら!
まとめ

グレーンウイスキーについてまとめると・・・
トウモロコシや小麦を原料に連続式蒸留器で造る軽やかなウイスキーだよ!
日本のグレーン(知多・富士)は世界最高水準の実力!
グレーンウイスキーを一言でまとめると、
軽やかでなめらか・でも奥は深い!
脇役扱いされることが多いグレーンウイスキーだけど、
単体で飲んでも十分すぎるほど美味しい!
特に知多・カフェグレーン・富士の日本勢は、
それぞれ全然違う個性があって飲み比べるのも楽しい!
ウイスキーの世界を広げたい人は、
ぜひグレーンウイスキーを一度飲んでみてほしい!
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知多を飲んでみたレビューはこちら!
【意外と複雑で美味しい】ウイスキー知多をレビュー!【高評価】
山崎・白州の陰に隠れがちだけどサントリーの本気が詰まった1本!
キリンシングルグレーンウイスキー富士を飲んでみたレビューはこちら!
【超おすすめ】キリンシングルグレーンウイスキー富士をレビュー!【高評価】
同じグレーンでも知多より断然濃厚!ぶどうとビターチョコという個性的な味わいが最高!
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だいたい1本3行ぐらいで簡単にまとめてみたのでレビュー読むの面倒な人におすすめ!